偽典・蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ106期小話 作:マーケン
『With×STATION この世で一等賞になりたいの早口で』
みなさんこんにちは〜。蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの安養寺姫芽です。今日もよろしくおねがいしまーす。
みなさんこんにちは。紫輪みおんです。今日もよろしくお願いします。何卒。
なにとぞー。いや〜今年もなにとぞ聞けて嬉しいなぁ。ドルケの家庭の味っていうか、安心感がらあるよねぇ。
私も配信派よく観てましたし、先輩もよく口にしているので。
繋げてくれててありがとう。ってこれ何目線の奴なんだ?
安養寺先輩は例のあれ、原典重視ですよね。
ハロめぐのこと?そうだよ〜。あれは地上に舞い降りた天使だからこそ成り立つ挨拶にして教え。幸せのお裾分けでして。ただ形を真似したところでそれは人の挨拶にしかならないのですよ。同じ言語じゃないっていうんですかね?受け取る感情がそれこそ天と地ほどの差があるわけでして、ハロめぐはみらぱの、というより藤島慈のお言葉なんですよ。もちろんハロめぐを使うことによってめぐちゃんに対する尊敬と敬意を表現するものありなんですけど、それを表で乱用するのも憚られるといいますか、私の場合はもはや言葉で祈るフェーズは越えていてですね。
こ、これはオタク特有の早口!と、と、とまらんやつです。すみません終わります。ポチッ
本日の配信は終了いたしました
ご視聴ありがとうございました
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昨今の耐え難い暑さはもちろん承知してその上で、私はクーラーというのもがそれ程好きではない。
快適な空間になることは認める。その利便性や恩恵に預かってもいる。けれども、好き嫌いは別な話で、なんかこう、これを使ったら後がないみたいな最終手段だと思うと落ち着かないのだ。
「で、これ?」
「これです」
暑さは気温的な要因だけでなく湿度によるものが感覚に与える影響が大きい。つまり暑さ対策とは気温を下げることと湿度を下げることと同義なのだ。
そこでSNSで見た簡単湿気取り方法を試してみたところ実感できたので安養寺先輩を部屋にお招きしたのだ。
今日配信開始したWith×STATIONの収録の時に私達って性質が正反対なのではないか、という発見をしたのだ。
「いや、暑いって」
「これでですか?」
「みおんちゃん、悪いことは言わないから温度計を置こうか。熱中症って社会問題だから一定ライン越えたらエアコンつけるとかセーフティだけは作ったほうがいいよ。ちょっと他の人も連れてきて試したほうがいいよ」
ちょっくら小鈴ちゃん捕まえてくる、といって安養寺先輩は部屋を出ていった。
解せぬ。私は湿気取りに置いた氷ペットボトルがビシャビシャになっていることに効果を感じているのだけど、どうにも理解されなかったようだ。いや、本当に机から滴って絨毯までビシャビシャなんですけど?