ブルーアーカイブの世界で最高のエンディングを目指したい!   作:熱いマルゥ!

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アリウスの鬼教官

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吐月「こんヴァニー☆本日、記念すべき初授業は……!」

 

 

吐月「家庭科の授業でーす!目指せ三ツ星カレー!」

 

――シーン…。

 

そんな冷めた目で俺を見るな。

 

 

サオリ「……。」

 

ミサキ「……。」

 

ヒヨリ「……!」ワクワク

 

アツコ「……。」カキカキ……

 

 

 

……今日、マダムに代わり新しい教官がやってきた。

どうせ…私たちは此処から逃げられない。

 

 

 

――いつかの日。

 

黒服のオフィスでゆっくりお茶を嗜んでる時、急に厄介事をぶちこまれた。

 

 

 

吐月「…おんおん、ベア子からの指名でアリウス生徒に戦術を叩き込めと?」

 

 

黒服「ええ。詳細は知りませんが、貴方に任せると。」

 

吐月「行くわけねぇだろ。」

行くわけねぇだろ!二回言っちゃったよ。

 

アリウスって…激ヤバなとこじゃん。てかなんで俺なんだよ。

 

黒服「ちなみにですが……「お願いはなく、命令です」…とのことです」

 

ベア子とは、 10戦中

5勝5敗…ほぼ、俺のほうが強いからな?

 

とはいえ、変にヘイトも買いたくないので…

 

吐月「オッケー黒服、今までありがとう。逝って来る。」

 

黒服「お気をつけて。」

 

吐月「アリウスついでに、ベア子を勝ち越しちゃお」

 

やってやろうじゃねえかこの野郎!最低最悪アリウス兵団作って、ベアトリーチェぶっ殺そうぜ!

 

――到着。

カタコンペ複雑すぎだろ。

何回か迷子った。

 

吐月「……ええ?」

 

にしてもきったねぇ。こんな酷いん?

 

壁はボロボロ……あれは生徒か?痩せ細ってるじゃん。

生徒会会長(笑)さんは、一体なにしてるんですか?

 

突如、背後から銃声が響く。

 

――パンッ!

 

サオリ「動くな。」

 

吐月「普通…警告で発砲するかな?」

 

帽子とマスクで顔は見ないが…見覚えがある顔だ。

 

物影から複数の薄い気配を感じる。

…生命力が並みの人間より弱いような…気のせいか?

 

吐月「ちょい待って、味方やで?君サオリちゃんやろ?」

 

サオリ「なんの用だ。」

 

 

 

吐月「くそババa…じゃなくて、マダムって奴から呼ばれたんだけど?」

 

サオリ「…お前が新しい教官なのか?」

 

吐月「そうらしいぜ?取り敢えず全員集めてくれ。」

吐月「自己紹介をさせて欲しい。」

 

 

 

――

 

 

 

ぞろぞろとアリウス生徒が集まったところで…

にしてもほとんどが死んだ顔してんな。

 

メガホンのスイッチを入れてと

 

 

 

キーン――!   …やべっ

 

 

吐月「聞こえるかー君たち?まずは集まってくれて感謝するよ。」

 

吐月「長ったらしい話は抜きにして、今日からマダムに代わり、君たちの教官になる吐月だ。」

 

…シーン――。

 

なんかすごい嫌そう。

用意してきた事だけ伝えて終わるか。

 

吐月「…ここで一つ俺からのゲームだ。もしも、俺を倒せた時…」

 

 

 

吐月「なんでも願いを叶えてやるし、そいつが此処のトップになる。」

 

ザワザワ…

さっきより騒がしくなったな。

 

吐月「ここから出るも、最高級の飯でも、あるいはなにもしないでも…な」

 

吐月「これはお前の人生だ。欲望のままに生きろ。」

 

 

吐月「ルールは一つ目、この赤の看板を首に掛けてる時は俺を倒しにこればいい。」

 

吐月「ルール二つ目、この緑の看板をつけてる時はダメだ。攻撃してきた場合、罰則があるからな。」

吐月「俺からは以上。じゃあ早速…ゲーム開始だ」

 

 

 

さっそく赤の看板を首に掛けてと……。

 

アリモブ「……!」

 

パンッ――!

 

後ろに体を倒し距離を取る。

 

吐月「…外した後はどうするんだっけ?」

 

ちょっと遅いけど、遮蔽に移動したな。

 

……パンッ―バババッ!

最初の銃撃に釣られて、他も動き出す。

 

 

吐月「手加減なしで来なよ。」

 

 

 

――

 

 

 

吐月「…あんたらは来ないのか?」

 

残るは四人組。確かマダム言っていたエリートの連中か。

 

サオリ「…。」

 

吐月…正直、今の私たちでは勝てる気がしない。ほぼ全ての攻撃を躱わし、弾幕を縫うように距離を詰められる。

 

ミサキ「…別に勝っても欲しいものなんてない。」

 

ヒヨリ「でも…美味しいものとか…色んな雑誌とか…」

 

ミサキ「ヒヨリが好きなものでしょそれ。」

 

ヒヨリ「えへへ…。」

 

アツコ「……。」

 

吐月「ならここらで終わるか。」

 

赤から緑の看板に換え、休戦とする。

 

吐月「他の奴らにここで待っとくように言っといてくれ。ちょっと道具取ってくる。」

 

――

 

冒頭に戻り…。

 

取りあえず、班に別れてカレー調理を開始した。

 

 

 

吐月「そこ、包丁の持ち方が危ない!猫の手ですよ!」

 

アリモブ「これでも切れます。」

 

なんで人を刺すような持ち方してんだよ。

ヤバイって!この集団やばいって!

 

吐月「切れる切れないじゃなくて、怪我するんだよ!」

 

アリモブ1「それに刃は人を殺すために…」

 

吐月「はいダウト。いいか?人を殺せる道具なんて、幾らでもある。」

 

吐月「だがな?それで誰かを生かすために使うのが、俺がお前らに教える最初の“授業”だ。」

 

アリモブ1「……人を生かす?」

 

吐月「他の奴もよく聞けー?俺が教官のうちはマダムの教えは捨てろ。今は俺が教官だからなー?」

 

アリモブ2「……でも教訓を破ったら罰が…」

 

吐月「言っただろ?今は俺が教官だ。マダムになんか言われたら俺を通せ。一回殺しに行くから。」

 

アリモブたち「……!」

 

 

吐月「まずは皆で手を合わせろ。さもなきゃ、三ツ星カレーは食えんぞ?」

 

アリモブ1「……教官、包丁の持ち方教えてください。」

 

吐月「もちろん。777星シェフに任せたえ。」

 

手取り足取り教えていく。動きはおぼつかないが、一回で慣れるものじゃないだろう。

 

 

吐月「そのまま、玉ねぎを八つ裂きにするがいい。腐☆腐」

 

 

アリモブ3「教官!火が付きました!」

 

 

 

 

 

吐月「服燃えてるって!そこから動くなぁぁぁぁ!」

 

満面の笑みで可愛いがコート燃えてるって。

 

 

アリモブ2「教官…血が止まりません…!」

 

 

吐月「絆創膏が俺のバックにあるからそれ使って!」

あまりにも忙しい。別に飲食業な訳じゃないんだけど

 

ーー

 

サオリ「……あいつはマダムと違うのか?」

 

 

アツコ「……!」

 

手話を使いサオリに自分の考えを伝える。

『分かんない。でも…ちょっと、楽しいかも。』

 

サオリ「…そうか。」

 

パクパク……

ヒヨリ「皆さん…これ本当に美味しいです!」

 

ミサキ「まだ、完成してないよ…。」

 

―――

 

 

 

吐月「卓に着こうぜ…お前ら。」

 

なんとか完成にありつけた。味は保証しないが。

どこもかしこもカレーのスパイスが効いた匂いがする。

上手んそー!あかん、腹減ってきた。

 

 

 

吐月「まず第1班、見せたまえ。」

 

アリモブ1「はい。此方です。」

 

吐月「ふむふむ…色は悪くない。」

ちゃんとカレーだ。具材が少しデカいが個性があっていいんじゃないか?肉も…火が通ってるな。

 

吐月「よし!食っていいぞー。」

 

アリモブ1「……ふふん。」

 

自信満々に班の元へ帰っていた。可愛い。

 

吐月「第2班ー」

 

アリモブ2「はい!上手にできました!」

 

吐月「ん。」

なんか血だらけですけど?すっごい怖いよ?ヤンデレみたいになってるよ?

 

まあいいか。どれどれ…

 

吐月「皆で食べてきな。」

特におかしいところはなかった。カレーの良いとこだよね。適当に具材ぶちこめばカレーになるから。

 

吐月「他の子達も、多分大丈夫そうだから食っていいよー」

 

アリモブたち「やったー!」

 

こんないい匂い我慢できないよなぁ!

さて、俺ちゃんはやることがあるのでここらで撤退。

 

――チョンチョン

 

吐月「……どうした?」

 

アツコ「……。」

 

何か手を動かしてるが…俺は手話を知らん。

 

吐月「えー『お前を殺す』?」

 

首を横に振る。違うのか。

アツコ「……!」

 

吐月「あー『カレーに何か問題がある』?」

 

――ブンブン。違う。

アツコ「……!」

 

サオリ「…アツコは、お前がカレー…?とやらを食べないのか聞いてるんだ。」

暫く眺めていたサオリが痺れを切らす。

 

吐月「そう言うこと…俺はやることがあるでね。そもそも、俺の分がない。」

 

アツコ「……。」

―スッ。

 

 

吐月「それはお前が食べるべきだ。」

食べかけのカレーを差し出されたが、それは食べれない

 

アツコ「……」

――シクシク。手で仮面を覆っている。

 

吐月「…一口貰おう。」

 

アツコ「……!」

――あーん。

 

吐月「あーんじゃねえよ。自分で食うわ。」

パクッとな……うむ美味なり。

 

吐月「かーなり、美味しかったぜ。」

吐月「そんな訳でそろそろ行かせてもらうよ。」

 

…俺、そういえば甘口しか食えねぇわ。

 

辛いっ!お口がぁぁ!

 

 

 

――コツ…コツ…。――タッタッタ…。

 

吐月の姿が闇夜に消えていく。

 

 

 

アツコ「……。」

 

『面白い人だね、教官。』

 

 

 

サオリ「………。」

 

分からない。何故、私たちにこんなことをさせた?

 

教官なら、CQBや戦術の基本を教えてもらうものだと想像していたが…上っ面だけの男ではないのか?

 

 

アツコ「……!」

『サッちゃんまだ食べてないでしょ?』

 

サオリ「ああ…美味しいのか?匂いはいいが…。」

 

アツコ「……。」

―あーん。

 

 

ぱくっ…もぐもぐ

 

サオリ「美味しい!…自分の分をよそってくるよ。」

 

アツコ「…♪」

 

 

 

 

 

吐月「…もしもし?黒服ちゃんさー………うん……そうそう。……まじ?…………あざっす。それで頼むよ。」

 

 

 

 

 

次回、アリウスの鬼(自称)教官で会いましょう。

 

――未定ッッ!

 

 

身勝手ながら、話を広げすぎてしまったため、今後の方針について整理させてください! 現在の本編(一部)は、しっかり完結予定です。その上で、次の展開(二部の原作開始)についてアンケートを取らせてください。二部は、一部を読んでなくても、楽しめるような展開を考えてます!

  • 今の展開は面白い
  • 今の展開は興味ない
  • 一部と同時平行で二部を書いて欲しい
  • 一部をちゃんと書ききって欲しい
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