女の子のキャラムズいけど超かぐや姫の百合が見たいから頑張って書きます。駄文注意です。
※4月3日 めちゃくちゃ改変しました!
私は今隣人で同級生の部屋に無理矢理連れ込まれている。これが異性であったなら私もそれなりに抵抗するがこれが同性でしかも友人なら話は変わってくる。それも連れ込んだ友人が赤ちゃんを抱いてるのならなおさらだ。
「えと、無理矢理連れてきてごめん、朱音」
彼女、酒寄彩葉はそう言って私に頭を下げた。部屋で仕事をしていたらインターホンが鳴り、ドアを開けたらいきなり部屋に連れてこられた時は何事かと思ったけど、部屋に戻ったらめちゃくちゃいじり倒してやろうとか考えてたけど、彩葉が赤ちゃんをと覚抱いてるのを見て「あ、これマジなやつだ」と覚悟はしてきたんですけど。
「それは全然大丈夫なんだけど」
それよりも大丈夫じゃない案件が貴方の腕の中で動いてるですけど
「ちょっと相談したい事があってね」
相談って十中八九その赤ちゃんの事ですよね、どうしようさっき決めた覚悟が早くも揺らぎ始めたんだけど。いつもなら私が巫山戯て彩葉が笑うか怒るかなんだけど…これ、巫山戯たらアカンやつっすよね?
「あのね、落ち着いて聞いてほしいんだけど」
落ち着くのだ最羽朱音、ここは巫山戯ず話を聞くのが友と言う者だろう。
「実はこの赤ちゃんなんだけどね」
犯罪に巻き込まれたのなら犯人の顔と名前から黒歴史まで調べ上げて警察に突きだしてネットに晒して2度と外を歩けないようにしてやる。彩葉の子であるなら母子共に私が養おう、私だってそれなりに蓄えはあるし卒業後は是非、と一流企業からのスカウトもたくさんある。何不自由なく健やかな人生を約束しよう。さぁ何だって受け止めてやる。
「ゲーミング電柱から出てきたの」
「ごめんちょっと待って」
必ず受け止めるから少し時間欲しいかも
ーーー
ーー
ー
「って訳なんだけど…」
「あぁ、うん」
バイト帰りにアパートの前の電柱が虹色に光るゲーミング電柱になってて、そのゲーミングに扉があって中には赤ちゃんが居たと、放置するのも良くないと彩葉が拾ったら扉は閉まりゲーミング電柱は普通の電柱に戻り、泣く赤ちゃんを宥めつつ部屋に戻って赤ちゃんが泣き止んだタイミングで私を呼んだ、と。
「なるほど、なんてゲームの話?」
「ゲームじゃなくて現実の話…!」
「マジ?」
「マジ」
マジかぁ…
「ごめん、信じられないよねこんな話」
「いや信じるよ」
「え、」
いや当たり前やん
「さっきはあぁ言ったけど、彩葉が嘘つく筈ないじゃん、何年彩葉の事見てきたと思ってるの。」
「あ、ありがとう///」
「それにこんな嘘を通す為に赤ちゃん作る程、彩葉芸人魂ないし」
「当たり前じゃん!私好きな人いるし!…あ!?」
「え!?マジ!?」
「ナシナシ!今のナシ!」
赤ちゃんよりも衝撃な内容が出てきたんですけど!?あの色恋沙汰無縁の鉄の女である酒寄彩葉に好きな人!?
「え、誰!?私の知ってる人?」
「まぁ、うん///」
私が知ってる人で彩葉が好きな人…?高校入学時から友達の私が知ってて?学費、生活費を稼ぐハイスペ人間である彩葉を惚れさせる人…?
「あ!分かった!?」
「え、嘘!?」
「彩葉の好きな人って…」
「////」
「月見ヤチヨでしょ!」
「………」
そうじゃん!私が友達になった時には既に推してたし!私ヤチヨ知ってるし!彩葉はヤチヨにガチ恋してるし!…んでもそれって
「なんだ、ただの推し宣言じゃん紛らわしい」
「はぁ〜バレなかったのを喜べば良いのか悲しめばいいのか…」
「彩葉?どした?」
「何でもない!!」
「おぉう…」
そんな怒らんでも…
「と、とりあえずその子どうするの?」
めちゃくちゃ怒ってるからとりあえず赤ちゃんに話題を戻して怒りを忘れさせよう。
「話題逸らそうとしてるのバレてるから、はぁ…一旦警察に電話しようかなと」
なんて説明する気なんだろ
彩葉が警察に電話する間赤ちゃんを引き受けた私は腕の中で動く赤ちゃんを見て思わず頬が緩んだ、この場合母親は電柱になるのだろうか、だとしたら父親もまた電柱なのか?
「あ、大丈夫です!今大丈夫になりました!すいません、失礼します」
「警察はなんて?」
「こんな事言える訳ないじゃん」
でしょうね、というか警察には言わないのに私には言えるんだ、と信頼してもらえるようで少し嬉しかったりする。恥ずかしいから口には出さないけど
「とりあえずここは一旦様子を見るとして今日は寝よっか」
幸い明日からは三連休だし考える時間はそれなりにある。
「え、手伝ってくれるの?」
「え、当然じゃん流石にここまで事情聞いて見て見ぬふりはしないよ」
「迷惑じゃない?」
「迷惑だったらそもそも手伝うなんて言わないし、そもそも私普段迷惑かけてる側だし」
英語と数学は得意なんだけとねぇ…他はテスト前に彩葉に教えてもらってなんとかカバーしてる。いつもありがとうございます!
「という訳で明日も来るから、おやすみ〜」
「うんおやすみ、ありがとね」
その日はそのまま部屋に戻り明日の事を考えつつ眠りについた。
ーーー
ーー
ー
「おはよー」
翌朝、宣言通り私は朝から彩葉の部屋を訪れたのだが
「…なんか昨日より成長してない?」
「…やっぱり?」
寝る子は育つと言うがこれは育ちすぎじゃなかろうか、一回りぐらい大きくなってるけど。
「というこの子何でタオルに包まれてるの?」
「…朝起きたらシーツが濡れてた」
「OH…」
オムツもないトイレも行けない赤ちゃんがどうなるかなんて当たり前の事を子育て1年生の我々は見落としていた。
「とりあえずこれ、オムツとベビー服、粉ミルクと哺乳瓶が入ってるから」
「え!?買ってきたの!?」
「赤ちゃん連れてその辺歩く訳には行かないでしょ」
と言うのは今思いついただけで本当は一緒に行くと絶対お金払うって聞かなそうだから先に買ってきただけなんですけどね。
「幾ら?払うよ流石に悪いし」
「良いよ、レシート捨てたし値段分かんない」
嘘、仕事上記憶力はとてもいいので普通に覚えてる。
「嘘、朱音記憶力いいじゃん」
「忘れた」
「あのねぇ…」
「いいの、いいの、それより早く赤ちゃんにオムツと服着せてあげて?私はミルク作るから」
何か言いたそうな彩葉を無視して私はミルクを作り出す。彩葉も諦めたようで「ありがと」と言って袋からベビー服とオムツを取り出して赤ちゃんの元へ向かう、昨日からよくお礼を言われるね。その後ミルクを作った私は彩葉から赤ちゃんを受け取りミルクをあげたのだが。
「ねぇ凄い勢いで飲んでるんだけどこれ大丈夫!?喉詰まらない!?」
「落ち着いてよ、飲み物なんだから喉に詰まる訳ないでしょ」
と彩葉に諭され
「危なぁい!?」
どうやって登ったのか布団の山から落ちそうになったり
「ふえぇぇぇぇん!!」
「彩葉!この子泣き止まないんだけど!?」
「ちょっと待って!今ミルク作ってるから!」
終始てんやわんやで私も彩葉も疲労困憊。気づけば夜になっていて
「あ、後は私見てるから寝てていいよ」
「じゃ、じゃあお言葉に甘えて」
育児辛い…世の中のお母さん凄いや…( ˘ω˘)スヤァ
ーーー
ーー
ー
「彩葉、朱音、ミルクー」
「…誰ぇ?」
次に目を覚ました時には見知らぬ女の子がいたんだけどこれってまだ夢の中ってこと?
オリ主
最羽(さいはね) 朱音(あかね)
職業 プログラマー
彩葉のクラスメイトで隣人で友人、プログラマーではあるがやらないだけでハッキングとかも出来る。プログラマーの間ではそれなりに有名。
記憶力いい云々はプログラマーって記憶力良さそうだな!っていう勝手な思い込みです。私は雰囲気でプログラマーを書いている!