歪んだ神秘をもつ生徒によるキヴォトスオーダー 作:セレネ2563
タイトルは、何も思いつかなかったので、黒服になってもらいました。
アリスの一件から数日後、私はミレニアムに来ていた。
私がうまくやってたらアリスはもっとうまく勇者の道を選べたのかもしれない。
最近はそんなことを考えてしまう。
エデン条約もあるからこの考えは捨てないと。
とか思っていたら、アリスに呼び出された。
また、ネタ切れなのかな?
「やっほー、呼ばれたから来ましたよ!」
ミドリ「やっと、きましたーー(>_<)」
何でそんな泣きそうなの?
「どうしたの?ミドリ」
??「呼ばれたのに遅かったですね
王女のお願いも満足に聞けないのですか?」
部屋に入ると
喋り方と目の色以外いつものアリスがそこにいた
「???何でケイちゃんが表にいるの?」
ケイ「ケイちゃんって呼ぶな!!」
ユズ「は、話せば長くなるんだけど....」
モモイ「それじゃ、私とミドリは予定あるから!
じゃーね!」
そういえば、あの2人シャーレの手伝いじゃん!
「あ、爆弾放置で逃げる人がいますか?!」
ケイ「私は爆弾じゃないです!」
ユズ「うー、なんでこんなことに....」
ーーー少し経って
「それで、なんでこんなことになったの?」
アリスの目がちゃんと赤い。ケイなのは分かる
ユズ「昨日、ヴェリタスの調査では、ケイはアリスちゃんの中にいるかは分からなかったの。
サナの言葉から、100%いるって思ってはいたけど....」
「私の言葉は魔法かなにかなの?」
ケイはゲームをしている。曰く、王女のやっているものに興味があるだけです、だそうですね
ユズ「サナは、たくさんのことを知ってるから、今回も、そうなのかなって」
「うーん、納得はしていませんけど....
昨日アリスは何時くらいに寝ましたか?」
「どうだろう?私は早めに寝ちゃってたから....」
ケイ「7時です」
ユズ「え?」
「....え?19時じゃなくて?」
ケイ「7時です。今も寝ています」
「それ完全に、アリスが寝てるから表に出てきてるだけですよね!」
ケイ「そうですよ?
私も、急に意識が表に出たので驚きました。
本当は、2人にもいうつもりだったんですが、騒ぎに騒いでいたので教えるタイミングを逃しましたね」
「うーん、これ、私のせいかもですね」
ユズ「どうして...?」
「私が、アリスの心の中に顕現する直前、アリスはレールガンを撃ってたじゃないですか?」
ユズ「うん」
「本来なら、あのタイミングで、ケイを深層心理にまで押し込むはずだった。
ですが、レールガンは私がアリスの精神世界に来るのに使われました。
というより、レールガンを私が消してしまったんだと思います。
その結果、ケイの意識は表に近い位置に存在が残ってしまい、アリスが寝ている時やアリスの意識がない時に、ケイが動けるようになってしまったのではないかと...」
そもそもあの時のは、色々とおかしな部分がある。
レールガンで何かを壊して私がきたのはイメージ的には分かる。
しかし、理屈でみると、本来繋がっていないはずのアリスの精神世界とエリドゥのシステム間でデータをやり取りしたことになる。たしかにケイはエリドゥを侵食するために、肉体とエリドゥを接続はしたけど、精神世界は接続してないはず。
この奇跡を説明するなら....
早苗に引っ張られたから以外ないんだよなーー
その早苗だっておかしい。早苗の姿を見るのと声を聞くことはまだ分かる。だとしても、あのとき早苗に体を引っ張られている....
死に際に幻を見たでは説明がつかない
ユズ「な、なるほど....」
ケイ「私も概ね同意見です。
それに加えて、どこかの誰かさんが、私の心の鎖を断ち切ったのもあるとは思いますね」
「えーー、そんなこと誰がしたんですかーー」
ケイ「あなたですけど!?」
ユズ「2人とも、仲良いね」
ケイ「誰がこの人なんかと!」
「それは嬉しいですね(*^^*)」
ケイ「なんで肯定なんですか!?」
ため息をついたケイが私に近づいてくる。
ケイ「2人で話したいです」
....
「ユズ、一応、ヒマリ先輩とエイミ呼んできてくれる?
[王女]のことは特異現象捜査部の管轄ではあるので」
ユズ「う、うん、分かった」
「それで、わざわざ、私を呼び出した理由はなんですか?
現状なら呼び出す理由なんてなかったですよね?
2人きりになってまで....」
ケイ「単刀直入に聞きます。あなたの正体は何ですか??」
「[正体]ですか。
うーん、何でしょうね、可愛い勇者と共に歩む魔法使いでしょうか?
それとも、奇跡を信じている生徒でしょうか?」
ケイはドアの前に陣取る
ケイ「聞き方を変えましょう。
なんで、
「・・・・・は?」
ケイ「優越感に浸るつまりはありませんが、主導権を握って話すのは気分がいいですね」
「な、何を言って....」
どうする、ケイがドアによりかかってるから前は無理。なら後ろ
ケイ「そこから逃げるのであれば、この武器からレールガンが放たれます。
避けても構いませんが、アリスたちは悲しむでしょうね」
「くっ、さすがはラスボス、やることが卑怯ですね」
ケイ「言い方を考えてください!!
別に、他の皆さんには言ってません。
何らかの手段で、皆さんの認識を捻じ曲げていたのでしょう?
もちろん今の私も緑髪に見えています。
ですが、アリスのなかから見たときは、あなたは黒髪でした。
顔も違いますよね。服は変わりませんでしたが、首より上は間違いなく変わっていました。
このキヴォトスで、私だけが例外なのでしょう」
なるほど、他者の中から認識するっていう、例外のせいでバレたのか。
ヒナの時と同じで、男なのはバレていない。
神秘の件はヒナ先輩しか知らない。
特殊な力があるのはセイア先輩、ミネ先輩と連邦生徒会長が知っている。
神秘についてなら話してもいい。
けど、他の4人と違うのはサナとオリジナルの姿がイコールで結ばれて、かつ完全にバレているところ。
これを他の人に流されれば、私は終わる。
どうする.....
ケイ「アトンドリ・エスペリエ
あなたが、奇跡や希望ついて語ったとき、私はその言葉が記憶に焼きつきました。
そして、私は調べました。その言葉が何なのかを....
驚きましたよ。
そんな言葉、
もう一度聞きます。あなたの正体はなんですか?」
「わ、私の正体なんて、サナでしかないよ!
嫌だなー、ケイちゃんったら!
黒髪なんて見間違い....で...,,.」
ケイ「私は、今日はまだ、あなたのことを[サナ]と呼んでいません。
あなたは断言できますか?
自分が西風サナだと。キヴォトスの生まれだと!
あなたはそれ以外の何者でもないと!」
「うん!!言えるよ!!
私は西風サナだよ!
ミレニアムに通う1年生で、尊敬する先輩たちがいて、仲のいい友人がいる。
ただのミレニアムの1年生ですよ!!!!」
ケイ「普通の生徒は、
「あ......」
私は、ケイの言葉に言い返せず、座り込んでしまった
ーーーーーー
ユズには少し時間をかけて欲しい旨は話してあります。
多分サナは、普通にヒマリ先輩を呼びに行くと思っていますが、実際には、2人きりの時間は想定よりも長いでしょう
ふぅ、あの慌てようからして、何かあるとは思いましたが、簡単に嵌まりましたね。
サナは、詰められるのが弱い。
その上で、黒髪であることを知られたので心の余裕は一切ない、そんなところでしょうか
サナ「違う...」
「え?」
サナ「違う!!!私は西風サナです!!
誰がなんと言おうと、西風サナなんです!
私は私を・・・自分を捨てたんです!!!
誰も悲しませないために!!誰も苦しませないために!!
ここではサナでいなきゃいけないんです!
黒髪なんて、
また、あの時みたいに....裏切るわけにはいかない....のに....また....」
サナは自分の頭を抱えて叫んでいる。
爪が肌に食い込んで血が流れてきている
私は見ていられなかった
ぎゅっ
「ごめんなさい。軽率でした。
こんなに苦しむなんて思わなかったんです。
あなたは、明るく振る舞っている。
奇跡を信じている。
優しい人なのは変わりません。
だから、気にしないでください。
あなたは、あなたです」
サナ「私は、サナです。
サナで、
私は、存在してはいけないから、
私は、歪ませる存在だから
私は...」
殴ってサナを気絶させた
色々言ってくれましたが、サナには色々と秘密がある。
このVRマシンで、記憶の方は消しておきましょう。
消す記憶は、ユズが消えた直後以降を全て消せばいいですね
生きていいとか、王女の属性は残っているとか、鎖を断ち切るとか、いろいろ私たちに言ってたくせに、自分のことはなんも対処してないんですね。
私は王女の従者です。しかし、その道を選ばせてくれたのは
鍵じゃなくてもいいと言ってくれたのは、
他ならぬあなたです、サナ。
私は、あなたのことも支えてあげますよ
本当に聞きたかったのは、あなたは外の世界から来たのではないかということ、事件が終わってから定期的にサナとしてミレニアムで過ごしている黒い[何か]のこと...
ですが、ことはそう簡単ではないのですね。
エイミ「呼ばれたから来たけど、どう...
っ!サナに何をしたの!!」
ユズ「さ、サナ!?」
ユズとエイミがサナに近づく
ケイ「私のせいですね。
サナの秘密についてすこし問い詰めていただけです。
ですが、思っていたよりも、彼女の隠し事は重いもののようです」
あれでもまだ、全貌ではないのでしょうね
ヒマリ「私たちも、探りはしましたが、ここまでのことにはなりませんでしたよ?」
ケイ「現状私にしか理解できない事象について問い詰めたので気にしないでください。
これ以降サナの秘密については、調べないほうがいいでしょう。
彼女、自分の正体が、変なバレ方したら、間違いなく自殺しますよ」
3人は声にならない驚きをする
あれだけで、あんな悲壮ただよう絶叫と自分への言い聞かせをするほど追い詰められている。もし、安易に踏み込みすぎれば確実に自殺するだろう
私は録画の一部、サナが自分に言い聞かせているところの一部分を共有する。見せたところなら黒髪とルナという発言についてはないから大丈夫だろう
2人はそれを見て黙ってしまった。
「ごめんなさい、ユズ、これをあなたに見せてしまうのは、ダメだと思いました」
ユズ「だ、大丈夫だよ、私も、隠しておける自信はないから」
ヒマリ「私たちに話した時や、チーちゃんたちに話した時と全然違いますね。
これは....」
エイミ「ケイが話したことがサナにとって、
[触れられたくない部分]だった。今までの私たちのより何倍も」
ヒマリ「チーちゃんにも話しておきます。
本当の意味で、これ以降は踏み込まないほうが良さそうですね」
「そろそろ王女も起きてきてしまいそうなので、ここで失礼します。
ヒマリ、あなたが呼んだことにしておいてください。
いろいろ話すこともありますよね?
該当の記憶は消しておいたので問題ありませんよ」
そう伝えて私は目を閉じる
ーーーーーーーー
何で私寝てたんだろう....
エイミ「おはよう、サナ」
「おはよう、エイミ...
エイミ!!なんで?!私ゲーム開発部にいたよね?!」
エイミ「うん、ゲーム機踏んでこけて、ケイに頭ぶつけて寝てたよ」
「ずいぶんダサく気を失いましたね」
ヒマリ「起きましたね。全く、天才の私でも想定外の気絶の仕方をするとは思いませんでした」
「....ヒマリ先輩馬鹿にしてますか?」
ヒマリ「失礼な!
流石に傷ついた人を馬鹿にすることはありません!」
「自業自得でも?」
ヒマリ「・・・・はい」
「今の間はなんですか?!
大笑いしたでしょ報告を受けた時!」
エイミ「大丈夫だよ。私もユズも部長も、サナのこと心配してたから。
気絶した理由聞いたときは、呆れたけど」
「酷いです!!いや、今は私のことはどうでもいいです!
そんなことよりも、ケイはどうなりましたか?」
ヒマリ「そんなことってあなたは...
いまはアリスが表に出ています。
アリスにはケイが表にいた頃の記憶はないようです。
しかし、ケイはアリスが起きている時に、アリスを通して外を見ていたので、その逆もできることは想定しておいたほうがいいでしょうね。ケイもそこは理解しているようです」
「分かりました。よかった。
ケイも死んでいるわけではなかったんですね....」
ヒマリ「さて、ここからはサナにお説教です」
「・・・・え?」
ヒマリ「ケイから聞きましたよ。
あなた、ずいぶんと、1人でやっていたみたいですね。
対リオのためにVRマシン用のハッキングシステム作ったり、
アリスのことを調べるために1人で廃墟に行ってケセドに接触したり、
アリスが暴走した時の保険を残しておいたり、
最初からアリスとケイを救うのを目的として動いたり、
私たちに話したらもっと楽になるところあったと思いませんか?
天才美少女ハッカーである私を泣かせるなんて、サナは酷い人ですね....」
エイミ「最後のに関しては私も納得してないから。
始めからアリスとケイを[名もなき神々の王女]としての使命から解き放つのが目的に動いていたとか、会長は無理にしても、他のみんなならちゃんと分かってくれたよね?」
「アリスにこの話が伝わると混乱させちゃうから
知っているべき人間は少ない方が良かったと思うんですよね」
エイミ「それで、最後あなたが死んでたら意味ないけど...」
ヒマリ「そもそも、そんな簡単に、多分死にます。なんて普通は言わないんですよ?」
「あ、あの...」
エイミ「私たち本当に怖かったんだよ?
あなたをサポートしてたAIに状況説明されたとき、死んじゃうのかと....」
ヒマリ「ケイですら、死んだと思っていたので、生きていたことすら奇跡みたいですね。
リオも聞いていたから、余計に1人でやろうとしてましたね。
それにしても、リオと何かあったんですか?敵にアリスを頼むなんて
まさか、私たちの知らない何かがあったんですかね?ちら」
エイミ「その辺はサナが話してくれなかったから調べたからね?」
「あのー、この流れは本当にお説教なんですか...
比喩とかではなく....」
ヒマリ「天才美少女ハッカーがそんな比喩使いませんよ
しっかりお説教です。
まずは自分に無頓着なところからですね。
自分が危険なのをかえりみず、ケセドの捜索とダイブしたままだったこと。
後者に関してはあのままなら死んでましたよね?」
エイミ「誰かに助けを求めること、覚えてもらうからね?」
「は、はい....」
こ、これ、だいぶきついかもしれない
ーーーーーーーーーー
あ、あしが、いたいよーーー( ; ; )
「乙女の足をここまでいじめるなんて、鬼ですか!?悪魔ですか?!」
さすがに1時間も言われるとは思わなかった.....
ヒマリ「超天才清楚系病弱美少女ハッカーであって悪魔でも鬼でもないですよ?」
「分かってますよ!!!」
エイミ「えいっ」
足を突っつかれる
「いったぁ!痺れてる足に刺激を与えるのは拷問ですからね!?」
エイミ「もっと痛い目に遭ってるよね?」
ヒマリ「サナの基準は謎ですよね」
ユウカ「ヒマリ先輩、サナはいますか?」
ヒマリ「いますが、いまは...」
「いっ、何ですか?ユウカ先輩」
ユウカ「あ、いた、ちょっとウチまで来てくれる?」
「はい、わかりまし、た」
ユウカ「どうしたの?」
「足が痺れてまして、歩くのもつらくて」
ユウカ「そう、おぶってあげるわよ」
「せ、先輩にそんなことさせられませんよ!?」
ユウカ「私がやるって言ってるんだから問題ないのよ」
私はおぶられる。
「あ、ありがとうございます」
エイミ「サナに何の用なんだろう?」
ヒマリ「多分ですけど、私たちと同じ理由でしょうね」
ーーーーーーーー
私はユウカに連れられてセミナーに連れてこられた
ユウカ「ノア、連れてきたわよ」
ノア「ありがとうございます。サナちゃん、こちらに
「え、あの、なんで....」
ノア「お聞きしたいことがあるので、ね?」
「は、はい....」
私は正座する。あれ、今日不憫すぎない?
ノア「これ?覚えてますか?」
私の目の前に出されたのは、シルバーウルフの試運転で行った、セミナーの書類だった。
「あー、はい。覚えてます」
ノア「良かったです。
ユウカちゃんに頼もうと思っていた書類なんですけど、もう終わっているんですよね。
何ででしょうか?」
「えーっと、私がやりました...」
ノア「なるほど、誰かが忘れているとか悪意ある侵入者がやっているわけではなかったのですね。良かったです!
では、サナちゃん。データ化された書類をここまで綺麗にどうやって対応したのですか?」
「えーっと、ハッキングシステムを使って...」
ノア「[鏡]みたいなものですね。
そのシステムはどうなりましたか?」
「エリドゥの一件で、ハッキングシステムは完全に破損しました...
私の手で復旧しなければ消滅したと言えると思います」
VRシステムの方は問題なく動くが、ハッキングシステムは破損してしまった。
私はエリドゥに飲み込まれたからだと推測している。
ノア「分かりました。
それならそれを差し押さえることはできませんか...」
「あれって、そんなヤバいものなんですか?」
やばい、足が痺れてきた
ユウカ「当たり前よ!
ネットワークに繋がっているものなら、簡単にハッキングできるシステム。
あれでハッキングできないのは、ヴェリタスの部室とサンクトゥムタワーくらいよ」
ノア「現に、セミナーにも簡単に侵入されましたからね、しかも、あれを残していなければ証拠も一切なかったんですから」
「も、もう終わりですか....?」
ノア「そうですね、実害は出ていませんので問題ありませんよ。
ヒマリ先輩からお説教されたみたいですし、そこと被ることはなしでいいでしょう」
「ふぅ、もっと怒られるかと思った...」
・・・・
ノア「えい!」
「っ!!またこれですか〜?!」
ノア「さっきもやられたんですね。
ふふ、案外可愛いところもありますね」
ノア先輩がハグしてくる
ノア「サナちゃんはもう少し頼ってくださいね。
あなたのことを拒絶する人はいませんから」
ユウカ先輩が頭に手を置いて撫でてくる
ユウカ「会長のせいもあるとはいえ、1人で突っ走りすぎなのは事実よ。
あなたは頼れる人が多いんだから、1人で頑張らないこと!分かった?」
・・・・・・・・
「はい、分かりました!」
私は笑顔でそう答えた。
それ以外に言えることもなかったから...
ーーーーーーー
はぁ、今日はお説教されっぱなしでしたね。
私が悪いんですけど...
ケイちゃんともう少し話したかったのですが、あんな凡ミスするなんて....
無名の司祭...
アビドスで意識不明になったときに夢を通して現れた存在...
もうすこし詳しく知りたかったのですが無理でしたね。
あれについてはケイちゃんに聞くのが早そうなので今度聞きますか。
ノア先輩もユウカ先輩も優しいね。
ああいう人たちに好かれて先生もなかなか罪な人です。
そういえば、キヴォトスの法律で恋愛関係のは見てませんでしたけど、重婚とかってできるのかな?
できないと先生大変なことになりそう...
あの人、行く先々で生徒の心射抜いてるから、競争率絶対高いもん
その辺、サーヴァントたらしの立香と一緒だからね。
さて、
気分転換に高い建物に来てみたら、ゲヘナの生徒がいる。
それも情報部...
ミレニアムに何のつもりで来たのでしょう?
エデン条約関係か、アリス関係か
まどろっこしく行くのはやめにしましょう。
私は妖精眼を起動する。
エイミとヒマリ先輩との言い合いをした日に発言したこの眼は、いまでもサナの姿で使用できる。ルフェの姿、モルガンベースの姿では使えないのに、サナで使える理由は判明してないけど使えるものは使おう。
本心が聞けるようにするには、目から血を流すレベルまで負荷をかけなければいけないから、いまは、嘘が分かる程度にしておこう。
ほんの少し使用したあの日です大変だったんだから....
「少しいいですか?
私、ミレニアムの生徒なんですけど」
情報部モブ「ひっ、あ、あの」
「大丈夫ですよ。
お話ししてくれれば何もしませんから。
どうしてミレニアムの偵察をしているんですか?」
情報部モブ「知らされていないんです」
ふぅん....
「嘘ですね。
何を調べるかをあなたは知っています。
答えないのならミレニアムの技術力をその身で味わうことになりますがよろしいですか?」
??「ごめんなさい、私がお願いしたの。
拷問なら私が受けるわ」
現れたのは空崎ヒナ......
空崎ヒナ?!
「なっ、なぜ、空崎ヒナさんがここにいるんですか?!」
想定外すぎるのですが?!
ヒナ「あなたはもう戻っていいわ。
マコトには報告はしないように」
情報部モブ「了解です。失礼します」
ヒナ「ある生徒たちについて調べていたの。
最近のミレニアムでの事件も知っているわ。
天童アリスと西風サナの件はね...」
「っ!まさか、あなたが出てきた理由は...」
私はハックを抜く
パァン!
ヒナさんに撃たれて銃を落としてしまった
ヒナ「えぇ、目的の生徒が来たからよ。
あなた、意外と血の気が多いのね。
私が来てからすぐに抜く準備はしてたもの」
私は両手を上げる。
この状況じゃ、勝てない
ヒナ「あら、案外物分かりがいいのね」
「えぇ、ゲヘナ最強にこの状態で勝てるほど強くはありません。
えっと.......優しくして...ほしい...です.....」
ヒナ「っ!何を想像してるのよ!!!」
パァン!!
「いった!
ひっどいです!撃つまでいきますか?!」
ヒナ「あなたがふざけるからでしょ!!」
「拷問だって私が言ったからそう返したのに....
それで、情報部を使ってまで調べていたことはなんですか?
答えられることならお答えします」
ヒナ「ほんとに物分かりがいいわね。
何かあるのかしら?」
「いえ、エデン条約の前に懸念点くらい消してあげるべきかと思いました」
ヒナさんはデストロイヤーを構える
「ちょっと待ってください!?
さすがにそれを出されるのは...」
ヒナ「早く出てきなさい!
さっきからドアの所にいるのは分かっているわよ」
??「クックックッ、さすがは、ゲヘナ風紀委員長。
私の気配にもすぐに気づきますか。
さすが、小鳥遊ホシノさんと同レベルの強者ですね。
初めまして、空崎ヒナさん、
そして、スランピア以来ではありますが、あなたからしたら初めましてですね、西風サナさん。
ゲマトリアの黒服と申します。以降お見知り置きを」
間近で見るのは初めてだけど、やっぱり人間には見えない。
ヒナ「あなたが、先生の言っていた黒服...」
黒服「アビドスでは、あなたと聖魔ジャンヌさんによってビナーは退けられましたね。
あのときは、私の完敗でした。
先生とは五分の勝負ができましたが、ジャンヌさんには手ひどくやられましたね。
おかげで、カイザーも尻尾切りだけでは対応できずアビドスの借金を利子分以上に減額。私も、契約違反に加担してしまったため、すこしお力添えをいたしました」
「マエストロやゴルコンダは一緒ではないんですね」
ヒナ「えぇ、お二人とも今は忙しい身なので、私1人ですよ」
「なるほど、ミメシスってやつと、ヘイロー破壊爆弾ってところですか」
ヒナ(接触しているのは知っていたけど、ここまで言い切れるほど確信してるの?!)
黒服「さすがです。
あなたの言う通り、マエストロはミメシスの調整を、ゴルコンダは道具の制作に集中していますよ」
「はぁ。エデン条約で何かする気ですね。
スランピアのはその実験か、先生に喧嘩を売りたかったのか...」
いまは使うべきタイミング、私は妖精眼の出力を最大にする
黒服「それはどうでしょうかね」
「えへへ、ごめんなさいね、黒服。
私が質問をした時点で答えは分かってますから。
あなたたちが介入するなら、私も介入いたします
マエストロはベアトリーチェという方からの依頼で、何らかのミメシスの作成をしたのでその調整、
ゴルコンダは、ヘイロー破壊爆弾の調整と。
えぇ、欲しい情報は大体知れましたか。
どうしますか?私は問答するだけで情報を手に入れられますよ?」
右目から血を流しながら答える
ヒナ「!あなた目から血が...」
黒服「代償を払い、私の心を読みましたか。
それをやるべきだと、今の一瞬で判断する。
クックックッ、つくづく、あなたは不思議な方だ。
スランピアでの変身しかり、心を読むしかり、あなたは普通の生徒とは明らかに違う。
あなたは何者ですか?」
「ミレニアムの、奇跡を信じる生徒、ですよ。
私の起こす全ては奇跡によって引き起こされるものです。
あなたこそ何者ですか?」
黒服「私は外から来たものであり探求者、それだけで構いませんよ。
この度はここで失礼します。
またお話を聞きたいですね、ケセドと友人の西風サナさん」
黒服は姿を消す
「はぁ、それなりに情報は取れましたか」
ヒナ「それより、目から血が!
これどうすれば....」
「大丈夫ですよ。すぐに収まりますから。
あなたは優しいですね。空崎ヒナさん。
赤の他人にそんな感情を持つなんて」
ヒナ「言ってる場合じゃないでしょ?!」
「言ってる場合ですよ。
目の力は消したので、すぐに収まるのは本当ですから」
ヒナさんから見て、目の色が変わったはず。
しっかり驚いてるなー
「嘘やごまかしをされたときに本当のことを知る力です。
それで心を読んだ、と言えるでしょう。
直近で何かあるとすれば、エデン条約しかありません。
もしかしたら、トリニティのティーパーティの一角が入院したのも、話に出たヘイロー破壊爆弾の可能性があります」
ヒナ「そうね。
あれらが何をするかは分からない以上放っておけない。
でも、私にはエデン条約のために動かなきゃ...」
「話に聞いてしまったんです。私には放って置けません!
ヒナさん!私にも手伝わせてください!」
ヒナ「他校の生徒に手伝ってもらうわけにはいかないから...」
「他校だろうが構いません!
友達のために何かをしたいのは悪いことではないはずです!」
ヒナ「あなたは捕虜のつもりなんだけど...」
「あ、ほら、ここまで話せるんです。友達で大丈夫だと思いますよ!!
捕虜なら余計、ヒナさんの好きなように使いましょう!」
ヒナ「あなたは、私のこと、極悪非道だと思ってるの?」
デストロイヤーを向けてくる
「そ、そんなつもりはありませんから?!
それにほら、私もシャーレの一員なので、それくらいのことしても問題ありませんから!」
ヒナ「あなたもシャーレの一員なのね....
はぁ、面倒だけど、伏兵はいたほうが良さそうね。
良いわ。手伝ってもらうから。
まずは、デカグラマトンについての情報を私に頂戴。
ビナーとは違うものについて知っておきたいの」
「了解です!
では明日お話ししましょう!」
ヒナ「えぇ、分かったわ...明日?」
「はい、明日です。明日になれば分かりますよ」
こうして、私たちは解散する。
....あれ?ヒナさんと4回目の邂逅した?
多くない?明日のつもりでいたのに
ーーーーーー
「いやー、まさか、次の日がシャーレの仕事で一緒だなんて思いませんでしたね」
2日前にジャンヌで来た時に把握はしてましたが
ヒナ「えぇ、あなた、どんな心境で今いるのよ。
昨日、私に撃たれたのに。
その時には知っていたのでしょう?私と会うの」
「ええ知ってました。でも撃たれるのはここでは、日常茶飯事ですよ。
ジャンヌちゃんから聞いて、預言者の話をするつもりではいたんです。
それで、ケセドとホドの預言者の話と、私とアリスの話ですね。
どちらとも知っていることは多くありませんが、前者から行きましょう」
シャーレ執務室で業務中、というより、業務は終了している。
先生は百鬼夜行に出張。
ジャンヌの手で、連邦生徒会からこっちにくる資料は調整済み....
ごめんね、ミドリ、モモイ。今日のために昨日の量を増やしちゃって。
私とヒナ先輩でどうにでもなる量だった
「それにしても先生がいなくて残念でしたね。
シャーレに来る人のほとんどは先生大好きですものね」
ヒナ「っ!!!わ、私はそんなことないわよ!!
えぇ、私は...」
「失礼なことを言いましたね。すみません。
預言者の件ですが、こちらはミレニアムの特異現象捜査部と先生がメインに調査をしています。
私はケセドに接触したことしかなく、ホドに関しては、ミレニアムのシステムが乗っ取られたとしか聞いておりません」
そうして、ケセドから以前聞いた情報を、ヒナさんに伝える。
そのままアリスたちのことも
ヒナ「ケセドは、Divi:Sionというシステムから分たれたもので2体存在している。
そして、そのDivi:Sionはアリスという生徒の大元
[名もなき神々の王女]に由来するシステムであると....」
ケセド「はい、そして、ケセドの片方はこの通り、サナのおかげで新たな個体として新生しました。
デカグラマトンの預言者改め、奇跡の信仰者ケセドです。
よろしくお願いします。空崎ヒナさん」
ヒナ「・・・・・?!
え?あなた、何したの......?」
「若干引いてますね...私も傷つくんですから...
・・・
待って?!なんて言った、いま!」
ケセド「え、よろしくお願いします。空崎ヒナさん」
「その前!」
ケセド「デカグラマトンの預言者改め、奇跡の信仰者ケセドです」
「私そんなの知らないけど!?
ヒマリ先輩になに仕込まれたの?!」
ケセド「[あなたはもう預言者ではないのですから、新しく別の2つ名を名乗ることをおすすめしますよ]
っと言われたので、サナのおかげでできた私なので、奇跡の信仰者と名乗ることにしました。
サナは[奇跡]という言葉に思い入れがあると教えてもらいましたので」
ヒマリ先輩は今度撃ちます
ヒナ「あなたも大変なのね。
それにしても、どうやって預言者の意識をこんな風にしたの?」
「うーん、
元々は高圧的なAIでしたが、私がケセドの名前の意味と在り方について指摘したら、自問したのです。その結果、いまのケセドに変わりました。
日に日に人間味を増してるとは思っていますが....」
ヒナ「ケセドの意味?」
「はい、確か、慈悲という意味があったはずです」
ヒナ「そう。ありがとう。
そういえば、あなたはどうなの?」
「....私の嘘を見抜く力は分かりません。
いきなり現れたものなので...
この刀の方は、百鬼夜行のほうで手に入れたものです。
その力でスランピアの事件を乗り越えました」
紅ちゃんのことは言わなくて良いでしょう。
そのときヒナさんに電話がかかってくる。
ヒナ「せ、先生どうしたの?
うん、分かった、サナにも伝えておくね。
っ!そ、そんな仲良くはなってない。あくまで、情報共有ってだけよ
それじゃあ、またね。先生」
「先生からなんて言われました?」
ヒナ「今日は時間内にこっちに戻れそうにないから、業務終わったら解散していいそうよ」
「りょーかいです。それなら、業務も終わってるし解散しちゃいますか?」
ヒナ「ええ、それで良いわ。
....ねぇ、伏兵の話ほんとに受けるつもりなの?」
「??当たり前ですよ。昨日は黒服が介入しなければ完全に捕虜でしたから。伏兵くらいいくらでもやりますよ」
ヒナ「ミレニアムの生徒よね。色々作れるの?」
「一応エンジニア部のお手伝いも出来るのでそれなりには作れますよ」
ヒナ「あなたにお願いがあるの。
終局:コラプサーと終演・アニヒレイターの調整を頼みたいの」
ヒナさんは2つのピストルと、SRを置く
「え?え?
マシンガンだけじゃないんですか?持ってる武器」
ヒナ「えぇ、色々あってね。
この二つ、私じゃ、チェックもできなくて...
任せてもいいかしら?」
「了解です!任せてもらいますね!
使いやすく改造も施しちゃいますね!
こうして、私は3丁受け取る
ヒナ「・・・やりすぎないでね?」
「分かってますよ!!」
こうして私たちは解散した
さーて、この3丁ちゃんと強くしちゃいますよー!
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神秘にして特殊な力を持つものは何人もいるはず。
私は単純に強いだけだろう.....
リリスを名乗った生徒、天童アリス、そして西風サナ。
サナのことは情報部で聞いていたが、想定外だった。
赤髪に刀の姿で廃遊園地から聞いていたが、後日調べると緑髪だった。
エデン条約のために頑張らないといけない。
けど、なにかが心に引っかかる。
私が風紀委員長を辞めると考えたからなのか、リリスのことが心残りなのか、それとも両方か....
いえ、私には責任がある。
なら私がやらなければならない。
リリスが残してくれた武器も使って必ずエデン条約を成立させる。
それが、風紀委員長最後の仕事だ
今回は、サナとケイちゃんを話させるのと、サナをエデン条約に関わらせるためのお話でした。
読んでくださりありがとうございます!
次からエデン条約編に入ります。
お待ちくださると嬉しいです