SAO〜片手半剣使いのおっさんが剣聖と呼ばれるまで〜   作:蒼月紅夜

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こちら修整版となっております。


第10話〜おっさん、タバコ製造のとっかかりを得る(覚えられるのはまだ先の話)〜

「幸せは〜フンフフフン···♪」

 

鼻歌交じりに2層を探索する、口に咥えてるタバコには火は灯っていない

 

「何というか、牛が多いな···何頭か討伐したけどドロップアイテムも皮とか肉とか稀に角とか」

 

皮と肉はクラフト素材なのは分かるが角は何に使うんだ···?片手鎚の頭にでもすんのかな?それとも家具クラフトに狩猟トロフィー的な奴でもあんのかな?

 

「今、俺のLvは20だからスキル欄は4つ、見つかったら討伐すれば良いか、って考えてたから【隠蔽】スキルは取ってなかったんだけど流石にって、事で取ってみたらまあ、道中が快適快適」

 

というか牛モンスターの追跡距離がメッチャ長くてモンスタートレイン作りそうだったってのが【隠蔽】スキル取った理由なのよな、MPK認定されてオレンジにはなりたくない

 

「さて、多分こっからレベルは上がりづらくなるよな···」

 

というか、現に貰える経験値量が少ない、何だよ1て

 

「というか現状のLv20もイレギュラーだよなぁ···多分原因あの詐欺依頼をソロ踏破した事だろうし···」

 

次のスキル欄が開放されるのが30だからこっから何層先になるのやら、というか現状のNPCメイドバスタードソードで攻撃力足りてくるのか問題もある、少なくとも3層で強化はしたい

 

「お、ここらへんモンスターの気配が無いから安全地帯かな、PCが1人もいないから1番乗りかね」

 

それでもまあ、警戒と周囲への配慮という意味で奥まった岩陰の岩に座り咥えていたタバコに火を着ける

 

「スゥ···フゥ···これで残り3本」

 

きれたらまたしばらくは小枝生活か、割と目立たない木とかいっぱいあるから小枝には困らんのだが

 

「しかし、アイツラはなぁ···」

 

思い出すのはカタナのソードスキルがとんでくるのを予期し声を張り上げ俺の作った隙を逃さずコボルトロードにトドメを刺した少年の事···少年少年言ってても分かりにくくなってきた、もう良いか、キリトの事だ(流石に前世記憶が残ってた)

 

「ルールを守らずLAを取りに突出したのはディアベルだしそれのフォローが出来なかったのはあの場に集まったその他大勢···うん、これからも攻略組とはちょっと距離とっとこう」

 

あろう事か、声を張り上げたのはβテストの知識でそれを秘密にしてたんだ!って、因縁付けてる時点でなぁ···結束を高める為に共通の敵を作るのは古今東西どこもやってたけど、それを子供に背負わせるのはイカンだろ

 

「ま、これに関しちゃ俺も人の事言えんか···」

 

むしろ全員の敵になる様な言動をとり攻略組の結束を高めようとしたキリトに拍手だな

 

紫煙を燻らせ数分1本吸い終わり携帯灰皿に吸殻を押し込み顔を上げたら

 

「ヨッ、タバコの臭いを追って来たヨ」

 

目の前には見慣れた頬に3本線の少女···近いな

 

「おう、アルゴ、お前さんもコボルトロードを突破してきたんだな」

 

「イヤ、オジさん達が倒してくれて誰かが転移門を起動してくれたから1層と2層は行き来が出来るようになったんダヨ、それよりオジさんが依頼した情報持ってきたヨ」

 

「お、【煙造家】の前提スキルか」

 

「ソソ、必須スキルは最低4つ」

 

「ん?他にも沢山あった様な気が···」

 

「オジさん、紙巻き派っぽいから紙巻きタバコを作るなら4つって事だね、必要なスキルは【薬草採取家】、【樹皮採取家】、【製紙家】、【採香家】ダネ、流れ的には薬草採取家でタバコの葉を採り樹皮採取家で製紙家の為の紙の材料である樹皮を採り製紙家でタバコの葉を包む紙を作りタバコ本体を作り採香家でフレーバーを集めるって感じカナ」

 

「フレーバーの為の原料は?」

 

「特に必要無いミタイ、採香家のスキルを持ってたら該当箇所で〇〇の香り原料って形で採れるヨ」

 

「成程」

 

ならいちいち果物とか集めなくて良いって事か

 

「そういえばオジさん、スキル欄に空き有る?あ、スキルの名称は言わなくてイイよ、スキルの詮索はマナー違反だからね」

 

「おっと、そうなのか、なら数だけで言うと4つで全部埋まってるな」

 

「ン?オジさんLv20なら5つじゃないカイ?」

 

「ん?あれ?オジさんなんか計算間違いしてる?」

 

「Lv1で2つ、Lv6で1つ追加で3つ、Lv12で更に追加されて4つ、Lv20で更に追加されて5つになるヨ」

 

「あ~···なるほど、どっかで表示見逃したのか···」

 

「というか、もうLv20なんダネ」

 

「ん、まあ、ちょっとした詐欺依頼に遭っちゃったからな、提示された報酬は1500colにクエストヒントだったんだが踏み込んだエリアがインスタンスエリアに切り替わってコボルトの集落になっててな、15体から先は数えてなかったんだが報告したら6000colにまで報酬が上乗せされたから60体は居たんじゃないかな」

 

「···ヨク生きてタネ」

 

「ま、運が良かっただけさね」

 

「クエストヒント依頼ってのも気にナルネ、どういうヒントが提示されたんダイ?」

 

「ボスが代替りしたって内容のヒントだったな、詳しい事は迷宮の反対側の村にコボルトの生態学者がいるからその人に聞いてって感じだったんだけど···どうもその先代がタルワールを使ってたβテスト時のロードで正式版リリースまでの間で代替りが起こって正式版ではノダチ使ったロードになってたっぽい」

 

「ムム···なら、βテストの時の情報とは違うボスが出てくる事があるノカ···オイラの方でも攻略組がボス攻略行った後にその事に関連する情報を仕入れたカラ、これからは情報の精査しっかりしなきゃダナ」

 

「無理はするなよー」

 

「っと、それはそれとしてオジさんスキル欄の空きがあるのを確認したんだから1つ情報買わないカイ?」

 

「ん、いくら?」

 

「ん〜、2500colかな」

 

「ふむ、まあ、懐には余裕があるから買うわ」

 

トレード機能でアルゴに2500col払う

 

「毎度アリ、情報はこの層に【体術】スキルを教えてくれるNPCがイルヨ、オジさん蹴り技扱うからちょうどイイんじゃないかな?」

 

「お、そりゃありがたい···けど、アルゴの前で蹴り技使ったっけ?」

 

「ア〜···イヤ、オジさん初日の夜にPKに絡まれたロ?その時にオイラも近くに居てサ」

 

「ああ、そうなのか」

 

まあ、隠してる訳じゃないから良いか

 

「その分しっかり案内するからサ」

 

「おう、頼むわ」




作者はSAOニワカなのでこれからも指摘は大歓迎です、指摘する点があったり誤字脱字があったりした場合も感想欄にお気軽に記入してください。

※4/13 指摘のあった点を修整加筆しました、いつもありがとうございます

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