こーゆーのって中々無いよね←オメーが書けば良い話だろ!!的なノリで書いた話です。
見切り列車なので、何卒ご容赦ください。
ちなみに、ペルソナ産聖杯は愉悦部な模様。
もう一度言います、ペルソナ産聖杯は愉悦部です。
ペルソナ産聖杯(天災)と型月産聖杯(厄災)
昔々、あるところにとあるオタカラがありました。
そのオタカラの名前は聖杯、どんな願いも叶える特別なオタカラでした。
ところが、ある時を境にその聖杯は歪み....やがて、人間達の認知と意識を操る力だけではなく、聖杯は自らのことを統制神ヤルダバオトと名乗った末に世界を意のままにしようとしたのです。
.....少なくとも、トリックスターと呼ばれた人間と悪人達を改心させる怪盗達に倒されるまでは。
トリックスターの切り札により、世界から消滅したヤルダバオトでしたが.......それはあくまで
「....む?」
消滅したヤルダバオトが目を覚ますと、そこは彼が目指した理想とは程遠い焼け野原の光景で、目の前には白い肌に黒い衣を身に待とう女が居ました。
その女は彼が目覚めたことを確認すると、ヤルダバオトに向けてこう言いました。
「目覚めたか、
「そう言うお前は.....別の世界の聖杯か」
ヤオダバオトがそう言うと、黒い姿の女....もとい、別世界の聖杯こと黒聖杯はコクリと頷いていました。
別の世界の聖杯は、自らのことを錬金術師の一族であるアインツベルンによって作られたことや、この世界で度々行われている聖杯戦争と呼ばれる魔術師達の戦いについてのこと。
更に言えば、自身は聖なる杯の名を冠した願望器ではあるものの、使い魔として召喚されたとある英霊の魂を取り込んだ際、歪んだな形で願いを叶えるマジックアイテムに変貌し、最悪な結末をもたらす願望器となったことをヤルダバオトに対して語りました。
それを聞いたヤルダバオトはなぜだがよく分からないものの、黒聖杯について同族意識が出てきたようで、その話を聞いた直後に一言
「そうか、お前も醜い人間によって狂わされたモノか」
と言ったため、黒聖杯もまた聖杯同士で気が合いそうだなと思ったようで、フッと笑うように口角を上げていました。
その笑顔には邪悪な悪意が込められていたのですが、それは取り込まれたとある英霊の逸話故のことだったので、仕方のないことなのでした。
そして、黒聖杯は彼に向けて本題を切り出すかのような顔になると、そのままと聖杯仲間であるヤルダバオトに向けてこう言いました。
「あぁ、そうだ。お前が人間の欲望によって狂わされた聖杯ならば、私は人間の悪意によって狂わされた聖杯と言っても過言ではないだろう」
「つまり、我々は人間によって邪悪なるモノへと変貌した....と言いたいのか?」
「否定はしないのだろう?」
黒聖杯がそう言うと、その言葉に人の欲望を叶える願望器であるヤルダバオトは完全に同意したのか、表情こそ変えなかったがその雰囲気は変化していました。
その様子と共にヤルダバオトが倒されるに至った経緯を知った黒聖杯は、クスリと笑うと彼に同情しつつも神を倒す程の力を得た人間に対し、興味を示すかのような顔になっていました。
一方、ヤルダバオトは底無しの悪意を秘めるかのような表情の黒聖杯に対し、嫌悪や拒絶の感情を抱くどころか更に仲間意識を強めていったようで、その眉をピクりと動かしていたのでした。
「....それで?この我を呼び出したのにはワケがあるのだろう?」
「そうだとも....我が友ヤルダバオトよ」
ヤルダバオトに向けてそう言った後、ニチャリと悪意を込めたかのような笑顔を浮かべる黒聖杯。
友と呼ばれたことに再び眉を動かすヤルダバオトを尻目に、黒聖杯は彼に向けて最悪で最恐の計画を告げた。
「ヤルダバオト、君にはもうすぐ冬木という地にて行われる4回目の聖杯戦争に聖杯側のサーヴァントとして、裁定者のクラスの英霊であるルーラーとして参加して欲しいんだ」
「その真意は?」
「そのまま世界をめちゃくちゃにしてやれ!!」
「なるほど」
黒聖杯の言葉を聞き、しばらく黙り込むヤルダバオト。
しかし、取り込んだとある英霊に宿る悪意から生まれた黒聖杯とは違い、人間達の醜い争いや欲望に失望していた彼はその言葉に意外と乗り気だったようで、彼に向けて表情一つ変えることなくこう言ったのです。
「それはつまり、私のやり方で世界を統制しろ....ということか?」
「むしろ、そう解釈してもらった方が助かると言ったら?」
黒聖杯が悪意を滲ませながらそう答えたところ、ヤルダバオトは聖杯の名を持つ願望器としてではなく、神としての神聖さと不気味さが混じったオーラを纏うと、神となった存在としての威厳を黒聖杯に見せつけると
「そうか....ならば、我は願望器ではなく世界を統制する新たなる神として、この世を正す統制神ヤルダバオトとして成すべきことをするまでだ」
何も戸惑うことなくそう宣言したのでした。
それを見た黒聖杯は拍手喝采を彼に浴びせると、聖杯としての自らの力を使って彼とサーヴァントとしての契約を交わした後、そのまま冬木の地に召喚したのでした。
これは、聖杯戦争と使い魔として召喚された英霊....もといサーヴァントとマスターとの物語ではありません。
むしろ、人間讃歌の物語でもありません。
これは、別世界からやって来た神となった聖杯とこの世全ての悪に汚染された聖杯による物語。
あるいは二つの聖杯......もとい、最悪な災いと化した願望器達が冬木の地にて行われる4回目の聖杯戦争にて、愉悦と破滅と厄災をもたらす物語なのです。
統制のルーラー
真名:ヤルダバオト(聖杯)
クラス:ルーラー
レアリティ:☆☆☆☆☆
スキル:???・???・???
宝具:???
イメージCV:福山潤
見た目:白髪・透明感のある白い肌・白い衣装
ちなみに、ヤルダバオトの見た目は自身を倒したトリックスター....もとい、とある人間を元にしているとか。