自分だけのオリジナル男子生徒を作って、他と差をつけよう!   作:レイトウカイトウ

38 / 38
ふぅ、先生曇らせ


意志

"……"

"……?"

 

??『先生、あとは、任せた』

 

"……リタ?"

 

 ヒエロニムス戦が終わり、先生がアリウススクワッドを捜して、ついには見つけられなかった後。

 

"……?"

 

 先生は、彼の声を聞いた気がした。

 

◇◇◇◇◇

 

救護騎士団本部

 

正義実現委員会の生徒A「……ここは?」

 

ハナエ「おはようございます!」

 

正義実現委員会の生徒B「あれ、私たちは……?」

 

セリナ「途中で、ナギサ様と一緒に倒れていた所を、保護させていただきました」

 

 正義実現委員会の生徒たちは、逃げる途中で意識を失っていた。

 目を覚ましたのは、先生がヒエロニムスを倒した後だった。

 

正義実現委員会の生徒A「……そ、そうだ、リタ様を助けてください!」

 

セリナ「え?」

 

正義実現委員会の生徒B「今、一人で戦っているんです!」

正義実現委員会の生徒B「おぞましくて、とても巨大な、絶望と混沌に塗れた敵の大群と」

 

ハナエ「そ、そうなんですか!?」

 

セリナ「……」

セリナ「どこにリタ様がいるのですか?」

 

正義実現委員会の生徒A「えっと――」

 

 リタは、行方不明である。

 どこにいるのか、捜索されているが、見つからない。

 正義実現委員会の生徒が、最後にリタと会った場所の詳細を説明する。

 

ハナエ「す、すぐに捜索隊に連絡しましょう!」

 

セリナ「はい!」

 

 そうして、先生を含む捜索隊は、リタの捜索を本格的に開始した。

 

◇◇◇◇◇

 

ゲマトリア本拠地

 

黒服「それで、死体を持って来たと」

 

マエストロ「……いや、まだ生きている」

 

 リタの死体は、マエストロによって回収されていた。

 

ゴルコンダ「ほう、異常な生命力ですね」

ゴルコンダ「本当だ、微かに神秘を感じる」

 

デカルコマニー「そういうこったぁ!」

 

リタ「……」

 

黒服「ヘイローは消失しているはずですが、原因が解明できていません」

黒服「男子生徒は、神秘が弱いはずです。何かイレギュラーが起きているかと」

 

マエストロ「我々の理解を超える現象が介在している可能性がある」

 

ゴルコンダ「この生徒のテクストを、より深く知りたくなったような気がします」

ゴルコンダ「ですが、もって数日でしょう」

 

デカルコマニー「そういうこったぁ!」

 

黒服「クックック、神秘の秘密に近づけるかもしれませんね」

黒服「ここまでの生命力、ヘイローが無いのに残っている神秘、我々が解明しない訳にはいきません」

 

マエストロ「……生という物に価値など存在しない」

マエストロ「だが、冷川リタという生徒は、生きていないと解明できないだろう」

マエストロ「私の完成された教義ですら、完封してしまう程の実力を持つ彼は特に」

 

ゴルコンダ「ふむ。私が作ったヘイロー破壊爆弾、それがどう作用するのか、興味があります」

 

デカルコマニー「そういう、こったぁ!!」

 

マエストロ「さて、お前の中に潜む物を、曝け出してもらうぞ」

 

◇◇◇◇◇

 

正義実現委員会の生徒A「な、ナギサ様?」

 

正義実現委員会の生徒B「どうしてここに?」

 

ナギサ「いえ、あなた方に救われたお礼をさせて頂きたいだけです」

 

正義実現委員会の生徒A「そんな……私たちは、リタ様に守られていただけで……」

 

正義実現委員会の生徒B「結局、恩返しができなくて……」

 

ナギサ「……彼が消息不明なのは、知っています」

ナギサ「……ミサイルへの反応は遅れたようですが、彼の背中で振り回されていた気もしますが」

 

正義実現委員会の生徒A「た、確かに、振り回されていましたからね……」

 

ナギサ「全く、彼はセイアさん以外に対しての思いやりが足りません」

ナギサ「もっと私やミカさん、他の方々に対しても心穏やかに接してほしいものです」

 

正義実現委員会の生徒B「それは、逆に信頼しているような気もしますが……」

 

ナギサ「……」

ナギサ「……今は、彼はいません」

ナギサ「戻って来てからお礼をします。この場では、あなた方に」

 

 ナギサは、二人にお礼の言葉を述べ、感謝と見舞いを兼任した土産を渡した。

 そして、少し雑談をした後、帰った。




セイア様とハナコの反応、そんな物は無いのさ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。