ジョジョの“よう”な冒険   作:星城 丈人

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【 立ちはだかる者達 】

 

 

コントじみた会話をした、不思議な一行。

男達からすれば、「なんだこの変な奴ら」なのは

当然の反応であった。

 

 

 

 

 

 

 

「なんだ貴様達!その女を庇うのかッ!抵抗するなら

 明確に敵と見なし発砲するッ!!」

「先に言っておく。タダで済むと思うんじゃねーぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

開口一番、相手方の怒号と同タイミングでギルバートの

挑発が放たれ…ほぼ掻き消えた。

 

 

 

 

 

 

 

「「…」」

 

 

 

 

 

 

一瞬の静寂。そして…

 

 

 

 

 

 

 

「アァ!!被ったァッ!!くっそふざけんなよ!!」

 

 

 

 

 

 

とにかくギルバートはキレて、ズンッと一歩踏み出す。

それに付随し、ジョージも構える。

 

 

 

 

 

 

 

「抵抗するかッ!構わん撃てーッ!」

 

 

 

 

 

男達が()()を取り出し、掃射した。

先程の特殊拳銃ではなく、明確に殺意を持ってると

すぐに分かるラインナップ。拳銃は勿論、マシンガンに

アサルトライフルと、数撃ちゃ当たる(質より量)な物ばかり。

それをなんの躊躇いも無く男達は掃射した。

 

 

 

 

 

 

 

 ガ    ガァンッ!    ガ    ガァンッ!

 

 

     ガ     ガ      ガッ  

 

 

   ガ    ガ      ガ    ガァンッ!

 

 

 

 

 

 

響く発砲音と周りの地面に撃たれた所から出る硝煙。

それらが消えるまで数秒、男達は油断することなく

()()()()()()()()()()を見据えていた。

 

 

 

 

 

 

…しかし、次の瞬間に煙は掻き消えることになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セ プ テ ン バ ー(7度目の月) 』ッ!

 

 

 

 

 

 

 

  ト゛ ォ゛

 

        ゥ゛ ォ゛ ーー

 

                 ォ゛ ン゛ッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巻き起こる轟音。音からして先程の掃射とは比べ物に

ならない、『爆発的な()()()』が響く。

 

 

 

 

 

 

彼らは全員無傷だった。

それどころか、余裕の表情すらしてる(一名は無表情)。

 

 

 

 

 

男達の眼が大きく見開かれる。女性も腰こそ抜かしては

いるものの、まるで自分がシェルターの中のような

()()()に居る感覚に陥る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()からだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何故だ、当たったはずだと狼狽える彼らを余所に、

今度はこちらの番と言わんばかりにジョージが駆け出す。

 

 

 

 

 

 

「まさか…ッ!」

 

 

「クッ…来るな!!」

 

 

 

 

 

 

もう連携も何もない男達。

 

自分から先に助かるべく、彼らは一心不乱に銃を撃つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カ    カ     キンッ!  カ

 

    カ    ガ      カ

 

  ガンッ!       カ       カ ン ッ !

 

      カ   カンッ!    ガ

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、返ってくるのは無情にも()()()()()()()

 

 

彼はただ()()()()()()()なのに、弾が弾かれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわああああああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遂に錯乱した1人の男が奥の手であるロケットランチャーを取り出した。最早周りの事など考えてもいない。

 

 

 

 

 

 

「ひっ」

 

 

 

 

 

 

女性から引きつった声が上げられたが、もうそんな声すら

男達には届いていない。

 

 

男はそのまま引き金を引いた。アッサリと。

そしてジョージもまた、何の躊躇いもなく進んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ノット・クロス・ロー(交わらぬ路)ド』。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ズ  ッ  ッ  ッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョージの右手が砲弾を掴んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 ゴ  ォ  ァ  ァ  ァ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

爆炎が広がり、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ァ ァ ァ ッ …

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

()()()()()()()()()()爆炎は消え失せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………は?」

 

 

 

 

 

 

 

眼前には右手を広げたジョージの姿。

そこには傷はおろか、炎も、煙すらまるで元々

無かったかのようで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そっくり、そのまま返してやろう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その言葉を最後に、男達の意識は纏めて刈り取られて

しまったのだった。

 

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