偽典・蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ106期小話   作:マーケン

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5月27日(水) With×MEETS

 見慣れた木目調の部室はしかし、今日は決戦の舞台のようにさえ感じる。

 それもそのはず。今日は今年の目標をドーンと全世界に発表するのだから。

 

「私も出るんだからカましすぎないでよね」

 

「それはカませ、と捉えていいんですよね?」

 

「するなっていってんの!」

 

 私の目標とするラブライブ!フェスはBloom Garden Partyに乗っかった形だ。そして蓮ノ空としての今年の目標をまだ発表していないこともあって今日は部長である吟子も一緒に配信する。

 

「ん~私達みらくらぱーく!の目標も一緒にぶちかましちゃだめ?」

 

「不肖令沢葵、よろこんで発表しますよ」

 

「これ以上話を大きくせんといて」

 

 みらくらぱーく!の2人がとろ甘ボイスと気合いの入った声で詰め寄られた吟子部長は頭が痛そうに断った。

 

「徒町達も今年の目標を決めないとですねみおんちゃん」

 

「ラブライブ!優勝とかラブライブ!フェスとか、それに並ぶ目標なんて・・・」

 

「目標に大も小もないよ。スクールアイドルは100人いれば200種類以上のスクールアイドル人生があるんだから」

 

「白よりも種類豊富なんですね」

 

 なんてDOLLCHESTRAのコントは場をなごませてくれる。

 

「セラス」

 

「泉。これに巻き込む気はないよ・・・なんて白状なこと言うと思った?ソロだろうと付き合って貰うから」

 

「これはまた、面白いことになりそうだね」

 

 正直ちょっとだけ、付き合わせることに申し訳なさを感じるけれども、私達の借りは次の世代に残さないようにしなければならない。

 なら私に出来るのはその返済を面白おかしくすることだ。

 

「カメラよし。ライトよし。モニターよし。吟子ヨシ!」

 

「なんなん!?」

 

 口を動かしながら手を動かして準備が完了する。

 Fes×LIVEを除けば久し振りの生配信だ。

 私と吟子部長は壁を背にカメラの前に立つ。

 他の部員はカメラの後ろからその様子を見守ってくれるようだ。

 

「じゃあやるよ~」

 

 姫芽先輩が配信開始を押した。

 

はじまったかな?

あ、こんばんは、こんばんは、こんばんはー

はじまりましたね。こんばんは。蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ3年生の百生吟子です。本日はよろしくお願いします。そしてーーーーー

みなさん。こんばんは。2年生のセラス・柳田・リリエンフェルトです。昨日突然の告知したにも関わらず観に来てくれて嬉しいです。

今日は今年の蓮ノ空についてお話をさせてください。

うんうん、配信助かる。今日は柳田だ。そうです。柳田です。

今年の蓮ノ空どうするのか気になってた。そうですよね。お待たせしました。改めてになりますが今年の蓮ノ空は例年に引き続きBloom Garden Partyの開催に邁進していきます。また、各地域で開催される予定のBGPについても引き続き連携していければと思っています。

今後も開催してくためには今年も沢山盛り上げていかないとですね。うん、あ、ブルパ楽しかった?ありがとうございます。うちの地域でもやる?マンパワーでは手伝えないかもだけど、裏方として手伝うから楽しみにしててね。

今年も楽しみ。ありがとうございます。

それでですね。私の事情で申し訳ないんですけど、BGPに乗っかってイベントを開催出来ないかと考えてます。こちらの理想だけで多くは語れないのですが、是非楽しみにしていてください。

なんだろう?なんでしょうね。良いお知らせが出来るように頑張りたいと思います。

せっちゃん企画とかヤバそう?どっちの意味なのかな?言っていいよね?ヤバいよ。

じゃあ、今日はここまでですね。え?早い?そうですよね。

でも善は急げなので。引き続き蓮ノ空のこと注目していてください。吟子、ポチするよ。

最近また呼び捨て多くない!?まぁいいけど。それではみなさん。またお会いしましょう。せーの

ぽーち

 

 

本日の配信は終了いたしました

ご視聴ありがとうございました

 

 

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