歪んだ神秘をもつ生徒によるキヴォトスオーダー   作:魅音2563

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転生してから12年が経過しました。
主人公が整理をする話です。
生徒たちは次の話から出していきます。
ただ、どの学区に行かせるか決めてませんので、次の話は遅くなります。
推しを出すか、話を作りやすくするか、原作死亡キャラを生存させるか。
迷いますね。

一人称が安定していないのは仕様ですので気にしないでください。


記憶と想いを継いで

12歳の中学生にして、私は自分が何者かを思い出した。

もっとも実感はしのどないけどね。

連邦生徒会長(彼女)は、俺が高校一年生の時に「先生」という存在が来ると言っていた。

細部まで思い出せれば性別も分かるか?

でも、性別が分かったところでこれじゃ意味ないよな。

 

鏡を見てため息をつく。

あの先生とその教室(エルメロイ教室)で、楽しいこともくだらないこともたくさんあった。

 

うん。これはくだらないことだろう。

 

その鏡には、1()7()0()c()m()()()()()()()()()()()()()、という、俺とは思えない女性が写っている。

 

そして、別のイメージをする。

 

今度は1()6()0()c()m()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()が鏡に写る。

 

予備動作、道具、魔術回路、術式。

どんなものも使わず、俺は、全く違う女性に変身した。

 

そして、この力を止める。

 

そこで鏡にようやく写った。

俺の、本来の体。

前世とほとんど変わらない。

変わるのは、魔術回路がないことくらいだろう。

記憶力が異常なのも変わらない。

 

 

ここでようやく、思考を整理する。

私は、いや俺は転生した後の体は、昔から異常に体が弱かったと感じている。

 

ここキヴォトスは銃弾が飛び交う世界だ。

元の世界と違ってここでは銃を持つことは禁止されていない。

 

ある意味、神秘を隠匿していた転生前の世界では考えられない場所だ。

 

その銃が当たり前の世界で、俺は銃弾に、それ以前に痛みへの耐性が低かった。

 

私のいた小学校では、弱いものや異端なものは、皆いじめられる。

下がいることによる安堵やストレス発散などがあるのであろう。

私は、ずっといじめられてきて、痛い思いをしてきた。

それはどうでもいい。そんな日常を気にする理由は元々ない。

 

問題は長年の疑問の解消だ。

神秘は個人差はあれど、神秘によって痛みはそれなりに抑えられるはず(転生前を基準)なのに、私は痛みを感じていた。銃弾だけじゃない。殴られたら蹴られたりした時も。

にも関わらず、今まで血が流れていたことはない。

その理由についてようやく理解できた。

流れていないんじゃない()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

私は、神秘のステータスともいうべきものが特殊な能力と再生に振られているんだ。

 

簡単に言えばパワ◯ロやウ◯娘で、あるステータス一点特化をしているようなものだろう。

 

この神秘は、自分の存在を誤認させたり、壁があるようにみせることができるはずだ。

何せ、自分ですら女だと思って生きてこれるくらいの完成度。

血が流れているのに、本人を含め誰も、匂いすら感じないレベルの隠蔽力。

簡単に分かるはずもない。

 

今の俺は、偽装する・隠し通す・全く違う姿形になる。

いわば、()()()()()()()・・・

まんまだな。ネーミングセンスはないからこれでいいか。

 

 

 

それにしても、いまだに考え中の頭の中でさえ、一人称が安定しないくらい「私」が染み付いてる。12年も生きてきたら仕方ないか。

 

今のところの生活する中での問題点は2つ

1

普通に考えて、力を使って信用を得ることができない。

まず、この神秘が、私のことを信じることができない要因の一つだ。

なんたって、悪用すればやりたい放題できる。

当分は姿を偽る以外には使わないでおこう。

 

2

性別に関して、俺は男だ。12年女だと信じて生きているが、本体も心も男だと完全に理解している。

しかし、この世界は女子生徒とロボット、獣人しかいない。

男だとバレたら、多分私はここにいれない。排斥される。それでは、連邦生徒会長(彼女)との約束を守れない。

男であることは隠すべきだ。それなら一人称は私でいいだろう。

私は、これ以降()()()()生きていこう。

それが必要なことだ。

私が、生徒たちと対等に話すため/敵として殺されないために

 

ここに、風峰(かぜみね)ルナは改めて自らの人生と目標を定めた。

転生前に持っていた

|大切な友人たちとの思い出《エルメロイ教室や魔法少女たち、記憶の片隅にあるカルデア》も、

|消えた友人のために誓った夢《東風谷早苗を見つけるために幻想郷に行くこと》も、

それらを、

花星(はなほし)ルナ[ルナ・(ユミナ)・フラワー]

として生きてきた過去を捨てて歩き出す。

 

全ては、

異なる世界を喰らい、

この世界の未来にて到来する

私/俺の友人である連邦生徒会長(彼女)の敵に抗うために。




高校入学までに何をさせるかは決めていません。

入学させる学校はもう決めています。
ルナらしいやり方をしますので楽しみにしててください。
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