歪んだ神秘をもつ生徒によるキヴォトスオーダー 作:魅音2563
曇らせになるかは分かりませんが、ある生徒2人にサナが言い過ぎます。
ルナも1人の人間です。
ということを念頭において読んでいただきたいです。
さすが天才たち。
ヒマリ先輩。リオ先輩。
まさかアリスを攻撃するために、C&Cを使うなんて....
ユウカ先輩のスマホをハッキングして盗聴した情報だから間違いない
今日の夜中にでも動くわけだから連絡だけしておかないと..,
「もしもし、チーちゃん先輩、今平気ですか?」
チヒロ「ちょうど休憩時間だからね、それより、何かあったの?
それともあの子たちが何かした?
夕方に電話してくるなんて珍しいし」
「実は....」私は今までの説明をする。
チヒロ「なるほど、先生とヴェリタスとゲーム開発部とサナで、セミナーから鏡を奪おうってわけね....バカなの?」
「バカじゃないですー。C&Cがいないから行けると思ってるだけですー。
まぁ、ヒマリ先輩とリオ先輩が横入りして来たせいで、C&Cに乱入されますけど...
セミナーに突っ込むからリオ会長本人まで出てくるでしょうけど...」
チヒロ「部長がそんなことしたの?なんで?」
「さっき話したアリスが原因です。多分、アリスが敵の可能性が高いから、ここで大義名分を作って攻撃するつもりなのかと。セミナーへの奇襲なんて、色々罪状つけるのにうってつけじゃないですか?」
チヒロ「....サナは、アリスって子のことどう思ってるの?」
なんで急に私の意思?
「アリスは、可愛いですよね。天真爛漫で、色んなことに興味があって、なにより、
チヒロ「随分、期待してるんだね?」
「してますよ。だって私は、アリスの、勇者パーティの魔法使いですから!」
チヒロ「サナ、私もウタハも、
「わー、ありがとうございます!失礼しますね!」
これで必要なものは準備は残り一つ。近接武器であるあれを手に入れるだけですね!
そういえば、チーちゃん先輩はなんで、信じてるなんて念押しして来たんだろう?
ーーーーー
後輩からの電話が切れる。
部長がわざわざリークしてまでやること、会長がわざわざC&Cを動かすこと。それらがアリスっていう子を潰すこととは考えられない。けど仕組むってことは、力を測るとかのほうが強いんじゃないかな?
サナのあの感じ、部長も会長も敵として動き回ってる。
入学前は、それなりに仲良くできていた気がする。けどここに入ってからかな。サナは何かを見据えるようになった....
そういえば、去年の12月あたりからはこっちに来てなかった。私たちが改めてみたのも入学したあとだったし。その時には、雰囲気が少し変わってた..
私とウタハで調べた時、サナには、中学で過ごしていた痕跡がなかった。
書類は完璧に記載されていたのに、いざ、中学のデータを調べると出てこない。
??「・・先輩?」
けど、私たちが最後に会ったのは11月末、その時にはサナに今ほどの焦燥感というか疲労感という感じのはなかった。なにより、それ以降また来るって言ってたのに、結局入学して以降だし、急にハイライト消えて話したり、無理するのは役目みたいなこと言ったりしてたし...
12月か1月に何かがあった。そこで、サナの中で何かが変わったのなら、天真爛漫というか奇想天外というかの性格から、落ち着いたのかも。
それならそこを調べれば...
??「チヒロ先輩!!」
「わっっ!どうしたの、ジャンヌ?」
ジャンヌ「こっちのセリフですよ。何回か呼びましたが全然反応してくれなかったので....
どうかしましたか?」
「ミレニアムで問題が起きたの。私の仕事が終わったら急いで戻りたいけど無理そうだし...」
連邦生徒会所属、聖魔ジャンヌ。シャーレで知り合ってから仲良くなった後輩。
優等生のような後輩。だけど、いろいろと問題を起こすことが多いイメージかな?
サナは、誰とでも仲良くなるし、元気で溢れてる感じだけど、ふとミステリアスな部分が出てくる。
ジャンヌ「.....」
「どうしたの?」
ジャンヌ「先輩、もし、戦闘が起こるなら、お力お貸しします。
チヒロ先輩には色々助けてもらったので」
「だめ。これはミレニアムの問題。他校のあなたを巻き込むことはできない。」
ジャンヌ「私はスナイパーです。誰かをバレずにスナイプするくらいならできます!」
「でも....」
ジャンヌ「さっきの話的に、頑張らなきゃいけないときなんですよね?絶対に失敗してはいけないときなんですよね?
やらなきゃ行けないことなら、何を利用してでもやらなきゃダメです!」
熱意が強いな、全く。
「分かった。ただしミレニアムの建物を壊すようなことはしないで。窓ガラス割るとか」
ジャンヌ「分かりました!」
ジャンヌはミレニアムに行くために準備をしに行った。
アビドスの時といい、行動力がすごいね...
私は仕事で迎えない...から、ジャンヌに任せるしかないか。
私はこのあとの処理のことを考えながら、仕事に向かうことにした。
ーーーーーーーーーエンジニア部
「やっほー、ウタハ先輩。お疲れ様です!」
ウタハ「こんな時間にどうしたんだい?」
「いやー、ちょっと厄介ごとがありまして....
いまから作って欲しいものがあるんです」
ウタハ「何を作ればいい?」
「えーっと、爆弾ですね。あと以前頼んでたスタンガンも欲しいかもです」
ウタハ「一つ聞くが、何を相手にするつもりだい?」
ヒビキ「ウタハ先輩、誰かき..サナじゃん。どうしたの?」
コトリ「サナじゃないですか!一体どうしたんですか?」
「えへへ、ゲーム開発部、ヴェリタス、先生と一緒に、C&Cとセミナーを相手に大立ち回りするつもりです....」
ヒビキ「えーーーーー」
ウタハ「ふふ、それはまた随分じゃないか、何があったか聞かせてもらっても?」
「はい」
こうして、私は、なぜ、セミナーに喧嘩を売るようなことをしているかを話す
ウタハ「なるほど、もし、そのメンバーが尋ねて来たら協力するとしよう。
コトリ、ヒビキ、準備を頼めるかい?」
ヒビキ「分かった、ウタハ先輩」
コトリ「色々用意しちゃいますよ〜」
「ほ、ほんとですか?!ありがとうございます!!」
ウタハ「ただし、1つ条件がある」
「条件?」
ウタハ「ああ、サナ、君はアリスのことをどう思っている?」
本当は君のことを聞きたかったが今はいい
意外だった。だからこそ
「てっきり私のことを.....」
口に出てしまった。
ふぅ、幸い、聞かれなかったかな?2人の話し声で掻き消えるくらいの声だったし
それに、なにか
「アリスのことですよね。私は、アリスは勇者だと思っていますよ!」
いずれ、キヴォトスを救う勇者になる....と
その前に、多分魔王フェーズを挟むと思いますけど.....
ウタハ「そうか、分かった。改めて協力しよう。
スタンガンは今いるかい?」
「はい。もらえるなら貰っておきたいです」
ウタハ「今もらってどこかで試すつもり?そんな場所ないと思うけど...」
こう言われながらも、私はウタハ先輩からスタンガンを受け取る
「いえ、1人いるので、ふざけてる天才にすこしお灸をすえます...」
私はそういいながらエンジニア部の部室を出ていく
ーーーーーーーーー
天才にお灸を据えるとは、なかなかのことをするんだな。
ミドリ「ウタハ先輩、すみません、実は...」
「話はサナから聞いているよ。協力する」
モモイ「サナってば、行動早すぎでしょ!」
アリス「さすが、サナです!
サナがどこに行ったか、ウタハ先輩は知っていますか?」
「...いや、私は知らないね。ただ、作戦のために必要なことをしているんじゃないかな?」
貸し1にしておくよ。西風サナ...
「さて、私たちは準備をする。3人はエンジニア部が手を貸すことを伝えて来て欲しい。先生もいるんだ。いい作戦が浮かぶだろうね」
アリス「はい!分かりました。モモイ、ミドリ行きましょう!」
部屋を出る時のサナに違和感はあったが、今夜の準備を始めようか。
ーーーーーーーーー
....
ミレニアム史上たった3人しか名乗ることを許されていない学位「全知」の所有者がいる部活、特異現象捜査部。
調月リオ会長が何かのために用意して、明星ヒマリ先輩が了承して生み出された部活。ある意味ではC&Cと同様のエージェントの役割を持つと私は考えている。
ミレニアムという科学メインの学校にしては異常な部活ではあるけど、キヴォトスの理には適っている。
黄昏、デカグラマトン、サンクトゥムタワーやシッテムの箱といったオーパーツ。
キヴォトスには、未知なるものが多い。それこそ、既存の科学では理解できないものも。まぁ、アリスも私自身も、未知なるものに含まれるのだろうが...
アリスは、神秘を内包し、ヘイローを持つロボット
私は、転生者であり、神秘を持つ男性。
うん。既知のものとしてくくるには無理があるかな...
そんなことを考えていたら、特異現象捜査部の部室についた。
神秘でカメラに映らないようにしてたからどんな反応するかな
そういえば
チヒロ先輩と会話する前から右目が痛い。なんでだろう?
さっきも変な声が聞こえた気がしたし.....
いまは気にしなくていいか。
私は部屋に入る。
「失礼します」
エイミ「え、サナ?珍しいね、自分からここ来るの。どう...」
「ヒマリ先輩いる?」
ヒマリ「エイミ、どうしましたか?誰か来てくださったのですか?」
エイミ「うん、間違いなく部長にお客様かな」
ヒマリ「この、全知にして聡明なこの私に、誰が...」
「あ、ヒマリせんぱーい、おつかれさまでーす。おじかんもらいますね!」
ーーーーーーー
私でもわかる。サナがやばい。
なんて言うんだろう、キレてる、のとは違う感じがする。ちょっとはキレてるかもだけど....
疲れてるともいえない。けど、
今までサナがしてきた目とは明らかに違う。
私と初めて会った時は、目が合わなかったし、今も私が座ってる時とかは、目線があっちこっちいく。
けど、いまは...
サナ「ヒマリ先輩いる?」
私は座ってるのにしっかりこっちを見てくる。いつものサナじゃない...
いつもならドアの前で待ってると
過去のサナ「エイミ、よ、呼び出してどうしたの?」
下向きながら歩く癖があるから急にぱって上向くのに...
ヒマリ「エイミ、どうしましたか?誰か来てくださったのですか?」
あ、部長が返事しちゃった...
エイミ「うん、間違いなく部長にお客様かな」
ヒマリ「この、全知にして聡明なこの私に、誰が...」
サナ「あ、ヒマリせんぱーい、おつかれさまでーす。おじかんもらいますね!」
ヒマリ「さ、サナ、一体この超天才清楚系車椅子美少女に何か用ですか?」
部長、ちょっと驚いてるのにブレないのはなんでだろう?
サナ「いやー、聞きたいことがあるんですよー
ねぇ、超天才清楚系美少女ハッカーのヒマリ先輩〜
なんで、セミナーに「鏡」のこと通報したの??」
ヒマリ「?!」
なんでサナがそのこと知ってるんだろう?
サナはそこまでハッキングのスキルがあるわけじゃないはず...
「サナはどこでそのことを知ったの?「鏡」の確保の話になってからすぐエンジニア部に向かったよね?」
サナ「ユウカ先輩のスマホから盗聴しただけですよ。
それで、なんで通報したのですか?
現状、ヒマリ先輩に不利になることも悪影響もないですよね?」
さらっとすごいことしてる...
そんな簡単にハッキングできるシステムは部長でも作ってないはず。
なにをしたんだろう?
ヒマリ「私だって、悪人ではありませんから、セミナーを襲撃しようとしてる生徒がいるのを伝えてもおかしくないでしょう?」
サナ「そうですね。それで「鏡」を回収してない理由は、今はヴェリタスじゃないから?それとも必要ないから?」
サナの狙いが分からない。わざわざ通報した部長に会いに来ている理由があるはずなのに...
ヒマリ「必要ないからという理由が強いですね。今は鏡を使う必要もありませんから」
サナ「.....ヴェリタスの後輩が関わっているのに通報した理由は?」
ヒマリ「彼女たちなら問題ないからですね。お噂の先生もいますから」
サナ「そう...」
サナは、棒状のものを部長に向ける。先ほど貰っていたスタンガンだろう
カチャ
「サナ、流石にそれは許容できないよ」
私は、サナに銃を向ける
サナ「それなら撃ってください。
こちらとしても、合理姫であるビッグシスターと、天才であるミレニアムの全知の2人を相手にするつもりはありません。
ここで私と引き換えに全知を今日一日潰せるなら、天秤はこちらに傾きますね。」
サナは淡々と、説明をする
サナ「そちらは情報を取り放題ですもんね。私がいる間くらいは、
その言葉と同時に、ヴェリタスの部室のカメラが見えなくなり声も聞こえなくなる
サナ「これで、こちらの情報は筒抜けにはならなそうですね^_^」
今、なんで、消えた?サナは一歩も動いてないのに...
「今何したの?」
銃を向けながら質問をする
危ないことをするなら撃たなきゃ
サナ「説明の必要いりますか?
天才ならそれくらい暴けますよね?
それとも、
ヒマリ「?!なんでそのことを知っているんですか?!」
サナはスタンガンを落として、話を続ける
サナ「もしかして、バレてないとでも思ってましたか?
あー、だから、
ほんと驚きました。後々ヒマリ先輩もリオ先輩も行動するとは思ってましたよ?
証拠揃えてから、アリスに攻撃。それくらいはすると思ってましたよ?
でもまさかこんなに早く動くなんて想定できませんでした」
怖い。サナってこんな感じだったっけ?
いつもの天然な感じも、明るい感じもない。
ただ、淡々と話をする感じも、武器を持たずに銃を前にして一切動じずに話すところも、どれも怖い。
アリスが攻撃されたからだけじゃない...気がする
サナ「なんで何も言わないんですか?ヒマリ先輩」
ヒマリ「そうですね、私は、アリスの強さを見てみたかったです。
ですので、セミナーとC&Cを巻き込んで、あなたたちが戦闘をするように仕向けました。先生や、サナ、あなたがいるから怪我する人はいるかもですが、「鏡」の奪還は出来ると思っていました」
サナ「嘘が1、誤魔化しが2」
ヒマリ「え?」
何を言ってるの?
嘘があるにしろ無いにしろ今の会話は間違いなく問題なかったはず。
それをノータイムで指摘するの??
サナ「まずは誤魔化し1:あなたは先生が生徒のために動くのかを自分の目で確かめたいから。
次に誤魔化し2:本当に見たいのはアリスの強さではなく、行動。仲間が危険に晒された時にどう動くか、作戦から外れた行動を取れるのか
最後に嘘1.明星ヒマリは、
ヒマリ「ごめんなさい、確かに前半2つは誤魔化しました。ですが、私はサナのことを疑ってなどいません!!」
サナ「なるほど.....
「デカグラマトンの預言者であるケセドと会い、内密な話をしていた」
「高校生以前の記録がほとんどない」
「
ここまで調べて、疑ってないと心の底から言い切れたんですね?
敵対する可能性があると思ってなかったってことですよね?」
ヒマリ「それは...」
部長も私もサナのことを見れていない。
私だって部長から聞いて気になっていたところだ。
正直、何かあると疑っていた。
サナ「そっか、私....」
エイミ「聞いて、サナ!部長や先輩たち...は...」
私が意を決してサナの方を見たとき、サナは
エイミ「サナ!早く保健室に行こう!右目から血が....」
右腕を伸ばす。理由は分からないけど、絶対におかしい
サナ「気にしないで」
言葉には優しさが込められているように感じた。
けど、冷たく、伸ばした腕は弾かれる。
サナ「疑われるような人生を歩んできました。
疑われるのが分かっていても戸籍も作らなかったし過去も改竄しませんでした。
私は、信じていたかったんだと思います。
でも失敗でしたね。天才たちの好奇心を見誤った私の落ち度です。
いまさら、どう思われていようと、信じられていようが疑われていようが、私からどうにかする必要を感じませんしどう思われていようとかまいません。現に2人の感情が分かったのに涙1つ出て来ませんから。あはは、案外、西風サナは薄情な生徒ですね!
何より悪いのは私ですから
....................
私のミレニアムでの以降の立場は現状からこう定義します。
私は、
今から、私は、
さよなら」
そう言って、スタンガンを拾ってサナは、部室を出ていく。
ーーーーーーーーーーーー
何分経ったんだろう。
私も部長もサナが出て行ってから一度も喋れていない
部長はサナに言葉を返せず、私は、無理にでもサナの友達だと証明するべきだったのにできなかった。
「ねぇ、部長」
ヒマリ「なんですか、エイミ」
「部長がこんなに詰められたのっていつくらい?」
ヒマリ「ここまで何も言い返せなかったことはありません。
リオにだって、もっと言えていました....」
ヒマリ「ずっとバレていないと思っていました。
なんで、今まで黙っていたのでしょうね?」
「私に聞かないでほしい。私だって同じ状況だよ
.......調べ始めたのは2ヶ月くらい前
知ってから、サナはどんな気持ちで話してたのかな.....」
いま、サナは先生たちと作戦の話をしている。
完全に元のサナにしか見えない。
話の内容からして、サナは先生たちと動くらしい。
「どうするの?後輩思いのヒマリ部長としてこの戦いに介入する?」
ヒマリ「いま介入したところで、サナは間違いなく疑うと思います。
なんたって、私たち特異現象捜査部の敵だとサナは宣言しました。
手伝いは帰って邪魔になるでしょう
それより気になることがあります。
サナは、デカグラマトンの預言者であるケセドと話したと言っていました。
この言葉を信用した場合、アリスが預言者に関係あるとすれば、サナはとっくに行動を起こしているはずです。
実際は、アリスへの対応は何もしていません。それを考えれば、アリスは現状問題ないのでしょう」
「そうだね、私も同意見」
ヒマリ「エイミは、過去のことを調べられたらどう思いますか?」
いきなり聞かれる。
サナとの確執はそこにあるのだと思う。
私はどうだろう。
「私には分からない。
それでも、サナにとっては調べられたことよりも、疑われていたことが辛かったのかな。今まで溜まっていたものが溢れて来たような感じだった。
けど、サナ自身は友人にどんな過去があろうと、友人のために頑張るんだと思う。」
ヒマリ「そうですね。本腰を入れて調べましょう。天童アリスが本当に問題ないのか。
それと、サナが使ったハッキングツールと、監視カメラの映像を妨害した方法について」
「ヒマリ部長、いまそれやったら、本当にサナと関係修復できなくなるんじゃないかな.....」
ヒマリ「縁起でもないこと言わないでください!!!
...大切な後輩を疑ってしまった私の責任でしょう。
アリスが危ないものだったとしても、私は、彼女たちの関係が変わらないようにします。それくらいはしないとサナに許してもらえなさそうですし」
「私も頑張る。まずは、「鏡」の奪還戦、そのあとは、
そう言ったあと、現状1番の謎に切り込む
「ねぇ部長、サナのあの右目見た?」
ヒマリ「私が顔を見た時には、もうドアの方に歩いていたので左目しか見えませんでした。右目から血を出していたんですよね?」
「うん、けど、サナの右目が
ヒマリ「いえ、サナの両目は緑系統の色です。青色ではありませんよ!」
「うん、だから、あの目にも何かあるんじゃないかな?
サナは、何者なんだろう....」
ヒマリ「彼女が味方であることを祈りましょう」
エイミ「....部長、そのジョークは流石に笑えないよ。さっき敵って言われた」
ヒマリ「分かっています!
情報を得ていけば味方になるかもしれないじゃないですか?」
エイミ「確かにね。それなら....ねぇ、部長、ヴェリタスの部室のカメラズームできる?」
ヒマリ「えぇ、できますけど....」
サナの右目が見えるようにズームしてもらう。
サナの右目は元の
ーーーーーーーーー
「嘘.....なんで、右目がモルガンのものになってるの....?」
右目がモルガンと同じ色になっていた
だからさっき
エイミ「今何したの?」
エイミ「危ないことをするなら撃たなきゃ」
ヒマリ「?!なんでそのことを知っているんですか?!」
ヒマリの声「バレないように徹底したのに...」
ヒマリ「それは...」
ヒマリの声「そのような、怪しいもの疑って当然でしょう」
妖精眼の力が発動してたのか...
あー、辛いな、これ。キャスターとモルガンはもっと辛かったでしょこれ。
たった2人、ウタハ先輩の聞き取れなかったものも含めて3人の心の声の一部を聞いただけでこれだからね。
こっち基準になって落ちてるはず、発動する時と発動しない時もある。
こんな劣化よりも、モルガンから聞いてた限りはもっとやばい代物だった。
多分アビーが刺したナイフが関係して右目に妖精眼が宿った。それは分かる。
でも、そもそもなんで、いきなり発動した?
右目から血が出て来てびっくりしたし、これのせいで全てにおいて方向転換をしてしまった....
今は、目の色も戻ってるから問題ない はず....
あーーーー
最初は、「何してくれてんですかー、このー」
みたいなノリで行くつもりだったのに、劣化妖精眼のせいで、話が拗れちゃった.....
まぁいいや。私の存在がやばいってのが分かったから問題なし。
うん、やっぱり、私、いちゃダメな気がする。
それもそうか、だって、並行世界の連邦生徒会長が私をここに呼び込んだ。
私は、そもそも、ここにいてはいけない存在。
私のせいで本来歩むはずの道から外れてしまっている可能性だってあるんだよ...
嫌われるならそれでいいかな。どこまで行っても、私は人を騙してる立場なんだから...
??「見つけました!!!」
「うわぁ」
どん
??「あ、アリスちゃん、サナちゃん、大丈夫....?」
アリス「サナ、大丈夫ですか?!」
「いったたぁ、頭ぶつけたこと以外は大丈夫だよ
それより私のこと探してたの?」
アリス「はい!作戦の概要が決まったのでそれを詰めようと思ったんです。
それでサナを、私とユズ、モモイとミドリに分かれて探していました!」
ユズ「う、うん。それより....どこに....行ってたの?」
「現場の下調べをしていました。
それよりヴェリタスの部室に向かいましょー!」
私は、ユズとアリスと共に、部室に向かうことにした。
ーーーーーーーーー
うん、作戦はおおむね問題ないと思う。けど....
「コトリ、マキ、アスナ先輩は勘がいいから、多分この作戦に引っかからないでしょう
そして、アスナ先輩がいるとしたら、ここです」
私は保管庫へ向かう時に通る道で広間みたいなところになってる場所を指す。
マキ「サナ、本気で言ってる?」
「うん、私、本気で言ってます。申し訳ないけど、これはどうしようもないです
アスナ先輩に関しては、私とモモイ、ミドリの3人で先生指揮のもとアスナ先輩を倒す作戦で行きます。
コトリたちがアスナ先輩も捕まえられたら大成功だけど、アカネ先輩だけでも作戦に支障が出ないようにしよう」
“ここまで練れたなら、この作戦で行こうか”
モモイ「それじゃ、「鏡」奪還作戦スタート!」
読んでくださりありがとうございます。
チヒロ先輩に話すところを考えて書いてました。
話が進むたびに、なぜか、サナがどんどん不穏な方向に向かっていきました。
妖精眼がそもそも宿る理由は?の部分に関してはpixivに掲載している設定集に少し書いてあります。そちらを参照していただきたいです。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=27758996
簡単に言うと、妖精國で負った右目の怪我をモルガンの右目を代償にして修復したからです。
負の感情が異常に溜まるとたまに発生するバグみたいなものだと思ってください。
あと、モルガンやアルキャスレベルの妖精眼ではないです。ダウングレードされてます。
次回、C&Cとの対決に入ります。時間かかると思いますがお待ちください