歪んだ神秘をもつ生徒によるキヴォトスオーダー 作:セレネ2563
このあとの展開がうまく浮かばずに別のお話を書いていて遅くなりました....
まだ、この後のことは詰め切れていませんが、なるようになるでしょう
ヒフミ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!?
また後で、はダメですよね!?
どうすればいいですか、今晩はやめたほうがいいですか!?
知らなくてごめんなさい
間に入ってごめんなさい
空気壊してごめんなさいっ...!?」
ハナコ「待ってくださいヒフミちゃん、詳しく教えてください!
昨晩はおふたりで何をしていたんですか、今晩は何をする予定だったのですか!?
ぜひ説明を、いえ、いっそ今から私の前で実際に再現を....!!」
“2人ともお願いだから落ち着いて....”
何してるの?先生の部屋で大声あげて.....
まぁ。いいですわ。
ハナコ様はアズサ様の件、ヒフミ様は補習授業部のこれからについてという感じですか...
ならアズサ様の後をつけましょうか。
ーーー
アズサ「....」
サオリ「.....」
念の為だいぶ離れてるから声は聞こえませんね...
ですが、顔は覚えました。
あれがサオリ。アリウス最強の兵士。えぇ、気迫が違いますわね....
あれと真正面からじゃ私はやり合えない。爆弾使った小細工でどうにかしましょう
もし、サオリレベルが数人いたら、勝てないかもしれない...
どうしよう...
いえ、今それを考えたって無駄ですわ。私がやるべきは、次のトリニティ襲撃のことを考えるべきですわね
アズサの定期報告が終わったのでしょう....
2人が別れたため、私も離れましょうか...
そうして、尾行は滞りなく終わり次の日を迎える
ーーーーーー
ヒフミ「あうぅ....結構降ってますね」
ハナコ「そうですね」
コハル「んぅ...」
ハナコ「あら、おはようございますコハルちゃん」
ヒフミ「おはようございます。アズサちゃんとウリアちゃんは....
まだちょっと起きられなさそうですね」
アズサ「んっ.....んん......」
「ううっ、わたくしは、目は覚めてますわ。
雨の日って体調悪くなりやすい体質でして....
時間はかかりますが治るので気にしないでください.....」
コハル「それならいいけど。でも。アズサ結構早起きだったのに....」
ハナコ「今までは、無理をしていたんじゃないでしょうか?
少し寝かせておいてあげたいですね....
ウリアちゃんも、無理はしないでいいですからね」
「私のは一過性のものなので治れば大丈夫です」
アズサ「んんっ....ダメ、かわいいものが.....ふわふわで.....それは、よくない......」
ハナコ「それになんだがいい夢を見ているようですし♡」
“ウリアのと同じで、雨が降ってるからってこともあるのかもね”
ピカーン!ゴロゴロ!
ヒフミ「あ、あうぅ...なんだか雷まで...」
ハナコ「...あら。
忘れてました。洗濯物が外に...」
ヒフミ/コハル「!?!?」
ハナコ様が走っていく
ヒフミ「ま、まずいですっ...!?」
他のお三方も急いでハナコ様を追う。
私は、まだ体調悪いのでここで待ちですね...
アズサ「??」キョロキョロ
「おはようございます、アズサ様」
アズサ「おはよう、ウリア。
みんなはどこに行ったんだ?それに、ウリアが寝てる理由は?」
「今は大雨です。洗濯物を外に置きっぱにしてしまっていたため、みなさん回収に行っています。
私は、雨の影響で体調が悪いのでまだ寝ていますわ。
時間はかかりますが治りますので気にしないでください」
アズサ「分かった。安静にしていてくれ。私もみんなのところに向かう」
「はい。私の分もよろしくお願いします」
そうして、アズサ様もみなさんのところに向かった。
うぅ、ウリアは環境の変化に敏感すぎますね...
ーー20分後ーー
アズサ「これで全部だ」
「私の分までありがとうございます...」
アズサ「困った時はお互い様だ」
ハナコ「これは....見事に全滅ですね。
泥も跳ねちゃってますし、洗い直しが必要そうです」
コハル「体操着もすごいことに...うぅっ中まで全部びちゃびちゃ....!」
アズサ「それはコハルが途中で転んだからだ」
ハナコ「ごめんなさい、つい失念していて....私がみんなと一緒にと言い出したせいです」
アズサ「いや、ハナコのせいじゃない。洗濯はもう一度すればいいし、服は着替えればいい。そんなに気に病むことでもない」
ヒフミ「はい、そうですよ。濡れた服のままですと風邪を引いてしまいますし、まずは早く着替えてしまいましょう」
ハナコ「....ありがとうございます。そうですね、髪も乾かさないと」
コハル「...あ」
ヒフミ「コハルちゃん?どうかしましたか?」
コハル「もう着るものがない...」
ヒフミ「...え?」
アズサ「そういえば私もそうだ。制服もこの体操着もびしょ濡れで、他に予備の服はない」
ヒフミ「そ、そういえば私も、あぅぅ.....」
ハナコ「...あらあら♡まあ、下着姿で勉強というのとすごくありだと思いますよ?」
やばい、個人的にはめちゃくちゃ否定したいですわ!!
思春期の男にはそれはアウトですよ!?
コハル「何言ってるの!?バカ!そんなハレンチなのダメっ!
どうしてそういう方向になるの!?」
アズサ「でも話は分かる。下着は多めに用意してあるし、靴下も履いておけば体温の維持も問題なさそうだ」
コハル「変に同調しないで!?教室で下着なんてやばいでしょ!?」
ハナコ「ですがコハルちゃん、想像してみてくださいーーー」
コハル「もうあんたは黙っててっ!!」
ハナコ様、言い切れなくて困ってますわね
コハル「手早く洗濯して、ドライヤーでも使ってすぐ乾かせばいいでしょ!
その間は、バスタオルとか巻いておけば良いし!
何かあっても先生とウリアにやって貰えば良いじゃん!
それに、この状況で急いで勉強のこと考える必要もないでしょ!
なんでそんな勉強したがりなの!?」
ハナコ「そうだとしても、その間はどちらにせよ下着姿なのでは?」
アズサ「早く勉強したいのだけど、洗濯が終わるまでは教室に行けないなら仕方ない。とりあえず脱ごう」
ゴロゴロ!
これ、落ちる気がしますわね...
「皆様、とりあえず、全員早く脱いで、洗濯してください。
多分雷が、落ちる気がします。
遠めですけど、結構鳴っているので、もしかしたら、こちらに落ちるかも...」
ヒフミ「え?!い、急がないと...」
コハル「そんなこと言って、全然雷なんて鳴ってないのに...
ていうかなんでみんなそんなに脱ぎたがるの!?露出は犯罪なんだよっ!?」
洗濯が終わるまで、とりあえず部屋にいることになった。
ゴロゴロ!バチンッ!!
「あ、落ちましたね」
コハル「えっ!?な、なにっ!?」
ヒフミ「て、停電みたいですね...?」
ハナコ「落雷による停電、でしょうか?ウリアちゃんの言う通りになりましたね」
ドンッ!!
ヒフミ「え。い、今のは何の音ですか...!?きゃっ、あ、飲み物落としちゃいました」
「冷たっ!!何が起きましたか!?」
アズサ「...問題が起きた。
洗濯機が止まってる、それに蓋も開かない。困った。」
コハル「...!?」
ーーそれからーー
ハナコ「さあでは記念すべき第1回、補習授業の水着パーティを始めます♡」
ヒフミ「あうぅ....」
アズサ「.....」
コハル「なんで、どうしてこんなことに...」
「わーー(棒)」ぱちぱち(平常心平常心平常心)
“色々とすごい状況だ....”
ハナコ「うふふっ、仕方ないじゃないですか♡」
“まぁ、仕方ないような気もする....”
ハナコ「そうですよ。こうとなっては、パジャマパーティならぬ水着パーティくらいしか、することはありません」
ヒフミ「あうぅ...な、何か他にもありそうな気はしますが....」
ハナコ「なるほど、下着パーティとかもありそうですね♡
確かによく考えると他にもいくつかあると思いますが、それで本当にいいんですか.!.??ふふっ」
「異性である先生がいることを考えて話してますか?」
ハナコ「えぇ、それはもう、ちゃんと」
じゃあこうはならなくないですわよね?!
「先生、居心地悪かったら通話でも良いですからね?」
“だ、大丈夫だよ。裸ってわけではないんだから”
「それなら良いのですわ」
今すぐ、私は、抜け出したいですが....
アズサ「こうなると授業もやりにくいし....こんな落雷くらいで全部の建物が機能不全ぁなんて、酷いセキュリティだ」
ヒフミ「まぁ、古い建物ですし....」
コハル「っていうか待って!流されないわよ!?
水着パーティって何なの!卑猥!
授業もできないし、着る服もないところまでは同意だけど、だったら大人しく部屋で休めば良いでしょ!普通に考えて」
ハナコ「あら、ですが、こういう時間こそ合宿の花だと思いませんか?
みんな寄り添って、お互いの深い部分をさらけ出し合う....
雨も降っている上に停電で何も見えませんし、雰囲気は最高です!
うふふふ.!..♡せっかくの休み時間なんですし、そうやって有意義に過ごしません?」
ヒフミ「あはは....た、確かに合宿の定番という感じはしますね」
アズサ「なるほど、それがこの水着パーティと」
「水着の部分は必要ないですわよ!?」
コハル「いやいやいや納得するか!水着とかけ合わせる意味は!?」
ヒフミ「あうぅ、確かに....」
ハナコ「まあまあ、せっかくなんですし楽しむとしましょう
そうは言ってもただのおしゃべりですし、話題もなんでもアリということで♡
ふふっ♡私こういうこと、すっこくしてみたかったんですよね。
なので、ちょっとテンション上がっていると言いますか....」
「本当にいつも以上にテンション高いですわね」
“ハナコ、本当に楽しそうだね”
アズサ「気持ちは分かる。私も何なら、補習授業部に入って以来ずっとそういう気持ちだ」
ハナコ「あら、そうなんですか?」
アズサ「うん、何かを学ぶということも、みんなでご飯を食べることも、洗濯物掃除も、その一つ一つが楽しい」
ハナコ「あら...♡」
アズサ「水着は泳ぐ時にだけ着るものだと思っていたのに、こんな活用方法があるなんてこもと初めて知った。知らなかったことを知れるというのは楽しいことだ」
ヒフミ「み、水着の件は違う気もしますが...」
アズサ「でも、動きやすいし通気性もいい。ハナコがこれを着て学校を歩いてたというのも納得がいく」
「いや、そこは納得しないでくださいですわ!?」
ハナコ「そうですよね、だから言ったじゃないですかコハルちゃん」
コハル「いやそれで外を歩くのは犯罪だから!
納得しちゃダメ!
公然淫猥罪だよ!?」
アズサ「コハルと一緒に勉強するのも楽しい」
コハル「っ!?きゅ、急になに!?何でそんな急に恥ずかしいことを!?」
ハナコ「あらあら...♡」
コハル「ま、まあ、私みたいなエリートと一緒に勉強して、タメになることは多いと思うけど?」
アズサ「うん、本当にそうだ」
ヒフミ「アズサちゃん...最初はあまり表情の変化も読み取れなくて心配でしたが...良かったですっ」
「...そうですわね」
アズサ「もちろんヒフミもウリアもだ。本当にいつも世話になってる、ありがとう」
「....そうですか。それなら嬉しいですわ...」
ヒフミ「あ、アズサちゃんっ!!うわーん!!」
ヒフミ様がアズサ様にハグしに行きましたわね
アズサ様視点からすれば純粋な感想なんでしょうけど、私としては複雑ですわね。
それから話に花が咲いていった。
ゴールドマグロの話になったり、アズサの見張りの話にになったり、スランピアの話になったり・・・
スランピアは先生が複雑そうな顔してましたね...
サナでは本当にご迷惑をおかけしてしまって....
そして...
アズサ「そういえば、ウリアに聞いてみたいことがあった。
マリーが話していたが、シスターフッドではないんだよな?」
「えぇ、私は無所属ですわ。
それがどうかしましたか?」
アズサ「マリーが、ウリアはいろんな人を助けていると言っていたが、なんでそんなことしてるんだろと思った」
「あー、趣味ですわ」
ヒフミ「趣味なんですか?!」
「えぇ、趣味です」
“巻き込まれてる人を助けるなんていい趣味だね”
「いえ、他人を巻き込むやつを倒すのが趣味です」
ハナコ「そっちなんですね....」
あれ、ハナコ様に引かれるのはちょっと不服ですわ
「別に誰かのためとか思ってやっていませんわ。
ただ、無理やりや関係ないのに巻き込まれた人は可哀想じゃないですか....
それなら、巻き込んだ人に裁きが起きてもいいと思いますの。
もちろん殺したり治らない怪我をさせたりって意味ではありませんけどね。
すこしはお灸を据えませんと。正義実現委員会を騙して善人を悪人に仕立て上げるのとかは以ての外ですもの。ね、アズサ様」
アズサ「それについても知っていたのか」
「えぇ、仕組んだ人は危険人物でしたから。それくらいの情報なら手に入れておきますわ。誰が敵になってもいいように、ね。
....少し外の様子を見てきますわ」
ヒフミ「なら、私も....」
「いえ、1人で大丈夫ですので気にしないでください。
では...」
こうして、私は、外の様子を見に行くことにした。
すこし、嫌な空気になった気がしたから...
ーーーー
「はぁ、自分の悪いところですかね、人を敵に回す言い方をするのは...」
まぁ、自分自身にとっての味方ってなるといないですからね....
先生がいるから平気の可能性はある。けど、それはシャーレであり外から来た存在だからってのが大きい。
今の私は、キヴォトスという世界に生まれたバグ。神秘を持って生まれた男なんて、忌避されるべき存在だものね。
ウリアとしての「性格はすこし見直すべきでしょうね...」
ハナコ「何を見直すべきなんですか?」
ビクッ!!!声に出てた!?
「ハナコ様、追ってきていたのですね」
ハナコ「えぇ、少し確認したいことがありましたので」
「何をでしょうか...」
疑われるようなことをした覚えはありませんわ...
ハナコ様は間違いなく昨夜に情報を共有されているはず...
ハナコ「セイア様のことについて知っていますか?」
「入院中であることをですか?それくらいは知っていますわ」
ハナコ「ヘイローを壊されたことを知っているのはサクラコ様に確認しています」
「そこまで知っていましたか....
では何をお尋ねに?」
ハナコ「トリニティの裏切り者について、です」
「....それを私が知っていると思った理由を話していただいてもよろしいでしょうか?」
ハナコ「1つは、シスターフッドで話を聞いたからです。ですがもう一つは....ウリアちゃん。あなたが動かなすぎます。
本当にセイア様が亡くなっているのであれば、あなたはもっと大胆に動いているはずです。ですから言います。あなたが、セイア様を襲撃した犯人であり、トリニティの裏切り者ではないかと」
・・・・
「私が、セイア様を殺した、犯人だと。随分とふざけた発想ですわね。
次期ティーパーティ候補のハナコ様。
あなたこそ、道化を演じているのは、
ハナコ「復讐を望むもの....?
まさか、いえ、そんなはずは!?」
「さすが、道化を演じている人はすごいですわね。まさか、トリニティの闇に葬られたものまで記憶にあるとは...」
ハナコ「何でそこまでしっているんですか?敵の正体まで...」
「それを言えば、ナギサ様に消されてしまいますので。
彼女の手勢がどこで聞いてるか分かりませんから」
ハナコ「まさか、ナギサ様を信じていないんですか」
「・・・えぇ。私は、あの人のやり方が気に入りませんので、信頼なんてしていませんわ。
ハナコ「こんな...
補習授業部のことまで知っているってことですね」
「はい。知っていますわ。そして言わせていただきます。
私は、ナギサ様が望む未来も裏切り者が望む未来も否定致しますわ。先生様とヒフミ様にもよろしくお願いしますね」バチッ!ピカッ!
「つきましたね。私は雨が中に入ってきてないか確認をしてから戻りますわ。では」
こうして、ハナコ様と別れる。
言えないですよ。ミカ様のこともアズサ様のことも。
なにより、ミカ様が罰されたがってるなんて。
私は、それを認めるつもりありません。必ず止めますよ、ミカ様。
たとえどんなことをしたって。
♪〜
電話....
「もしもし?」
??「君が天使ウリアだね。初めまして、白石ウタハだ。サナから聞いているね」
「えぇ、そうですわ。ウタハ様から電話をかけてきてくれたということは、サナ様を経由して依頼したものができたということですね」
ウタハ「あぁ、依頼料は振り込まれているから気にしないが、あそこまで必要だったのかい?それに、
「...向こうの敵の数が分かりませんから。大いに越したことはありませんわ。
依頼した機能に関しては仕方ありませんわ。
あれがあるだけで私の生存率が上がりますから。誓って先生たちに使うではありませんわ」
ウタハ「サナから聞いているから疑わないよ。
彼女が頭を下げるくらい本気だったからね。それにアリウスの脅威度も...」
それにしてもアリウスなんていう敵がいるなんてね。サナもその件で動き回っているから私の方でも気にしておこう」
「ありがとうございます。それでは明日の午後、そちらに取りに行きますわ」
はぁ、私の技術力じゃ無理だったから、ウタハ様に頼みましたが、何とかいけてるでしょうか....
サナを経由したから大丈夫だと思いましょう。
何かあった時は、[魔法による記憶改変]くらいには手を出しますか...
あれなら体にも精神にも改変する部分以外の記憶にも影響はありませんから。
中学生の同級生の面倒なことは全部それで乗り切りましたからね...
ーーその日の夜ーーー
ハナコ様の提案で市街地に来ている。
私が少し部屋をでた瞬間に話が決まったらしい
はぁ、どうしましょうか....
ハナコ「どうですか?もうすでに楽しくないですか?禁じられた行為をしているというこの背徳感、そして同時にみんなで一緒にしているからこその安心感、この二つが合わさって....!」
アズサ「なるほど、深夜の街はこんな感じなのか...
思ったより活気がある」
ハナコ「そうなんですよ、24時間営業の店も多いですし」
こんなところ正義実現委員会に見られると面倒ですわね....
考え事をしているとハスミ様の話になっていたらしい。
「どうせダイエットの話でしょう」
“え?”
ハナコ「...え?」
コハル「知ってたの?!」
「そのゲヘナとの首脳会議、私も一緒にいましたわ。
そのとき、ツルギ様と間違われたり、お胸の話になったり、挙句の果てにはハスミ様の地雷踏まれてハスミ様が完全にキレちゃってですね....
なんとか気絶させたのですが、その会議は完全にダメになりましたね」
ヒフミ/ハナコ/先生「.........」
コハル「それ以来ハスミ先輩、あんまりご飯も食べないから心配で....」
ハナコ「そんなことがあったのですね..ゲヘナの方々に怒るのも分かります、無理もありません...」
“ハスミ、大丈夫かな...”
コハル「でも、ハスミ先輩は色んな意味で強いから大丈夫!」
「いや、ダメだと思いますわ」
コハル「いやいや、ハスミ先輩なら絶対...」
「ここのお店行きましょう。皆様、お腹空きましたでしょう?」
ハナコ「なんだか食べ物の話をしていたらお腹が減ってきましたし、ここで何か食べましょうか。
ここのお店、エンプレスのお店ですか...」
“エンプレス、何回か聞いたことあるけど、悪い噂でもあるの?”
ヒフミ「いえ、カイザーと違ってそういう噂はありませんよ。
ただ、都市伝説並みに情報が錯綜していて、エンプレス自体がどういう事業をやっているのか、エンプレスの本社がどこにあるかも分からないらしいです。
あ、でも、エンプレス自体は名前しか分かっていませんが、エンプレスの傘下のお店は評判いいんです。
ここの限定パフェだってすっごい美味しいんですよ!」
アズサ「パフェか....うん、悪くない。行こう」
コハル「え、えっ...!?
うぅっ....だ、誰も見てないよね...?」
店員「いらっしゃいませ。!ウリア様、来店ありがとうございます」
「ごきげんよう、調子はどうでしょうか?」
店員「問題ありません、限定パフェもすごい好調でして...」
ヒフミ「ウリアちゃん、ここのお店とどういう関係なんですか!?」
「少し出資しているだけですわ。私もスイーツは大好きですから」
アズサ「ウリアは多彩なんだな」
「いえいえ、投資が上手くいっただけですわ」
店員「6名様ですね、ご注文をどうぞ」
ヒフミ「えっと、限定パフェって残っていますか?」
店員「ああ、申し訳ございません....限定パフェはちょうど先ほど、別のお客様が三つ購入されたのが最後でして....
ただ、ウリア様のご依頼通り、一品だけすり替えた状況です」
「あ、本当に来たのですか?」
店員「はい、頼まれたことはさせていただきました。ただ気づかれたら....」
「そしたら、私の名前と伝言の紙を渡せば怒りの矛先は私に向くはずですから。それにこの後私が話に行きますから大丈夫です。私のおすすめをいくつか用意していただけますか?」
店員「残っている限定パフェはどうしますか?」
「ポリシーに反しますから、バイトの子にあげてください」
店員「承知いたしました」
5人はみんなはてなを頭に浮かべているでしょう
ヒフミ「えーっと、ウリアちゃん?」
「どうしましたか?」
アズサ「何を話してたのか、全然わからなかった」
「あー、さっきお話に出てた人が来ただけですわ」
ハスミ「せ、先生?」
おー、こちらに話しかけてきましたか
“ハスミ...!?”
コハル「は、ハスミ先輩!?」
ハナコ「あら、それが限定パフェですか?
何やらたくさん....」
ハスミ「先生、それに補習授業部のみなさん....」
コハル「あ、あぁあぁぁ....!」
ハナコ「ハスミさん、奇遇ですね♡
あら、真夜中にパフェを3個も....
たしかダイエット中と伺いましたが?」
ハスミ「こ、これはですね、その....」
うわー、困ってますわね。このあとあのネタバラシは少し嫌なんですけど....
ハスミ「せ、先生...こほん、その、自分のことを棚上げするようですが、補習授業部はそもそも、合宿中の外出が禁じられていたはずでは...?」
コハル「!?」
ハスミ「...ここはお互いに見なかったことにするとしましょうか」
コハル「は、ハスミ先輩....」
ハスミ「コハル、お勉強頑張っていますか?」
コハル「あ、えっと、それは、その...」
“コハルは最近、成績がすごく上がってるよね”
「えぇ、このままいけば合格は絶対にいけますわ。褒めてあげてください」
ハスミ「なるほど、そうでしたか」
コハル「うぅ...その、えっと...」
ハスミ「それは何よりです。言ったではありませんか、コハルはやればできると。
あの時も言った通り....」
何か言っていたのですね。
「ハスミ様、いい話に落ち着けたのはいいですが、ダイエットについての話はまだ終わっていませんよ」
ハスミ「な、まだ話すことなんて...」
「今食べてるパフェ、美味しいですか?」
ハスミ「え、えぇ、美味しいですが...」
「なるほど、それでも、ハスミ様。暴飲暴食は体に負担ですわよ」
ハスミ「そのレベルでは食べていません!!」
「この後も追加していたら結果的にそうなると思いますが?」
ハスミ「そ、それはそうですね...」
“確かに3つは食べ過ぎだね”
「先生もおっしゃるのですから食べ過ぎですわ」
少なくとも1つはこちらでいただきます。お代は出しますから」
ハスミ「はい...」
ハナコ「意外ですね、ウリアちゃんってハスミさんとあんな風に話すんですね...」
ヒフミ「はい。ですが、誰にでもピシッと言えるのはウリアちゃんらしいといえばらしいですね」
アズサ「ウリアは交友関係が広いんだな。
補習授業部に入る前は帰宅部だったのに」
コハル「は、ハスミ先輩があんなふうに....」
店員「ウリア様、おすすめの品を持ってきました。こちらでよろしいでしょうか?」
「えぇ、ありがとうございますわ」
そのあと会話をしながら、食事して過ごした
「美味しかったですわね」
ヒフミ「はい!こんな美味しいお店があるなんて...」
「放課後スイーツ部もオススメしてくれるお店ですわ」
“アイリたちが?”
「えぇ。そういえばハスミ様、1つ目と2つ目のパフェの感想教えてくれますか?」
ハスミ「はい。1つ目より2つ目のほうが甘さが控えめでしたね。
クリームの色とか香りには一切違いはないように見えましたが....」
「見た目は同じだけの別物ですから、私の方から頼んで、ダイエット中のハスミ様が食べても被害が少ないものにすり替えるように頼んでおきました。まぁ、3つも買われたせいであんまり影響なさそうですが....
あ、ここの出資者の1人なのと、
ハスミ「そ、それって!ダイエットに効く食品ってことですか!?!?」
「正確には、ダイエットにあまり影響のない、です。
それでも、そこまで低カロリーにできてるわけではありませんから。
まぁ、週一程度であれば、低カロリーのものなら食べても影響はないと思いますよ?」
ここの生徒って運動量多めだし。正義実現委員会は特に....」
“キヴォトスにもそういうのあるんだね”
ハナコ「いえ、いま初めて聞きました。ウリアちゃんは何でそれを?」
「放課後スイーツ部が、太らないスイーツ食べたーいって我儘言ったので、作ってみたら案外好評だっただけです。それとハスミ様がダイエット中にやらかすと思ったので、ここで罠を張っただけですよ。ここに来るように誘導もして」
ヒフミ「先ほどお話に上がっていた人たちですね。仲がいいんですね」
「えぇ、先生は知っていますよね」
“うん、知ってるよ。もしかして、スズミたち自警団から繋がったの?”
「いえ、スイーツ巡りをしていたらナツ様に絡まれまして...
そこからアイリ様たちとも話すようになったのですわ」
“なるほどね。そんなところで繋がるのかというか、ナツらしいというか...”
ハナコ「そういえば、ハスミさん、全然喋っていませんね」
急にハスミ様が手を握ってくる
ハスミ「手のひらで転がされていたとしても構いません」
「いや、構ってください?」
ハスミ「今度から私にも作ってくれませんか!?」
アズサ「私も食べてみたいな」
“私も!”
「先生まで!?分かりました。補習授業部の件が終わったら色々考えます」
スイーツに関しては別件もありますし...
ハスミ「?こんな時間に、連絡....?
はい、イチカ、どうかしましたか?」
イチカ様が連絡?なかなかに面倒なことがあったみたいですわね
一体何が....
ハスミ「風紀委員会ではなく.....4名...?
あ、アクアリウム....?どうして、そんなところを....?」
風紀委員会が出てきたからゲヘナ、アクアリウム、4名...
あ!
「ハナコ様、確か、アクアリウムにはゴールドマグロが展示されていましたですわね?」
ハナコ「えぇ、そのはずですが...」
「ハスミ様、連絡変わります。
イチカ様、犯人はゴールドマグロを強奪していきましたわね?」
イチカ『え?!ウリア?!なんでそこにいるんすか?
いや、アクアリウムまでで何でそこまで分かったんすか?』
「ゲヘナの要注意人物は全て頭に入れていますわ。狙われた場所と強奪されたものから、彼女たちは[美食研究会]でしょう。
エデン条約のことがある真っ只中では、正義実現委員会が真正面からぶつかるのはナギサ様の考え的には後々面倒なことになります。
こちらは私で対処いたしますから、ツルギ様を止めておいて欲しいのですが...」
イチカ『いやー、無理っすね。ハスミ先輩以外じゃそうそう止められな...
あっ、ツルギ先輩!行かないでください!
あとそっちはドアじゃなく壁・・・ドカーーン!!パリン!!
あー....とりあえずあたしらも一旦追いかけて、出撃するのでハスミ先輩によろしくお願いします』ピッ
切れちゃった...
「ハスミ様、私は先に向かいます。多分連絡つきませんが、指示できたら止まるように言ってください。私は先に向かいます」
“あ、待って!ウリア”
「問題ありません。先生様は先に風紀委員会か万魔殿に連絡をお願いします。
ゲヘナまで連れて行くわけにはいきませんから」
こうして、私は、美食研究会の元に向かうことにした。
読んでくださりありがとうございます。
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