リストラから始まった恋物語   作:ゼルガー

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今更ですが、主人公のイメージキャラボイスは中村さんです。

つまり、「今日の私は、阿修羅すら凌駕する存在だ!」の人です


エピソード3「日常と占い」

 

 

 

 

ヴィヴィオと友達になってから翌日、俺は何時も通り勤務に来た。

 

そういえば言ってなかったが、この隊の名前は『時空管理局地上部隊第1特命警備隊』である

 

名前はカッコいいかもしれないが、実の所はただの厄介払いの隊である。

 

周りに馴染めなかったり、役立たずだったり、問題を起こしてたり。

 

とにかく、訳有りの隊員で構成されている。

 

もちろん、この隊の部隊長もだが。

 

何故いきなりこの話をしたかって?

 

それは今現在、部隊長に呼び出されてるからだ。

 

 

「聞いてくれ○○」

 

「何ですかナツメ部隊長」

 

「妹が冷たいんだ」

 

「帰っていいッスか?」

 

「○○も冷たい!?」

 

 

とてもくだらない内容でな・・・・

 

我が部隊長・・・キョウスケ・ナツメ三等陸佐。僅か17で部隊長に上り詰めた人だ。

 

本来ならここにいるべき人間では無い。だが、彼は俺達のような厄介者達を救うためにこの部隊を設立したそうだ。

 

・・・性格に難があるけどな。部下思いだけど

 

 

「部隊長、何で俺にそんなことを言うんスか?と言うか、仕事が残ってるんで戻っていいですか?」

 

「そんな冷たいこと言うなよ○○!リンの奴、最近幼馴染のリキとラブラブしてる所為か、全然俺に構ってくれないんだ!俺は一体どうすればいいんだ!」

 

「知るかぁーーー!!!」

 

 

 

いい加減にしてくれよ部隊長・・・

 

 

「失礼するぜーっと。お、よう○○!」

 

「失礼する。む、○○か。相変わらず大変そうだな」

 

 

部隊長室に入ってきたのは筋肉バカこと『マヒト・イノハ』と剣術バカこと『ケン・ミサワ』だった。

 

 

「二人共、頼む。部隊長を何とかしてくれ」

 

「またか・・・・・・○○も苦労してるな」

 

「分かってくれるか、ケン」

 

「まあ、何時も通りじゃね?キョウスケのことだし」

 

「そうだな。キョウスケのことだしな」

 

「お前ら揃いも揃って酷いな!?俺をなんだと思ってるんだ!」

 

「「ん?キョウスケだけど?」」

 

 

あ、二人の言葉に部隊長が落ち込んだ。まあ、いつも見慣れた光景だけどな。

 

なんつーか、これが日常化してる時点で俺もアレだよな。

 

 

 

「じゃあ二人共、後は頼んだ。俺はまだ仕事が残ってるからさ」

 

「ああ、任せろ」

 

「おう!後○○、少しは筋肉鍛えとけよ!」

 

「少しな」

 

 

マヒトは相変わらずの筋肉バカのようだ。

 

さてと、事務の書類をさっさと終わらせないとな。

 

 

 

「あ、○○君」

 

 

と、突然声を掛けられた。この声は・・・

 

 

「トーリン?」

 

「あの、いい加減私も名前で呼んで欲しいんですけど・・・」

 

「まあ、スマン。癖なんだリョウ」

 

「もう、○○君ったら!」

 

 

こいつはリョウ・トーリン。あの凶悪魔人であるアンズの双子の妹だ。

 

凶暴な姉と違い、大人しい性格をしている。本当に似てない双子だ。顔はそっくりなのに

 

 

「待ってなの・・・リョウちゃん」

 

「あ、ゴメンなさいコトミちゃん!」

 

「ん?コトミか。久しぶりだな」

 

「あ、○○君。お久しぶりなの。元気にしてた?」

 

「お陰さまで。そっちも元気そうだな」

 

 

リョウを追いかけてきたのは、コトミ・イチノセ。

 

昔、この部隊にいた友人で、現在は管理局を辞めて有名な学者として様々な抗議を行っているそうだ。

 

欠点は・・・・・・バイオリンだな。うん

 

 

「それにしても、何で二人がここに?」

 

「私はお姉ちゃんにお弁当を届けに来たんです。で、コトミちゃんは」

 

「近くに寄ったから遊びに来たの」

 

 

オイオイ遊びにってお前・・・コトミ、ここは一応仕事場だぞ?

 

 

「でも、キョウスケ君は来てもいいって言ってくれたの」

 

「部隊長・・・」

 

 

時々、アンタが理解できません。

 

 

「あら、リョウじゃな。何でココに・・・って、コトミ!?アンタも何でいるのよ!?」

 

 

噂をすればだ。アンズ、とりあえず大声は止めろ。近所迷惑だ。

 

 

「お姉ちゃん、お弁当忘れてたよ」

 

「え?あ、ゴメン。わざわざ悪いわねリョウ」

 

「アンズちゃん、うっかりなの」

 

「うっさい。で、アンタは何でいるのよ」

 

「皆に会いに来たの」

 

「・・・ねえ○○」

 

「言うな。言わないでくれ」

 

 

コトミのマイペースな天然に付き合っていると頭が痛くなるが、俺はもう諦めた。

 

 

「あ、そうだ○○君。占ってもいいですか?」

 

「は?占い?・・・・・・・げ」

 

 

ヤバイ。リョウの占いって確か、嫌な方向で100%当たるんだった!

 

例えば、明日お金を拾いますって言われたら、その真逆・・・・財布を落とすハメになった。ハルハラがな

 

そして俺もひどい目にあったっけ。うん、断ろう

 

 

「いや、済まないが・・・・・・受けさせていただきます」

 

 

うん。断ろうとすると、アンズが殺気の篭った目で俺を見てくる。

 

このシスコンめ!自分だって占われるの嫌なくせに!

 

 

「では行きます!」

 

 

そう言ってリョウが取り出したのは、何処にでもあるようなトランプだった。

 

 

「じゃあ、適当に五枚引いてください」

 

「ああ」

 

 

俺はリョウが持っていたカードの中から適当に五枚引いた。

 

スペードのKにハートのA、スペードの7にスペードのA、そしてジョーカー

 

スペードなのがやや不吉だが・・・

 

 

 

「えっと、今日の夜、○○君は美人な大人の女性と素敵な出会いをして、とっても幸せな気分になると出てます」

 

 

・・・えっと、何か?

 

今日の夜、俺は女の子と嫌な出会いをして、最悪な気分になると?

 

うわ~・・・冗談じゃない

 

と言うかアンズ。笑いを堪えるな!

 

 

「良かったの○○君」

 

 

よくねーよ!

 

 

「いつも思うけど、何でたった五枚のカードでそこまでわかるんだよ!」

 

「乙女のインスピレーションです」

 

「まあ○○・・・・・ガンバ」

 

 

その同情は止めてくれ、アンズ。

 

 

 

その日、気分がブルーになった俺は仕事が思うようにはかどらなかった・・・

 

 




ども、ゼルガーです

リトバスと言うリクエストがあったので、三人ほど出しました。

名前だけですが二人も出してますが。

そして、リョウとコトミですが、まだヒロイン候補には入ってません

とりあえずリリカルが優先なので

ではまた
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