幼女戦記 KYOUYA Rock'n Roll   作:eti

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後半

「Kiwiく〜ん。やる気がないのは困るんだよねぇ〜」

「Yes sir、自分はKiwiではなくKYOUYAであります。職務には忠実であるつもりです」

 

クソッタレな廃棄物(うずたかくつみかさなるクソのようなもの)を生み出したこの狂科学者は、驚くことに科学に関する貢献でナイトに叙爵されているらしい。

 

本国(ブリテン)の評価制度に疑問はあれども、長いものには巻かれる(えらいひとにはさからわない)のが賢い生き方だ。そう普通ならば……

 

「Sir、試作宝珠といえど。魔力を込めると即座にブローするのはテストに値しません(クソです)

「何を言っているのだね〜。丁寧に魔力を込めれば問題はない。そういう風に設計してある」

 

「Sir、丁寧という余裕は、現場には存在し得ないと具申します」

「ハハッ、君の言う現場とは、素人の集まりなのかね〜?」

 

その通りだっ!(イグザクトリー)という言葉を飲み下し、妥協への糸口を探す。

 

そもそもこの時代の兵器なんてのは「素人でもすぐに使えて」「なかなか壊れない」「壊れてもすぐ直せる」「大量生産できる」ってのが必要な筈だ。

 

しかし、この帝国のエレニウムなんちゃらを元にした宝珠は……

 

「玄人しか使いこなせない」

「すぐに壊れる」

「壊れたらなかなか直せない(特に使い手が)」

「少数しか生産できない」

 

……という、兵器という概念に喧嘩を売っているような代物だ。

 

敵国が使っている高性能兵器だからといって、その真似をするより。もっと壊れにくくて、信頼性が高く。大量生産できる兵器を作る方が効率良いんじゃないだろうか?

 

……噂ではこの科学者。前の職場でパンジャンなんちゃら(ドラム)を作ったっていうのは、本当のことかもしれない……

 

「Sir、残念ながらこの宝珠は一般兵には使用不可能だと具申します。異なるアプローチが必要です」

「……異なる……王国には帝国とは異なる方法が必要ということか……」

「Yes, sir!」

 

分かってくれた(たすかった)。その時、私はそう思うことで、この狂人とも話は通じるのだと錯誤した。

 

「以前から帝国と同じ方法では勝てない。そう思っていた……特にパぅワぁーが……」

「は?」

 

「並列処理により何倍もの魔力を生み出すエレニウム式。リアルタイムでこれと同じパぅワぁーを生み出すのは困難だ。特に帝国と比較して劣悪な王国魔導士では」

「はぁ?(怒)」

 

「ならば事前に準備すれば良い。飛行機の増槽のように!」

(ベルカ式かよ!)

 

「名付けてカートリッジシステム! こんなこともあろうかと既に試作品は出来上がっている」

(そのまんまかよ!)

 

渡されたのは小刀サイズの剣二振り。鍔の部分にはグレネード弾のような謎の大きな弾丸(?)が六発装填済みだった。

 

「Kiwiよ、鍔の部分を引け。それでカートリッジが装填される」

「KYOUYAです。……とりあえずリロードっと……」

 

【Rock'n Roll !】

 

「なんか喋った〜!」

「言い忘れておったが、インテリジェントデバイスというやつじゃ」

「ちょ、おま。それって幼女戦記には……」

「気にしたら負けじゃ、とりあえず撃ってみぃ」

 

「ああもう、小太刀二刀御神流 『雷徹』!」

 

「おお……これこそ神の光……あのラインの悪魔共(203航空魔導大隊)にも勝つる!」

 

……続かない(どっとはらい)

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