SAO〜片手半剣使いのおっさんが剣聖と呼ばれるまで〜   作:蒼月紅夜

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第3話〜おっさん、お金が無いので始まりの街のベンチで一夜明かす〜

さて、夜遅く始まりの街に帰り着くあれだけ居たあの茅場の宣言の時に広場にごった返していたPC達もいまや疎らだ、さてさて何人が脱落して何人が生き残ったのやら

 

「よくよく考えりゃ原作キャラに会ってねえや···ま、攻略続けてりゃそのうち会えるだろ」

 

ステータス画面を再度開いて名前がホワイトのままなのを確認、時間差でオレンジが付与されるかもしれないからね仕方ないね

 

「って、あ、金···」

 

無情にも所持金の欄は2桁、宿屋っていくらだっけ?タダで泊まれたっけ?

 

「···わからんし、周りに聞こうにもまだうずくまってる奴しかいないから聞けない···」

 

···うん、ベンチで寝よう

 

「さて、どっか人目がつかない様な場所にベンチねえかな···」

 

広場を背に商店街の方に向かう確か武器屋の近くに噴水があってその周りにベンチがあった気がする···

 

「情報屋とかいないかねぇ···」

 

原作キャラで言えばアルゴか、でもアルゴ俺の全財産と言う名のはした金(2桁col)で情報売ってくれんのかね?

 

「というか金稼ぎも考えなきゃならんか···このままじゃポーションすら買えん」

 

道すがらまた目立たない植木の小枝をポキッとして口に咥える、タバコ、この世界に売ってんのかな?

 

「嗜好品の類もどうなってるんだか···酒とか食いもんとか···ゲームであってゲームじゃないとかのたまったからそこら辺は充実してんのかな···あっても形だけとかなら俺は茅場を1発ぶん殴っても許される気がする」

 

まあ、茅場をぶん殴る権利はこのゲームに閉じ込められた人全員にあるが

 

「と、あった」

 

ちょうど家と家の死角、噴水広場からも見えにくい場所にベンチを見つける、ちょうど大人1人は寝れるサイズだ

 

「まあ、寝返りうったら落ちるが···四の五の言ってられん···俺は猛烈に眠い」

 

ベンチに身体を横たえる、うむ、硬い

 

「明日の朝には身体バッキバキだろうなこれ···でも、良いや···寝る」

 

気温が一定で良かったわホント

 

 

〜朝〜

 

柔らかな朝日に照らされ目を覚ます、身体を起こすと豪快に骨が鳴った、と言うかよく熟睡出来たな俺

 

「さて、金策、金策ねぇ···」

 

こういうmmoに制作系コンテンツは付き物だが···

 

「始めようにも元手がこれじゃあな···」

 

ベンチに座りステータス画面を開くと目に入る無情な2桁col

 

「どーすっかなぁ···」

 

視線を上げるとそこには街の光景はなく目の前にはフードを被った頬に3本線をいれた女の子の顔

 

「···」

 

「やー、オジさん、儲け話に興味無いカイ?」

 

「とりあえず、近いよ、お嬢さん」

 

これが俺とアルゴのファーストコンタクトだった

 




補足①※タードおじさんはホワイトがオレンジを傷つけてもオレンジにならない事を知りません。

補足②※wiki等で調べても宿屋の宿泊代が分からなかったのでこの小説(現段階)ではタードおじさんの全財産(2桁col)では泊まれないと言う風に設定しています、宿屋の料金の詳細が分かる方は感想までよろしくお願いします。

その他感想、誤字脱字報告等待ってます

この小説の主人公タードおじさんのイメージcvは?

  • 諏訪部順一
  • 津田健次郎
  • 大塚明夫
  • その他(感想にてお待ちしております)
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