すべてを飲み込む災厄がキヴォトスで救われる話 作:みょんみょん
邂逅と白蛇と空腹
曰く厄災、曰く化け物、曰く正体不明アンノウンーーー
そんな彼、は絶賛空腹に苦しんでいた---
「まずいまずいまずい!!」
「今までこんなことなかったのにどうして急に”食欲”が戻ったんだよぉ~…いつもなら自給自足でどうにかなるけどなんだかそれすっごく抵抗感あるし、当たり見渡しても砂!砂!砂!生き物一つすらいねぇ!とんだ砂漠地帯だよぉ…ん?」
遠い砂漠で爆発音が聞こえる
「ん~とりあえず行ってみるか??ここは厄がそんなにないから呪いの影響もないとは思うけど、細心の注意で・・・」
Side???
大きな盾を持つ薄緑の少女は今日の行いを後悔していた
~「もうユメ先輩なんて知りません!勝手に好きにすればいいじゃないですか!!!」~
「・・・そんなホシノちゃんを見返したくて、先輩だってこと示したかったんだけど…ちょっと、欲張っちゃったかなぁ…」
「GRRR・・・」
そう独り言ちる少女の前に、何倍も大きな白い蛇のようなものが佇んでいる
「もっとホシノちゃんと話したかったなぁ…」
少女は諦め目を閉じる
「突撃!てめぇが晩御飯んんんん!!!!!!!!!!!!」
しかし少女は傷一つないというか聞いた覚えのない声が聞こえる
「・・・んんん???」
眼を開けるとそこには今まさに迫っていた白蛇の頭部分が吹き飛び、その近くに誰かがいた
「ってこれ、機械!?なんだご飯じゃねえのかよ・・・」
彼が機械に対してペタペタ触っているとふしぎなことが起こった。
1つ.彼の頭上に天使のワッカのようなものが浮かび上がったこと
2つ.彼を突き動かしていた食欲が鳴りを潜めたこと
「あ、ありがとう・・・あなたh」「ユメ先輩!!!!!!!!!探しましたよ!!!!!!!!!!」
「ホ、ホシノちゃん!?」
「ユメ先輩本当に探したんですよ!何度電話かけても圏外だし!いつものところにはいないし!しかもなんかすごく嫌な予感もしたし、本当に心配したんですよ!!!」
「ご、ごめんねホシノちゃん・・・先輩として一攫千金して偉大さを見せたかったんだけど・・・」
「ユメ先輩に偉大さなんてはなから期待してません!」
「ひぃん!」
一呼吸おいて、ユメ先輩と繰り返すピンク髪の少女は彼に向けて鋭い視線を向ける
「あなたは何者ですか?」
(うわすっごい、何あの子めっちゃ殺意ビシビシ飛ばしてくるじゃん…でも呪いの影響ではなさそう?現状だとイレギュラーいっぱいあるしなぁ…逃げるか」
「えー・・・っと通りすがりのものです!さらば!!」
彼は勢いよく足を踏み落とし簡易的な煙幕を展開して大きな白蛇の断片を持ったまま逃走した
「まっ、待て!!!…逃げられたか・・・とりあえず、何があったかしっかり説明してもらいますからね?ユメ先輩?」
「お、お手柔らかに・・・お願いしたいなぁ~・・・ダメ、かな?」
「^^」
「ひぃん!」
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