自分だけのオリジナル男子生徒を作って、他と差をつけよう! 作:レイトウカイトウ
聖堂前
リタ『それで、これからは外部とも積極的に関わると』
サクラコ『はい。私としても、皆さまとしてもそのように考えています』
リタ『なるほど。それで、百合園セイア代理のオレと連携しようって訳ですか』
サクラコ『そうですね。一時的に、あなたには私たちと協力してほしいという訳です』
リタ『それはわかっています。なぜオレなんですか?』
サクラコ『簡単です。ティーパーティーの百合園セイア代理に選ばれているからです』
リタ『そうですね』
サクラコ『ティーパーティーのホスト代理ではなく、セイア様の代理である事が重要です』
サクラコ『実権は握っていませんが、権力はある状態。だからこそ、都合が良いのです』
リタ『そんなものですか』
サクラコ『少なくともセイア様が戻って来るまでは、あなたにはシスターフッドと協力者になってもらいます』
リタ『わかりました』
リタ(……んで、早速協力して欲しい事があるって連絡を受けて来てみたが)
シスターフッドの生徒「では、サクラコ様の下へご案内致しますね、リタ様」
リタ「はい」
リタ(……何を協力するんだ?)
◇◇◇◇◇
聖堂の応接間
サクラコ「リタ様、お待ちしておりました」
リタ「……」
サクラコは、とても悪い笑みでリタを迎い入れた。
サクラコ「私たちの行動へのご協力、誠に感謝しております」
リタ「……何が目的だ?」
サクラコ「アリウス生についてです」
リタ「……?」
サクラコ「そう警戒しないでください」
リタ「いや、その笑顔でそれはちょっと」
サクラコ「え……」
途端に、サクラコが悲しそうな顔をする。
リタ「……いや、すみません」
サクラコ「……話を戻します」
サクラコ「こちらを確認してください」
サクラコが、一枚の写真を見せる・
リタ「……これが、アリウス生ですか?」
サクラコ「はい」
リタ「……」
ミカ『ねえ、君はセイア様のお気に入りでしょ?』
リタ『そうですね』
ミカ『だったらさ、ゲヘナとのエデン条約の前に、アリウスとの和解をしようって言ってよ』
リタ『どうしてですか?』
ミカ『だってさ、ゲヘナなんて野蛮な人たちより、仲違いをしちゃってるアリウスと先に仲直りした方が良いじゃん』
ミカ『君が言ってくれたら、きっとセイアちゃんは動いてくれるよ』
リタ『……アリウスがあるという根拠は?』
ミカ『え?』
リタ『オレはアリウスを信じていません。ただの都市伝説だと思っています』
ミカ『は?』
リタ『それなのに、オレがそんな提案をするとでも?』
ミカ『都市伝説じゃないよ! 自治区もあったし!』
リタ『オレは見ていないです。どう信じろと?』
ミカ『……』
リタ『それじゃ、さようなら』
リタ「……これを見せて、何がしたいんですか?」
サクラコ「アリウスというのは、トリニティから迫害されています」
サクラコ「もしかしたら、トリニティを恨んでいるのかもしれません」
サクラコ「そのアリウス生がトリニティで確認された、この事実は恐ろしい物です」
リタ「……」
サクラコ「それで、あなたにはアリウス生について調査してほしいのです」
サクラコ「どこから来ているのか、何が目的なのか」
リタ「……わかりました」
サクラコ「お願いしますね」
リタ(……なるほど)
最も改変を受けるであろう、ミカのクーデターシーン。