DEATHNOTEを使った人間はどこに行く?それは、キヴォトスだ 作:kkrr
先生が降りてくるであろう場所を予測し、そこで待機をする。真っ先に脱出シーケンスを使い、危機を脱した僕には余裕がある。
…よし、多分ここら辺に落ちてくるだろう。別世界のシロコが目の前に出現した時は驚いた。……シーケンスを自分に使わなかったと推測できた。だから、こうして待っている訳だ。
少し待っていると、青い光と紫の光に包まれた先生が落ちてきた。恐らく、シッテムの箱のお陰だろう。早速、先生と話そうとしたところ、服を着ていないことに気がつく。
……替えの服を持っていない僕は、先生に貸してあげる訳にもいかなかった
「ら、ライト〜。怖かっ……どうして逃げるの?」
僕は、車の鍵を差し込み搭乗する。窓を開けたあと、こう言い放つ。
「自分の身嗜みを整えた方がいいんじゃないかな?」
「……ちょっと待って、待ってくれ。行くな!バカヤロー、プサケるなァァァァァ!」
アクセルベタ踏みで、僕は逃げる。後部座席に別世界のシロコがいたが、あの光景をみて笑っていたので良かったと言えるだろう。
シロコを途中で降ろす。今後どうするのかを聞いたところ
「どうにかするよ」
「……そうか。何かあったら、シャーレに来い」
「わかった……ありがとうね」
━━━━━━━━━━━━━━━
SNSをシャーレに帰還した時に見ると、早速話題になっていた。
声高らかに笑いだしたいのを堪え、マスコミの対応を急ぐ。
「今回の件は、何が原因だったのでしょうか!」
「……今…回ぃぃの件は、まだ確認……クフ、ゲフンゲフン
まだ確認中でございます。ただ1つ言えることは、もう解決したということです。」
クク、だ、ダメだ。まだ、まだ笑うな。あと45秒経ったらだ
その後も、マスコミの対応を続けていると、記者も困惑した様子で
「えっとその、シャーレの先生が全裸でここに迫ってきているとの連絡が……」
「ゴホッ!ゴホ…………www」
「大丈夫ですか?」
「す、すいません。少々wお待ちを」
結局堪えきれなかったなと思いつつ、先生の現在位置をSNSの目撃情報で確認する。
すると、もうそこに迫ってきているではないか!不味い、先生の痴態がキヴォトス全域に晒されてしまう!
「マスコミの皆さん、ここにミサイルが迫ってきているとの連絡が!直ちに避難してください!」
その時の、笑いを堪えている表情が、焦っている表情だと誤解されたのかは知らないが、すぐに避難を開始してくれた。その時に、カメラも同時に持って行ってくれて助かった。
避難を開始させたあと、スマホを見ながら、待っていると、首を絞められる。
「がは、お、お前は……先生……だと。どうして……情報だと今到着する予定だろう」
「……舐めちゃいけないよ、ライト。失うものが無くなった人はね、無敵になるんだ……」
こいつは、まさか!避難させたマスコミの車に乗ってきたのか!
横を見ると、マスコミがこちらをカメラに抑えていた。
「何をやっている……先生ぃ!このままじゃ、あなたの恥部がキヴォトス…全域に!」
「ふははははは!……そんなことはもうどうだっていい!」
「だ、めだろ!パンツも履いていな……い状況で!」
「ライト……お前も道ずれだよ……」
意識を失ったら、盗られる!そう理解した僕は、自分でも信じられない力で、腕を押し退ける
先生から逃げ出した僕は、ズボンに隠したリボルバーをマスコミのカメラに向かって撃ち抜く。さすかに、モザイク処理はしていたはずだと信じて……
「…ゴホ…先生……それ以上近づいたら撃ちます。」
「フフ、ライトォ……忘れていないかい?」
「……」
「シッテムの箱はぁ……
銃撃戦で本領を発揮する!」
先生は、恐れるものなど無い様子で、こちらに突っ込んできた。銃弾が外れる。これまでなのか……!
いや
「まだだァ!」
僕は、シャーレへと進行方向を変え、全総力で逃げ出す。当然、先生も追いかけてきたが、咄嗟の切り返しが出来なかったのか、距離を離すことができた。
シャーレに逃げ込み、扉にロックを掛ける。しかし、シッテムの箱によって、開かれる。マスコミが入ってくるとまずいので、もう一度掛け直す。
階段で逃げる僕は、追いかけてくる先生に向かって、物を倒して通路を塞ぎ込んだ。
だが、このままではジリ貧だと感じた僕は、ゲーム開発部に助けを求める。電話を掛けるとすぐに出たモモイは
「ちょっとちょっと!何してんの!アリスの教育に悪いんだけどぉ!」
「今は、そんなことどうでもいい!僕のことを助けろ!」
「……借りを返せと?」
「そうだ!そのチャンスをやる。」
「え〜、めんど「いいから、はやくこい!」今すぐ行きます!」
大声を出したせいで、先生に場所を特定された可能性を控除してまた別の階へと移動する
「……アリス、モモイ達の『借り』についてよく分かりません!」
「……彼女は、僕の頭にゲームキューブを高いところから落としたんだ」
「!?そ、それは、協力しないとです。モモイ、急ぎますよ」
協力者を用意できたのはいいが、まだ心もとない。そう感じた僕は、エレベーター内の監視カメラを壊し、1階まで降りた後、アリウスの同志達に助けを求める。
「……えぇ、行かなきゃだめ?」
「ダメだ。設備良くしてあげるからぁ!」
「……仕方ない……みんな準備して」
よし、協力を取り付けることに成功した。アリウスがいれば、ゲーム開発部なんて居てもいなくても変わらないな
そこから、エレベーターや階段でチェイスをしていた。10分ほどたって、やっとゲーム開発部がここに到着する。
「遅いぞ!」
「……ごめん、ごめんね。ライト」
「そんなことはどうでもいい。車に乗せて、僕をここから逃げ出させろ!……おい、早く!」
何故だ、なぜ動かない!そして、なぜモモイしかいない!
最悪な考えが頭を過ぎる……
「モモイ……まさかとは思うが……裏切ったな」
「……だって……先生から直接お願いされちゃって……でも、それでも行こうとしたら、セミナーのユウカに私以外捕まっちゃって……ミドリ達を返して欲しければ、ライトを捕まえて来いって……ぅぅぅ」
幻滅したぞ……先生&早瀬!
くそ……モモイが僕を拘束するのを、躊躇っている間に何とか逃げ出すしかない……
「やぁ、ライト……残念だったね」
先生が服を着た状態で僕に話しかけてくる
「ふ、まだアリウスが残っている!」
「アリウス、アリウスねぇ……ふふ、違和感を感じなかったかい?」
「違和感だと?」
「彼女……タメ口だったんじゃない?」
……なぜ……なぜ気が付かなかった。彼女達、アリウスはベアトリーチェによる教育のせいで、目上の人には、敬語を使うように躾られている!僕でもだ!
「き、貴様ァ!」
「ふはははははははっグハハヘェ、はぁー、実に面白い。うーん、愉悦」
僕には、もう取れる手段など存在していなかった。いや、存在していたのかもしれない。しかし、僕はもう心が折れていた
書いてて楽しかったです
訂正しなきゃ、次のやつ
LかDEATHNOTEか
-
L
-
DEATHNOTE