歪んだ神秘をもつ生徒によるキヴォトスオーダー   作:魅音2563

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パヴァーヌの幕間に入ります!

パヴァーヌ1章と2章の間に起きたことです。



少女の心の内側と廃遊園地での死闘

 

「それで、私を呼んだ理由はなんですか?」

 

モモイ「新作のネタ探しを手伝って!!!」

 

「嫌ですよ!部活襲撃の片棒を担ぐつもりは

ありません!!\\\٩(๑`^´๑)۶////」

 

モモイ「そんなことしないよ!?」

 

ミドリ「お姉ちゃん、私たち何回かやってるから....」

 

アリス「流石ユズです!こんな簡単に倒せちゃうなんて!」

 

ユズ「えへへ、慣れれば、アリスちゃんでも、できるようになるよ」

 

私はいま、モモイに呼び出されてゲーム開発部にきている。

用事あるから来てって呼び出されたから来たけど、新作のネタ探しだったか...

確かに午前中は暇でしたけど....

 

「はぁ、午後出かけるんだけど、新作ネタ探しとして一緒に来ますか?

もちろん私の調べ物を手伝ってもらいはしますが」

 

アリス「サナからのクエストですね!!

みんなで受注しましょう!」

 

モモイ「この際、新作のネタ探しできるなら問題ないから!

それじゃあ、5人で行こう!!」

 

“ごめん、サナいる?”

 

出かける準備開始のタイミングで、先生が現れた。

 

「いますが、色々準備するのでそこまで時間は取れませんよ?」

 

“それで大丈夫。聞きたいことがあるだけだから”

 

「分かりました。一度家に戻って準備したいから一旦、戻りますね。

また、ミレニアムの校門で合流しましょう

あ、戦闘する準備は絶対に忘れないでくださいね」

 

こうして、ゲーム開発部の部室からでた。

 

「それで、聞きたかったことって何ですか?」

 

“うん、()()()のことで話を聞きたくてね”

 

あー、うん、なるほど、察しました

「明星ヒマリも和泉元エイミも、私に聞きに来るのが嫌だから

先生を利用したってところですか

,....アリスたちには聞かれたくないので場所を変えましょう」

 

“うん、分かった”

 

先生が動き出したため、私は先生についていく。

 

・・・・

 

“嫌って訳じゃないと思うよ。

2人から聞いたけど喧嘩中なんだよね”

 

ゲーム開発部から少し離れると先生が話しかけてくる。

 

「喧嘩、で表現していいほど生ぬるいものでもないですよ。

現状の、特異現象捜査部との関係は、アリスの扱い方による敵対関係....

まぁ、発端は何かって言われると、アリスに対するスタンスの違いですから」

 

ゲーム開発部にはバレないだろうと思い、私も話し始める。

それにしても、わざわざ先生が先導したあたり、なにか仕掛けられてるよね....

 

私は、稲生妖怪録を3回指で叩いたあと、1拍おいて1回叩きメイを起こす。

以前から合図は決めていた。いまのは、メイに対して、周囲の偵察をしてってことになる。

メイが行ったのを確認しながら話を聞く。

 

“でも、2人から話を聞いた時、喧嘩の理由はそうじゃないように思ったよ”

 

え?

「いえ、敵対関係になったのも、その話をする理由ができたのも、アリスが危険かどうかって話からですよ?」

 

“サナに対しての仕打ちが含まれてるんじゃないかな?

2人ともすごいショックを受けたみたいだし、反省もしてるみたいだから

2人に会いに行って欲しいんだ。

先生として、このまま喧嘩してるところを黙って見ているのは嫌だからね”

 

これは、多分先生の善意だ。

2人にそう言って欲しいって言われた訳じゃないだろう。

けど、現状、仲直りしたとしても、状況は一切変わらない。

それどころか友人同士で銃の撃ち合い...,は別にこの世界では問題ないのか

はぁ、どうしよ...

 

『主人様、右の部屋にウタハさんとチヒロさんがいます』

 

え、左側にある監視カメラから2人は見てると思ってた。

けど、まさか、ウタハ先輩とチヒロ先輩までいるとは....

あの日、名前を出した先輩のうち3人はどう考えても偶然じゃないはず...

 

「その話は今度にしましょう

先生はケセドのことを聞くのがメインだったんじゃないんですか?」

 

“私からしたら2つともメインだよ?

生徒たちには仲良くしてもらいたいから”

 

もう!この生徒たらしめ、いまの状況だと面倒すぎる...

なら仕方ない、触れない方向から、最後に話すに変更しよう。

 

「とりあえずケセドから行きましょう。

ケセドの何を知りたいんですか?」

 

“そうだね、私たちは昨日、ケセドの調査に向かって、戦闘になった。

ミレニアムに戻ってきたあとにヒマリが、

「サナは、デカグラマトンの預言者であるケセドと会い内密な話をしていた、とおっしゃっていました。なにかケセドと話す方法があるんじゃないでしょうか」

って言ってきて、今日サナに聞きにいこうってことになって私が来たんだ”

 

「戦闘になったって、ケセドの本体とですか?」

 

“うん、球体みたいなやつだったよ”

 

「ならその球体に、正面側。上に開く部分に、Mって書いてありませんでしたか?」

 

“うーん、覚えてないな。2人に連絡してみるね”

 

「連絡の必要はないですよ。どうせ監視カメラハッキングしてこっちのことは筒抜けでしょうから」

 

話してる間にも先生のモモトークの通知が鳴る

 

「ほらね?」

“ほんとだ。書いてなかったみたいだね」

 

「それなら早い話、そのケセドは私の知るケセドとは別物です。

以前話した時に、ケセドが2個体いる理由を聞きました。曰く、業務の効率化を図ったからのようです。ただし、

片方はデカグラマトンの言葉に心酔。

片方はデカグラマトンに感化されつつも、自我と呼ぶべきものは存在していたようです。

なので、私が合わなかった方は名前が「デカグラマトンの預言者ケセド」

私があった方は肩書きが「デカグラマトンの預言者」名前が「ケセド」のような違いですね。

スライムにも、仲間モンスターのスラリンと敵として出てくるスライムがいますよね?

それと同じ感じです。ちょっと違うかもです...

その違いのせいだと思いますが、私がケセドの意味を問いかけた時、自らの名前の意味を深く考えこんで、新たに進化したのだと思います。

ちょっと待ってください」

 

私は、スマホを取り出す。

 

「もしもし、ケセド、今平気だった?」

 

ケセド「はい、私は平気です。何かご用でしょうか?」

 

ほんと、普通の人間やAIに近くなっちゃったんだよね...

 

「うん、私じゃなくて、デカグラマトンについて調べてる人たちが会いたがってるんだけど、居場所送って欲しい」

 

ケセド「....」

そりゃ考え込むか

 

ケセド「いいですが、試練のようなものは与えてよろしいでしょうか?」

 

「問題はないと思うけど、せいぜい1人か2人だから難易度調整はしてあげて欲しいかも。あと、もう一体のケセドとも戦闘はしてるみたいだから、そこも加味して欲しい」

 

ケセド「注文が多いですね。心配しているのですか?」

 

「心配はしてない」

 

ケセド「ふふっ、そうですか。分かりました。今いる座標をお送りしますね」

 

「うん、ありがとう」

こうして、私は通話を切る

 

“突拍子もないことだけは分かったかな。

あんな友人みたく話せるんだね”

 

「ヘルメット団やチンピラよりは話は通じますよ。

それと、初めて会った時から何回も会っているので...」

 

簡単に兵器を作れるから、銃の練習にちょうど良いんだよね。

 

「これ、ケセドから送られてきた座標です。

3人で頑張ってくださいね。

ああ、それと

監視カメラの先にいる特異現象捜査部に対してですが

先生が言ってたもう一つのメインの話はまた今度にしましょうか。

私も先生も時間がありませんし

というか、こんな状況で言いたくありませんから」

 

 

“うん、分かった。ごめんね、力になれなくて

それじゃあ、私はいくから、午後からの用事頑張ってね」

 

「了解でーす!またですね。先生!

私たちの問題なので、先生が無理する必要はありませんよ」

 

“私は先生だからね、こういう生徒の悩みを解決するのも役割だよ

またね、サナ”

 

先生が視認できる圏内から消える。

ふぅ。平常心を保つよ!私!

 

「それで、どこから見抜いてたと思いますか?

チヒロ先輩、ウタハ先輩」

 

私は壁に寄りかかって、ドアの方を向いて話す。

ドアから先ほど名前を挙げた先輩が2人も出てきた

 

ーーーーーーーー時間は少し遡る

 

「ごめん、部長、いまいい?

あ、先生もいたんだ。ホド以来だね」

 

“チヒロに、ウタハも、2人でどうしたの?”

 

ウタハ「やぁ、先生、前回の作戦以来だね。」

 

ヒマリ「どうしましたか、チーちゃん。

もしかして、天才美少女ハッカーのこの私の力が...」

 

「サナの様子がおかしいんだけど、何か知ってる?」

 

ヒマリ「さ、さぁ、私は、最近は会ってないから、サナの様子がおかしいなんて分かりません。ねぇ、エイミもそうでしょ?」

その質問の後、異常なほど動揺した。

 

エイミ「はぁ、部長、それは何かあったって言ってるようなものでしょ....」

 

「そう、なにかあったんだ...」

 

ウタハ「サナからチーちゃんって呼ばれなくなって寂しいんだよね?」

 

「ニヤニヤしながら言わないでよ!」

 

エイミ「私から話す。けど、2人も心して欲しい...」

 

そうして、エイミから、セミナーとC&Cとの戦いの前に何があったかを話された。

 

「100%私たちが悪いから何も言えないね....」

まさかバレてたなんて...

本当にいつから気づいてたんだろう

 

“中学生としての記録がないってどういうこと?”

 

ヒマリ「卒業証書や、入学書類に必要な学校側の処理は全てされています。

しかし、卒業式やそれより前の監視カメラなどの、実体としての西風サナがいたという証明ができないんです」

 

「こっちの試験のときは、学校の制服も着てたから、入学してるはずなんだけど...

調べても、卒業式に参加してた痕跡も、日常的に存在した痕跡も、卒業アルバムにも載っていないんだ」

 

“卒業したのに、アルバムに一枚も載ってないのは明らかにおかしいね”

 

ヒマリ「なので、私たちは疑っていたのですが、先ほど話した通りのことになってしまいました....」

 

「なるほどね、部長に言ったから、そのまま私たちにも影響がでたと...

部長だけが悪い訳じゃないけど、通報した理由はなんでだったの?」

 

“私も気になるかな”

 

ヒマリ「それは、いまはいいんです。

とりあえず、先生にはケセドのことをサナに聞いてきてもらいます。

そのとき、チーちゃんとウタハが、部屋で隠れてて、先生との話が終わったらサナに話しかけて見てください」

 

「部長がしない理由は?」

 

ヒマリ「.....私とエイミは意図的に避けられてます。

カメラで動きを見てから先回りしても、会えないんです....」

 

エイミ「部長がやってたんだけど、これまで全部だめみたい。

私も先週試して見たけど、先回りを完全に読まれてるの」

 

ウタハ「言い方は悪いんだけど、ストーカーみたいだね」

 

2人とも、分かってたみたいで、顔を俯けちゃった....

 

「分かった。私とウタハで話しかけてみる。

失敗した時は、その時ってことでいいよね?」

 

ヒマリ「はい、大丈夫です。

先生は、それとなく話すだけで大丈夫です。

ケセドの件を聞いた時点で、私たちのことはバレますから。

チーちゃんたちのことがバレないようにしてください」

 

“うん、分かった。

ヒマリとエイミとは話して欲しいみたいなことは私の方から言うね”

 

エイミ「ありがとう、先生」

 

こうして私たちは、サナと話す舞台を整えたけど.....

 

ーーーーーーー

 

ウタハ「先生は私たちのことを一切話さなかった。

どうやって私たちのことをわかったのかな?」

 

サナ「うーん。気配みたいなものですかね?

ドアに近いところにいたようなので」

 

サナ「とりあえず、邪魔な観客者には消えてもらいましょうか...」

サナは指パッチンをする

 

「何をしたの?」

 

サナ「何をしたと思いますか?」

 

そのとき、モモトークでエイミから連絡来た。

 

エイミ[その区画の監視カメラが全部ダミー映像になった。

何かあったの?]

 

ウタハ「こんなことができるのか、無法だね。

サナにそんなハッキングスキルがあるなんて思わなかったよ。

ほかにも色々技術を持ってるのかな?」

 

サナ「えぇ、これでも、記憶力はいいんですよ。

それにしても、タイミングと先生の動き的に、ヒマリ先輩から話を聞いたからですかね?」

 

「サナ、貴方が今回の顛末を話した時に私のこと、チヒロ先輩って呼んだ。

貴方からはチーちゃん先輩としか呼ばれていなかったから違和感があった。

ただそれだけのことだよ」

 

サナ「なるほど、それは私のミスですね。

気持ちに言葉が引っ張られてしまいましたか。

ってことは、貴方たちが私のことを調べたのがバレたことも知ってるって訳ですか」

 

ウタハ「そうだよ。ごめんね。

君がどう思うかも考えずに....」

 

サナ「あー、別に謝らないでください。

私としては、調べられたことに関してはぜーんぜん気にしてないので!」

 

チヒロ「え?」

ウタハ「....」

 

サナ「そんな驚くことですか...

あぁ、ヒマリ先輩から聞いてませんでしたか

天才たちの好奇心を見誤った私のミスです。

だから、チヒロ先輩やウタハ先輩が悪いところなんてなーんにもありませんから気にしないでください!」

 

私もウタハも黙ってる...

 

サナ「そもそもの話、ヒマリ先輩とエイミと敵対したのはアリスに対する立場の違いです。

私のことに関しては問題なんてありませんよ。

そもそもの話、過去のことを一切対応しなかった私の問題ですから....」

 

何度も自分のせいだと言いながら、私たちのせいではないと言う少女は笑顔を浮かべながらも哀しい顔をしている...

 

サナ「さて、ちょっと午後から予定があるから、チーちゃん先輩とウタハ先輩とのお話はこれで終わりでいいですね?」

 

「最後に教えて、貴方は、私たちのことをどう思ってるの?」

ウタハ「私もそれを知りたいかな。この場合の私たちは、サナの友人たちという意味でお願いしたい。

それと、サナが自分のことをどう思ってるかも教えて欲しい」

 

サナ「分かりました。チヒロ先輩とウタハ先輩、それとは別で友人のことですね。

お二方は最後に。

エイミとヒマリ先輩は現状敵対関係ですが、友人だとは思ってますよ。

リオ会長は....1番警戒しています。現状アリスに何かをするならリオ会長とヒマリ先輩が1番ありえますから。

他のセミナーの方は....コユキは、後始末が大変でした...

ユウカ先輩は頑張ってるから手伝いたいなーって思います。

ノア先輩は、尊敬はしているんですけどちょっと苦手ですかね。

ゲーム開発部やエンジニア部、ヴェリタスは一緒にいて楽しいですよね!

チヒロ先輩とウタハ先輩は今でも尊敬していますよ。

テンション上がって自爆システム付けることはやめて欲しいですけど.....」

 

ウタハ「そうか、サナからそんな評価だったのか...」

 

チヒロ「ウタハが悪い側でしょ...

それで、サナ、あなたは自分のことをどう思ってるの?」

 

サナ「私は.....

私は、やるべきことをするために生きるだけです。

私は、友人のために頑張る少女。

私は、()()()()()()()()()()()()()()()()()

これが私の心の内側....嘘偽りなく話しました。

これが2人への誠意だと思います

あぁ、皆さんが何かを思う必要はありませんよ?

私がこう思うのは私の問題であり、誰にも解決できないものですから!」

 

これが本音?

殺気みたいなのが込められた、冷たい顔がサナの心の内?

15歳の少女がしていいものじゃない.,.

 

私たちから遠ざかろうとするが、こちらに振り向く。

サナ「あ、このことは誰にも言わないでくださいね?困っちゃいますから!

まぁ、形式的に言わせてもらいますね

どうせ、先生達に話すでしょうから...

では失礼します」

いつもの笑顔を浮かべながら言う

前を向いて、サナは、私たちを背に離れていく。

 

「ごめん、本音を聞いて私は何も返せなかった...」

 

ウタハ「私もだから何も言わなくていいよ...

最後の言葉は想定していなかった。それに、サナがあんな殺気を飛ばせるなんて思わなかった....」

 

「私は、あのとき声をかけるべきだった

だって、振り向いた時の顔はいつも通りだったのに...

本音として話してる時の顔は、あんなに怖かったんだよ!

サナはどんな気持ちで過ごしてたんだろう...」

 

ウタハ「これは、先生も含めて話してみるべきだろうね。

サナは、話すなと言っていたが、先生達に話すことを前提にして話していた郎からね

特異現象捜査部に戻ろう」

 

「うん」

 

私たちは特異現象捜査部に戻った。

これからのことを話すために....

そういえば、ノアのことは苦手って言ってたけどなんでだろう?

 

 

ーーーーー

 

アリス「それで、サナはどこに行くんですか!」

 

「私の今回の目的は、噂話の真意を確かめたかったんです」

 

ユズ「噂話、ですか?」

 

「そうです。新作のネタになると思いますよ。本当ならですけど...」

 

ミドリ「なんでそんな含みがあるんですか!もしかして怖い話なんですか?!

オカルトなんですか?!」

 

モモイ「お化けなんて、新作のいいネタになるじゃん!

サナありがとーー!」

 

「はいはい

今から向かうのは[スランピア]と呼ばれるようになった場所です。」

 

アリス「スランピアですか?」

 

「そうです。

元々はモモグループが「ユートピア」という名前で建設したテーマパークです。

けど、経営不振で廃業したため、現在は廃墟なんですよ。

けど、停止したはずのドールやアトラクションが真夜中に動き出し、人々を襲っているという噂があるんですよ?」

 

ミドリ「ちゃんとオカルトでした!?」

ユズ「私たち...呪われちゃうんだ...」

モモイ「大丈夫だよ!!ここでネタを見つけて、新しいゲームを作ろう!!」

 

ミドリ「お姉ちゃんはお気楽すぎ!!」

 

「....」

 

アリス「サナ、私たちと別れてから何かありましたか?」

 

「そんなに口数少なかったですか?」

うーん、アリスにバレるほど、演技下手なのかな?

 

アリス「サナは落ち込んでいる時は口数が少なくなります!

今は口数少ないから、落ち込んでるじゃないんですか?」

 

「あはは、そんな風に言われちゃいますか...

ちょっと先輩たちと喧嘩しただけだから気にしないでください!」

 

アリス「仲良くしなきゃダメですよ!

パーティメンバーのことは大事にするのはどんなRPGでも鉄則です」

 

「ふふ、そうだね。ごめんね、アリス

謝る機会があれば謝るよ」

 

アリス「はい!私がついて行きましょうか?」

 

「大丈夫ですよ。それより、着きましたね。スランピア」

 

アリス「ここが、私たちが目指していたダンジョンですね!

ゴーストバスターズ頑張りましょう!!」

 

ミドリ「着いちゃいましたね..ユズちゃん頑張ろう。死なないように」

ユズ「うん...頑張ろ...」

 

モモイ「ゴーストバスターズ系のゲームのために頑張るぞー!」

 

 

ーーーーー

 

それで中に入ったけど....

 

何もいない....

 

「想定外というか、予想通りというか...」

 

モモイ「サナとしてはどっちだったの?」

 

「何かあるとは思ってましたよ。

噂話には元になるなにかがあります。

どんな怪談にも、人が産んだ噂にもですよ?

なので、何かあると思ってましたが....

これな関しては、廃棄された遊園地っていう印象から出てきた噂だったのかな?」

 

アリス「残念です...」

ユズ「アリスちゃん...残念がらなくていいから....」

 

ギギッ

??「古来より、全ての感情にはそれぞれ原初たる[根源の感情]が存在し、ありとあらゆる感情はそれを複製する形で表れているのだという。

幸せ、歓喜、熱望、怒り・・・いずれも、根源の感情のレプリカだということだ。

芸術家として、私はこの考えにインスピレーションを受けた。

この感覚が私をどこへ導くのかはまだ分からないが、深く、高揚に満ちた....」

 

ミドリ「何、あれ、木の人形が動いてる....」

アリス「早速、現れましたね!ひか....

サナ?」

「待ってアリス、あれは違うと思う」

私はレールガンを充填した、アリスの前に手を出し静止する。

 

マエストロ「おっと失敬、生徒の皆さん。私はマエストロ。ゲマトリアの中ではそう呼ばれている。ときに、サナと呼ばれた少女よ。なぜ静止した?

この格好だ。十分怪しいはずだが?」

 

「簡単です。あなたは、モモグループのキャラクターからは逸脱しています。

つまり、スランピアの幽霊騒動の幽霊とは関係がないと思っただけです」

 

マエストロ「なるほど、よく見ている。生徒に話しても無駄な部分も多いが、このドールの意味だけ教えておこう。これらは複製(ミメシス)。神秘の別側面として恐怖(テラー)の属性を持った歓喜のレプリカだ

 

生徒たちよ、喝采の準備を」

 

恐怖(テラー)って、夢で無名の司祭とかいうのが話してたあのこと?

今はそっちは後回し。なに、あれ、白いネズミ?

 

アリス「敵がボールに乗っています。どんな攻撃方法を?」

 

サーカス団みたいなネズミが攻撃の構えをとる。

ミドリとユズが完全に放心してる。

 

「....

アリス、モモイ、2人を後ろに下げて、その間は私が戦うから。」

 

モモイ「分かった!行くよ、ミドリ」

アリス「はい、そのあとは...」

 

「みんなの護衛をするだけでいいよ。

メインは私が戦う」

 

アリス「待ってください!サナ!」

 

私はアリスの静止を聞かずに走り出す。

ネズミの横に回れば...

やっぱりこっちに向くよね。

 

ハックを頭に当てるけど、ダメージにはなってなさそう

武器の相性が悪いのかな....

先生なしでボスとは2度目、なんとかして見せる!

 

「まじっ、危ないですね!」

転がってきたボールをなんとか避ける。クラックのワイヤー使った移動ってほんと便利です

ビナーと違って、急所は分からないけど、ダメージを与えられる場所は分かる。

 

シロ「ーーー」

 

グレネードみたいなの投げたり、ボール飛んできたり、厄介な相手ですね....

本体に当てるのが難しい。どうにかして、引きずり下ろさないと...

 

グレネード3個、避けられないから、撃ち落と...

は!?ボールまで..

私は衝撃に備える。

 

私は、誰かに押されて射線上から消える...

なんで?

「なんで、みんなが...」

アリス「私たちは、パーティの仲間を見捨てたりしません!!

5人で頑張りましょう!サナ!」

 

ミドリ「ごめんね...サナ1人に任せて...」

 

ユズ「G.bibleのときも...鏡のときも...関係ないのに...サナちゃんは頑張ってくれた

私も頑張る...」

 

モモイ「一度C&Cにも勝てた私たちがいるんだよ!

これくらいどうにでもなるよ!」

 

えへへ、いい仲間を持っちゃったね。

「うん..ありがとう。

アリスをメインアタッカー、モモイは降ってくるグレネードを撃ち落とす、

ミドリは、ボールが来たらみんなに声かけ、ユズは、ネズミ本体を後方から狙って欲しい」

 

アリス「サナは何をしますか?」

「私は撹乱します」

 

ーーーーーー

 

「はぁはぁ、流石に辛いですね....」

 

マエストロ「もう終わりか?まぁ、ただの生徒にはこの程度で終わりか」

 

流石に先生なしの戦いは難しいかも...

ミドリを置いてはいるけど難しい...

 

最後の賭けにでますか

 

「モモイ、ミドリ、これを持ってて、合図したら思いっきり引っ張って。

それまでは乱射してればいい。合図はハックの銃声ね」

 

モモイ「これ、ワイヤーガンだよね先はサナが持ってるけどどうするの?」

 

「えへへ、あのねずみを引き摺り落とします。

アリス、エネルギー充填しておいて、ユズは2分後にどんな状況でもシロに向かってグレネードを打って欲しい。」

 

アリス「はい!!分かりました!マナをチャージします」

 

ユズ「うん....分かった」

 

ミドリ「サナちゃん、まさか突貫するつもり?

ワイヤーありきで動き回ってたのに、無茶じゃない?!」

 

「大丈夫ですよ。私ならできます」

 

こうして私は走り出す。

 

ミドリ「まって、ワイヤー伸びてるんだけど?!」

 

ここがお城の柵みたいになっててよかった...

ここからが、私の正念場だよ、サナ!

 

私は、腕に仕込んでいたもう一つのワイヤーを使って、高いところに登る。

あとは、飛び降りる...

大事な時、失敗できない時のおまじない。

私は、()()()()()()()()()辿()()()()()()()()()()()()()

そう思いながら飛び降りる。

 

シロのボールに着地、あ、おち...

メイ『主人様、無茶は大概にしてください...』

「ありがと、メイ」

メイに背中を支えられてなんとかなった。

 

シロ本体にワイヤー絡ませる。

シロとマエストロはこのワイヤーと私を認識できてないないからこのまま、

シロの方を向いて飛び降りる。

ここで2分、ユズのグレネードがこちらに飛んでくる。行き先はシロ

 

ドカァン

 

「モモイ、ミドリ、ワイヤーを引いて!!」

 

モモイ/ミドリ「分かった!」

 

シロ本体はそこまで重くない。だから..

ハックで脚を撃てば、生徒2人で落とせるはず!

 

シロ「ーー!ーー」

 

「よし、落ちた!

アリス!!」

 

アリス「はい!光よ!!!

 

ドカァァァン!!!

 

やった!!

「アリス!!モモイ!ミドリ!ユズ!!やりましたよ!!」

 

アリス「目標の沈黙を確認。

アリスたちはボスモンスターの討伐に成功しました!!」

 

モモイ「やったーー!次はネズミ倒すシューティングゲームとかありじゃん!!」

ちゃんとネタ浮かんでるじゃん

 

ミドリ「よかったぁー....」

 

ユズ(プルプル)

 

2人は完全に体力切れだね。

 

よかったこれで...

 

リンリンリン

 

「!アリス危ない!!」

アリス「え?」

 

私はアリスを突き飛ばす。

そのあと私は、コーヒーカップに突き飛ばされる。

 

「これくらいなら問題..あ」

 

空中で受け身を取ろうとしたとき、左から列車に直撃された

 

ドンッ

 

「わ わた し の せいで」

 

アリス「サナ!!!」

モモイ「何このカラスたち!?」

ミドリ「だめ、カラスが邪魔でサナちゃんのところに行けない!」

ユズ「う、そ、、あれ、猫?」

 

聞こえたのは、懸命に叫ぶアリスたちの声と何かの声だった...

 

??「かの者は、マジックショーを行っていたアミューズドールです」

 

??「そういうこったあ!!」

 

 









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