今回の作品は恋愛青春系のお話です!
Aqoursの世界に男子がいたらこんな変わんじなのかなって思って書いてます。
アニメの進行と同じで書いてるので、どうゆう展開かはだいたい予想が着いてしまうかもです。
進行に支障がないようにセリフとか少し変えてる部分があるのでよろしくお願いいたします!
春の朝。
穏やかな波が、やさしく海岸を打ち寄せていた。
潮風が頬をなで、どこまでも青い空が広がっている。
その景色を、じっと見つめる少女がいた。
高海千歌。
浦の星女学院に通う高校二年生。
千歌の手にはスマートフォンが握られていた。
画面の中では、九人の少女たちがステージで歌っている。
スクールアイドル――μ's。
キラキラと輝く笑顔。
大きなステージ。
歓声に包まれる会場。
そのすべてが、千歌の胸を強く揺さぶる。
「すごい……」
思わず声が漏れる。
何度見ても胸が高鳴る。
特別な才能なんてない。
目立つこともない。
それでも――
あんな風に輝きたい。
千歌はスマートフォンをぎゅっと握りしめた。
「……よし!」
勢いよく立ち上がり、決意を固めた千歌はそのまま走り出す。
坂道を駆け上がりながら振り返ると、朝の光を受けて輝く海が広がっていた。
その景色を見ていると胸の奥が熱くなり、思わず大きな声がこぼれる。
「私も…輝きたい!」
その声は潮風に乗って広がっていった。
その頃――
坂の下に一台のバスが止まった。
そこから一人の少年が降りてくる。
少年はゆっくりと周囲を見渡した。
広がる海。
静かな町並み。
のどかな空気。
「……いいところだな」
小さく呟く。
少し緊張していた表情が、わずかにやわらぐ。
ここが転校先――浦の星女学院。
本来は女子校。
しかし生徒数減少の影響により、今年から特別措置として男子の受け入れが始まった。
その第一号として、この少年は転校してきたのだった。
「女子校か…」
少し苦笑する。
「ちょっと緊張するな…」
それでも少年はゆっくりと坂を登り始めた。
海を横目に見ながら歩いていると、潮風が少しだけ気持ちを落ち着かせる。
その頃――
校舎の中では、千歌が生徒会室に立っていた。
「スクールアイドル部を作りたいんです!」
千歌の声が部屋に響く。
隣には渡辺曜が立っている。
向かいには生徒会長の黒澤ダイヤ。
ダイヤは静かに千歌を見つめていた。
「申し訳ありませんが…」
静かな声が響く。
「スクールアイドル部の設立は認められませんわ」
「えっ…」
千歌の表情が固まる。
「どうしてですか!?」
思わず前に出る。
ダイヤは落ち着いた様子で答える。
「浦の星女学院には、そのような前例も実績もありません」
「でも!」
千歌は食い下がる。
「μ'sだって最初はゼロから始めたんです!」
ダイヤはゆっくり首を横に振る。
「それでもです」
そして、はっきりと言った。
「ダメなものはダメですわ」
静かだが強い言葉だった。
千歌は言葉を失う。
「そんな…」
曜がそっと肩に手を置く。
「千歌ちゃん…」
結局、申請は却下された。
夕方。
落ち込んだ千歌は海へ向かう。
夕焼けに染まる海をぼんやりと見つめていると、波打ち際に立つ一人の少女の姿が目に入った。
赤い髪の少女。
ゆっくりと海へ入ろうとしている。
「危ないよ!」
千歌は慌てて走る。
止めようとした瞬間、足を滑らせる。
「わっ!」
そのまま――
二人は海へ落ちた。
「冷たっ!」
慌てて砂浜へ戻る二人。
夕日が海を赤く染めていた。
震えながら千歌は笑う。
「びっくりしたぁ…」
少女は少し困ったように微笑む。
「あなた…大丈夫?」
「うん!」
千歌は笑顔で答える。
そして、千歌は自分の想いを語り始めた。
「私ね、スクールアイドルやりたいんだ」
少女は静かに聞いていた。
その出会いが、新しい物語の始まりだった。
そして翌日――
教室。
担任が入ってくる。
「今日は転校生がいます」
ざわつく教室。
「入ってきてください」
ドアが開く。
そこに立っていたのは――
昨日、坂の下で見た少年だった。
「西原海音です」
静かに頭を下げる。
「今日からよろしくお願いします」
教室が静まり返る。
そして――
「男子ぃぃぃ!?」
千歌が立ち上がった。
こうして――
物語に、新しい風が吹き始めた。
第1話読んで頂きありがとうございます!
セリフとか結構悩みましたねw
アニメの再確認をするためにアニメまとめ買いとかしちゃいました!
前々から欲しかったのでいい機会にと思って!
1日1話ペースでかけたらなと思います!
よろしくお願いいたします!