公式ファンブックは買えてないんです。
本当にお金無くて……
さすがに水と粉のパンケーキにはまだ手を出していませんが、時間の問題かもしれない(嘘)(エイプリルフールなので)
一応2日に1話ペースで更新できればなと思っています。
さて、映画館で謎の光に飲み込まれてからだいたい体感16年が経った。
俺は今何をしているのかというと、聞いて驚け、2030年にいる。
そう、ここは「超かぐや姫!」の世界。
俺は今世、
今は高校2年生。
ついに原作開始が近づいてきた時期だ。
いやはや、ここまで長かった。
まさか赤ちゃんからやり直しさせられるとは思ってなかったよね。
ヤチヨの8000年の苦労に比べたらガチ授乳なんてたいしたことではないんだけど、それはそれとして自分の意思と関係なく泣いちゃうしおしっこ漏らすし大変だった。
ぶっちゃけ作中のかぐやみたいに赤ちゃんのとこは成長スキップしたかった。
今どきは何事もスピードが速いんですわ〜とか言っちゃって。
そうすると原作と世代がずれるからダメなんだけど。
それで、この世界が「超かぐや姫!」の世界だっていつ気づいたかっていうと、まあわりかし最初から。
なんでって?
それは、綾紬芦花さんと幼馴染みだからだ!
いやー嬉しいなあありがたいなあ!
俺は芦花を幸せにするために生まれてきたんでね。
幼稚園で一緒になったとき、一目見て綾紬芦花その人だと気づいた。
それで幼稚園生らしく(苦労した)無邪気を装って近づき仲良くなって、ずっと一緒にいる。
芦花を幸せにするためには、芦花の「好きな人が幸せなら自分は良い」みたいなメンタリティから変えていかなきゃだからね、接触は早ければ早いだけ良い。
芦花やその周りの女の子たちとおままごととかしたよ。
うん、プライドを捨ててみれば、正直新鮮な経験でちょっと楽しかった。
芦花と夫婦役やった記憶が俺の足下を照らしてくれます。
でもなんで俺が外に愛人いる前提で話が進むんですか……?
それはそれとして、小学校で真実……諌山真実とも知り合った。
これは芦花と真実が、俺がどうこうする前にいつの間にか仲良くなってただけだけども。
最初どう接して良いかわからなかったけど、俺も甘いものが好きでよかった。
今ではいろいろスイーツ関連の情報を交換し合う仲である。
情報が少ない?
いいんだよ、真実は後で彼氏ができてほっといても幸せになってるから。
それで三人同じ高校に合格して、そこで出会ったのが酒寄彩葉。
そう、我らがスーパーウルトラ主人公。
原作でも高校の名前出てたからまあ会えるとは思ってたけど、実際新入生代表で壇上上がってるの見て、ああやっぱちゃんとここ「超かぐや姫!」の世界だわって。
酒寄のカタログスペックは原作で知ってたけど、実際見るとエグい。
持久走とか普通に負けて泣いたもんね。
俺も前世の遺産を活かして好成績維持してるけど、それと同じかそれ以上の成績をたたき出してくる彩葉さんマジぱねえっすわ。
テストは満点が決まっているので、現状現代国語以外のペーパーテストでは引き分けしかないけど。
現国は……惨敗です。
あれだけは人生二回目でも点の取り方がわからない。
え、酒寄との関係?
まあ友達かな、俺は酒寄のこと友達だと思ってるし、少なくとも芦花真実と酒寄はすごい仲良くなってるよ。
まあちょっとだけ誘導とかしたけど、元々仲良くなる予定だったんだから大丈夫でしょ。
名字呼びなのは、まあ男女ですからね。
フツメンが高校からの異性の友達を名前呼びするのは、富士山よりハードルが高い。
もちろん、ただぼーっと人生二週目を楽しんでいたわけではない。
芦花を幸せにするために、俺はいろいろと水面下で暗躍していた。
例えば酒寄がバイトしているとこに自分も厨房担当として潜り込んだり。
それで俺が裏でお金出して、酒寄にちょっと豪華なまかないが出るようにしたりとか。
酒寄がシフト入れすぎないように根回ししたりとか。
店長が一時期、俺が酒寄のこと好きなんじゃと勘違いして面倒だったが、まあ必要経費。
俺はあくまで芦花が彩葉とくっついて幸せになってもらうためにやってるのであって、目的を達成するためには酒寄が倒れてもらっては困るのだ。
それから、芦花と真実をけしかけて三人でおしゃカフェ行ってきてもらったり。
これは芦花の彩葉攻略のアシストも兼ねてたんだけど。
後日芦花にどうだったか聞いたら「美味しかった、今度圭も私と行かない?」って。
俺のアシストは空振りですか?
ちなみにここのパフェめちゃうまなのでおすすめ。
結局行ったのかって、いやだって、昔から芦花のお願いを断ると露骨にしょぼんとなるので……
芦花を幸せにするためなのでしょうがないんです。
あとはまあ、俺芦花真実の三人で定期的に差し入れしたり。
「家で余ってたから持ってきた」とか「間違えて買ってしまった」とかいって。
俺からは主に消耗品のシャー芯とか消しゴムとかを渡している。
芦花は美容関係のやつ中心で、真実がご飯担当。
まあ賢い酒寄のことだし薄々気づいてるんだろうけど、受け取るまで俺たちも引かないとわかったのか、一応受け取ってもらえるようになった。
それから、芦花が小さい頃から、芦花が好きな人に積極的にいけるようメンタルコーチ(自称)をしてるんだけど、こっちはあんまり効果が出ている気がしない。
うーん、やはり付け焼き刃ではそう簡単にはいかないのか、それとも原作時空の強制力なのか。
原作始まるまでに、酒寄に芦花のことそれなりに意識してもらいたかったんだけど。
そう、時空の強制力といえば、俺という異物がいるからなのか、いくつか原作とズレも出てきた。
例えば、テストで俺が酒寄に近しい成績を叩き出すから、原作ほど酒寄がクラスで神格化されていない。
具体的に言うと、授業で当てられて酒寄が答えても、さすがに拍手はおきない。
音楽みたいに俺ができない分野では酒寄の独壇場だけど、それでも原作ほど期待を一身に背負ってって感じではなくなっている。
これは良いことなのか悪いことなのか……
それから、酒寄が少しだけ原作より余裕がありそう。
まあここはそうなるように意図的に頑張ったからね。
強制力に抗うこともできるという証明になっているという点では嬉しキングダム。
あと細かいとこだと、芦花のピアスが左じゃなくて右についている。
「右にピアスつけてんだ」ってそれとなく探ったのだが、「まあね〜」ではぐらかされた。
バタフライエフェクトって言葉もあるし、変な方向にいかないといいのだが。
ちなみにこのとき、真実がすごいなんとも言えない顔をしていた。
それからツクヨミ内での話。
原作通り芦花はROKAとして美容系ライバーをやっているし、真実はグルメインフルエンサーまみまみとして活躍している。
芦花の手伝いは正直あんまりできないんだけど、昔は真実の手伝いでお店に同行したりなんてこともあった。
真実に彼氏ができてお役御免になったけど、今も一視聴者として楽しませてもらっている。
美容は……よくわからなくてごめん、芦花。
俺は別にゲームがそこまで上手いわけでもないし音楽ができるわけでもないので、前世知識を活かして勉強系のチャンネルをやっている。
理系科目中心に高校入試の過去問解説とか、知ってると差がつくテクニック伝授とか、ふじゅ〜付きで質問くれたらその問題の解説とか、息抜きゲーム配信で視聴者にボコボコにされたりとかもする。
もともと芦花真実相手に勉強会を開いていたのだけど、これが意外と好評で、だったらツクヨミでもやってみようかなって。
前世の自分が躓いたとこもわかってるし、他人に勉強を教えるのは意外と楽しい。
まあなにより小遣い稼ぎになるからね。
どうせかぐやが来たら酒寄の代わりにいろいろお金がいるし、今のうちに稼いでおかねば。
そんなこんなで、もうすぐ原作開始時期。
正直不安もあるけど、俺は芦花を幸せにするためなら何でもするから。
芦花を彩葉とくっつけつつ、かぐやヤチヨもくっつける。
原作では三人で幸せになっていたけど、この世界では四人で幸せになってもらう。
俺の作る超ハッピーエンド、見てくれよな!
本編で出す機会が今後なさそうだしぶっちゃけ秒で破綻するので、圭の脳内を開示しておきます。
圭君作、かんたん超ハッピーエンド計画!
芦花を積極的にさせる
→彩葉に意識させる
→かぐやが帰る前に告白させる
→あとは成り行き、攻める!
→ハッピーエンド!
大前提として、圭は「芦花が積極的に彩葉を振り回して、『芦花の前では完璧でいなくていいのだ』と思わせれば勝てる」と思ってる