綾瀬凛藍は夜に駆けていく   作:眠 いつか

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第8話 夏に咲いている、花に亡霊を

名舟 翠は男手一つで育てられた少女だった

物心をついた時から、名舟には父しかおらず

服も、趣味も、あるいは振る舞いも

父の真似をしていた結果だった

母はどこに行ったのか、何度か訊いたが

いつも悲しそうな目をして教えてくれなかった

ただ一度だけ「お前が生まれた年……2001年に

ローマを旅行していたきり帰ってこなかった」と

一言だけ話しただけだった

 

慣れない無骨な料理、不器用な家事、

それに仕事と忙しい中、

名舟の父は育児に追われた

だが「男なら泣き言は言わない」と自分にいつも

言い聞かせて、嫌な顔一つ見せなかったが

笑顔もあまり見たことはなかった

 

ある時、ふざけて父の部屋に入ったことがある

本が山積みだったのをよく覚えている

料理本、育児について、家事について、

マーカーで汚れまくった本の群れがそこにあった

 

名舟の父「翠、どうしてここにいる」

 

名舟(8歳)「お父さん……ごめんなさい勝手に

入って……」

 

名舟の父「ッ!まさか見ていないだろうな!?」

 

本を見たら不味かったのか、

父は部屋に急いで入ると

………机の『下』から包装された塊を出した

 

名舟の父「良かった……

………これを見られていなくて」

 

そういうと父は、

その塊をそのまま我が子に渡した

 

名舟の父「今日は4月22日……

お誕生日おめでとう、翠。

あ、開けてみろ、すまん、お前も年頃だから

服が欲しいだろうと思ったんだが

俺は、女物はよくわからなくてな……」

 

翠が包装紙を取ると、出て来たのは

『灰色のベスト』と『黒いネクタイ』、

明らかに息子とかに贈るような

マニッシュすぎるファッションだった

 

名舟の父「へ、変だよな……もしいらなかったら

俺がもらう」

 

名舟「ううん、ぼく、これがいい、これでいい

父さんみたいにかっこよくなれるかな?」

 

父は笑った、安心したように、満足したように

名舟 翠は幸せだった、母はいないけど

ずっとこのままだったらいいのにと何度も願った

 

毎晩が楽しみだった、どこからか買って来た

育児本に書いてあった「小学校高学年になっても

読み聞かせを続けると、集中力が高まり

精神的にも安定し、ストレス軽減になる。」との

文言を信じて、名舟の父は10歳……

小学校4年生になっても父から本を読み聞かせられ

そしてそれが好きだった

 

だが忘れもしない、2012年3月19日のお昼

それは唐突に終わりを告げた

名舟が昼寝がしたくなってベッドに横たわると

父がどこからともなく気配を感じて

本を持って来た

 

名舟「父さん、こんなお昼から

読み聞かせてくれるの?」

 

名舟の父「いいんだ、実を言うと俺もお前に

読み聞かせるのが好きなんだ、

子供の寝顔を嫌いな親がいるか?」

 

名舟「ふふ、そうなんだ?

じゃあ、お願いするよ

………おやすみなさい父さん」

 

名舟の父「今回はこれ『赤ずきん』だ

………ゆっくりおやすみ、翠、良い夢を」

 

────それが、名舟の覚えている限り

最愛の父との、『最期』の会話だった

 

何分、何十分経ったかわからないが

名舟はふと目が覚めた、

微睡む彼女に聞こえてきたのは

 

パキ、ポキ、ペキペキ

 

骨が砕ける音

 

っ、〜っ!

 

悲鳴を堪える声

 

グルルル……

 

狼のような鳴き声

 

名舟は起きようとした。

だが次に聞こえて来たのは

 

「起きてはなりません、お眠りなさい」

 

聞いたこともない、女神のように澄んだ声

名舟はその言葉に従い、また眠りについた

 

……

 

 

…………

 

 

……………………

 

夕陽が寝ぼけた顔に突き刺さった

日が暮れ始めた時間に、名舟は目を覚ました

ベッドから起き上がるが

何故かまだ寝足りないのか

とても眠かった、凄く眠たかった、そして

 

父の姿は何処にもなかった。

 

名舟「父さん?」

 

激しい睡魔に襲われながら、名舟はベッドから

飛び降りると家中を探し回った、父を呼びながら

どこかにいるはず、どこかに隠れているはずだと

縋るように、祈るように

 

だが、父の姿は何処にもなかった。

なんとなく、もう何処にもいない気がした

ヒッチコックのサスペンスのように

静まり返った家の中に

自分の足音だけが響いていた

 

名舟は酷く眠かった、酷く眠かったが

このまま何もしなければこのまま眠りそうなのを

感じた、泣いている場合ではない、

絶望している場合ではない、

彼女は着の身着のまま

自宅を飛び出した、警察か、学校か大人か

なんでもいい、とにかく誰かに会いたかった

 

酷い夕立が降り始めた、

夕陽を雨が引き裂くように

茜色の空が白い雨に悲鳴をあげていた

突然降り始めた雨に名舟は眠気で

ふらふらしながら走っていくそんな中、

それは『導かれる』ようにこれもまた突然訪れた

 

ドンッ!

 

誰かにぶつかった、名舟は弾かれ

すぐに慌ててぶつかった相手に駆け寄った

 

名舟「す、すみません!ごめんなさい!」

 

ぶつかった相手は尻餅をついてしまっていた

黒いコートにハット、そして手には白杖

盲目の人だった

 

名舟「ご、ごめんなさい!目の見えない人に!

ど、どうしよう……」

 

綾瀬「私は大丈夫です…………君、どうして

そんなに急いでいるのですか?」

 

名舟「えっ、あっ、えっと、警察!警察に!

助けてください……!どうやっていったらいいか

えっと!わからなくて!」

 

綾瀬「運が良いですね、私は判事補佐……

いえ、裁判官の補佐をしている人です

聞かせてくれますか?」

 

名舟はもう無我夢中だった、

綾瀬の手をいきなり掴むと

近くの自宅まで案内した

 

綾瀬が呼び出した警官達が自宅を訪れる

ベッドの横からは少なくない血痕、

それは、父のと一致していた

名舟が崩れ落ちた、そしてぼそりとつぶやいた

 

名舟「父さん、僕…‥一人で生きていけないかも

しれない、寂しい…‥辛い……こんなの……」

 

綾瀬判事補佐が優しく頭を撫でた

 

綾瀬「まだ、名前を聞いていませんでしたね

私は綾瀬、綾瀬凛藍。君は?」

 

名舟「………名舟 翠です」

 

綾瀬が何かを考え込んだ、目が見えないが

それでも何か重要なことを考えていそうだった

 

綾瀬「君、家事全般はできますか?」

 

名舟「え………?」

 

だが、聡明な名舟はそれで全てを察した

 

名舟「出来ます、父さんと2人で暮らして来たので

掃除洗濯家事炊事、なんでも出来ます」

 

綾瀬「君……もし良かったら何処か行き先が

決まるまで私の家に来ませんか、

あ、もちろん強制は………」

 

名舟は綾瀬の手を取った

だが何も言わなかった、小さな手は震えていた

綾瀬は何も言わずに

名舟の小さな身体を抱きしめた

それを皮切りに名舟は声をあげて泣いた

外の激しい夕立に飲み込まれないように

堪えていた唯一の親の死と、

この家に別れを告げるように。

 

 

 

 

〔第8話 夏に咲いている、花に亡霊を〕

 

名舟に抱えられたままの火花の目は

凄く眠たそうだった

 

火花「すい……すい………?」

 

名舟はよくわからない、よくわからないが

なんだか今までにないくらい

気力が湧き上がっていた

火花を、綾瀬先生を、あと露伴先生を

僕が守らなくてはならない、そんな衝動に

 

名舟の背中に誰かが立ち上がる

それを最初に感じたらのは綾瀬だった

 

綾瀬「………翠の背後に誰か立ってます?

いや、この気配、この雰囲気はまさか……」

 

いつのまにか綾瀬の側に露伴が着地すると

ゆっくりと立たせてあげていた

 

露伴「あぁ間違いない、

ふん……やはりそうだったか、『過眠症』?

話している最中に突然意識が落ちる過眠症なんて

聞いたことがない、あれは過眠症ではないッ!」

 

次に気づいたのは火花だった、顔を上げる

精悍な名舟の顔の向こうに

もやもやとしたオーラが

スタンドビジョンが現れる前兆があった

 

火花「スタンド………すいすいの、

スタンド……」

 

名舟「火花?今なんて……」

 

火花「え?気づいてないの〜?だったら、

後ろを見てすいすい、そこに、立ってるから

 

すいすいの精神がッ!」

 

名舟が後ろを見たッ!そしてはっきりと見た

 

『それ』は、まるで待っていたかのように

Stand by me………そう、側に立っていた

 

夏の避暑地のお嬢様のような白亜のワンピース

年季の入った白いリボンの麦わら帽子

足は素足、そしてその素顔は……

両手で持って前に構えた

大きなひまわりの花で完全に隠していた

『夏が現れた』、名舟は最初にそう思った

 

ひまわりのスタンド『やっと見てくれましたね

…………名舟 翠』

 

名舟は目を丸くした、穏やかで優しい

響くような女性の声、聞き覚えがあった

 

名舟「6年前の、あの昼寝の時の声……」

 

ひまわりのスタンド『……あれは私です

………私は、ずっと貴方に謝りたかった

貴方のその眠気、貴方のその長寝、突然の微睡み

それは全て私のせいです』

 

ひまわりのスタンド『あの日起きようとした時も

貴方が危ない時の眠気も、全て私がブレーキを

かけていました……優しすぎる貴方、

戦いたくない貴方、

きっと私を認識出来ないのを承知の上で

 

………恨んでますか?』

 

名舟は奇妙ではあるが、

自分のスタンドに頭を下げた

 

名舟「……父さんはよくわからない死に方をした

でも、きっとそれを僕が目の当たりしていたら

多分耐えられなかった、そっか、そっか………

 

ずっと、僕の側にいたんだねひまわりの君は

 

僕が一人ぼっちにならないように」

 

 

ひまわりのスタンド『私を使ってくれますか?

名舟 翠、私のマスター』

 

名舟は答えない、その代わり微笑みかけると

『黒いネクタイ』を直し、

『灰色のベスト』を整え、

マキシマム・ザ・ホルモンに、向き合った

 

見える、見えている、あぁ確かにかっこいいな

あれがみんなが言っていた深紅の騎士なんだ

あれが、『マキシマム・ザ・ホルモン』なんだ

 

鳥山が扉から姿を現しながら叫んだ

 

鳥山「なんてことだ、

おじさんびっくりだよぉ〜!

君も『矢』を打ち込まれていたんだねぇ〜!」

 

露伴「ふんッ!君は分かっていないな、

恐らく目の前のその少女は違うねッ!

『矢』によるスタンドじゃないッ!」

 

綾瀬「えぇ……名舟 翠は『乗り越えた』のです

自分で、自分の精神をッ!自らの弱さを受け入れ

それでもなお、『戦いたい』と

叫んだのですッ!」

 

綾瀬「だから来たッ!

私にはその素敵なスタンドは

見えませんが、私にはわかります。

 

………きっと、綺麗なのでしょう

翠の精神の具現は」

 

露伴「大方その能力は予想がつく、もしや君なら

その厄介な男を抑えられるかもしれないッ!

僕と凛藍君が後ろにいる、

だから、思い切りやるがいいさッ!」

 

鳥山「そ、そんなのありなんだぁ〜ッ!

おじさんは生まれて36年間、スタンドなんて

来なかったのに、恨めしいねェ〜!

やっぱり若いって羨ましいねェ〜ッ!

おじさん、怒っちゃったよ、

マキシマム・ザ・ホルモンッ!」

 

マキシマム・ザ・ホルモンが腕を交差させる

そして、原油の雨を放った!!

 

名舟「待て、どうすれば……

君の名前も能力もッ!」

 

ひまわりのスタンド『こんな能力ですよ』

 

ひまわりのスタンドが名舟の前に立つと、

ひまわりをお日様の光で輝かせた

飛んできた水滴は悉く名舟に届かず地面に落ちた

そして、腕の中の火花がガクンと船を漕いだ

 

名舟「落とした、いやッ!違う、今の火花……

『眠らせた』のかッ!」

 

火花をそっと降ろす、火花の愛らしい目が

ぱっちりと開いた、その直後、火花は後ろに周り

邪魔をしないように構えた

 

火花「頑張ってすいすい、最初はスタンドが

出た時はみんなそんな感じだから……ッ!」

 

鳥山「マキシマム・ザ・ホルモンッ!」

 

今度は最初にやった攻撃、

斜め上に雨を打ち上げて降らせようとした

 

鳥山「これならば落としようがないよォ〜ッ!

付着すれば発火するだけだねェ〜ッ!」

 

名舟「お願いしますッ!」

 

ひまわりのスタンド『お任せを、マスター』

 

ひまわりごと、顔を落ちてくる雨に向ける

お日様の光を光らせると、なんとッ!雨粒は全て

『空中』で『停止』したッ!

 

鳥山「なッ!何ィィィィ〜〜〜ッ!?」

 

火花「眠らせてる〜?この現象が〜?」

 

名舟「そうか、分かった、分かったぞッ!

僕のスタンドの能力がッ!」

 

鳥山「もう一度だァ〜ッ!」

 

マキシマム・ザ・ホルモンが腕を交差させる

そしてさっきよりも多くの原油を放ったッ!!

真っ暗な飛沫が何度もショットガンのように

飛んでくるッ!

 

だがッ!名舟は軽く息を吸うと『一歩』ッ!

前に踏み出したッ!それに合わせて

ひまわりのスタンドもその前を踏み出すッ!

 

散弾銃のように襲いかかってきた原油の飛沫は

だが飛翔する勢いを失って

次々と地面に落ちていく

暗く濡れた地面を踏みしめるように

ゆっくりと、確実に、

名舟とひまわりのスタンドは

『原油の雨』の中を突き進んでいくッ!

 

だがッ!それを鳥山亮は計算のうちだったッ!

名舟は見事にその策にハマった

 

鳥山「確かに君には当たらなかったけどねェ〜

地面には付着したッ!

マキシマム・ザ・ホルモン……ッ!」

 

原油が付着した地面と気化した石油の空気、

火花が叫んだッ!

 

火花「すいすいッ!避けて〜ッ!

ヒバナが吹き飛んだ爆発が来るよ〜ッ!」

 

鳥山「『点火しろ』ォッッ!!」

 

マキシマム・ザ・ホルモンが赤熱したパタを

足元の原油につけた、爆炎が膨れ上がる

名舟へと業火が迫ってくるッ!

 

ひまわりのスタンド『動かぬように、マスター』

 

迫ってきた業火はッ!モーセが海を割るように、

戦闘機が鰯雲を裂くようにッ!

ひまわりのスタンドの正面の原油だけが

不完全に燃焼してひまわりのスタンド、

名舟、火花、その3人を避けるように

爆炎が吹き抜けたッ!

 

綾瀬「………!?なんと、翠……そのスタンドは

一体……?無効化、いえ、この匂い、

『発火』していないのですね……ッ!?

翠の前だけ燃焼を抑えた……?」

 

ひまわりのスタンドが、

マキシマム・ザ・ホルモンの目の前に立った

 

鳥山「な、なんだ、今のはァァァ〜〜〜ッ!?」

 

名舟「やはり、僕のスタンドは『眠らせる』

正確に言えば、あらゆるエネルギーを

『減衰』させる能力なんだ、

運動エネルギーを減らせば

飛んでるものは地に落ち、

熱エネルギーを減らせば火は満足に燃えない

そして、脳内エネルギーを減らせばッ!」

 

ひまわりが発光したッ!お日様の光を正面から

マキシマム・ザ・ホルモンは浴びてしまったッ!

 

鳥山「し、ま……ッ!」

 

ガグンと片膝をつく、玄関の影にいた鳥山も

ふらついて壁に手をついた

 

名舟「…………生物は、『眠り』につく。」

 

あのマキシマム・ザ・ホルモンが倒れ込んだ

 

火花「すごいすご〜いッ!すいすい〜ッ!」

 

露伴と綾瀬と胸を撫で下ろした、

意外な形でマキシマム・ザ・ホルモンは倒れた

だが、不思議と綾瀬には納得と嬉しさがあった

 

ひまわりのスタンドがマスター……

名舟に向き合う、

相変わらず顔は見えない、というか顔面という

部位が存在するかはわからないが、

なんだか嬉しそうに笑っている気がした

 

名舟「能力の推理はあっていたんだね、

良かった……僕のスタンド、これからもよろしく

……そうだ、あ、あの……」

 

ひまわりのスタンド『はい、マスター』

 

名舟「ごめん、えっと……まだ、君の名前を

訊いていなかった、どうすればいい

僕は、君のことを、なんて呼べばいいかな」

 

ひまわりのスタンドは恭しく一礼した

そして、ひまわりが正面に向くように

背伸びするように真っ直ぐ、名舟翠に向き合った

 

 

 

 

 

 

『…………『ヨルシカ』、そうお呼びください』

 

名舟「そっか………これでやっと僕は、

『夜しか』、もう眠れないんだね」

 

 

 

 

 

 

一方、鳥山は必死に眠気と戦っていた

だがやがて、力が抜けていく

 

鳥山「おじさんは……

何やったってダメだねェ……」

 

この男は小さい頃から『努力』というものが

嫌いだった、そしてそれをする人も嫌いだった

体育祭が嫌いだった、文化祭が嫌いだった

オリンピックが嫌いだった

コンサートが嫌いだった

努力する者を蔑んでいた、

良くも悪くもない人生を

送れればそれでいいと思っていた

 

いつしか彼は、学校で、会社で、

社会で浮き始めた

彼は心底ムカついた、『努力』をしないと

『決意』がないと生きることも

許されない世の中に

 

そんな時、野良猫がどこかから奪ってきた魚を

齧っていた、彼は心底ムカついた、

猫でさえどこかから奪う『努力』をした

気がつけば思い切り蹴飛ばしていた

 

………心の底からスカァァッとした

それ以降、彼は出来もしない殺しの妄想をして

漫画やドラマのシリアルキラーに憧れて

心の中で何度も野良犬と野良猫、

あるいは通行人を焼き殺す妄想をした

 

このスタンドを得た時、

今度こそ変われると思った

だが今度も『戦う決意』とやらをした

高校生のガキに敗北した

もうやめにしよう、どうせおじさんは、俺は、と

鳥山は前のめりに崩れ落ちた………

 

だが

 

だがッ!鳥山は前に足をついた

あのチカラをくれた女の子の前で、言った

自分は確かに言った『変わりたい』とッ!

あの子は言った『ヘマしてもいい』とッ!

また諦めるのか、俺はまた投げ出すのか?

努力なんてしない、

ただせめてあのひまわりだけは

必ず殺してやると思ったッ!

 

眠っているカラスの首を掴み上げると

鳥山はッ!それを自分の手のひらに刺したッッ!

 

痛い痛い痛い痛い!!それはもうッ!

『目が覚めるほど』にッ!

鳥山が玄関の前に立ちすくんだッッッ!!

 

鳥山「おじさんは……ッ!いや、俺はッ!

鳥山 亮ッッ!お前達を殺しッ!

ターゲットも殺し!

俺は本物の『シリアルキラー』になるッッ!!」

 

火花「すいすいッ!」 名舟「あぁッ!」

 

鳥山「マキシマム・ザ・ホルモンは

まだ『変身』を残しているんだァッ!」

 

そういうとッ!マキシマム・ザ・ホルモンは

右腕を動かすとッ!『左腕の甲冑』を

斬り飛ばしたッ!

 

露伴「なんだと!?

何をやっているんだお前ッ!」

 

だがッ!鳥山は『ノーダメージ』ッ!

そう、マキシマム・ザ・ホルモンの本体はッ!

中にいる原油で出来た液体生物ッ!

人間の腕を切り飛ばした時のように、無くなった

左肩口からドクドクと原油が流れ出る

 

鳥山「甲冑の中で、マキシマム・ザ・ホルモンは

『流動』し続けている、凝固しないようになッ!

だが今、左腕だけそれを止めてみたッ!」

 

左肩口から流れ出る原油が凝固していく

盾のような被膜が腕の下へと広がる

悪魔のようにアンバランスな巨大な左腕へと

変形、いや『変身』したッッ!

 

鳥山「俺をここまで怒らせるとは

とんだおバカさんだ……絶対に許さんぞガキ共!

じわじわとなぶり殺しにしてやるッッ!!

マキシマム・ザ・ホルモンッッ!」

 

綾瀬「イン・トゥ・ザ・ナイトッッ!

あなたの影を捕まえました」

 

鳥山「こちらも貴様を捕まえたぞッッ!」

 

マキシマム・ザ・ホルモンが左腕を突き出すと

凝固と流動を繰り返しながら左腕は大きく伸びて

エントランス奥の綾瀬の顔面を捕まえたッッ!

 

綾瀬「がッ!?」

 

鳥山「まだ殺さなぁいッ!」

 

右腕のパタを火花へと振りかぶるッ!

油断していた火花が原油に濡れたと思った瞬間

肩にパタが貫通したッッ!

 

火花「あうッッッ!!」

 

鳥山「両腕を発火させろォォォッッ!!」

 

火花の身体ッ!綾瀬を掴む腕が燃え上がったッ!

 

名舟「ヨルシカッ!熱エネルギーを眠らせろ!」

 

だがその火はすぐに消え失せる

 

露伴「今だ、ヘブンズ・ドアーーッ!」

 

本にしたのは爆風で取れかかっていた天井の

シャンデリアッ!それが綾瀬を掴む腕へと落ちて

衝撃でへし折ったッ!その瞬間に

イン・トゥ・ザ・ナイトが

顔から腕を引き剥がす!

 

綾瀬「だめですね……ッ!私たちのスタンドとは

決定的に相性が悪い……ッ!」

 

露伴「………あの2人に任せるしかないのか」

 

鳥山「いちいち勘に触る野郎だ、

ひまわり野郎……やはりお前からだッッ!」

 

名舟「火花!攻撃任せられるッ!?」

 

火花「すいすい!防御お願いッ!」

 

2人が構える、ヨルシカが立ちすくむ

ラビット・ホールが

ファイティングポーズを取った

 

ラビット・ホール「ブラァッッ!!」

 

だがマキシマム・ザ・ホルモンの左腕の皮膜が

盾のようにその拳を弾いたッ!

振り払いながら放った原油の飛沫はヨルシカが

撃墜するッッ!

 

ラビット・ホール「ブラブラブラブラァッ!!」

 

鳥山「うっとおしぃぞォッ!

『マキシマム・ザ・ホルモン』ッ!」

 

ラッシュを左腕で弾きながら、

右腕のパタを突き出すッ!

 

火花「やばぁッ!」

 

名舟「ヨルシカッ!」

 

お日様の光で一瞬だけ眠気に誘わせて

軌道をずらすその一瞬ッ!

ラビット・ホールが胴に拳を振り抜いたッ!

 

鳥山「ごぉぶおっ!!」

 

鳥山が腹を抑える、マキシマム・ザ・ホルモンも

甲冑の隙間から原油を撒き散らしたッ!

 

鳥山「いや、そうか……これはチャンス、だ

チャンスだぞ鳥山ァァァァァッッッ!!

マキシマム・ザ・ホルモンッ!今飛び散った

原油の流動を『先端』だけ停止させろッ!

そしてェェェッッ!!」

 

鳥山「マキシマム・ザ・ホルモンッッ!

今飛び散った飛沫を出来るだけ

発火させろォォ!」

 

マキシマム・ザ・ホルモン『ボォォォォォォ!』

 

マキシマム・ザ・ホルモンが連続で右腕のパタを

突き出した………

 

名舟「なんだ………ッ!?」

 

鳥山「ざっと、26本、か………

殺すには充分だ、綺麗な花火にしてやるッッ!!」

 

空中を舞う飛沫のいくつかに火がついたッ!

 

露伴「『ミサイル』だッッ!!簡易的な

ミサイルが飛んでくぞォォォーーーーーッ!!」

 

だがもう遅いッ!エントランス中にミサイルが

飛んでくるッ!

 

名舟「ヨルシカッ………!!!!」

 

火花「ラッシュで叩き落としてラビッ……ッ!」

 

だが特に、全てでは無いにせよ2人に何本かが

ドスドスドスドスッと突き刺さったッッ!!

二人が崩れ落ち始める………ッ!

 

鳥山「マキシマム・ザ・ホルモンッッ!

ビューティ・殺シアムッ!

(素晴らしき処刑場)」

 

綾瀬「翠ッ!火花ッ!

(止められなかった……ッ!

速すぎますッ!そして………)」

 

綾瀬が膝をつく、右腿にその一本が

深々と刺さっていた

 

鳥山「勝ったッッッッッ!

勝者はこの鳥山亮だッ」

 

ラビット・ホール『ブラァァッッ!!!』

 

ゴギュゥッッ!と物凄い音と共に

マキシマム・ザ・ホルモンの兜が吹き飛んだッ!

 

火花が足を大きく開脚し、倒れるのを堪えながら

だが、スタンドを差し向けていた……ッ!

 

鳥山「まぁァァだわからないのか

このクソガキィッ!甲冑は本体じゃあないッ!」

 

火花「知っている、よ……本体をこれから

しこたまぶちのめすから……ね〜っ!」

 

鳥山「だがお前に、も……いや、待てお前、

今なぜ動いてる……ッ!?」

 

名舟が息を荒くしながら火花の肩を掴んでいた

 

名舟「ヨル、シカ……ッ!早乙女火花の

『痛覚エネルギー』を、減衰、させた……ッ!

あ、あとで、綾瀬先生に、怒られようね」

 

火花「手当て、してから、ねぇ〜ッ?」

 

鳥山「このクソガキィィッ!おじさん、

怒っちゃったぞォォーーーーッッ!!」

 

火花「ラビット・ホールッッ!」

 

ラビット・ホールがマキシマム・ザ・ホルモンの

甲冑を殴るッ!

だがそれによって飛んだ飛沫をまた

鳥山がミサイルと化して6本を飛ばしたッ!

 

綾瀬「………イン・トゥ・ザ・ナイト」

 

それを綾瀬のスタンドが床に映るミサイルの影を

全て弾き飛ばして軌道をずらさせたッ!

二人が振り返るッ!酷い熱と臭いの

エントランスの床を、

綾瀬は這って二人の後ろまで来ていた

 

綾瀬「はぁ……はぁ……これなら、いけます

私は二人の保護者……任せるきりなど

出来ません……一度、影の動く速度を覚えれば

『イン・トゥ・ザ・ナイト』と、

私の耳は逃しません」

 

名舟「ミサイルをお願いします、

僕は火花を支えます、火花ッッ!」

 

火花「いっ………いや、行けるッ!ヒバナは

行けるッッ!ラビット・ホーーールッ!!」

 

甲冑に打撃が入る度にビューティ・殺シアムが

飛翔してくる、それを綾瀬がとんでもない

反応速度で弾き飛ばすッ!

 

名舟は火花が燃えないように痛がらないように

安心するように背中を支え続けた

 

鳥山「マキシマムッ!ザァッ!

ホルモォォンッッッ!!」

 

マキシマム・ザ・ホルモン『ボォォォォォォォォ

ォォォォォォォォォォォォッッッッッ!!』

 

マキシマム・ザ・ホルモンが咆哮するッッ!

 

ラビット・ホール『ラァァァァァ…………

ブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラ!!!!!!!』

 

ラビット・ホールが絶叫するッッ!

 

互いに物凄い応酬が繰り広げられるッ!

 

鳥山「勝ちたい……そうだ、俺は勝ちたいんだ

勝 ち た い ん だぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

マキシマム・ザ・ホルモンの胴甲冑が割れる

右肩が吹き飛ぶ、右脚が砕ける

それでも、露出した部分の原油を凝固させて

倒れなかったッ!

左脚が脱げる、股関節が壊れる

ついに右腕まで粉砕されてもはや深紅の騎士は

真っ黒な人型オイルとなってもなお

倒れなかったッ!

 

あぁ……だが、なんの因果かラビット・ホールは

『発火する拳』のスタンドである

 

マキシマム・ザ・ホルモンの本体に

火の手が上がった!

 

ラビット・ホール『ブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラァァァァァァァァァッッ!!』

 

鳥山も燃え始めたがそれでもなお

攻撃はやめない!

 

鳥山「まぁぁぁだぁぁぁぁだぁぁぁぁっっ!!」

 

 

 

ラビット・ホール『ラブ!イズ!オーバー!!

(ウンッザリよッッッ!!!)』

 

ボギャァァアアアッッッ!

 

鳥山「ぐふぉああああああああああっっっ!」

 

マキシマム・ザ・ホルモンが、鳥山が、燃えた。

 

鳥山「そ、そんな……………ッ!」

 

そして、今度こそ床に崩れ落ちた。

 

 

 

最初に、名舟が意識を手放して火花にもたれた

火花に一気に疲れと痛みが襲いかかってきた

 

火花「わぁぁぁぁぁあんっっ!

いたぁぁぁい!?」

 

綾瀬「待ってくださいすぐに救急車を……」

 

露伴も近寄ってくると、ヘブンズ・ドアーで

鳥山を開いた

 

綾瀬「露伴君?」

 

露伴「こいつはァ……一体どうやって

スタンドをと思ってね、どれどれ……」

 

露伴「鳥山 亮、36歳……スタンドはほんの2日前

■の■■にて、■■によって■■■■■■■■

 

 

 

 

[見 た な ?]」

 

 

 

露伴「な、なんだとッ!」

 

鳥山の顔の本が閉じる、

その瞬間鳥山に異変が起きた

 

鳥山「寒い……なんだ、寒い……ッ!

お前……!?俺に、何をした………ッ!?」

 

鳥山の体が震え始めた、いや凍りつき始めたッ!

 

名舟「なんか……寒くないですか……?」

 

綾瀬「火花!何が起きています!?」

 

火花「わ、わからない〜!?」

 

ガジッ、ガジッ

 

玄関に『見知らぬスタンド』が現れた

言うならば両腕のあるミロのヴィーナス

言うならば顔の上半分から上を隠す

王冠と一体化した仮面の女王

言うならば女性の曲線美を描く氷像

 

真っ青な氷でできた美しい女性型スタンドがいた

 

氷像『言わなかったわね……

でも……見られた……

残念……本当に、残念………』

 

鳥山「ま、待て!俺はやっと、勝つ喜ぼぼぼぼ」

 

氷像『知らない……意味わからない……死んで』

 

鳥山「おれ………は……………」

 

カチィィィ…………ン

 

全身氷漬けになった鳥山亮の頭へと

氷像が足を踏み下ろした

それを、綾瀬が影伝いに止めた

 

綾瀬「この人を、殺させはしませんよ」

 

氷像『いいえ……もう死んでる……

氷漬けになった時点で……この人間は

もう凍死してる………』

 

綾瀬「そんな………!?」

 

綾瀬が一瞬だけ動揺した瞬間、

氷像が頭を踏み砕いた!!

 

綾瀬「あぁ………ッ!!」

 

氷像『ところで、あなたたち、なに……』

 

露伴「君たちこそ何をしているんだ……ッ!」

 

氷像『ふぅん………岸部露伴は、いい

でもその3人、あなた達は……覚えた………

あなた達は忘れて………

じゃないと今度は殺す……

このわたし、『クーネル・エンゲイザー』が』

 

綾瀬「待ちなさい……待ちなさいッッ!!」

 

クーネル・エンゲイザー『待たないわ……

プロシシャーイ(さよなら)』

 

クーネル・エンゲイザーはそう吐き捨てると

吹雪を巻き起こして消えていった……

唖然とする綾瀬、名舟、火花、露伴を残して……

 

 

 

 

 

同時刻、とある廃ビル群の一角

暗闇の中に四人が思い思い座っていた、

ここは「スノビズム」の本部

奥にある玉座のような椅子には口に檻をつけた

凄みのある少年が座っており、

その少年に抱きつくように

ラフな少女が戯れていた

 

少年の名は"「夜鴉 亜門(やがらす あもん)」

No.2にして恋人である少女

"ヴァンパイア"木原 詩鳥(きはら しとり)を

侍らす彼こそが、泣く子も息を止める

過激派不良グループ「スノビズム」のボス、

「KING」と呼ばれる杜王町最強の不良である

 

夜鴉「おめぇら話は聞いただろうが、

火野がパクられやがった」

 

205cmもの巨漢坊主、

"パワーホール"水谷 太世(みずたに おおせ)と

上半身裸のツンツンヘアー少年

"バカサバイバー"光崎 神次(こうざき かみじ)が

それを聞いて頷いた

 

夜鴉「火野もスタンドを持っていたのに

やられたってことはこの街には俺達を邪魔する

ボケカスがいるってことだ……

そこで、俺はもう一度あの女にスタンドの矢を

もらって今度は他の奴らで混乱を呼ぶ、

どうだおめぇら」

 

木原「亜門くんがいいならぁあたしもぉ」

 

水谷「おれ、やる」

 

光崎「よくわっかんねぇけど強くなんなら!」

 

 

少女「なんか盛り上がってるな〜と思ったら……

私の話かな♡」

 

暗闇に、例の少女が立っていた

手に矢を持っている

 

夜鴉「おい、女ァッ!それまた貸してく……

いや、もうよこせや」

 

少女「あれ?火野君は?

あぁ、捕まっちゃったんだっけ♡」

 

水谷「女、矢、よこせ、出なければ、痛い目だ」

 

少女「はいっ♡」

 

少女がいきなり投げてよこしたッ!

夜鴉が受け取る

 

夜鴉「聞き分けいいじゃねぇか」

 

少女「私ね、期待してるんだよスノビズムには

………このつまらない『世界』を、

面白くしてくれそうだから♡

絶望したおじさんとかを探して矢を使うよりも

あなた達ならめちゃくちゃにしてくれそう♡」

 

少女「…………ここにいてあげられる?」

 

と、少女の後ろでピコンピコンと携帯型ゲームを

やっていたもう一人、胸下までのパーカーに

スウェットを履いた紫髪の少女に声をかけた

ヘッドホンを外してくぁ、とあくびをした

 

紫髪「りょ〜、とりあえず、

監視と相手を洗脳すりゃいい感じ?」

 

少女「とりあえずはそう……計画が進んだら

教えるから、それまでは貴女のスタンドで

遊んでて………ね♡」

 

紫髪「うぃ〜、あ、スノビズムのみんなも

よろしく〜、うちは……ゲームアカウント名の

『オンディーヌ』で呼んでくればいっかな」

 

紫髪「それと……これはお前に、

露伴んちに向かったアイツから一応報告、

倒したのこいつらだってよ

写真は裁判所公式サイトとか個人アカとかから

ぶっこぬいてきたから確かだ」

 

少女「ふーーーーん?………あ、ならならぁ

ねぇ夜鴉ぅ、この写真渡しておくね?

暇があったらでいいから、その3人

『綾瀬凛藍』と『名舟翠』と『早乙女火花』

っていうんだけど、殺しておいてくれると

助かる〜♡」

 

夜鴉「あぁよくわからんがついでにやってやるよ

目標があった方が楽しいからなぁ!」

 

水谷「こいつらを中心に、周りを狩る、どうだ」

 

木原「あぁんっ!それ言おうとしたのにぃ!」

 

夜鴉「おめぇら最高だぜ!

ボコすやつは多いほどいいからなぁ!」

 

紫髪はそういうと去っていく少女を見送りながら

またヘッドホンをつけた

 

木原「そういえばねぇねぇ亜門くん、

増やす兵隊のアテはあるのぉ?

うちの支倉校生ぇ?」

 

夜鴉「うちの馬鹿ども?何しでかすかわからん

俺たちに歯向かってきたら

殺さなくちゃならねぇ」

 

光崎「わかるぞぉ!ぶどうヶ丘高校だろ!

喧嘩好きが多いから燃えるぜ〜〜!!」

 

夜鴉「バカが返り討ちになるだろうがバカが、

いるだろ?襲い掛かっても姿ゆえに油断されず、

足も付きにくいおあつらえ向きの

兵隊候補どもがよォッ!」

 

夜鴉がどこから奪ったのかとある校章バッジを

3人の幹部の真ん中に投げた

それはキィン、と音を立てて暗闇に輝いた

 

光崎「おっほ!」 水谷「ふん……」

木原「あっは!楽しそぉ!」

 

 

 

夜鴉「斉唱四角学園生だ」

 

To be continued………




[ヨルシカ]
【破壊力-E/スピード-E/射程距離-E/
持続力-D/精密動作性-E/成長性-C】
大きなひまわりの花で顔を完全に隠した
白いワンピースと麦わら帽子と
夏の少女の様なスタンド、ひまわりから放つ
お日様を浴びたものを眠らせるというシンプルな
能力だがその真の能力は
「エネルギーを減衰させる」こと
運動エネルギー、位置エネルギー、熱エネルギー
脳内エネルギー、痛覚エネルギーなど
ありとあらゆるエネルギーを
減らすことで影響を与える
実は名舟のいつも眠たげなことの原因が
まさにこのスタンドであり、
ずっと昔からあったが
本人に戦う意思がないことと気づかないことで
ホリィのイバラのように、彼女に悪影響だけ
出し続けてしまっていた
元ネタは日本のロックバンドから
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