幼馴染(天使)が幼馴染(偽)だった。天使なのはガチだった 作:ビスマルク
物凄いスランプに入ってしまった感がヤバい。
頑張れ俺、負けるな俺。病孤涙苦潰さないと先が書けねぇんだ。
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「これで死んでくれりゃ楽なんだがな」
「そうはいかないでしょう。あれは『病孤涙苦』。天使がこの世界で観測した最初の悪魔です。どれだけの“欲望”を貯蔵しているか想像も出来ません」
「そりゃそうだ。で、結界の方は?」
「そちらはアリナが既に。ここを中心に半径500mを覆っています。私達の戦いの余波くらいならば一時間は持つでしょう。奴の病原菌も外に漏れないようにしてくれています」
「そりゃ頼りになるな」
「当然です。私の後輩なんですから」
光の槍が雨のように突き刺さり、その影響で起きた土埃を油断なく見つめる二人の異形。一人は全身を黒に染めた忍び装束のような姿に白い仮面をつけた悪魔と契約したドッペル。もう一人は光を反射する白銀の髪と翼を持ち、ルビーのような紅い目を持つ天使エル。
本来であればこうして共闘するはずのない対極の存在が肩を並べて一人の悪魔を討伐しようとしている。
「“病巣”」
「「ッ!!!」」
油断なく構えていたからだろう。小さく呟かれたその言葉に咄嗟に反応した二人はその場から最大速度で離れる。エルは翼を翻して空に逃げ、ドッペルは影を伸ばしその上を駆けて避ける。次の瞬間二人が立っていた地面が紫に変色したかと思ったらグズグズの泥に溶けていく。
「これのどこが病気だよ……」
『土地を侵食するって意味なら正しく病気なんじゃないかな?そうも言ってられない状況かもしれないけどさ』
ほんの少しで底なし沼のようになった地面を見て戦慄する。咄嗟に避けていなければ地面を伝ってあの地面のようにされていたかもしれないと考えて今更ながらに敵の強大さを自覚する。
『お兄さんッ!!!』
「後ろですッ!!!!」
「ッ!!?」
外と内、二人の愛しい少女の言葉に反射的にドッペルは裏拳を放つ。仲間である中級悪魔が喰らえば一撃で意識を刈り取る威力。防御されたとしてもその上から弾き飛ばせるほどに力を込めた一撃。
「温いんですよ」
(お、もっ……!!!)
いつの間にか後ろに立っていた『病孤涙苦』は防御もせずにその裏拳を顔で受け止めた。その結果はただ立っているだけに見えるのに微動だにせずにドッペルを睨みつけたまま。ほんの少し当たった場所を赤くした程度。
当てたドッペルもまたその感触に驚愕する。病弱と思える程の細いその身体のどこにそんな重さがあるのか分からない。まるで鉛の塊を殴ったようで効いている気がまるでしない。
その一瞬の動揺を『病孤涙苦』は見逃さなかった。
「ガッ!!!?」
「墜ちろ、ゴミが」
頬に突き刺さったドッペルの拳を掴み即座にその腹部を蹴り飛ばす。咄嗟に影で腹部を守ったがその威力の高さに吹き飛ばされる。向かう先は先程グズグズに溶けている病巣の沼。浸かれば最期だと見れば分かるほど毒々しいそれに向かって音を置き去りにするような速度で向かう。
『キャッチする!!お兄さんは攻撃を!!!』
「“
「ほう」
即座に影を伸ばしたリルナの声を信じすぐさま威力を上げた影を四方八方から『病孤涙苦』にぶつける。『病孤涙苦』は足場にしていた影に対し何の動揺もせずその黒い蝙蝠を思わせる翼を広げて宙に浮かび向かってくる影の槍を迎え撃った。
「マ、ジか……!!」
同じ上級悪魔だった『大飢万征』。隙を突いたとはいえドルザルクでさえ翻弄する威力を持った“突影”を『病孤涙苦』は細身の身体で真っ向から殴り防いでいく。物理的な破壊力を持った影達はビルを破壊する程の威力を持っている。だからおかしいのは上級悪魔なのに防げなかった『大飢万征』ではなく、その身一つで迎え撃っている『病孤涙苦』だろう。
「“光槍”」
「次は貴女ですか、エル・ライトガーデン。ちょうどいい。シルフィに見せつける為にも半殺しにして連れて行きましょう」
襲い掛かり続ける影の合間を縫ってエルがその両手に光の槍を持って襲う。翼を大きく広げればそれだけ的が広がるがそれを気にした様子もなく高速で動き『病孤涙苦』を突き刺そうとする。
悪魔の弱点になるその光に直に触れるのは流石に不味いと感じたのかドッペルに対してやったようなわざと受けるという行為はせずに『病孤涙苦』もその槍を避ける。
「やはり貴女は私の思った通りですね。天賦の才を持っている。成長しきれば魔王様でさえ殺せる可能性を持っている」
「五月蠅いですね。さっさと死になさい」
「だがそれは所詮可能性に過ぎない。私の前に出てきたのはあまりに早計でしたね」
つかず離れずの空中戦。光の槍と矢を使い中近距離で戦うエルに対して『病孤涙苦』は近付いて掴もうとする。その手は紫色に染まっており、触れたら不味いことが分かる為エルは攻め切れない。
『病孤涙苦』の
「おっとアブナイ」
「チッ!!」
エルに集中していると見たドッペルは見えないように薄く伸ばした影の上を駆けて後ろから殴りかかる。その拳には先程まではなかった影で出来た手甲を装備していた。紫になっている手はもちろんの事それ以外の部分が危険ではない保証などない。
だがその背後からの急襲も分かっていたように『病孤涙苦』は身体を逸らして軽々避ける。舌打ちしながら即座に追撃に移るドッペルの拳打をいなし続けてその手を掴もうとしてくる。それを避ける為に速度のある、だが軽い攻撃を繰り返さざるをえないドッペル。
『お兄さん落ち着いて、焦ったら思うつぼだよ』
『分かってはいるけど、もどかしい!!!』
先程の裏拳を軽く受けられたことが脳裏に焼き付いているドッペル、リョウにとっては今の攻防がどれだけ相手を削っているか分からない。一人であれば特攻でもして相打ちに持ち込んでいたかもしれない。だが直に心に語り掛けてくれる相棒の言葉がその無謀を止めてくれていた。
「“光矢”」
「っ!!流石にそれは受けて上げられませんねぇ!!!」
ドッペルと『病孤涙苦』の至近距離戦、それを打ち破ったのは再び空から超高速で撃ちだされた光の矢。数を数えるのもばかばかしくなるほどの物量を前に悪態をつきながら『病孤涙苦』はその場から離れようとする。
「俺と遊んでるのに逃げんなよッ!!!」
「このガキがッ!!!」
その足を延ばした影で掴み一瞬だがその動きを止めることに成功する。そして『病孤涙苦』の姿は光に飲まれて地面に向かって墜ちて行った。
それでもドッペルとエルの二人に安堵などなく、警戒心だけが募っている。二人は確信していた。この程度で殺せるほど千年を生きた上級悪魔『病孤涙苦』は甘くはないと。
「はぁはぁはぁ……!!」
「フー、フーッ……!!」
短い時間の攻防、それだけで息を荒げる程に肉体的にも精神的にも『病孤涙苦』との敵対は辛い。攻撃は空かされて、直に受ければ死にかねない能力との攻防は二人をしてどんどん削っていく。
「はぁ……はぁ……。ライトガーデン、顔色が悪いぞ。食らったか?」
「いえ、受け止めた覚えもありません。だからこれは、空気感染でしょう。そちらも、息が荒いですよ」
「流石に直に受けるよりはマシだと思いたいんがな……!!」
『病孤涙苦』は文字通り病巣の塊。触れるだけで致命傷、共にいるだけで汚染されていく。肉体を蝕み精神を病ませる。二人の身体は既に高熱に浮かされ普段のキレを時間と共に失っていく。
『病孤涙苦』と戦うということは必然的に短期決戦を挑むということに他ならない。そしてその焦りを見逃してこなかったからこそ『病孤涙苦』は天使を返り討ちにし、千年間を正体を隠し生き続けてこれたのだ。
「―――――遊びはやめだ」
だが『病孤涙苦』と戦ってきた者全てが焦りから判断を間違えてきたのだろうか?否、そんなことはありえない。冷静に戦いを進め、追い詰めてきた者もいるはずだ。『病孤涙苦』に対し自身の命を賭して勝利を得ようとした者もいたはずだ。
ならば何故今までこの悪魔が生き残ってきたか。その答えがドッペルとエル、二人の前に姿を現した。
「おいおい、嘘だろ……。どこに病気の要素があんだこれ……!!」
「悪夢、にしては現実感がありすぎますね」
思わず絶句する。
地面に叩き落したはずの『病孤涙苦』がその身体に突き刺さった光の矢を抜き取り、地面を赤い血で濡らす。そしてその血が地面に染み入ると同時に異変が起きた。突如その地面が盛り上がり、『病孤涙苦』の下半身を飲み込みそのまま膨らみ続ける。
「もう、跡形もなく潰し殺す」
『ヴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!』
土の塊が蜥蜴、いや竜を模した形になり簡単に人を飲み込めるサイズになったそれが吠えた。『病孤涙苦』の切り札、“病幻体”がドッペルとエルに襲い掛かる。
認識阻害がなければこれが全部人間側にバレて負の感情が発生しまくり悪魔側がアホほど有利になります。
まさにクソゲー!!!!
設定公開はどういう形にすべき?
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話しの中で自然にを頑張って欲しい
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設定だけで一話使ってほしい
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設定とかどうでもいいからストーリー書いて