オリジナル設定てんこ盛り。
の番外編。
番外編:五条と太陽と月と のあとのおまけ話。
・伊地知ポジション成り代わり(伊地知の双子の妹)ものです。
・番外編:五条と太陽と月と のあとのおまけ話。
・激しい妄想と設定とネタまみれです
そろそろ英集少年院が発生する時期だ。
私はその対策準備で忙しい日々を過ごしていた。
そんな時にスマホの着信。見なくても分かる、この着信音は
そしてこの音はプライベートのスマホ。つまり業務ではない!
ってことは無視させてもらう。
忙しい日に五条の相手なんかしてられないのよ。
着信音をミュートし、ノートPCと向き合う。
しばらくバイブの音が響いていたが、やがて静かになった。
すると別のスマホが着信音を奏で始める。こっちは仕事用。
そして、その着信音も
ちっ、このクソ忙しい時期に。仕事用は無視できねー
舌打ちをしながらスマホの通話ボタンを押す。
「遅いよ。潔乃」
こちらが口を開く前に、不機嫌そうな五条の声が響く。
クソが。こっちは忙しいんだ。
私のお願いを聞いてくれそうな五条や1級術師の任務を調整し、遠方への出張が入らないようにする。
そこらのタスク調整するの大変なんだぞ?
って、これから発生する少年院の件は、原作を知っていないと分からない知識だ。
五条は当然未来を知るわけがないので、ぐっと堪える。
「すみません、事務作業が立て込んでおりまして」
本当はとうの昔に終わっている高専運営の事務作業を言い訳にする。
こういう時に無駄にある他タスクが非常に便利だ。仕事をしてる風を装える。
いや、実際やることやってから、原作ブレイク作業やってるからね?
「事務員増やせないの?潔乃以外もやれる仕事でしょ?」
「そうなんですが、呪霊を認識できる事務員は、なかなか採用が難しく……」
「ふーん、まぁいいや。今から指定する場所に来て」
良くねーわクソが。
採用もっと積極的にやってと上に伝えてよ。
権力あるんだからさ。
「え、無理です。立て込んでるんで」
「特級命令」
うわ出たよ。
スマホをを耳から離して思わず画面を睨みつけてしまう。
そんなことしても意味無いのに
「……承知しました。でも、キリのいいところまで作業させてください。20分後に出ます」
「はぁ、しょうがないね。じゃ後で」
私、五条を救うために頑張ってるんだけどなーあんの野郎。
その後、指定された場所に行き五条をピックアップ。
後部座席に座ってる五条の指定する場所に車を走らせ、近くの駐車場に車を止める。
車を降りた後、五条の先導に従ってついていくと———
「この前の焼き肉屋?」
「そ、この前、オマエ殆ど食べてないでしょ。だからリベンジ」
「いや、ありがたいですけど、仕事も忙しいし、私、油ものはそんなに得意じゃ……」
「仕事は明日でもできるでしょ。あと、普段はもっと食べれるじゃん。前日のバーキン残ってたからっしょ?」
「うっ……なんで知ってんですか」
「部屋のゴミ箱にバーキンの袋入ってたよ」
そう、油ものに弱いが全く食べれないというわけじゃない。
物を選んだり、間に別のものを挟んだり、あとは、酒があればなんとかなる。
ただ、この前の植物トリオとの焼き肉の時は、間が悪かった。
前日にストレスでバーガーキングのワッパーを決めちゃってたんだよね。
深夜にPCでチャートを作ったりの作業をしながら、勢いで無理やり食べて寝て、朝からキャベジンを飲んでいた。
ご飯誘われる予定なんてなかったから。別に断っても良かったんだけどさ……
子どもたちに「伊地知さんも行くでしょ?」って顔されるとね。子供の笑顔は何より大事。
焼き肉の後、五条が泊まり来てたからバレたのか……
「とにかく入るよ。あの時、生徒たちの前だから飲ませなかったし」
「え、ってことは……!」
「車、代行呼ぶから飲んでいいよ」
「ゴチになります!!!!!」
「奢るとは言ってないんだけどなぁ。調子のんな」
五条は呆れた顔して私の頭を平手で叩いた。
でも、こういうときの五条は、必ず奢ってくれるのを私は知っている!!
視線で奢ってくださいよーの気持ちを込めて五条を見上げると、苦笑して私の頭をくしゃくしゃと撫でた。
よし、勝ったな。
呪術には真摯で厳しいけど、こういうときの五条はチョロい!
ごっつぁんです!
「ほーんと、よく飲むよね。オマエ」
酒の何が美味いんだか。と、呆れた顔をしてる五条を無視。
五条に肉を焼きながら私が食べる肉をちょろっと焼き、その肉をアテに好きなだけ酒を浴びる。最高じゃないか。
「焼き肉と酒って相性いいんですよ。お酒があれば私もそれなりに食べれますし」
「んで、やりすぎると翌日胃痛に苦しむんでしょ。少しは自制したら?」
「嫌です。酒はやめられません。それも酒だけなら、そんなことにはなりません。酒に負ける胃腸はしてません!」
「ホント酒カス……仕事に支障きたしてないから黙認するけどさ」
「仕事に穴は開けませんよ! 五条さんに甘味やめろと言ってるのと同じですよ」
「ま、そりゃたしかに無理か」
いい感じに焼けた肉を、適切なタイミングで五条の皿と、私の皿にぽんぽんと肉投げ込む。
五条5に対して私1くらいの割合。
五条も自分で肉を育てるけど、基本は私に任せてくれる。
いやーそれにしても五条相手だと、好き勝手やれるから楽でいいわー
私が頼んだ分も何も言わず食べてくれるし。
五条が頼んだものも、何も言わず私に分けてくれる。
食べきれない時は無理強いしないし。
お酒も無茶な飲み方してると五条が判断した時以外は、ストップかからないし。
前回は皆、自分で肉を焼くから暇だったんだよね。
若い子たちには食べさせたいじゃん?
今の五条は年上だけどさ。前世合わせるとガキなのよ。
こういう時に前世のおかん気質が出てるのかもしれない。
私がやるからお食べお食べ。
あらかた食べた所で、五条は楽しくデザート爆食タイム。
私はキムチをアテにマッコリでちびちび。
ここのポッサムキムチはチェーン店の癖に本当に美味しい。
舌のこえた五条も美味しいと言ってたし、多分クオリティは高いんだろう。
追加デザートが来るまでに暇になった五条が、この前の占いのおみくじに手を伸ばした。
「それ、大外れのクソガチャですよ」
「潔乃、酔って口悪くなってるよ」
「いや、これくらいでは酔わないの知ってるでしょう? この前の結果散々だったの見てたじゃないですか」
「男ができるだっけ? ははっウケる」
「ぶん殴りますよ、あーでも当たったらワンちゃん玉の輿とか———」
「こんな気性の荒い、猫かぶりの酒カスもらう相手いないでしょ」
「事実だけど言い方!!」
相変わらずなやり取りをしながら五条が100円を入れる。
電子音を立てて、おみくじの紙が排出された。
「あーなになに『高確率で死にます。ご愁傷様』……はぁ?」
「ッ!!!」
ポッサムキムチが喉につまりかけた。
原作知識知ってるとゾッとするような、占い結果出してんじゃねーよ。
笑えない。本当に笑えないんだけど、五条の前で顔に出すわけにもいかない。
そしてこの占いマシーン恋愛占いだけじゃないのか。
「マジでヒデェなこれ。壊れてんじゃね? ざけんなよ」
高専時代の口調に戻ってんじゃん。
キレ気味な五条を眼の前に、マッコリを一口飲んで気持ちを落ち着ける。
「ほらクソガチャじゃないですか」
「くっそ、もう一回やる」
散々な占い結果に納得がいかない五条がもう100円投入し、再度占いの紙が排出される。
五条がそれを引き抜いて広げた。
「えーっと、『生きていれば高確率で子沢山。ヨッ!このドスケベ野郎』……あ”?」
「あーそれはあってそうですね。五条さんヤリチンですし、五条家の血、たくさん残せますね!」
今度も妙にリアリティあるけど、さっきよりはマシな内容だ。
女とっかえひっかえの五条にピッタリの占いじゃないか!
というかこの占いマシーン煽り性能高いな?
「おい、誰がヤリチンだあぁ?」
更にムカついたらしい五条が、私にアイアンクローをかけてきた。
「痛い痛い痛い。事実だからそのアイアンクロー止めてください!」
「あぁん?」
「事実でも失言でした。いだだだだだあ!!!」
事実を指摘されて、更に力を込めるなクソが!!!
五条は私にアイアンクローをかけたまま、再度100円を投入する。
器用なやつだな。って、ほんと痛いから離してほしい。
「あー?『青い鳥は側にいる。逃げられないように気をつけて』やっと占いっぽいのが出たね」
排出された紙を見た五条が、ようやくアイアンクローから解放してくれた。
じんじんする頭を押さえながら紙を覗き込む。
「青い鳥?今が幸せだってことですかね?」
「あーまぁ、そうかもな充実してるし。でも、つまんないね。もっと面白いの出るかと思ったのに」
「何度も引き直していうセリフじゃないですよ。さっきまでキレ散らかしてたじゃないですか……」
「あ”ぁ”ん?」
ガンをつけてくる五条を無視し、私も財布から百円を取り出して投入する。
排出された紙を引き抜き、五条と一緒に覗き込んだ。
「『そのルートに入ったら逃げられません。ご愁傷さま』……何から? ルートって何?」
「生存ルートとか死亡ルートとか? 潔乃死ぬの? ウケる」
「止めてくださいよ縁起でもない!」
「しっかし、この占いマシーン適当もいいとこだね」
五条があっさり言って、興味を失ったようにタブレットに手を伸ばした。
いつまで立っても届かないスイーツにしびれを切らし、更なる追加オーダーを始め、何を食べようかなーと完全に意識が切替わってる。
私は4枚の紙をぼんやり眺めた。
高確率で死にます。子沢山。青い鳥。逃げられません。
バラバラで、脈絡がなくて、適当もいいとこだ。
——でも、原作知識がある私には、笑えないものが一枚混じっている。
まあ、ただの偶然でしょ。
「あ、追加のマッコリお願いします!」
五条のオーダーに便乗して声をあげる。
占いの結果の紙を全部くしゃくしゃとまとめて、灰皿の上に乗っけた。
主人公
前回の焼き肉会のときに、前日たべたバーキンのせいで殆ど食べれなかった。
まぁ、子どもたちが楽しそうだし、変な占いで笑いは取れたし、楽しかった。
んだけど、五条が気を利かせて2人焼き肉をしてくれた。
五条の気遣いは嬉しいが、正直普通に仕事がしたかった。
その後、酒を飲んでいいと言われたので手のひらクルンした。酒だやったーー!
占いマシーンは適当そうに見えてて、1つだけ無視できないのが合ってビビった。
まぁ、偶然だろと記憶の奥にしまい、このあと思い出すことはなかった。
ちなみに、この焼き肉の最中に家入と、七海から個別で飲みに行こうと主人公に誘いの電話が来て、
五条の奢りで飲んでると伝えたら、2人とも乗り込んできて4人飲み会になった。
飲み会のあとは当然のように趣味部屋(のほうが近かった)で、五条と添い寝した。
五条に色々愚痴られたが、聞いてるふりをしてさっさと値落ちした。
五条悟
前回の焼き肉の時に、生徒の手前酒を禁止したら本当にほとんど何も食べてないことに気づいてた。
そして、夜部屋に行ったらバーキンの包み紙を見て頭脳SSSなのですぐ察した。
ちょっと可愛そうだったかなと、後日焼き肉に誘って二人で楽しい飲み会。
占いマシーンをやってみたが、ひどい内容に呆れた。
が、全て終わったあとに
……全部当たってないか?
と気づいて、慌ててこの占いマシーンを回収しようとしたが、死滅回遊のゴタゴタで破損してしまっていた。
もったいね———
なお、焼き肉の最中に家入と七海から主人公の電話に着信があり、なんで僕じゃないの?と実は拗ねてた。
主人公の趣味部屋で、主人公を抱きしめながらクドクドと、なんで僕に連絡来ないのさ、と。
主人公の頭を撫でながら、愚痴りふて寝した。
家入・七海
主人公とは完全に飲み友。
この2人も主人公についていけるレベルの酒豪。
誰かと酒を飲みたいときは主人公を誘えば、9割来るので連絡を入れたら、五条と飲んでいた。
面倒だ。やっぱり断ろうしたが(電話をかけたくせに)、奢りと聞いて手のひらクルンで乗り込んできた。
謎の占いのマシーン。
別時空の時計塔の誰かが作ったのが、この世界にたまたまあったんじゃない?とか適当設定。
どう当たってるかはおいおい作中で。
本編完了しましたが、番外編後日談などどれが読みたいですか?
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本編終了後の後日談
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本編時間中の日常話
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if系(√分岐、原作通り五条死亡など)
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R-18 の下ネタギャグ
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