ブルーアーカイブの世界で最高のエンディングを目指したい! 作:熱いマルゥ!
――エマのいる異空間にて。
エマ「なんなのこの犬…。」
かなり撃ってんのに何度も立ち上がってくる…。
犬「グォォラァ……!」
犬「…ガァァブ!!」
エマ「食らえ!」
犬「グゥゥ…!」
さっきから距離を取られては、次元の外から強襲される。
でも弱点も分かってきた。
エマ「……。」
耳をすませば…ほんの僅かに、足音が聞こえる。
そして――
エマ「出てくるまで…私の位置は分からない。」
足音が止まった。次元にヒビが入っていく。
扉を開く瞬間は隙だらけ!
エマ「そこだ!」
空間が割れた場所に、銃口を向ける。
サブマシンガンが犬を捉えた。
犬「アォォン…」
やっと倒れたか…。息はまだあるようだ。
エマ「はぁ…。」
疲労とダメージで、膝を付いてしまう。
あの犬のおかげで、弱点が少し分かった。
……異空間と元の空間は、お互い視認は出来ないこと。
エマ「そして、音は聞こえる事。扉を開けるには3秒ほど、無防備の瞬間がある…。」
エマ「でも、此処からは出る方法が未だに見つからない…。…樂、大丈夫かな。」
――樂の居る、元の空間にて。
ポチ「弱点が分かったようですね…エマ。」
ポチ「ですが…貴方はこれでお終いです!」
樂「……なんだこの影は?」
その瞬間、頭上に影が出来る。上を見れば、幾つもの車や、物質、木々が樂を押し潰そうとしていた。
樂「おいおい…!まだ奥の手があんのかよ…?」
ポチ「久しく忘れていたよ…。魅せてやろう。我が、最高傑作の力を!」
まだ能力の全貌すら見えてねぇ。
このままだと、押し切られる……!
ポチ「楽しかったですよ、樂。」
ドオオン――!激しい轟音と砂埃が公園を押し潰す。
が――樂は間一髪で刀を振り抜き、安全地帯を作り出した。
樂「…あぶねぇ」
しかし、今度は後ろから発砲音が聞こえる。
避けきれず被弾。
樂「がっ…なんだと?!」
神秘を増幅しておいてよかった…が
先ほどの、物量の押し切りによりポチの姿を見失った。
樂「そこか!」
そのままポチ公との間合いを詰めに行く。だが、ポチ公は動かない。
樂「獲った!」
刃をポチ公の首を落とすように振り切る。が――怪力に止められる。
ポチ「所詮は人間。力では、私に適いません。」
樂「くそっ!」
樂「……だが、下ががら空きだ!」
ポチ「ぐっふっ…!」
このナイフ…其処らのナイフよりも鋭い。
刀もナイフも出し尽くした。これでも倒れないのか…。
今度は首を捕まれ、豪腕で空中に放り投げられる。
ポチ「…下が空くのは想定済みです。ここまで深く刺さるのは想定外でしたが。」
樂「くそ…。空中じゃ防御出来ない…!」
ポチもまた跳び上がる。
ポチ「冥土の土産に教えてあげましょう。私の能力は異空間を開く能力です。これは予想がついたでしょう?」
樂「…まあな。」
もう武器は無い。悪足掻きも時間の無駄だろう。
ポチ「そして、異空間で誰にも邪魔されず移動出来る。ただし、こっち側を認識出来ませんが…。」
樂「はっはっ…それでも、無法じゃねえか。」
もはや笑いが込み上げてくる。思えばコイツにダメージが通ったのは2度だけ。それも遊ばれていたから。
樂「ポチ公、一つお願いを聞いてくれないか?」
ポチ「…いいでしょう。」
樂「エマを見逃してくれ。アイツは、俺が巻き込んだだけなんだ。」
ポチ「分かりました、エマは見逃しましょう。元々、エマに興味は無かったので。」
ポチ「…それでは。」
ポチの蹴りが、視界ごと叩き潰した。
骨が軋む音が、やけに近い。
地面に叩き付けられた瞬間、息が――抜けた。
楽「……がっ……」
何も出来なかった。
刀も、策も、全部届いていない。
指先一つ動かせないまま、血だけが広がっていく。
――終わった。
そう理解した瞬間、頭に浮かんだのは――
樂「……エマ
ユメ先輩
ホシノ ま……
門の中からポチが現れ、エマを次元から追い出す。
エマ「うぐ…」
ポチ「…エマ。貴方を見逃します。」
かなり体力を消耗したが…この勝負、ポチの勝利で終わった。
エマ「嘘…負けたの樂…?」
逃げることくらいなら、出来ると信じてたのに。
エマ「……嘘。樂をどうするつもり?こんなボロボロになって…死んじゃうよ!?」
エマ「ねぇ!起きてよ樂!お願い樂……!」
ポチ「それは君主が決めること。生かすも、殺すも全てが君主が定めます。」
エマ「……そんな」
ポチが優しく、樂を抱き抱える。その時――懐からナイフが落ちる。
ポチ「…エマ、それを取ってくれませんか?」
エマ「……。」
これを使えばリスクはあるけど、超人的な力が手に入れられる…それで雷帝から狙われてるって…。
ポチ「エマ!聞いているのですか?全く…」
ポチがナイフを拾おうとした時、横から取られる。
ポチ「……なんのつもりですか?」
エマ「……。」
成功するのか分からない…でも、やらなきゃ樂が死ぬ。たった一回戦った程度だけど、ヒナたそも樂の事を心配してた。
エマがナイフを手にする。そして、
エマ「あんたをぶっ倒して…無事に2人で帰る!……っ!!」
ポチ「…バカですか?貴方は」
ポチ「神秘のある貴女なら、他人の神秘による拒絶反応で自壊するのがオチですよ。」
エマ「……っ」
一瞬だけ、手が止まる。
これをやれば――どうなるか分からない。
エマ「……っ、うるさい……!」
迷いを振り切るように――ナイフを突き刺した。
痛みと共に別の何かが身体を巡った。
エマ「ぁ……っ!?」
血管が焼けるように軋み、視界が歪む。
自分の身体じゃないみたいだ。
エマ「…私はぁ!」
それでも――守りたいの、友達だから。
エマが刺したナイフは奇しくも、樂が先ほどポチに刺した物だった。…そしてナイフの効果は、対象にその“神秘”を与えること。
ポチ「油断と慢心……抜けないな、私は。」
既に体力は4割程、だが目の前の可能性を確かめてみたい。
ポチ「その神秘…果たして使いこなせるのですか?」
エマのヘイローにノイズが走る。
ふふっ…あっはっはっ!
エマ「無理だろうね。」
エマ「でも…私は勝つよ?」
ポチ「……いいですねぇ。」
――一瞬の静寂。
ポチ「…“開け”!」
エマ「“開け、次元の扉よ”…!」
身勝手ながら、話を広げすぎてしまったため、今後の方針について整理させてください! 現在の本編(一部)は、しっかり完結予定です。その上で、次の展開(二部の原作開始)についてアンケートを取らせてください。二部は、一部を読んでなくても、楽しめるような展開を考えてます!
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今の展開は面白い
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今の展開は興味ない
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一部と同時平行で二部を書いて欲しい
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一部をちゃんと書ききって欲しい