SAO〜片手半剣使いのおっさんが剣聖と呼ばれるまで〜   作:蒼月紅夜

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第4話〜おっさん、アルゴに雇われモンスター素材集め(ついでに人助け)〜

「んで」

 

「ん?何ダイ?」

 

「お嬢さんisどなた?」

 

「マイネームイズアルゴ、情報屋ダヨ」

 

意外にノリが良いなこの娘

 

「そうゆうオジさんはタードオジさんだね、武器屋でバスタードソードとバックラーを買った、珍しい武器買うな〜って見てたから知ってるヨ」

 

「あ、そう···で、儲け話って?」

 

「オジさん腕が立つみたいだしちょっとフレンジーボアの牙取ってきてくれないカナ、軽く15本程」

 

「確定ドロップ?」

 

「イヤ、確率ドロップ」

 

「報酬金は?」

 

「1本に付き200col、15本で3000colダヨ、ソレだけあれば宿にも泊まれるしタバコも1箱は買えるんじゃないカナ」

 

「···オジさんタバコ吸ってるって言ったっけ?」

 

「その口に咥えてる小枝さんは何の代わりダイ?」

 

「···」

 

「···」

 

「OK、分かった雇われよう、ついでにタバコ屋の場所の情報っていくら?」

 

「今のオジさんの全財産でイイよ?」

 

「···さらば、50col!」

 

「ホントに素寒貧にだったんダネ···」

 

 

〜1層フィールド〜

 

 

うーし、狩るぞ狩るぞ、ムッチャ狩るぞ

 

「と、言っても···」

 

やはりフィールドに出てるプレイヤーは少ない、皆命は大事だもんな

 

「まあ、狩場も空いてると考えりゃいいか···」

 

くるくると見回すと不意に距離にして10歩分先にいるフレンジーボアと目が合った

 

「···」

 

「···ブルル」

 

あ、足で地面掻いてる突進してくるなこりゃ

 

「ブギぃぃ!!」

 

ほらやっぱり、引き付けて引き付けて···

 

「ソードスキル【アンバー】!」

 

バスタードソードを片手持ちにしてソードスキルを放つ、【アンバー】は出の速い斬り上げ攻撃だ、普通に使っても牽制に使えるがこのスキル実はカウンタースキルで突進、突撃技が当たる時にこのスキルを発動すると相手の攻撃をかち上げ相手の隙を作れるのだ、突進してきたフレンジーボアは頭ごとかち上げられ隙だらけの土手っ腹を晒す

 

「ツーハンドスイッチ!ソードスキル【翠玉】!」

 

すぐさま両手持ちに切り替え第2のソードスキルを放つ、【翠玉】は3連続の回転斬りだ、それをフレンジーボアの隙だらけの土手っ腹に叩き込むとフレンジーボアは破裂音と共に光の粒子となって弾けた、そしてアルゴからの依頼の品「フレンジーボアの牙」をドロップした

 

「お、確率ドロップって聞いてたからラッキー、これで200colだ」

 

ちなみに今回使ったソードスキルは片手持ち時と両手持ち時で名前が変わる最初に使った【アンバー】は両手持ちだと【琥珀】になりトドメに使った【翠玉】は片手持ちだと【エメラルド】になる、このソードスキルは俺個人が勝手に【宝石剣術】と呼んでる、正式名称は【片手半剣術】でちょっと長いし締まりが悪く感じたからだ

 

ちなみにバスタードソードの武器熟練度はどう入るかと言われると片手剣熟練度と両手剣熟練度に等分されて加算される、仮に武器熟練度が1、手に入ったとすると両手剣と片手剣に0.5ずつ熟練度が加算される、勿論これはバスタードソードと言う中途半端な武器だけに適用される計算式で片手剣使うなら片手剣としっかり分類分けされてる武器を使った方が武器熟練度は上がりやすい

 

「ま、気になっちゃったもんは仕方ないよな」

 

最初に選んだ武器はその時点で自分と強烈な縁が出来たようなもんだ、中途半端な武器だろうと使いこなしてやるのが使い手って奴だ

 

と、目の前にフレンジーボアのケツ

 

「ツーハンドスイッチ、【瑪瑙(めのう)】」

 

バスタードソードを両手持ちしフレンジーボアのケツに思いっきり振り下ろすと斬撃と同時に地面に剣が叩き付けられ衝撃波が放たれる

 

不意打ちを受けたフレンジーボアは、なす術なく破裂音と共に光の粒子となり弾けた

 

「ん、やっぱ【瑪瑙(めのう)】は【アゲート】として使った方が硬直は少ないな···」

 

結構長めの攻撃硬直(初撃で約3秒、コンボの後になるにつれ長くなる)は致命的だ、ちなみに片手持ちだと攻撃硬直は1秒になる

 

「とりあえず今覚えてる【宝石剣術】の仕様はこんなもんか···さて、残りも狩るか」

 

フレンジーボアを探してフィールドをあっちこっち巡りたまにモンスターに集られてピンチになってる勇気ある初心者プレイヤーコンビ(黒髪セミロングの女の子とツンツン頭の男の子)を救ったり道に迷ってる槍使いの女の子(これまた黒髪セミロングで泣きぼくろが特徴的な女の子だった)に道案内したりして牙を15本集め終わる頃には日が傾き始めていた。

 

「最後の1本が中々出なくて時間かかったな···あ」

 

どこで待ち合わせするか決めてなかった···え、またベンチで一晩過ごさなきゃいけないかこれ

 

と、考えながら始まりの街の入口に着いたら

 

「ヨッ、お仕事お疲れサン」

 

「···いつから待ってた?」

 

「ん?10分くらいカナ」

 

「そりゃ、待たせちまったな」

 

「イイよイイよ、お仕事頼んだのはコッチだしね」

 

アイテムトレード機能でアイテムと報酬金を交換する。

 

「ん、15本しっかり受け取ったヨ」

 

「こっちも3000colしっかり受け取った···そうだ、フレンド登録しとくか?」

 

「オ、気が合うねオジさん、また仕事が入ったら連絡するヨ」

 

と、軽いノリでアルゴとフレンド登録した···まあ、こっちから連絡する事は無さそうだが

 

「んじゃ、お疲れサン」

 

「おう、お疲れ様」

 

さーて、宿屋のベッドでゆっくり寝れるぞー!

 

 




感想待ってます

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  • 諏訪部順一
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