仮面ライダーディバイン   作:極王ゴット

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仮面ライダーディバイン、今回の依頼は?

青木「命を狙われてるんだよ!助けてくれ!」

世灼「あの車は泣いていた」

ナスカ「メモリーカードの想定外の特性、これは間違いなく私に取ってのチャンスだ」

一島「三ヶ月後に式をあげる予定でした。康平君も楽しみにしてくれてたのに……」

ファイル「黒須って男は僕らが救う価値があるのかい?」

世灼「でも俺は守る。たとえクズでも……この街の人間なら殺させるわけにはいかない」



第十二話Vの復讐/怨念の獣

三人称

ドルパントを撃破したと思っていたディバインKRたちの前に倒したと思っていたバイラスのドルパントがいた。ディバインKRたちが動揺している隙にバイラスのドルパントは黒須を捕まえる。

 

ディバインKR(世)「しまった!」

 

ディバインKRがミスを嘆いてるうちにバイラスは黒須にウイルスを流し込んで殺害する。それをみたディバインKRはすぐにグウィバーのカードを取り出す。

 

《グウィバー!》

 

《変幻自在のロッド!グウィバーロッド…ディバイン!》

 

ディバインGRに変わると同時にバイラスによる攻撃をまともに受ける。ディバインGRがその攻撃で転がるとバイラスはすぐに姿を消す。

 

霊矢「逃げられちゃった……」

 

ディバインGR(ファ)「世灼、動きが鈍かったね?どうしたんだい?」

 

世灼はファイルにそう聞かれると変身を解く。

 

世灼「また感じた……俺には……まだあのドルパントが泣いてる気がする……」

 

次の日、世灼達がバイラスドルパントについて考えていると風邪をひいてる霊矢が事務所に入ってきた。

 

世灼「風邪の時ぐらい大人しくしてろよ」

 

霊矢「ダメだよ……絶対お兄ちゃん無茶するもん」

 

世灼「はぁ……とりあえず事件の要点を整理しよう。まず発端は黒須達による轢き逃げ事件、その事件で警察が犯人を逮捕することができずに康平君が奴らを睨んで殺害した」

 

ファイル「でも、山村康平はドルパントじゃなかった。今は幸果さんと同じ病院に入院している」

 

霊矢「ではバイラスのメモリーカードを手に入れて猛毒のウイルスで黒須達の命奪ったのは?」

 

ファイル「現時点で最も怪しいのは……」

 

世灼「康平君の他に復讐の動機がある人……」

 

世灼はそこまで言うと1人だけ思い当たる。

 

世灼「山村幸果さんの婚約者……一島」

 

世灼達がそう考えてる頃、一島は美術の教室で生徒達をみていた。そこにインターホンがなる。一島が玄関に向かおうとするとバイラスが現れて教室の中で暴れる。その騒ぎを聞いた世灼は中に入る。

世灼が中に入るとバイラスに襲われてる一島を見つける。

 

世灼「なにがどうなって……ファイル!」

 

世灼はそう言いながらベルトをつける。

ベルトのついたファイルは現在の状況を理解して言う。

 

ファイル「計算外の事態だ。まさか一島が襲われるなんて」

 

ファイルがそう言うと霊矢は驚愕してファイルはカードを取り出す。

 

《フェニックス!》

 

世灼「訳がわからない」

 

《ジョーカー!》

 

2人「「変身!」」

 

そのまま世灼はベルトに2枚のカードを入れて上のボタンを押しベルトをフェニックスの形に変えると共に炎の嵐が世灼を包む。

 

《思いを宿し蘇るジョーカー!フェニックスジョーカー…ディバイン!》

 

世灼が変身するとバイラスに捕まった一島を助ける。一島ディバインFJに助けられるとすぐに逃げる。バイラスはその一島を追いかけようとしてディバインFJはそれを妨害する。

 

ディバインFJ(世)「お前は一体なんなんだ!?」

 

ディバインFJがそう聞くとバイラスは緑色のエネルギーを広がらせる。

 

ディバインFJ(世)「やばい!」

 

ディバインFJがそう言って下がった隙にバイラスは液体に変わって逃走する。

 

ディバインFJ(世)「消えた……」

 

ディバインFJはそういうと一島を探そうとするが彼はもうすでに逃げてここにいない。そんな世灼にファイルが言う。

 

ディバインFJ(ファ)「世灼、これでまた振り出しだね?」

 

ディバインFJ(世)「一島さんはバイラスドルパントどころか狙われてたってことか……」

 

その頃、霧彦は家で菜子を探していた。その霧彦に対して和歌里が言う。

 

和歌里「お姉様ならいなくってよ、お父様とオペラ鑑賞に出かけたから」

 

霧彦「オペラ?」

 

和歌里「あら?知らなかったの?ご自慢の婿殿としては最近ちょっと株が下がってるんじゃない?」

 

霧彦「そんなことない!……いや、例えそうだとしてもすぐ挽回して見せるさ」

 

和歌里「何か秘策でもあるの?」

 

霧彦「メモリーカードの驚くべき可能性とでも言っておこうか」

 

和歌里「なんですのそれは?」

 

霧彦「残念だけど和歌里ちゃん、君にはそれしか教えられないな」

 

霧彦はそう言うとどこかに歩き出しそれを見ていた和歌里は舌打ちをする。

その頃、世灼はファイルと電話していた。

 

世灼「ウッチマンの情報だと山村姉弟の両親は2人が小学の時に事故で亡くなっていて面倒を見ていた親戚もいない、職場の同僚や友人でも連続殺人までは……』

 

霊矢「つまり、容疑者はいないってこと!?」

 

ファイル「でも必ずいる。バイラスのカードを買った人物が……1番復讐したいと思っているのは誰か?」

 

霊矢「それはやっぱり轢き逃げされた本人?」

 

世灼「いや、幸果さんは今はまだ、眠ってる」

 

ファイル「なるほど、その可能性を見落としていた」

 

ファイルがそう言うと世灼は驚いた顔をする。

その世灼を無視してファイルは言う。

 

ファイル「霊矢ちゃん、やっぱり君は天才かもしれない」

 

それからファイル達は幸果が入院してる病院に入って幸果の体を調べていると体にコネクターがあった。

 

ファイル「やはり、生体コネクターの状態から見てメモリーカードは今も体内に埋まっている。やっぱりバイラスの正体は彼女だったんだ」

 

世灼「でもどう言うことだ?幸果さんは轢き逃げされてから起きていないんだぞ?メモリを指すことは……」

 

ファイル「多分……それは……」

 

霧彦「怒りや憎しみといった強烈な感情が人間の肉体や精神そのものをドルパントに変異させたんだ。これは極めて特殊なケース。大発見だ」

 

嬉々として報告する霧彦の言葉を無視して菜子はメイドに言う。

 

菜子「今日のオペラなかなか良かったわ」

 

霧彦「菜子、私の話を聞きたまえ」

 

菜子「どうしてそんな妙なことが起きたのかしら?」

 

霧彦「それについてはカードを売った根津というセールスマンから聞いてる。その女性は事故に遭う直前カードを使用した。そして女性の精神エネルギーと一体化したバイラスは昏睡状態となった肉体から抜け弟の負の感情を吸収し……復讐を始めた。すごいと思わないか!?今までのメモリーカードの常識を覆すドルパントの誕生だ!このデータを集めてさらに実験を進めれば「私たち夫婦の強力な武器となる?」そうだ!そうすれば君を失望させた私の失態も全て帳消しになる。名誉挽回だ」

 

世灼「あの時泣いてたのは……幸果さんの心か……」

 

ファイルの予測を聞いた世灼の第一声はそうだった。

世灼がどこか納得のいったかなさそうな顔をしているとファイルが言う。

 

ファイル「でもなぜ彼女は一島を襲う?」

 

世灼「さぁな」

 

世灼はそういうと病室を出ようとする。

 

霊矢「どこ行くの?」

 

世灼「一島さんを探し出す。……俺はもう……彼女に誰も傷ついてほしくない」

 

ファイル「なら、僕も彼女を説得してみよう」

 

霊矢「どうやって?」

 

ファイル「彼女の心に直接コンタクトする。メモリーカードの影響で特殊な状態にある彼女の精神を星の本棚に呼び出す」

 

霊矢「そんなことできるの!?」

 

ファイル「やってみないとわからない」

 

ファイルの言葉を聞いた世灼はファイルを信じて真っ直ぐ見つめて言う。

 

世灼「頼んだ」

 

世灼はそういうと外に出て行ってファイルは幸果のコネクターに触れて目を閉じる。

そのままファイルは星の本棚に接続する。

 

ファイル(彼女の存在を感じる……いるんだろう?出ておいでよ)

 

ファイルがそう言いながら歩いているとファイルの前に女の人が現れる。

 

?「あなたは誰?」

 

そう言いながら現れたのはボロボロの幸果だった。

 

幸果「どうして私を呼び出したの?」

 

ファイル「幸果さん、君のことを本気で救おうとしてる男がいる。僕は彼の代理で君に会いにきた。教えてくれないか?何故君は一島を殺そうとしたんだい?」

 

その頃世灼はエリザベス達に一島について聞いていた。

 

エリザベス「一島?ああ、あの女誑し?」

 

世灼「は?」

 

クイーン「絵のモデルやらないかって言って女を引っ掛けて出る最低な男だよ」

 

エリザベス「そうそう、まじ最悪」

 

そう言った後2人が話しているとエリザベスが一島のモデルになったかみたいな話題が出てエリザベスが逃げようとするとサンタさんがいた。そしてサンタさんが風邪薬を渡すと世灼が頭を抱えていう。

 

世灼「邪魔をしないでくれ、どうせ風邪引かないからさ」

 

3人「「「なんで?」」」

 

世灼「え?……まぁな」

 

世灼がそういうとクイーンとエリザベスは座ってクイーンが言う。

 

クイーン「一島、最近じゃ結婚詐欺までしてるって噂だよ」

 

世灼「結婚詐欺……なぁ、一島がどこにいるか検討つくか?」

 

幸果「私は一島を愛していた……でも偶然見てしまった……彼の本当の姿……悪い夢を見ているようだった……そんな時……ほんの少し一島を懲らしめてやれれば……そう思って買ってしまった。でも私は迷った……こんなことをしても意味がない…全て忘れて弟と出直そう……そう決心した時……私の心は怪物になった……まず、私を轢き逃げした奴らに復讐してやった!残るは私を騙したあの男だけ」

 

ファイル「幸果さん、あなたはメモリーカードに支配されてる。自分を見失いかけている」

 

その頃、世灼は街を走っていた。

 

世灼(頼む……間に合ってくれ!)

 

一方の一島は別の女のところに来ていてそこでやり過ごそうと考えているとそこにバイラスドルパントが現れた。

世灼はクイーンから一島がいる可能性が高いと言われた家に入る女を置いて逃げる一島がいた。

 

世灼「クズが…!」

 

世灼はそういい中に入ると倒れていた女の人に寄り添う。

逃げた一島は地下に隠れるがバイラスの声が聞こえてビビる。そしてバイラスに一島が捕まるとスタッグフォンが一島を助けた。

そしてそこに世灼が現れる。

 

世灼「やめろ!復讐なんか……もうやめろ!」

 

世灼がそう言うとバイラスは触手を伸ばして世灼達を攻撃する。一島がそれにビビって逃げようと世灼がその一島を捕まえて言う。

 

世灼「待て!幸果さんに謝れ!」

 

一島「何?」

 

世灼「お前が幸果さんの心をあんなふうに変えた。でもまだ間に合うお前が心から彼女に詫びれば」

 

一島「ふざけるな!俺には関係ない!」

 

一島がそう言うとバイラスは再び触手で2人を攻撃し一島は一直線に逃げる。

 

世灼「あのクズが…!」

 

世灼が怒る中でバイラスは一島を追おうとしてそれを世灼が妨害する。

 

世灼「幸果さんやめてれ!」

 

バイラス「離せ!」

 

幸果「どうして私の邪魔をするの!?」

 

ファイル「彼は、これ以上君に誰も殺させたくないんだ」

 

そう言いながら近寄ってくるファイルとどこまでも邪魔をしてくる世灼に幸果は恐怖を覚えて後退って行く。

 

幸果「あなた達の気持ちは嬉しい……でも手遅れよ……もう私には止められない!私の心には憎しみしか残っていない!」

 

幸果がそう言うと緑色の激しいエネルギーが世灼とファイルを吹き飛ばす。

 

ファイル「うわ!」

 

霊矢「ファイル君!大丈夫?」

 

ファイル「予想以上に怨念が強い、このままだと飲み込まれてしまう」

 

邪魔をするの世灼を振り解いたバイラスは一島を追って消え去る。

それを見た世灼はベルトを取り出す。

 

世灼「止めてやる……俺が……」

 

世灼がベルトをつけ自身にもベルトのついたことを確認したファイルは立ち上がりながらカードを出して言う。

 

ファイル「それを言うなら俺たちがだろ?」

 

《フェニックス!》

 

そう言われた世灼は少し頬を綻ばせてカードを取り出す。

 

《ジョーカー!》

 

2人「「変身!」」

 

《そのまま世灼はベルトに2枚のカードを入れて上のボタンを押しベルトをフェニックスの形に変えると共に炎の嵐が世灼を包む。

 

《思いを宿し蘇るジョーカー!フェニックスジョーカー…ディバイン!》

 

病室では変身して意識を世灼の体に送ったファイルの体が倒れるのを霊矢が支える。

その頃、霧彦からの報告を受けた菜子が言う。

 

菜子「残念だけど今回のことであなたの名誉は回復されないわ」

 

霧彦「どうして?」

 

菜子「精神エネルギーが産んだドルパントは肉体が変身したものに比べ能力が著しく劣化する。つまり紛い物なのよ」

 

霧彦「まさか!私はこの目で確認した!バイラスドルパントが人間をウイルスで殺す瞬間をだ!」

 

菜子「一人一人が精一杯、バイラスは本来なら街一つを滅ぼせるメモリーカードなのよ、でもそんな研究はもう済んでいるのよ」

 

菜子がそう言うと霧彦は崩れ落ちる。それに対して菜子は言う。

 

菜子「ただ、怨念っていうのも時としてとても怖いものだけど」

 

その頃、一島は幸果と訪れ結婚しようと決めた教会に来ていた。

そこに一島が立っていると山村幸果の幻影が現れて聞く。

 

幸果「どうして騙したの?……愛きていたのに……許さない!」

 

幸果がそこまでいうとバイラスドルパントに変わって触手で一島を攻撃しようとすると炎の嵐が現れて一島を救いディバインFJが現れる。

 

ディバインFJ(世)「やめろ!こんなことしてもあなたのためにはならない!」

 

バイラス「黙れ!黙れ黙れ!」

 

バイラスはそう言うと凄まじい力を迸らせてディバインFJと戦う。ディバインFJはその攻撃に防御だけして高下を一切しない。

 

ディバインFJ(世)「やめろ!やめてくれ幸果さん!」

 

ディバインFJ(ファ)「メモリーカードの力が増幅しもはや幸果の意思ではどうにもならない……」

 

ディバインFJ(世)「だとしたら……」

 

ディバインFJはそう言うとケルベロスとブラスターのカードを取り出す。

 

《全てを砕く三頭の狙撃者!ケルベロスブラスター…ディバイン!》

 

ディバインKB(世)「俺たちにできるのは……」

 

ディバインKBはそう言うとブラスターシューターにカードを入れる。

 

《ブラスター!ファイナルスマッシュ!》

 

ディバインKBがブラスターシューターにカードを入れるとディバインKBの後ろにケルベロスの幻影が現れケルベロスの幻影が力無く吠えるとディバインKBも力無く言葉を発してブラスターシューターをバイラスに向ける。

 

ディバインKB「「ケルベロス……クラッシュシュート……」」

 

そのままディバインKBがバイラスを撃ち抜くとバイラスは何も残さずに姿を消した。

それを見届けたディバインKBはバイラスが存在していた場所を静かに見据える。

その頃病室にいた幸果の中に入っていたバイラスのカードが外に出て破けた。

バイラスが消えたのを見た一島はディバインKBを見て言う。

 

一島「やった……やったぞ…!あんたすげぇな!助かった……」

 

一島がそう言うとディバインKBは姿を消す。そして一島がバイラスを罵っていると後ろに世灼が現れて一島に指を刺す。

 

世灼「おい、贖罪の時だ。あんたの罪を数えろ」

 

一島「探偵……」

 

一島がそう言うと世灼は全力で一島を殴る。世灼に殴られた一島はかなり後方へ吹き飛び意識を失っている。それを見る世灼は手を振ってから言う。

 

世灼「お前を殴ったのは俺の拳じゃない……お前が裏切ってきた人たちの……幸果さんの……心だ」

 

世灼はそう言うとその場を去り、霊矢達も幸果のベットを整えて病室をさる。

次の日、意識の戻った康平は幸果の病室で幸果に寄り添っていた。

 

世灼(事件は終わった。幸果さんは今も眠っている。でも俺は信じるよ、いつか彼女が目覚める日が来ることを……その時はきっと彼女を待ってくれている優しい笑顔が見えるに違いないから……)

 

それから世灼は涼しい風が吹く外を見ているとくしゃみをする。

 

霊矢「わぁ!馬鹿が風邪ひいた!」

 

ファイル「そんな馬鹿な!?」

 

世灼「お前ら!人を馬鹿バカいうな!」

 

世灼はそういうと再びくしゃみをする。

 

THENEXTSTORY

仮面ライダーディバイン

?『俺はミスターグレジド』

 

和歌里からの依頼!?

和歌里「お願い、あのストーカーを捕まえて」

 

ファイル「はい」

 

世灼「ファイルの押しのために!人肌脱ぎますか!」

 

菜子「やめてしまいなさいな、タレントなんて」

 

クレイドール「なんで私を怒らせるの!」

 

第十三話Qのレディオ/プリンセンスを狙うもの

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