ワルターが離れた、その幾分か後。
「多分だがあの子の~」
「…しかし、おそらくだが~」
ジョージとギルバートは (恐らく) 敵の目的である彼女を
どう護衛するかの討論をしていた。
「…う、ん…?ここは…」
と、その傍らで
「…ん、起きたか。一応確認だが、怪我は無いな?」
「…あ。はい…皆さんのお陰でなんとか傷も無く。
ありがとうございます。追われてた私を迷わず
助けてくださって…本当に。」
「いーや、まだだ。どうせ状況的に俺達もお尋ねモンに
されただろうし…解決にはまだ至ってないさ。」
「…だな。まずはお互い自己紹介といこう。俺はジョージ。
そしてこっちはギルバートだ。君は一体?」
ジョージは親指で自分を、ギルバートはピースサインを。
それぞれ構えて名前を伝える。そして初めて女性は自分の
名前をジョージ達に話した。
「そ、そうですね!まずは名前か…私は『メディ』。
よろしく、お願いします…ッ!早速ですが…貴方達は…?」
「ん?」 「えッ?」
「…あ、失礼しました!『貴方達』が、ではなく…
貴方達の…その…
言い淀むメディ。
つまりはジョージ達の…
「成程、『スタンド』の事か。」
「あー!はいはい、そういう事ね。」
「………『スタンド』?」
合点がいった2人と、そうでないメディ。
『そういう人達』に会ったことがないメディにとっては
なんの事やらなので無理はない。
「うぐ…そこからか…あまり説明は向かんのだが。まあいい…
俺達は『スタンド使い』。簡単に言えば………むぅ…」
「…『超能力』か?」
「
特殊な人間だけが扱える、その1つ1つが能力を持つ…
『生命エネルギー』を具現化した
「…『
掻い摘まんで話すジョージ。そしてメディは、何となく
だが理解してきている。
「
話が早いと良いのだがな。」
「いやー…アイツにゃここまでストレートに通すの無理
でしょ多分。時にゃあ諦めも大事だぜジョージ。」
メディは一瞬『?』を浮かべるが直ぐに理解する。
きっと先程の彼の事だろう。理由あって今は居ないよう
だが買い出しだろうか、などと少々呑気な方向性に考え
が逸れていく。
「まあ、つまりは『能力』を使って君を助けたって
事だよ。とりあえず君は安心してなッ!見たところ
アイツ達の中にはスタンド使いは居なかったようだし…
俺達の相手にはならねーだろうさ。」
と、ギルバートはちょっと緊張のほぐれた顔のメディの
肩を軽くポンポン叩きながら話す。
こその自信の表れだろう。
「そうだな。巻き込まれたというより自分から
突っ込んでいった手前、見捨てるようなマネはしないと
約束しよう。何、護るのには慣れてる。」
そしてジョージもまた豪語する。
メディはここで初めて安心した笑顔を見せた。
「ありがとう、ございます…!」
「ただ、護るのには情報が必要だ。教えてくれるか?
君の事情…そして
「…はい。あの人達は…」
「「
「!」 「…何ッ!?」 「…!」
ズ ド ォ ォ オ ン ッ ! !
「我々は貴様ら『スタンド使い』を撲滅する者達、だ。
さあ…執行の時間だぞ『罪人』どもッ!」
急な