素敵なボーイフレンドを求めて!Traveler of newcomer! 作:THE・STRENGTH
泣けど喚けど助けは来ず、通り過ぎるはウミネコとカモメのみ…されど赤子は助けを求めて泣き続けた…。
揺り籠には消費期限などとうに過ぎたミルクしなかったが…それでも赤子は本能でミルクを飲み、助けを求めて泣き喚く…
何日も助けを求め続け、とうとう揺り籠からはミルクが底を尽きた…赤子の命運もここまで…
赤子は諦めなかった…!腐ったミルクを飲み、それでも助けを求め続けた赤子の体は衰弱しきっていた…それでもなお!赤子は助けを求めて最後の力で泣き声をあげた…!そして!
奇跡は赤子の頭上に降りたつ!
「あら〜…?弱々しいけど誰かの泣き声がする…きっと助けを求めるヴォーイがいるのだわ!んん〜…♡いや違う…この鳴き声は!」ダダダ!
赤子の鳴き声を拾ったのは一人の
「ふぇぇ…えぅ…あ〜…」
「赤ちゃん!どうしてここに?!ん?…やだこのこ!脈が弱まっている!急いで連れて行かないと!みんな〜!しゅうごうよ〜!」
「ど〜したのキャサリンちゃん?そんなに大きな声をあげ…」「は〜い♡キャサリンちゃんお呼びかし…」「新しいボーイの独り占めは許さないわよ!キャサリンちゃ…」
「「「赤ちゃん?!」」」
「おままごとは後よ!アンちゃんは女王様へ報告!マナちゃんは師範へ!ナナコお姉様は森の動物たちからミルクをもらってきて頂戴!」
「「「合点よ!キャサリンちゃんは!」」」
「おっぱいをあげるわ!ガバッ!「「「出ないわよ!」」」はっ!そうだったわ!アタシ妊娠してないもの!えっと!」
「キャサリンちゃんは村に行ってその子を温めてあげて!ピトッ!弱まっているから急いで!」
「わかったわ!頑張るのよぼうや!すぐにアタシ達が助けてあげるからね!」
◆
「は〜い♡キャサリン!今日もいいお天気…」
「ごめんね!今カマッてる余裕はないのよ!ゴリちゃん!貴方平均体温が高かったわよね?!ちょっとこの子抱いてあげて!」
「え?あ、赤ちゃん?!ちょっとぉ!ナニがあったっていうのよん!」
「え?なになに?ナニがあったのよ?」「キャー!赤ちゃんだわ!可愛いぃぃ!!!」「誰の子?!御赤飯炊かないと!」「ついにカマバッカ王国に初の出産経験者がでたのね!」
「みんな〜!ちゅ〜も〜く!今日、ここカマバッカ王国に赤ちゃんがやってきたのよ!」
「あ〜ん♡やっぱりそうなのね!」「それであの子誰と誰との子なのよぉ!」「食べちゃいたいくらいかわいいわねぇ♡」
「静粛に!然しその赤ちゃんは衰弱しきっていて今にも虹の橋を渡ってしまいそうになっているわ!」
「「「「「…!ぬわんですってぇーーー!!!」」」」」キャー!!!
「静粛に!静粛に!!!そんな赤ちゃんに対し、アタシ達は何が出来るか…何をすべきなのか…わかるわよね?」
「ねえ…」「ええ…」「もちろんよね!」「赤ちゃんを死なせたりはしないわ!」「皆のこころはいつだって一つよ!」
「「「「「全力で赤ちゃんを守る!」」」」」
「ヴァナータ達よくぞ言ったわね!ヒーハー!」
「「「「「イワ様!!!」」」」」
「報告があって飛んできたわよ!んーこの子が件のベイビーね…ピトッ…」
(赤ん坊なのに肌に潤いがない…唇も乾燥していることからこれは水不足による症状と考えたほうがいいわね…。体温も高い…38℃は超えているわね。これは不味いかもしれないわ…)
「…かなり深刻だわ…」
「「「「「いやあぁ〜〜〜!!!」」」」」
「イワ様!どうにかならないのですか!」
「情報が欲しい!第一発見者は!」
「アタシですのよ!」
「ヴァナータ!この子は何処にいたというのよ!」
「カマバッカ王国の浜辺にこの子が揺り籠と一緒に流れ着いていたわ!」
「浜辺に…?まさかこの子…!」
(
「奇跡の子だわ…!はうあっ!この子の瞳…!」
(生きることを…諦めていない!
「ヴァナータ達…祈りなさい!この子が奇跡を掴むことを!」
「イワ様…?一体何を…」
「エンポリオ・治癒ホルモン&テンションホルモン!」プスッ
「…!ああ…!あああ!!!」
「イワ様!」
「黙って栄養のある食材を持ってくる!この子を死なせたいわけ!?」
「「「は、はい〜…!」」」ドタバタ!
「さあ…
魔改造予定