DEATHNOTEを使った人間はどこに行く?それは、キヴォトスだ   作:kkrr

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あれですね、不定期で更新した方が気が楽でいいですね。今までは縛られていたので……

雷帝は想像ですね、


雷帝

幾つもの事件を解決する彼はいつの間にか、L、または連邦生徒会長の切札と呼ばれるようになった。前の世界と違うのは、顔が割れていることだろう。キヴォトスに慣れていない彼は、ここに慣れるために何度も、事件現場に足を運んだ。慣れてしまってからは、それも少なくなったが、そこで顔を見られてしまったのだ。幸いにも、常識がある生徒だったため、晒されることも写真を取られることもなかった。もし、晒されていても生徒会長が何とかしているのでしょうが。

 

 

彼と1度話すことがあった。なぜそんなにも、事件を解決することにこだわるのかと聞いてみた。別にこだわっているわけではないらしい。ただ趣味でやっているだけ、仕事だからと答えられた。それを聞いた時、彼もあっち側なんだと思った。彼こそが連邦生徒会長の後釜に最も近い人物だと思うようになった。その席に座るのは私だというのに……

 

 

 

 

私は彼を消した。消したといっても、物理的にではない。ただレッドウィンターに送り込んだだけだ。歯向かったのがいけないと言い聞かせた、私の地位を新入りが脅かそうとしたのが怖かったのだ。彼は私より大人だった。だから、いくらでも戻ってこれるはずだ。だが、趣味で事件を解決しているといっていたように、ここにはさほど興味が無いのだろう。だから、遊んで暮らせるぐらいの金を渡して、手を打った。

 

許せなかった。私情で左遷されるというのに、どこか納得した表情を浮かべる彼が嫌いだ。

 

まぁいいです。これで私の平穏は取り戻しましたし、今日もあの人に近づくために頑張らなくては

 

 

 

 

 

 

 

 

レッドウィンターに左遷されて早3ヶ月、革命という名の暴動が毎日のように起こっている。私に被害が無い分好きなようにやってくれてかまわない。彼女らはそれに飽きないものなのか、それともそれだけ革命というものには魅力が詰まっているのか理解できないが、そういうものなんだろう

 

 

稀に回ってくる仕事を片付けながら、趣味に生きようと趣味を探していた。それと同時に今、雷帝が造っているといわれている兵器が無いかを探していた。それを探し出せば、権力と富は保証されるといわれているものだ。別に権力に興味は無いが、そう言われているものがどれだけ危険なものなのかを見てみたかった。

 

暴政を働いている彼女が兵器を造る場所の想像はついている。恐らく、アビドスだ。砂漠化が進行し、人が現在進行形で出て行ってしまっているあそこしかないのではないだろうかと思う。

 

 

他にも見当がついている場所はあるが、確実なのはそこだろう。そして、連邦生徒会長の監視が付いている今、色々な場所を歩き回るのはリスクが高い。行けて2箇所、彼女が表舞台から去るのを期待して待つのもいいが、探究心が抑えられなかった。私は、ガイドを雇い、アビドスまで安全に行けるように手配した。

 

治安が悪化している様を見て、雇って正解だと思った。しかし、雇ったのはアビドスまでの道のり、それ以上は頼んでいなかった。それは、自分の足で探してみたかったから。民泊することにし、それまでは手当り次第探し出すことにした。雷帝はまだ卒業をしていない。大掛かりなことをするとバレてしまう可能性があるのだ。

 

 

地道にしかし時に大胆に探し出した。そして、あまりに見つからなかったため、アビドスの高校に訪問をすることにした。身分は明かさない。なぜなら、連邦生徒会はここの支援要請をずっと無視しているから。

 

「すいません、誰か居ませんか……」インターホンを押しても返答がなかったため、入口に手をかけながら、テナーな声でそういった。その時だった。頭にひんやりとした感触が感じられた。これは銃口を突きつけられているなと理解するのにそう時間はかからなかった。

 

「だれだ?」敵意を孕んだ声で怒鳴りつけてきた。どう返事するべきか迷い、当たり障りのない答えを言おうとした時、こいつの先輩だろうか、彼女が私に対する行為をやめるように言い聞かせていた。

 

お淑やかとはかけ離れたピンク髪の少女の名前は小鳥遊ホシノというらしい。どこかで聞いた気もするが、すぐには思い出せなかった。そして、生徒会長である梔子ユメは謝罪の言葉を私にかけたあと

 

「えっと、それでどんなご要件ですか?」

 

「そうですね……ここら辺に金銀財宝が眠っているとの噂がありましてね……嘘である可能性の方が高いのですが、それを見てみたいと思いましてね」嘘は言っていない、そして彼女たちは借金返済に追われている身だ。例え、怪しくてもこの話に乗ってくる可能性があった。

 

予想通りと言うべきか、馬鹿と言うべきか、この話に梔子ユメは乗ってきた。その時、小鳥遊ホシノに反対されていたが。まぁ別にいいです。彼女と取引をしようとしたところ、騙されることを危惧してか、3人で話し合うことになった。内容は、私が知っている宝のありかを教える代わりに、この校舎にある歴史と出来事を教えて欲しいと頼んだ。そんなことでいいのかと、訝しんでいる様子だったが、対価が金でない分、取引を受けやすかったのだろう。

 

 

予め仕込んでいた場所に連れ出して、いくらか稼がすことに成功した。それで信頼を得たとは言えないが、多少の信用を得れたようだ。

 

その後も、何日か共にすごし成果をあげたため、歴史と出来事についての閲覧を許可された。確かに、こんなものでは雷帝の残したものに近づけないかもしれないが、ゲヘナとアビドスの両方を合わせることで、何かわかる可能性があるからだ。そこから逆算をして場所を特定するつもりでいた。トリニティにも行った方が確実性は増すのだろう。しかし、連邦生徒会長のシナリオから大きく外れる訳にはいかないのだ。彼女からみた私は怪しさ満点の不審者でしかないからだ。

 

 

 

アビドスの用は済んだ。次はゲヘナに向かう。だが、彼女の徹底的な弾圧で反乱因子の排除により、私を手引きしようとする奴などいないだろう。だから、連邦生徒会の地位を利用する。1週間ほど経ち、ゲヘナの雷帝との面談が実現されることになった。

 

「それで……何の用だ……L」私の素性が把握されていた事に驚く、彼女に把握されているとなると、他学園のトップにも把握されている可能性があった。続けて彼女は

 

「お前の噂はかねがね聞いておる。なんでも、難事件もすぐに解決してしまう名探偵だとね。それでそんなお前がどうしてここに来た……理由は大体察している。アビドスに行ったな、お前は?つまり、私が創った兵器がそこにないかと疑っているわけだ。ククク、面白いよ、面白いよ、L!」

 

「そこまでわかっているのですか……あなたは1つ勘違いをしているのかもしれません、私は連邦生徒会からの仕事で動いている訳では無いです。ただ面白そうだからです」

 

「あ?……ククク、面白いよ、面白いぞ、ハハッハ!」

 

「それで私が来た理由ですが、あなたの考えの通りです。私は貴女が兵器を創るなら、人気の少ない場所に設置すると思いました。しかし、それが中々見つからない。だから、ヒントを貰いに来たんですよ」

 

「ヒント……ヒントね……いいだろう、何が欲しい」

 

「これまでの活動履歴を見せてもらいたい」

 

「……活動履歴か……ククク、そういう事か……いいだろう。しかし、機密保持のため、色々な場所に黒線を引かせてもらうぞ」

 

ゲヘナの雷帝は、自分の切り札と言えるような物を私が探し出してもいいのか?見つからない自信があるのか、それほどまでに。

 

いや、今はそんなことはどうだっていい。受け取ったものとアビドスのあれを参照して位置を特定することが最優先だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒会の谷にあるとは思いもよらなかった。辿り着いた場所にはシェマタがそこで存在感を放っていた。それに魅了されて、気がつくのが遅れたが、およそ、50m先に雷帝が威厳ある姿で堂々と座っていた。不敵な笑みを浮かべたあと、

 

「フハハッハ!まさか、まさか、まさかだぁ!見つかるとは微塵も思っていなかったぞ!フハハッハハァ!」

 

好奇心猫を殺すとは言ったものだ。私は消される、そう覚悟をした。

 

「……そうですか……消されるのですね、私は」

 

「まぁまぁ待ちなよ。少し話さないかい、よくもまぁ『生徒会の谷』にあるとわかったな」

 

彼女は、ここが判明した理由が知りたいようだった。

 

「えぇ、あなたの開発したものは時代を先取りしすぎていた。貴女が渡してくれたものからわかりましたよ。あなたが言いたいのは、ネフティスからの接触は黒でも隠されずにそもそもあの紙に書かれていなかったからですよね」

 

「そうだ、なぜネフティスが関連しているとわかった!」

 

「ネフティスがアビドスから撤退したのは、貴女が権力を持ち初めてからです。それ以外にもありますが……多くは語らない方がいいでしょう?」

 

「なるほどな、そうだったな……ククク、ミスをしてしまったようだ。こんなことなら、教えなければ良かったのかもしれない。」

 

「聞きたいことは終わりましたか」

 

「……そう死に急ぐな。そうだな、ネフティスに教えた物は少し時代を先取りしすぎてしまってな……だが、そうか……ククク、そんな情報からわかってしまうものなのか……まぁいい。これは今の技術力ではどうすることも出来ない。少なくとも、私がこのまま権力を持ち続け、無事に卒業する頃にやっと完成するぐらいだろうな……」

 

「何が言いたいんです」

 

「私が卒業したあと……これを見届けてくれ、何か大きな、混沌を体現したような波乱が生まれる予感がするんだ。」

 

「報告をするなと……そう言っているんですね」

 

「……違うな……私はお前にこれを看取って欲しいんだよ。頼まれてくれるかい」

 

「いいんですか……私を消さなくて」

 

「フハハッハ!消すだと……お前を消すのは、私の期待を裏切った時だ、フハハッハハッハ!」

 

 

傲慢でどこか悲しそうで嬉しそうな笑い声をあげたあと、こちらへ駆け寄って「じゃあな!」と言い残して去っていった。

 

 

 

 

そこから月日が経ち、久しぶりに、なにかに導かれるように生徒会の谷に侵入する。そこで見たのは、驚いた顔をする小鳥遊ホシノだった。

 

 

 

 




久しぶりにアニソン歌ったんですけど、意外に覚えているもんですね。歌詞見なくても歌えましたわ。

結構ちゃんと書けたんじゃね、めずらしく

LかDEATHNOTEか

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