偽典・蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ106期小話 作:マーケン
『With×STATION 未来の私へ』
みなさんこんにちは。蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ104期生の百生吟子です。本日もよろしくお願いします。
さて、本日のWith×STATIONのタイトルを見てなんだか壮大な予感に身構えた方もいるかと思います。大変申し訳無いのですが、そんな大袈裟な話ではないのでご安心ください。
未来の私、とはこのWith×STATIONが配信されている日の私です。
順当に・・・・・・順当?いえ、まぁ折角の誘いを無碍にもできませんからね。
本日はですね。金沢で新しい催しが開催されているのでそれに行こうと姫芽から誘われていまして。
ANISON LEGENDS FESって言うイベントなんですけどもしかしたらご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。有名なミュージシャンの方がプロデューサーになって開催するということで注目も集めているみたいですし。
そう。音楽イベントだけならなんの躊躇いもないんです。ただ、今回のイベント、コスプレイベントもやるみたいでですね。そっちに誘ってくるものですからどうしたとのかと。
なんとか打開策を見つけてるのか未来の私?
それともコスプレしているのかな?
なんにせよ楽しめていたならいいね。
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というわけで私は、いえ、私達は金沢駅前までやってきた。結局押し切られる形でコスプレイベントに参加することになったのだ。
「すごい。色々な人がいるんだね」
去年コスプレしたのはゲームのイベントだったから方向性が決まっていたけど、今日のはフリーテーマだからみんな思い思いの格好で写真を撮ったりしている。何と言っても鼓門の前は人気スポットらしくたくさんのコスプレイヤーさんが居た。
「なんだろうね。見慣れた景色の中にキャラクターが存在するっていうのが不思議な感覚」
「このエリア内ならコスプレしたまま歩き回れるみたいだし、余計にそうだよね」
「日常の中の非日常、か」
姫芽も泉もあっけに取られた様子で視線をキョロキョロと動かしていた。
「これは写真を撮る時の構図とかの勉強にもなるし、来てよかったんじゃないか吟子?」
「まぁそういうことにしておこうか。でも、うん。なんか混ざりやすい雰囲気で助かるかな」
全体的にこう肩肘を張りすぎず、ただ好きなもの同士が集まって空間を作る。そんな和気藹々とした空気感が居心地の悪さを感じさせないでくれていた。
「金沢に根付いて来年も開催されたらいいね」
「まだ来たばっかなのに気が早いね、姫芽は」
「だってそうすれば吟子ちゃんを誘う口実になるじゃん?」
「またそういうこと言って」
サラッと言葉にするところ。そういうところなのだ。姫芽は。
執筆はスマホでやっていたのですが、最近はスマホのタッチセンサーがいよいよ終わっていたため、隙間時間の執筆が出来なかったのでどんどんと更新が遅れていました。
このたびスマホを買い替えたのでペースを上げたい