ブルーアーカイブの世界で最高のエンディングを目指したい! 作:熱いマルゥ!
普段から作品を読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます!UAが10000を越えました!
また、pixivも始めました。絵はど素人ですが、いずれはこの小説を漫画としてリメイクできたらと思っています。
まだまだ未熟ですが、これからもよろしくお願いします。それでは、本編へどうぞ。
――ざっくりあらすじ。
便利屋の爆弾により、柴関ラーメンが消し飛んでしまった。アビドスが駆けつけ、便利屋と交戦しようとするが…そこに一般市民()の吐月、ゲヘナの風紀委員会が参戦してしまう。
睨み合いが続く中…風紀委員会、アビドス&便利屋、吐月の3つに分かれ、混沌を極めていた。
――
吐月「んじゃ、ばいびー。」
風紀委員会・アビドス・便利屋「「「……。」」」
予想外の行動しかしない吐月に、全員言葉を失う。
トコトコトコ…。
ゆっくり帰るか…にしても美味しかったなー、柴関ラーメン。食ってる途中で廃業したけど。
イオリ「なんの時間だったのコレ…。」
ムツキ「あっははっ!面白い人だったね~!」
張り詰めた緊張が解かれる…が、状況は何も解決していない。むしろ、吐月が去ったことにより戦闘が始まるだろう。
――吐月が完全に去った頃…。
アコ「…時間がありません。本題に戻りましょう。」
アコ「私たち風紀委員は、ゲヘナ学園の校則違反をした方々を逮捕するために来ました。」
アコ「後は分かりますね?風紀委員会としての活動に、ご協力して欲しいんです。」
アヤネ「…そうはできません。」
アコ「あらっ?」
――他校の学校が、自治区の敷地内まで来るのはギリギリ許容できる…が、敷地内での戦闘行為は明確な違反。
アヤネ「便利屋の処遇は私たちが決めます!」
シロコ・ノノミ・セリカ「……。」
きっとシロコたちも同じ意思だろう。
アヤネ「ゲヘナほどの大きな学園がこんな暴挙に出るとは思いませんでしたが、ここは譲れません!」
アコ「…なるほど。この兵力を前にしても怯まないなんて…」
アコ「シャーレの先生…あなたも、対策委員会と同じ意見ですか?」
“そうだね。便利屋は困った子たちかもだけど、悪人じゃないから。”
セリカ「悪人でしょ!柴関ラーメンを爆発させたのよ?!そのせいでなんか可哀想な人もいたし…。」
シロコ「多分…あれは、間違って爆破させちゃって、そのまま言い出せないんだと思う。」
シロコ「私たちを狙ってたなら、あのタイミングで起爆する理由がない。」
セリカ「それは…そうね。」
シロコの考察は大体当たっている。これも全部、陸八魔アルって奴のせいなんだ。
セリカ「罠を準備してる最中に、間違って起爆させたってこと…?」
どんだけバカなの…あいつらは…。
結果的に柴関ラーメンを攻撃したのは事実。大人しく、風紀委員に引き渡すわけにはできない。
アヤネ「そういうわけで、交渉決裂です!ゲヘナの風紀委員会、あなた方に退却を要求します!」
アコ「本当は穏便に済ませたかったのですが――」
カヨコ「嘘をつかないで、天雨アコ。あんたは最初から、この状況を狙ってた。」
アコ「ふふっ…。面白い話をしますね?カヨコさん。」
カヨコ「最初はどうして風紀委員がここに現れたのか、理解できなかった…」
カヨコ「私たちを捕まえるだけなら、こんな兵力はいらない。なら、あんたの狙いは一つ…」
カヨコ「シャーレの先生を狙ってきた…違う?」
アコ「……ご明察。流石、カヨコさんですね。」
――パチンッ!
アコが指を鳴らすと
ザッ、ザッ、ザッ、ザッ、ザッ、ザッ…
アヤネ「12時の方向、それから5時……3時、9時……風紀委員会の兵力が四方から集結しています!」
ザッ、ザッ、ザッ、ザッ、ザッ、ザッ…
さらなる増援。流石のアビドスでも、この兵力を捌き切ることは難しいだろう。
アコ「ですが、この状況を意図的に作りだしたわけでは……?」
そんな時、交戦地帯にナニかが堕ちてくる。
ドゴー――ン――!
吐月「ただいま…。」
痛ぇ。さっきから外れしか引かないぜ。
――その時、アコの通信に連絡が入る。
ザザッ――『アコ、部隊を撤退させて。』
アコ「い、い、委員長?!」
アコ「委員長…?な、なんで私が戦闘していることを…」
――コツ…コツ…コツ。
エマ「私が教えたの、アコちゃん。」
ヒナ「…全員退いて。」
出張で不在のはずの二人が…この場に現れた。
アコ「……えっ?」
吐月「…しつこいな。貴様らに要はないと言ったはず…」
面倒だなぁ…。アイツ見るからに強いし。
ゾンビのように立ち上がり、首を鳴らす。
吐月、雪村エマ、空崎ヒナ…三者が睨み合う。
エマ「……アコちゃん、説教は後。今はコイツに集中して。」
アコ「貴方は…さっきの方じゃないですか。一体何をしたんです?」
吐月「さあな…あっちから吹っ掛けてきたんだよ。」
ヒナ「……。」
――
空崎委員長! 抱こちて
空崎さん そんな食生活、お父さん許しませんよ!
ありがとうヒナさん!
貴女は将来、風紀委員長になるお方だ!
また会おうな、ヒナ
―――俺は樂。改めて、よろしくな。
ずっと会いたかった。
吐月「これ以上俺を追うなら…」
吐月「…貴様らの死期が早まるぞ?」
エマ「……樂、私たちは話がしたいの。戦いたいわけじゃない!」
ヒナ「エマ切り替えて、私たちはアイツの正体を知る必要がある。…例え、どんな手を使っても。」
でも…こんな再会、望んでなかった。
突然の乱入者、吐月。
ヒナとエマは面識があるようだが……
吐月「俺は過去に興味はない。」
吐月「そして、俺の名は樂ではなく吐月だ。」
ヒナ「……そう。」
エマ「吐月…っヒナたそ待って!」
ギュゥゥウィン――。
吐月「…へえ」
“皆、遮蔽に隠れて!!”
銃口に異質な神秘が集中していく。あれがゲヘナ風紀委員長さまか。
その銃口の先は――吐月。
…“終幕イシュ・ボシェテ”
――ドドドドドドッッッ!!!
銃器から出ていい音ではない。軌道上の一切をなぎ払う、慈悲なき選別。
過去、ここまでの威力で出したことはない。下手をすれば吐月は死ぬだろう。
ヒナ「…偽物なら…殺してもいいか。」
私の樂を穢すつもりなら…殺すだけ。
きっと、樂も喜んでくれる。
――シュュー。…ピキッ…
あの威力を連発すれば、先に銃が限界を迎えるだろう。
吐月の気配はする。が…居場所が掴めない。
声と足音だけが空間に響く…。
コツ…コツ……コツ…。
エマ「まさか…!?」
嫌な記憶が甦る。彼女にはかなり苦戦した…もし、吐月が樂と一緒のことができるなら…。
エマ「…アコちゃん、先生。早くここから離れて。」
今のヒナたそは冷静じゃない…!こんな状況で冷静になれって言われても無理か…。まずは、ヒナたそを落ち着かせないと。
アコ「…分かりました。皆さん、ここは撤退しましょう。」
“……私は残るよ。シロコたちは先に行って。”
コツ……コツ……
吐月「忠告はした…現時刻をもって、貴様の処刑を開始する。」
ヒナ「私は、貴方のことを貴方以上に知ってる。吐月……貴方に私は殺せない。」
吐月「…黙れ。俺は俺だ。」
――過去は、悪夢となって蘇る。
キャラ紹介。吐月
年齢不明、所属不明。
かつて、アビドスにいた人物と容姿が酷似している。
本人かどうか、真偽は不明。
性格は、誰にでも軽く親しいが、敵と見なした者には容赦はしない。
戦闘スタイルは特殊な刃物を扱う近接特化。
「壊れた時計は直せても…失った時間は帰ってこない」