DEATHNOTEを使った人間はどこに行く?それは、キヴォトスだ 作:kkrr
え、そんなわけ……きっといつか復活するんだ!
シャーレが爆発したとの情報を得て、僕はまずゲマトリアを疑った。しかし、先生に対して好意的な意見を持っていた彼らがそんなことをするのか……?
タクシーでアビドスに向かう最中に、黒服へと連絡をとった。前回のトラブルもゲマトリア関連だったため、お前たちが何かをしているのではないかと聞いた。しかし、黒服は関係がないらしい。ほかのメンバーが勝手な行動をとった可能性があるとのことだった。
黒服が相手だったら、まだやりようはあった。しかし、そうでないのなら、これからの対応を考えなくてはならない。ここでひとつ疑問が湧いた。先生という不確定要素を排除するならば、なぜ僕のことを消さなかった……?
嫌な予感がした。それも全ての行動が死に直結するような気がした。先生に連絡がつかないことから、僕がなにか行動をしなくては、敵と思惑通りになってしまう。タクシーに表示されている到着時間を見る。まだ時間がかかりそうだった。
睡眠を取ってもいいが、もうひとつ疑問が湧いた。シャーレが爆発したのは、何故だ?
あそこは、連邦生徒会長が設立した場所だ。そう簡単に爆発物を設置できるわけが無い。シッテムの箱のように、敵は因果を曲げることができるのか?
そうだったとしても、シッテムの箱よりはマシだろう。何度も何度も代償無しで使えるような便利なものが何個もあるはずがないのだ。シッテムの箱が他のと比べて強すぎるというのもあるが……ボロボロのあれでも使えてしまうぐらいには
それ以外にも考えなくてはならないことが沢山あった。小鳥遊のこと、ハイランダー、前生徒会長の梔子ユメなどなど……
そして、1番考えなくてはならないのが、カイザーとネフティスが裏で組んでいる可能性があることだ。ここはビジネスの世界であるため、どんなに仲が悪くても利益の為ならば、協力することがある……その場合が面倒だと僕は思う。なぜなら、カイザーとネフティスの利益争いにアビドスが巻き込まれる可能性があるからだ。いや、もう巻き込まれているんだろう……
考えれば考えるほど、あいつらが結託している可能性が強くなった。シッテムの箱があればすぐにでも調べることができた。後悔の念を強めた。
先生が目を覚ました時に調べてもらいたいと思ったので、メールを残しておく。しかし、何かが変だ。送信がされないのだ。ここはトンネルなどといった通信環境を悪くする原因は無いはずだ……気づいたことを悟られたくない僕は冷静を装った。運転手はネフティス、もしくはカイザーの手先であると。ここにいては不味い。何とかして脱出をしなくてはならない
「……なぁここら辺で降ろしてくれないか、水を持ってくるのを忘れてしまってね……」
「……水ですか?
それなら、私のものを差し上げますよ。シャーレにはいつもお世話になっているのでね、その恩返しだと思ってください」
「それはありがたいが……トイレにも行きたくてね」
「あぁ!そうでしたか。大変失礼しました。そこにあるコンビニでいいですかね。待っていますよ」
少し足早に向かった。そこの個室の中で、再度メールを送信する。あそこに戻らない方がいい選択肢だが……僕が気づいたと悟られる方が問題だった。どうするべきだ……?
現在地点から、アビドスまで歩いて1時間ほどの距離がある。裏口から脱出し、歩いて向かうにしても、少し遠すぎる。だったら、運転手を脅して、車を奪ってしまった方が効率的だ。いや、ダメだ。僕を乗せているということを本部へと連絡しているはずだ。メールでのやり取りだったとしても、成りすますのにも限界がある。
ここにアビドスの生徒を呼んでも、待っている時間を不審がられる。せめてここら辺に、知り合いがいたのならば、一緒に行くとの口実が作れたのに……知り合い?
別世界のシロコがいたはずだ。彼女と連絡先を交換していて良かったと心の底から思った。彼女はここら辺に住んでいるとの情報を先生から共有されているため、すぐに来てくれるだろう。
10分ほど待って彼女が来た。事情も説明してあるため、スムーズにことが進んだ。僕一人だったら、制圧される危険性があったが、シロコ……別世界のシロコがいるため、それを躊躇ったのだろう。
「待ってもらって悪いが、友達と偶然あってね……一緒にその目的地まで向かうことになったんだ。」
「でしたら、ご友人も一緒に」
「すまないね……他のものに聞かれたくない話もあるんだ」
「……分かりました。代金の方はこれぐらいになります。」
恨めしそうに見られているのを感じながら、ここから去った。シロコに先程買った飯を渡し、対価を支払った。
全然復活しませんでした。オーマイガー
LかDEATHNOTEか
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DEATHNOTE