「っちぇ。外したか。次弾装填...ってうわぁ。なかなかの精度だね。危ない危ない...」
―指令室
「―彼女がるーあですか?」
「そうだ。」
楠木がそう言う。
「入隊してからすぐにセカンドリコリスに成り上がった実力者だ。それにしても、よくあの弾速の弾を避けれるもんだ...」
「錦木千束にも弾丸をかわす力があるように、るーあにもあるんでしょうか?」
「それは分からない。ただ―、奴も特別な『力』がある。」
「その『力』とはなんですか?」
「・・・」
「指令?」
「ッ!?指令!サードリコリスから連絡です。敵の総数は想定より多いとのことです。」
「・・・構わん。先行隊を行かせろ。」「はい!」
「見せてもらおうか、その『力』というものを」
「―次弾装填完了。次こそは...」
(クルミ)
「...っ!るーあ!後ろだ!」
パァン――!
???「やったか?」
「―ざんねーん。私は後ろでした~」
パァン、パァン!!
「まったく。不意打ちとは卑怯ですね~...まあ命だけは勘弁してあげるよ」
動かなくなった男にそう言い放つ。
無線から声が掛かる
「ちょっと、るーあ大丈夫!?」
「大丈夫。不意打ちを対処しただけだよ」
「...無茶、しちゃだめだからね。」
「わかっていますよ。千束さん。」
???「おい、ロボ太。あの青い制服の女は誰だ?」
「い、いやボクに聞かれても...」
???「あいつは邪魔になりそうだな...」
???「お前、あいつのことについて調べろ。バランスが悪い。あとDAのハッキングはまだ終わらないのか?あと5日でケリを付けろ」
「は、はいぃぃ」
【命令だ。現場付近のリコリスに告ぐ。徹底的に叩け。そして、抵抗するものは構わず殺せ。】
「...あの指令また私たちのことを捨て駒として使う気ですか?本部があんなだから正体ばれそうになるんでしょ!?」
「るーあさん。喋っていないで作戦に参加してください。減給されますよ?」
「―はーい.....わかりました...」
「―でも、たまには緊張をほぐさないと...」
るーあは緑茶を取り出した。
「ふうぅぅ。相変わらずのおいしさ」
―無線から緊迫した声が聞こえる
「ちょいちょいちょいちょい!!」
ドォォォォン!!
ビル建設現場から、また爆発音が響いた。
「千束さん? 千束さーん!!!」
まずいな、何かあったな。
「―千束と連絡が取れなくなりました。」
「たきなさん、わかりました。すぐ向かいます。」
―今まで力を隠していましたが、そうはいかなそうですね。
始めますか、『お仕事』を...
追記ログ:本日も異常なし...