自分だけのオリジナル男子生徒を作って、他と差をつけよう! 作:レイトウカイトウ
トリニティの図書館
リタ『ふわぁ……』
セイア『寝不足のようだね』
リタ『うわ、ビックリしたぁ……』
リタ『どうしてここにいるんですか? 一週間くらい体調が優れなくて寝ていたはずなのに』
セイア『そうだね、さっきまでは苦しんでいた』
セイア『……一度、お話をできるスペースに行こうか』
リタ『わかりました』
リタとセイアは、お話ができるスペースに移動した。
リタ『それで、どうして?』
セイア『簡単な事だ、退屈でね』
セイア『徒然なる思いで、君との会合を果たしたかった』
リタ『オレの何がセイア様の興味を惹きつけるんですか?』
セイア『君の行動、余す事なく全てだ』
セイア『それと、容姿もかな』
リタ『ええと……?』
セイア『端麗な容姿に、威圧的ではあるが頼もしい背丈、そして予測不能な行動』
セイア『大体、全ての要素に惹かれている』
リタ『ま、まあ、褒め言葉ですかね』
リタ『あんまり直接的に言われると逆に怪しいですが』
セイア『私はあまり信用に値しないと』
リタ『別にそこまでは言ってないですよ』
セイア『ふん、私の好意的な言葉は素直に受け取ってくれたまえ』
セイア『でないと、また君には制裁を加えないとならない』
リタ『意味がわからない……』
リタ『まあ、申し訳ないので謝るんですけど。ごめんなさい』
セイア『容易く許しが得られるとは思っていないだろう?』
リタ『え』
セイア『全く、君には困ったものだ』
セイア『罰として、私を満足させてもらおうか』
リタ『出た、意味不明な要求』
リタ『まだティーパーティーを辞めろって言われた方がわかるのに』
セイア『ティーパーティーを降りる事は簡単だが、それは本意では無い』
セイア『ほら、どうした? 早くしないともう一度部屋に軟禁しなくてはならない』
リタ『うーん……』
ティーパーティーの生徒A『あれ、リタとセイア様だ』
ティーパーティーの生徒B『リタくん、今日も勉強会しようよ。いろいろと教えてあげる』
リタ『あー……』
リタ『タイミングが悪い所に来たなぁ……』
ティーパーティーの生徒たち『え?』
セイア『ふむ、君は彼女らと勉強会という会議を開き、親密な関係になっているのか』
セイア『私は全く誘われた事が無いのに』
リタ『すぅぅ……』
ティーパーティーの生徒B『え、もしかして、今の発言は良くなかった?』
リタ『いや、タイミングが悪いっていうか』
セイア『どういう事だい? 私の事は眼中に無いって魂胆かな?』
セイア『理由を訊かせてもらおうか』
ティーパーティーの生徒A『……めんどくさそうだから、また今度ね』
リタ『おいぃ!』
セイア『説明責任をしっかり果たしてもらおうか』
セイア『ほら、私が納得の行くように、首を垂れたまえ』
リタ『……』
リタ『どうしてこんな目に……』
◇◇◇◇◇
リタ「……」
リタ「セイア様って、時々不機嫌になるよな」
リタ「なぜだ……」
セイア様、いつからリタくんに……?