ラブゼロワン!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 作:アークゼロ
久しぶりにこっちも投稿します。ちょくちょくこっちも投稿していくのでよろしくお願いします。
虹ヶ咲学園校長室にて。
ヒューマギアの暴走から2日たった日曜日。お台場はすっかり以前のような平和を取り戻していた。
今校長室では或人は校長としての仕事をしている。虹ヶ咲の生徒であるが、きちんと校長としての仕事もしている。その校長室には侑と歩夢も居てソファーに座って会話をしていると、或人が二人に言う。
或人「わざわざ俺の仕事を待つ事ないのに。折角の休日なのにさ。」
歩夢「私達が好きでここにいるだけだから。」
侑「そうそう。或人は気にしなくて良いよ〜!」
或人「気にしなくて良いって……」
侑の返答に或人は苦笑いしていた。すると侑がこんな事を言ってきた。
侑「そういえばさ。一昨日或人が変身したゼロワンだっけ?あれって何なの?」
一昨日或人が変身したゼロワンの事を質問された。
或人「う〜ん……ラーニングした後にはその名前を口にしてたし。」
歩夢「飛鳥さんからは何か言われた?」
或人「一昨日兄さんが帰って来て聞いた時、日曜に話すって言われたけど……」
その時、近くに置いてあったライズフォンが鳴った。
歩夢「或人君。ライズフォン鳴ってるよ?」
或人「あ、本当だ。もしもし?兄さん?……うん、分かった。」
侑「飛鳥さん何て?」
或人「話があるからって、飛電インテリジェンスに来てだって。侑と歩夢も一緒にって。」
侑、歩夢「「え?えぇえええー!?」」
侑と歩夢は飛電インテリジェンスに来てほしいと言われたため、驚いていた。
あの後、虹ヶ咲学園の前に車が来てそれに乗って、飛電インテリジェンスエントランス前に来ていた3人。
イズ「おはようございます。飛電或人さん、高咲侑さん、上原歩夢さん。改めまして飛鳥社長の秘書を務めているイズです。」
或人「どうも。」
歩夢「は、はい。」
侑「は、はい。それにしても近くで見ると大きいな〜!」
そう言って入口から入ってロビーを歩く或人、侑、歩夢、イズ。
或人「俺達が入っちゃて大丈夫?」
歩夢「私達ここの関係者じゃないし……」
するとイズは柱にあるモニターに手をかざして言う。
イズ「先代社長のお孫様と飛電飛鳥社長の弟様とご友人達ですから。」
或人「そうだけど……」
イズ「ヒューマギアは人々の暮らしを豊かにし、笑顔をもたらす。それが我が社の理念です。」
侑「ふふっ、誰かさんとそっくりだね!」
歩夢「うん!」
或人「えっ?何の話?」
そんな事を話しながら、再び歩き始める。そんな或人達を福添と山下とシェスタが見ていた。
福添「アイツが社長の弟か……。あの2人は誰だ?」
山下「幼馴染だそうです。」
福添「何だと!?あんなに可愛い幼馴染が二人もいるのか!?羨ま……けしからん!!」
そんな福添をよそに、或人がゲートに手をかざして通ろうとするとストップがかかってしまう。
或人「あれ?」
歩夢「どうしたの?」
或人「通れなくて……」
侑「社員書とかが必要なんじゃないかな?」
すると3人の目の前に警備員型ヒューマギアが立つ。
或人「何?めっちゃ見てる。」
警備員型ヒューマギアは物体認識機能で或人を認識を始める。或人は変顔で対抗していた。
侑「うわぁ!?」
続いて侑を認識し始める。
歩夢「な、何?」
侑の次は歩夢を認識すると、認識が完了した模様である。
警備員「おはようございます。飛電或人さん、高咲侑さん、上原歩夢さん。」
或人、侑、歩夢「「「おはようございます。」」」
警備員型ヒューマギアが退いた為、通れると思った或人がまたゲートに向かって歩き出す。
或人「いてっ!」
だがまたもやストップがかかってしまった。
デイブレイクタウンの滅亡迅雷netのアジトでは、飛電インテリジェンスへ配達に訪れている配達員ヒューマギアオクレルをモニター越しに見ていた滅。
滅「シンギュラリティが起きようとしている。データを回収しろ。」
そう言って滅はゼツメライズキーを迅に渡す。
迅「オッケー!」
飛電インテリジェンス社長室に入った侑、歩夢、或人。侑と或人が社長室に見て目をキラキラさせる。
或人「すっげー!なんだよ、この部屋……!」
侑「完全にときめいちゃったよ!」
或人と侑は社長室にラボを見て興奮しながらはしゃいでいた。
歩夢「すいません!あの2人が……」
飛鳥「大丈夫だよ。俺だって最初はあんな感じだったし。」
歩夢が謝ると、飛鳥が大丈夫と言った。
そして社長室にある椅子に越しかえると、飛鳥が本題に入った。
飛鳥「さて君達が1番気になってるのは一昨日の出来事の事だよね?」
侑「はい!或人が変身したゼロワンって何なんですか?」
飛鳥「その前にこれを聞いてもらいたい。」
飛鳥が胸ポケットから取り出したのは1枚の手紙だった。
飛鳥「爺ちゃんの遺言書だ。」
或人「爺ちゃんの……」
飛鳥は封筒から遺言書取り出して読み始める。
飛鳥「そう遠くない未来、一年後に我が社は重大な危機に直面する。我が社が派遣している大量のヒューマギアが、心無き存在に悪用され人類を襲う。」
遺言書にはいずれヒューマギアが大量に暴走し、人類を襲うと書かれていた。
飛鳥「対抗手段はただ一つ。ゼロワンドライバーとプログライズキーだ。我々人間の手によってヒューマギアをコントロールするための新時代セキュリティシステムが内蔵されている。使用権限があるのはゼアの予測が示した孫である飛電或人。そして2代目社長に、孫である飛電飛鳥を任命する。」
侑「つまりゼロワンは、みんなを守る為のシステムという事なんですね……」
それを聞いた三人は納得していた。読み終えた飛鳥は再び或人達を見た。
飛鳥「読み上げた通りだ。君達を巻き込みたくはなかった。でも、結果的に巻き込む形になってしまって本当に申し訳ない!!もし頼めるとしたら、協力してくれないか?」
飛鳥が頭を下げてそう言うと、イズも頭を下げていた。
或人「顔上げてよ兄さん、イズ!俺はみんなの笑顔が見るの好きだし、それに変身した時に覚悟は決まってたし!だから協力するよ!」
飛鳥「或人……」
或人はとっくに覚悟は決まっていると言って協力すると言った。
侑「私も歩夢も協力します!」
歩夢「私達もあの現場にいましたし、それに巻き込まれるのは侑ちゃんと或人君でなれてます!」
飛鳥「侑ちゃん……歩夢ちゃん……」
二人も協力すると言ってきた。
飛鳥「三人ともありがとう!!」
イズ「ありがとうございます。それではみなさんのライズフォンをアップデートするので、少しおわずかりします。」
イズがそう言うと、三人はライズフォンをイズに渡す。受け取ったイズはラボに行き装置にセットしてゼアにそのデータを送信すると、アップデートが完了する。装置から取り出してイズは三人に渡す。
イズ「アップデートしたこのライズフォンはヒューマギアが暴走した時に知られせてくれる機能が組み込まれてます。」
侑、歩夢「「ありがとうございます!」」
或人「ありがとう!」
3人がお礼を言うと、イズが指パッチンをするとラボが白い壁で覆われ見えなくなる。
3人はそれに驚いていた。
イズ「それでは早速、本日の飛鳥社長のスケジュールです。政府関係者により事情聴取があります。」
飛鳥「あ……そうだった……」
侑「政府……?」
歩夢「なんだろう?」
或人「さあ?」
三人が疑問に思っていると、AIMSの技術顧問刃由香と隊長の不破勇が社長室に入ってきた。
由香「内閣官房直属の人工知能特務機関AIMSです。」
侑「エイムズ?」
由香「これより飛電インテリジェンスに対し取り調べを行います。」
2人は証明する為に専用のライズフォンを見せて言う。
由香「私は技術顧問の刃由香。そして捜査官の……」
勇「不破勇だ。覚悟しろ。」
勇が飛鳥の机を叩いて睨みつける。
勇「返答次第でお前を連行する。」
飛鳥「連行……!」
迅「見〜つけた。」
その頃、飛電インテリジェンスエントランス前に配達の為に訪れていたオクレル。トラックの荷台から荷物を下ろしていた時に迅がトラックの上にいて降りてきた。
迅「ハハハハ……。君は僕の友達だ。」
ゼツメライザーを装着されてしまうオクレル。
オクレル「うわぁぁぁ……!!」
迅「手始めにこの会社を破壊して。」
オクレル「しかし、ヒューマギアの仕事は……人々を笑顔にし……!」
迅「違う、違う……ハハハ……。人間を殺すんだよ。」
ヒューマギアモジュールが赤く光りハッキングされてしまう。
オクレル「滅亡迅雷netに接続。」
場所は戻り飛電インテリジェンス社長室。
勇「お前の会社が隠し事をしているのは分かっているぞ。」
飛鳥「はぁ?」
由香「所で、その子達は?」
侑、歩夢、或人の三人を見て由香は疑問に思った事を質問する。
飛鳥「あぁ、俺の弟とその幼馴染です。たまたま来ていて。」
由香「その制服からすると、虹ヶ咲学園の生徒か?」
侑「は、はい!高咲侑です。」
歩夢「上原歩夢です……」
或人「生徒で校長をやってる飛電或人です。」
侑達が由香と勇に自己紹介をする。
由香「その歳で校長か……!」
勇「校長だとしても、お前達は授業として聞いてる事だな。」
勇は3人を睨みつける。
由香「不破!まだ子供だぞ!話を戻します。一昨日、お台場のショッピングモールでヒューマギアが人を襲った事件。主犯になったヒューマギアの痕跡が残っていませんでした。飛電インテリジェンスが事実を隠ぺいした疑いがあります。」
イズ「そのような記録はございません。」
飛鳥「だってよ。」
由香がそう言うと、イズが隠ぺいの事を否定する。
勇「隠ぺい対策、相変わらずか。」
由香「人工知能特別法の制定にともない、我々エイムズにはヒューマギアの違反を取り締まる権限があります。」
或人「違反?どういうこと?」
イズ「第一条。ヒューマギアはいかなる理由においても人間に危害を加えてはならない。」
人工知能特別法とは、ヒューマギアに関する法である。その法の一条をイズが説明する。
勇「隠し通せると思うな。ヒューマギアは殺人マシンだ。」
由香「言葉に気をつけろ不破。」
空気が少しピリピリしていた為に或人が立ち上がってこう言う。
或人「ピリピリしないでください!俺の爆笑ギャグ、見せてあげますから!」
そう言い或人はライズフォンを取り出した。
或人「は〜いライズフォン。今日のお笑い天気予報は?」
『今日は1日寒くなるでしょう。』
或人「はい。晴るとじゃ〜無いと!」
侑「ぷっ!あはははははははは!!」
歩夢「もう!或人君!」
侑は或人のギャグに爆笑していて、勇は拳を震わせていた。
飛鳥「良いね〜!じゃあ俺も……」
飛鳥も何かしようとした瞬間、社長室に警報が鳴った。
『エマージェンシー!エマージェンシー!エマージェンシー!エマージェンシー!エマージェンシー!エマージェンシー!』
イズ「飛鳥社長、不審者です。」
飛鳥「俺!?」
エントランスでは先程ゼツメライザーを無理やり装着されたオクレルが暴れまくっていて社員達を投げ飛ばしていた。
警備員「不審者発見!」
警備員ヒューマギアはそう言ってオクレルを取り押さえていた。
警備員「関係者以外立ち入りを禁止します!」
だが警備員ヒューマギアは振り払われてしまう。
オクレル「人間は残らず殺す!」
『クエネオ!』
ゼツメライズキーを装填し起動する。
『ゼツメライズ!』
オクレル「うわぁぁぁぁー!!」
オクレルはクエネオマギアへと変貌する。
クエネオマギア「うわぁ!!」
クエネオマギアが飛ばした武器『ブーメザン』を投げ、福添達に当たりそうになった所、警備員ヒューマギアが体を張って守った。
警備員ヒューマギアに当たり方向を変えたにブーメザンが勇、由香に向かってきて間一髪避ける2人。
勇「飛電はあんなもんまで開発してやがったのか!」
そう言って銃でクエネオマギアを銃撃する。
クエネオマギア「ぐわぁ!?」
もう一度銃撃をするが、避けられてしまいブーメザンが飛んできて近くの壁に隠れるが、壁に大きな傷が出来た。
そして二人はクエネオマギアに銃撃をする。銃撃で壁を移動していたクエネオマギアが転落する。
勇はプログライズキーを取り出した。
勇「変身して畳み掛ける。……開かない。」
どうやらプログライズキーが開かない様子。
そんな中、ブーメザンをクエネオマギアが飛ばしてきた。
ブーメザンを避けたと思ったが戻ってきて、キーを開けるのに必死な勇はそれに気付いておらず由香が勇を蹴飛ばし、彼女の逆側へ避け、なんとか攻撃を逃れる。
勇「はぁ?」
由香「武器の管理権限を持つ私の許可なしでそれは開かない。」
そう言うとクエネオマギアを銃撃する。
警備員「危険です!社内に避難してください。」
警備員ヒューマギアを見ていた或人と飛鳥、だがいきなりイズに引っ張られて物陰に隠れた。
或人「うわぁ!?」
飛鳥「或人!?」
イズ「或人さん、被害が拡大する前に変身をしてください。ただし、エイムズに正体がバレないようにお願いします。」
その時、人々の悲鳴が聞こえた。
歩夢「或人君、気を付けてね?」
侑「必ず戻ってきて?」
或人「分かってる。必ず戻って来るから!」
『ゼロワンドライバー!』
或人は腰にゼロワンドライバーを装着した。
『JUMP!』
認識待機状態に移行したプログライズキーをベルトの『オーソライザー』にかざす。
『Authorize!』
プログライズキーを展開しキー状態にし、キーをベルトに差し込む。
或人「変身!」
『プログライズ!』
『飛び上がライズ!ライジングホッパー!"A jump to the sky turns to a rider kick"』
或人は仮面ライダーゼロワンライジングホッパーに変身してクエネオマギアを攻撃する。
ゼロワン「はっ!」
クエネオマギア「く!はっ!」
ゼロワンはパンチやキックを繰り出し、クエネオマギアはブーメザンで斬撃する。
会社の外に出て戦いを繰り広げていた。
ゼロワン「はっ!おりゃ!はっ!」
クエネオマギア「はっ!はっ!」
クエネオマギアはゼロワンの攻撃を避け高い所にジャンプして壁に張り付く。
すると、突然ゼロワンに銃撃が命中した。
ゼロワン「いってぇ••••••!何すんだよ!!」
現場にやって来た勇と由香。
勇「ヒューマギアはぶっ潰す。」
そう言って勇は銃撃をしてきた。
ゼロワン「違うだろ!狙うならあっち••••••えっ?」
いつの間にかクエネオマギアには逃げられていた。
ゼロワン「俺は敵じゃないっつーの!」
ゼロワンは銃撃をかわしてながら逃走する。
物陰で変身解除した或人に追いかけてきた勇が胸元を掴まれ問いかけられる。
勇「おい!!今の黄色い奴を何処へ隠した!?」
或人「隠してないですって!あっちに逃げて行きました!」
勇と由香が或人が指した方向に行った途端、或人は退散していった。
由香「取り逃がしたか……」
勇「プログライズキーのロックを解除しろ。」
由香「お前みたいな危ない奴に許可する訳がないだろ。」
勇「エイムズの隊長は俺だ!」
由香「そのエイムズの武装指揮権は私にある!」
2人は顔を近づけて睨み合う。
由香「とにかく手分けしてヒューマギアの行方を追跡するぞ。」
侑「或人!」
歩夢「或人君!」
戻って来た或人を見つけた侑と歩夢が駆け寄ってくる。
或人「2人とも、その後は大丈夫だった?」
歩夢「防犯訓練だって説明して今は落ち着いてるよ。」
或人「そっか。あれ?あのヒューマギアハンカチなんてついてたっけ?」
警備員ヒューマギアに黄色いハンカチがついている事が気になった或人。
侑「さっき飛鳥さんが破損してるのを見てバンダナをつけてた。あのヒューマギアはマモルさんって言うんだって。」
それを聞いた或人はマモルの所まで行くと、侑と歩夢が後ろからついていく。
或人「マモルさん。さっきはみんなを守ってくれてありがとう。」
マモル「或人さん。社員を守る事が私の仕事ですから。それとマモルという名は是之助社長に名付けてもらいました。」
或人「そっか。じゃあ俺の家族みたいなもんですね。」
マモル「その言葉はさっき飛鳥社長が言っていました。」
或人「そっか。あははは••••••」
或人は苦笑いしていた。
或人「でもありがとう!」
肩を叩いて去る或人とお辞儀をする侑と歩夢を見て微笑むマモル。
そんなマモルを物陰から見ていた迅。
シェスタ「何度も申し上げますがこれは防犯訓練です。」
エントランス前でシェスタはマスコミにそう言うが、マスコミは食い下がろうとしない。
下の様子を社長室のブラインド越しから見ていた福添と山下。
山下「非常事態ですよ。マスコミが張り付いたままです。」
福添「会社としてどう対応するおつもりですか社長。」
飛鳥「どうするって……」
福添「誰が尻ぬぐいをして差し上げたと思ってるんですか?この問題が表坂になれば我が社の信用は地に落ちます。その時は責任をとって社長を辞めていただきます。」
その言葉を聞いた飛鳥は飲んでいたお茶を吹く。
福添「熱、あつあつあつ……!!」
飛鳥「マジか!?やっと慣れてきたと思った直後にクビ!?」
そこへ勇が社長室に入ってきた。
福添「これはこれは政府の方がどういったご用件で?」
勇「用があるのは社長さんとそこのガキだ。」
或人「俺も!?」
飛電インテリジェンス屋上にやって来た三人。
勇「昔から変わってねぇな、この会社は。ヒューマギアが殺人マシンである事を隠し大勢の犠牲の上に成り立っている腐りきった会社だ。」
飛鳥「待ってくれ!ヒューマギアは人間の暮らしを豊かにする夢のマシンなんだよ!」
或人「兄さんの言うとおりです!ヒューマギアは誰かに寄り添う夢のマシンです!」
2人は殺人マシンでないと言って勇の言葉を否定する。
勇「そうやってまた悲劇を繰り返す気か?」
飛鳥、或人「「え……?」」
勇「かつて街一つが消えた爆発事故、デイブレイク。」
勇はそう言ってお台場を見つめる。
勇「あれはただの事故じゃない。本当に起きたのは、ヒューマギアによる人間の大量殺戮だった。」
その時の事を勇は今でも思い出す。自分が思い出したくない悲劇のあの出来事を。
勇「俺は……あの日、あの場所で……」
デイブレイクのあの日、崩れ落ちた瓦礫そして崩壊した教室で目を覚ますと周りにはの人が倒れていた。そして、目の前にいるのは……
『人間は皆殺しだ。』
そう告げる赤い瞳のヒューマギアが自らに襲ってきた。勇はただひたすらヒューマギアから逃げることしか出来なかった。
勇「飛電インテリジェンスは隠ぺいし、事故として処理した。」
勇は飛鳥に近付きこう言った。
勇「お前の会社の悪事は、全て俺が暴いてやる。」
そう言って勇は去っていく。
マスコミが群がっているエントランス前にクエネオマギアが再度出現し、そこにいたマスコミ達を襲おうとすると、マモルが止めようと突進して行った。
マモル「不審者を発見!関係者以外立ち入りを禁止します!」
だがマモルはクエネオマギアに投げ飛ばされてしまう。再び立ち上がろうとするが、迅にゼツメライザーを装着されてしまう。
迅「君も僕の友達だ。この会社を破壊して。」
マモル「この会社を守るのが••••••私の仕事です!」
飛鳥が巻いてくれた黄色いハンカチを握り、或人と侑、歩夢の事を思い出す。
迅「違う。違う。君の仕事は……人間を殺すこと。」
瞳とヒューマギアモジュールが赤くなりマモルはハッキングされてしまう。
マモル「滅亡迅雷netに接続。」
人間を襲おうとしていたクエネオマギアに由香率いるエイムズが到着し、銃で応戦する。
由香「エイムズだ!!」
飛電インテリジェンス内部では、社員達が逃げ惑っていた。
イズ「こちらから避難をお願いします。」
避難誘導をしているイズのもとへ侑達が駆けつけた。
すると侑達の前に迅が姿を現す。
飛鳥「誰だお前?」
迅「僕?うーん……新時代の支配者……かな。」
そう言うとマモルが迅の後ろから現れた。
飛鳥「マモル。何でそんな奴を社内に入れたんだ?」
マモル「滅亡迅雷netの意思のままに。」
『エカル!』
マモルはエカルゼツメライズキーを起動し装填する。
歩夢「あのベルト……」
『ゼツメライズ!』
マモルはエカルマギアに変貌した。
或人「やめろ!」
襲いかかってきたエカルマギアを素面で受け止める或人と飛鳥。
飛鳥「目を覚ませマモル!!お前はそんな奴じゃない!!」
或人「目を覚ましてくれ!!」
マギア化したマモルに2人の言葉は通じず、投げ捨てられ、迅は、マギア化がうまくいったのを確認したからなのか、その場を去っていく。
侑、歩夢「「二人とも!」」
侑と歩夢は二人に駆け寄る。
イズ「一度データを改ざんされたヒューマギアは元に戻る事はありません。」
或人「じゃあどうすりゃいいんだよ!!」
イズ「破壊するしかありません。」
飛鳥「そんな……」
侑、歩夢「「っ……」」
エカルマギア「人間は……」
クエネオマギア「皆殺しだ!」
一方コンテナでは由香がクエネオマギアに応戦していたが、弾切れを起こしてしまう。
クエネオマギアは由香のすぐ上で攻撃を仕掛けようとしていた。
クエネオマギア「ぐわぁ!?」
すると銃撃がクエネオマギアに命中する。
そこに現れたのは『ショットライザー』を持った勇の姿だった。
勇「ヒューマギアは残らずぶっ潰す!」
そして、シューティングウルフプログライズキーを手に取って起動する。
『バレット!』
由香「よせ!今のお前に扱える代物じゃない!」
勇「俺がやると言ったらやる!!俺がルールだ!」
勇はプログライズキーを無理矢理こじ開けようとしている。
勇「ヒューマギアは絶対に許さない……!」
或人「ヒューマギアのお陰で今の俺と兄さんがある……」
爆発事故デイブレイクに巻き込まれた際、ヒューマギアである父•其雄が二人の事を守った事を思い出す。
或人「ヒューマギアが俺達を守ってくれた……ヒューマギアは殺人マシンなんかじゃない……!」
『ゼロワンドライバー!』
殺人マシンではないと叫ぶ或人はゼロワンドライバーを装着する。
或人「人類の夢だぁ!!」
勇「ヒューマギアは人を傷付ける人類の敵だ!!一つ残らずぶっ潰す!!」
或人と勇が同時にヒューマギアの存在意義を叫んだ。
勇「うわぁぁぁぁぁぁー!!」
由香「何!?」
その雄叫びとともに勇はプログライズキーを強引にこじ開けた。
強引にこじ開けたプログライズキーを起動させる。
『バレット!』
『オーソライズ!』
プログライズキーを装填すると、銃口を向ける。
『Kamen Rider••••••Kamen Rider……Kamen Rider……Kamen Rider……Kamen Rider……』
変身の待機音声が流れ、勇はショットライザーの引き金を引き叫ぶ。
勇「変身!」
『ショットライズ!』
引き金を放つと弾が現れて勇の右手でそれを殴ると砕け、アーマーになっていき体が覆われていく。
『シューティングウルフ!"The elevation increases as the bullet is fired."』
勇は青いボディを纏いオオカミをモチーフとした仮面ライダーバルカンシューティングウルフに変身した。
『JUMP!』
認証待機状態にしたプログライズキーをベルトの『オーソライザー』にかざす。
『Authorize!』
プログライズキーを展開しキー状態にし、キーをベルトに差し込む。
或人「変身!」
『プログライズ!』
『ライズアーキテクター』に包まれ、或人の体を守る為に出現した装甲が分解•構築され、纏うと変身が完了する。
『飛び上がライズ!ライジングホッパー!A jump to the sky turns to a rider kick"』
或人は仮面ライダーゼロワンライジングホッパーに変身した。
バルカン「はっ!ふっ!」
クエネオマギア「ふっ!ぐわぁ!!」
バルカンは俊敏な動きで格闘しながら銃撃で攻め立てる戦い方でクエネオマギアを攻撃する。クエネオマギアは反撃しようとするが、バルカンが攻撃の隙を与えないために反撃出来ないでいた。
その様子をライズフォンのカメラモードで撮影し、誰かに報告する由香。
由香「不破が仮面ライダーバルカンへと変身を遂行。遂に始まりました。」
その頃、ゼロワンは地下の駐車場で戦闘を繰り広げていた。
ゼロワン「はっ!おりゃ!」
エカルマギア「ふっ!はっ!ぐわぁ!」
エカルマギアは形勢不利と見るや駐車場に置かれていたバイクをハッキングして到来し、その場から逃走する。
ゼロワン「待て!」
イズ「或人さん。先程アップデートしたライズフォンで我が社のバイクを手配できます。」
ゼロワン「これか。」
『バイクアプリを起動しました。』
イズの言われた通りにゼロワンはライズフォンのバイクアプリを起動する。
『Changing to super bike motorcycle mode』
それを通信衛星ゼアが情報をキャッチし、ゼアから射出された。
『頭上に注意してください。』
ゼロワンの目の前に巨大なライズフォンが姿を現した。
バイクアプリのアイコンをタッチする。
『モータライズ!ライズホッパー!』
ライズホッパーに変形した。ライズホッパーに乗ったゼロワンはエカルマギアを追いかけ、ジャンプし車を飛び越え、ビルの壁を真横に走り、階段を下り、バイクを走らせながら並列して戦闘を繰り広げる。
バルカンはコンテナの上で戦闘を繰り広げていた。
バルカン「はっ!」
ゼロワンはエカルマギアに対しアタッシュカリバーの斬撃で追い込んでいく。
ゼロワン「ふっ!ほっ!」
エカルマギア「ぐっ!うわぁ!?」
ゼロワン「お前を止められるのはただ一人…………俺だ!」
自分に指を指して叫ぶと、アタッシュカリバーにプログライズキーを装填する。
『Progrise key confirmed. Ready to utilize』
宙高く飛んだゼロワンに向け、エカルマギアは牙を伸ばして責めるが、それをアタッシュカリバーで切断しながら落下していく。
『ライジングカバンストラッシュ!』
ゼロワン「おーーりゃぁぁぁぁーー!!」
ラ
イ
ジ
ン
グ
カバンストラッシュ
エカルマギア「ぐわぁああーー!?」
アタッシュカリバーから放たれた一撃でエカルマギアを一刀両断すると、エカルマギアは爆発する。エカルマギアを撃破する。
そして、バルカンとクエネオマギアとの戦いも決着が付きそうだった。
バルカン「ぶっ潰す!」
『バレット!』
ショットライザーを構えて撃つと、オオカミの形をした4つの波動弾を撃つ出し、それを噛ませてクエネオマギアに磔に。
バルカン「はあああ……はっ!」
チャージされたショットライザーから高エネルギーの光弾を発射した。
バ
レ
ッ
ト
シューティングブラスト
クエネオマギア「ぐわぁああーー!!」
必殺技が直撃したクエネオマギアは爆発する。クエネオマギアを撃破する。
光弾はコンテナを貫いてゼロワンがいる所まで到達し、ゼロワンはその必殺技を避けた。
穴を通してゼロワン、バルカンが姿を見合わす。
煙におおわれゼロワンは姿を消していった。
翌日の飛電インテリジェンスでは、福添が報道陣の前で会見をしていた。
記者A「ヒューマギアが暴走したのは事実なんですか!?」
福添「現段階では何もお答えできません!」
その答えに報道陣からは怒号が飛び交う。
飛鳥「事実です。」
そこへ飛鳥とイズが現れた。
(♪:REAL×EYEZ)
エイムズの2人もこの場に来ていた。
福添と変わり壇上へ上がる飛鳥。イズがある映像を映し出す。
マモル『滅亡迅雷netの意思のままに。』
飛鳥「真犯人は滅亡迅雷netというテロリスト。奴らはヒューマギアをハッキングし、人に危害を加えています!だから……」
初心者マークが付いた新たなマモルを飛鳥は一度見て発言する。
飛鳥「ヒューマギアは悪くない!色んな仕事をサポート出来る夢のマシンだって事を、私が証明します!!」
記者A「もしかしてあなたは……」
飛鳥「飛電インテリジェンス、代表取締役社長、飛電飛鳥です!」
苦虫を噛む福添。
記者ヒューマギア「元お笑い芸人のあなたが?」
いきなり壇上を降りて、前に出てライズフォンを取り出した飛鳥。
飛鳥「名刺を見つめる……名シィィィィン!はぁい、アスカじゃーナイスカー!!」
会場にいる全員がピクリとも笑わない中、勇だけは笑いをこらえていた。
勇「行くぞ。」
勇はそう言うと、由香と共にこの場を後にする。
イズ「今のは、名刺と名シーンをかけた非常に面白いジョークで……」
飛鳥「お願いだからギャグを説明しないでぇぇぇぇ〜!」
侑「ぷっ!あはははははははははは!!!」
登校中に気球船で流れている会見の様子を見ていて侑は、飛鳥のギャグに大爆笑していた。
歩夢「飛鳥さんもギャグ好きだったの忘れてた……」
或人「兄さんのギャグ良いね〜!俺ももっと良いギャグを……」
歩夢「だ〜め!侑ちゃんが壊れちゃうから!ほら、行くよ!」
歩夢は2人の手を取り再び学園に向かって歩き出す。
虹ヶ咲学園生徒会室では、菜々がスクールアイドル同好会のプレートを静かに見つめていた。
同好会前にて。
かすみ「ぐぬぬぬ!」
プレートが無くなっていた為にかすみはぐぬぬぬと言っていた。
かすみ「おのれ、生徒会!!」
お気に入り登録をしてくれた方達ありがとうございます。よかったら感想やコメントをしてくれると嬉しいです!
第3話 Cutest♡ガール