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耐久力11.MP14.DB無し
職業 実況者、ライバー
職業技能
芸術[実況]80目星65聞き耳55心理学50信用50歴史45経理50隠す40 KASSEN45
趣味技能
図書館60制作[推し活グッズ]60英語45応急手当45
ぜーんぶ妄想です。何なら、犬DOGE説すら流れてるのでちょっとその辺意識して書きました。
オタ公も喋りますがプライベート喋るキャラではないので、独自解釈が多く、私の好きなように書きました。
キャラ崩壊や解釈違いが苦手な方は、読んだ上で低評価アンチコメなどはお控えいただけると幸いです。
今日のヤチヨミニライブも大盛況だった。
来週には、私の最推し、いろPとのコラボライブも企画されている。
ツクヨミのフリーダム、かぐやが引退してからちょっとだけ落ち込んでいた私だが、自分の持つチャンネルと支援してくれるファンの皆の支えで続けられた。
悔いは残さないように、今を笑えない誰かの為に、明日に、未来に幸せを期待して、ツクヨミ中に笑顔と熱狂を届ける。
それが私、"忠犬オタ公"。
いつも通り、休日前の夜遅いツクヨミでの活動を終え、寝る準備を整えた私は眠りについたはず。
なのに、その直前の記憶は私を裏切り、目の前に広がっていたのは"白い部屋"。
「……?」
11【成功】
減少値【0】
真っ先に浮かんだ疑問符、私は辺りを見回した。
私の横には、先に起きていたのか一人の茶褐色のスーツの男が立って……笑っている?
「おや、起きたかい?」
「貴方は……」
「私はナイア。君は……あぁ、オタ公さんかい?」
「へっ?あっ」
「先日、"ツクヨミ"で会ったね。改めてよろしく」
「あ、あの時の……」
驚いた。アバターじゃない姿で私と分かるなんて。
特別乖離もしていない姿ではあるが、正直ツクヨミと比べるとぱっとしないというのが自分の印象。一度会っただけなのに分かるとは。
そう思って顔を触るが、私の髪はここまで長くない。
おまけに耳まである。しかも感触まで。
間違いない、服装こそ違うが確実に。
減少値【1】
「ツクヨミのアバター……!?」
いつの間に五感が実装されたのかとか、ヤチヨからそんな話は聞いていないとか、色んな考えが脳内を駆け巡る。しかし、その驚いている姿を横目に彼は続ける。
「本名は言わなくて構わない。そういう暗黙の了解があるんだろう?」
「えっ、まぁ、はい」
まだ季節は4月の半ば。この部屋に季節感があるのかは謎だが、夜中は確かに少し冷える。
その影響で、何故か来ていた白いローブは少し肌寒く映ったのか、彼は着ていたスーツの上着を渡してくれた。
温度の機微まで分かるような機能がツクヨミに実装?なんて疑問は考えるだけ答えが出ないので無視しよう。
「……すっごい着心地良いんですけど、これ高いんじゃないですか?」
「ハハハ!安心してくれ、手作りだ」
目星【成功】
革手袋もしているし、職人なんだろうか。よく見ると凄く端正な顔立ちに、見たこともない紅い瞳。明らかにハーフか外国人なのに日本語が話せているし、頭の良い人なんだろう。
そんな今の状況と打って変わった下らない事を考えていると、彼が口を開いた。
「さて、私達は何者かに喚ばれたようだ」
「な、何者か?ていうか喚ばれたって、なんでそんなに冷静でいられるんですか?」
「えてして世界には不思議が溢れているものさ。この程度、大したことじゃあない。まずは、周りを見てみることから始めようか」
やけに落ち着いている彼……ナイアさんの言うことに従って周りを見渡す。
一番に目につくのは四角い部屋の真ん中にある木の長机に乗った、真っ赤なスープ。
椅子は一脚だけで、その上には紙が置かれている。
「……読んでいいやつですかね」
「読まなければ始まらないよ」
それもそうだと納得する。ツクヨミ内だと私は明るく振る舞い、自分で言うのもなんだが多くの人の笑顔の助けになれている。のに、現実では引っ込み思案というほどでもないがどこかなりきれないのが現実だ。
「……この部屋の見取り図と、なんですかねこれ、"毒入りスープを飲め?"」
書かれた内容を復唱する。
~帰りたいなら 一時間以内に 毒入りスープを飲め。
飲むまで 君じゃあここから 出られない。
一時間以内に 飲めなかったら お迎えが来るぞ~
「帰れないって……毒なんて飲んだら土に還るんじゃないですか?」
「君、冗談言う余裕はあるんだね」
「結構マジなんすけど……」
確かに冗談交じりの言葉であったのは事実だが、半分本気なのもまた事実。
ケラケラと余裕そうに笑う彼。さっきまでの発言といい態度といい、私と違って自分の服を着ていて、髪の長さからして少なくともツクヨミのアバターじゃないのも気になる。
果たして信用して良いんだろうか……?
心理学【自動失敗】
減少値【1】
暴くつもりもないが、彼の心の内はやはり表情からは覗けない。それどころか、得体の知れない恐怖さえ……。
「なるほど……"クローズド"か」
呟いた彼の意味深な言葉。クローズドとは、私の職業柄、ゲームの方面にしか思えない。まさかとは思うが彼は、もしかしてこの状況を楽しんでいる?
「オタ公さん、裏はどうかな?」
「あっ、裏にも何かある可能性あるのか」
ひっくり返して裏を見る。表の詳細だろうか、ボソボソと読み上げてみる。
〜暖かい 人間の 血の スープ 冷めない 内に 召し上がれ〜
ゾクリと走った悪寒。確かに、見るほど真っ赤なそれが血のように見えてくる。
アイデア【成功】
51【成功】
減少値【3】
嫌な想像をしてしまった。荒唐無稽で、この現実が夢なのだという確証もないままに、私の嫌な妄想は消えない。
「スープは熱々のようだね」
「あっそっ、そうですね」
冷や汗をかいて呆けていると、いつの間にか真横に近づいていた彼が捕捉を加えてきた。
何でもなさそうな彼に、この事実を伝えるべきか?
いや、伝えたところで彼にとっては何でもないんだろう、無駄に疲れるだけだ。
彼の顔を見て一周回って安心した私はそう結論づけた。
次に起こせる行動といえば、やはり見取り図と照らし合わせた4つの部屋のどれかを探索することだろう。
礼拝室、調理室、書物庫、下僕の部屋。
正直、どれも行きたくない。
礼拝室なんてボスイベント待ったなしが定番だ。調理室はこの
「……な、ナイアさんは何処がいいと思います?」
思わず選択権を振ってしまった。まだ信用できるかも分からない彼が選ぶ部屋は……?
「こういう時は、運頼みだろう」
そう言った彼は、ゲームで使われるような珍しい4面のサイコロをポケットから取り出す。
何でそんなものを持ち歩いているのだろう?ていうか運任せ?そんなことある?多分、お互いに命かかってるんだけど?
「慎重だねぇ。探索者には大切な素養だ」
探索者。その言葉にも聞き覚えがある。
サイコロに、白い部屋、クローズド。このゲームに見識が深いわけではない。でも、知識としては知っている。
やっぱり彼はこの状況を……この"ゲーム"を楽しんでいて、この世界の名は……
アイデア【成功】
五感の実装、正体不明ながらも"探索者"である私をナビゲートするかのように話す彼、仮に進行役のKPという存在にしておきましょう。
兎にも角にも、これはゲームだ。別のVRの試験にしろ私の知らない間に行われた大規模アップデートにしろ、これはゲームなのだ。
そうとなれば私がやることは一つ、RPだ!
彼が振ろうとするサイコロを手で止め、私はいつものように明るく振る舞う。
「やっぱり!探索するならまずは書物庫でしょう!」
「……?急にやる気になったねぇ」
「えぇ!TRPG型リアル探索脱出ゲームとでも勝手に呼びましょうか。とにかく!ここはツクヨミと同じかそれ以上のVR空間!時間もありませんし、レッツゴーです!」
私は向かって左の木製の扉を開けようとドアノブに手をかけた瞬間に停止する。
浅い知識だが、TRPGの世界ではデストラも日常茶飯事だ。慎重に行くべき、こういう時は。
「聞き耳を立てる……!」
横についてきていたナイアさんの顔をちらりと伺うと、正解だという風に頷いている。彼はヤチヨのようなAIなんだろうか、ツクヨミに試験者を勧誘に来ていたんでしょうか。
まぁ、それに近しいものでしょう。
深く考えずに、今は1時間でこの部屋を脱出することを考えなければなりません。
聞き耳【成功】
「ふんふん、特に何も聞こえない。それではいざ……!」
開けた部屋は中央には小さな四足の古い机、その上にあるキャンドル皿のろうそくが部屋を照らしていて、部屋の四隅には本が一杯に詰められた本棚が置いてありますね。
顎に手を当ててホームズよろしく考える仕草で私は適当に本を取る。
「ほほーう。ちゃんと日本語ですねぇ」
驚くことに、明らかに外国の本なのに丁寧に翻訳されていました。
しかし適当な絵本なんて読んだって話になりません。
「手紙……毒入りスープ……脱出……白い部屋……」
図書館【成功】
えてして脱出ゲームとは文面やテキストにヒントや答えが隠されているもの。読書家というほどでないにしろ、最新のトレンドを読み漁る私にとって、目的の本を探すことは苦ではありません。流し見に近い形で表紙たちを巡ると。
「ビンゴ!」
"スープの夢について"
植物学【失敗】
本を手に取ると、手にベッタリと何かが付着した。
仄かに甘い香りがする気がするが、私にそれは分かりません。こういう所は現実なんですね。
「舐めるのは……」
ナイアさんの反応を見るに、あまり良くないことが分かる。メタ読みですが仕方ありません、この手のゲームには詳しくないんですから。
拭うわけにもいかないので、そのまま本を開いて中身を読む。
真ん中の部屋・・・ちゃんとしたスープを飲まないと出られない。メモの裏にはスープの正体が記されている。
上の部屋・・・調味料や食器が沢山置いてある。ちょっとだけ予備のスープが鍋にある。
右の部屋・・・とっても良い子が待っている。いいものを持ってるよ。
左の部屋・・・本はとっても大事だから持ち出したら駄目。ろうそくはもってける。
下の部屋・・・神様が眠っている。毒の資料がある。番人は活きのいいものを食べなきゃいなくならない。
大事な事・・・死ぬ覚悟をして飲むように。
「なるほどなるほど、かなり重要なヒントですねこれは。まとめると、やっぱりあれは人肉スープで間違いなし。予備のスープ……これはあのまま飲むと"毒"が入っておらず、間違って飲んだ時の予備ですね!右の部屋の良い子は暫定下僕……下僕さんですね。左の部屋、つまりここの本は持ち出し禁止、つまり記憶力が試されると。ろうそくを持っていく意味は分かりませんが、まぁ今は無視です。下の部屋は明らかに後回し!活きのいいものなんて"探索者"に決まってますね!」
我ながら名推理。おそらく最初の試験者なだけあってこのゲームは簡単になっているんでしょう。
暗号、勇気、不明瞭かつゾクゾクとした体験。
五感があるからさらにそれらが助長される。
リアルの知識を求められることや、ちょっとリアル過ぎることとか、少し気になることはありますが、それらを抜きにしても完成度の非常に高いゲームといえます。
っと、評価よりも先にゲームをクリアしなくては。
「この情報から推察するに!中央の部屋にある赤いスープ。あれに毒を入れて飲む!それでこのゲームは脱出、ですね!」
「おぉ、見事な推理だ」
「ふっふ〜ん伊達にライバーやってませんからね。さて、となると残りは毒を見つけるだけでしょうか!」ありそうなのは……下僕さんが持ってる"良いもの"ですかね」
「では、次の探索箇所は?」
「東の部屋、あの赤錆の扉ですね!」
ルンルンとした足取りで私は中央の部屋に戻りました。
ふと意識を向けてみれば時計のないことに気が付きましたが、ここもまたヒントが役に立ちました。
そう、ナイアさんことKPが言った言葉です。
「熱々が、けっこう熱い程度に変わりましたね。探索は最初のわちゃわちゃ含めて15〜20分程度。これが時計代わりなんでしょう!およそ3/1経過と思えば、まぁ普通のペースですかね。んじゃま、開けますかっと!」
聞き耳【失敗】
聞き耳を立て、音は何もしない。開けようとドアノブを勢いよく引こうとすると、よく知る引っかかりを覚えました。
ガンッ!
「んぬぬぬっ……」
鍵がかかっているんでしょう。無理矢理壊せる気もしますが……いや、TRPGの醍醐味は自由と聞きますし、壊せるのでは?KPに聞けば詳しいことが分かるのかも知れません。
「ナイアさん、壊せると思います?」
「脆そうだしねぇ。私がやろうか?」
「え、良いんですか!?じゃ、おなしゃーっす!」
「構わないよ、ほら」
バキッ!
ポケットに手を突っ込んだままあっさりと的確にドアノブを蹴り、最低限の破壊で扉を開錠する。もし現実の人間なら空手家やそれに準ずるような身体能力でしょう。
「……あぁ、KPに敵対しないようにそうなってるのか!」
つくづくよく出来てると実感します。彼が本物にしろAIにしろ、ステータスというのはゲームにおいて絶対的ですからね。もし彼が本物の人間なら相当頭が良いはずです。難しそうな役回りですが、よく共演する"彼"辺りなら器用にこなせそうです。
「さて……真っ暗な部屋ですねぇ。ろうそくを持ってきてもいいですが……?」
聞き耳【成功】
耳を澄ませると、ひたひたと聞こえる足音。裸足の人間、それも歩幅は小さく、軽い足音です。
中央の豆電球から差す灯りを頼りに目を凝らしてみると、その正体が分かりました。
目星【成功】
「……女の子?」
女の子は私と同じ白いローブを着ていて、血?に塗れていて片手には多分拳銃を持っている様子。
いかにもといった感じのNPC。敵意があるようなら……そう考えてKASSENの時の戦闘スタイルと同じように構えましたが、それは杞憂に終わりました。
「……あぁ、下僕さん……下僕ちゃんですね!」
アルビノっていうんでしたっけ。赤い目に白い肌、やつれた表情の少女。確かに、ゲームにおける奴隷や下僕といったイメージは、日本人ならこっちをイメージしやすいかも知れません。
「う~ん……ナイアさん、この子に上着を貸してもいいですか?」
「?構わないが……それに何の意味が?」
「こういうのは気持ちですよ気持ちぃ!私はゲームで当たった攻撃にも痛いって言っちゃうタイプなんで!」
「……"気持ち"……」
ぶかぶかすぎるのでかなり捲って、着心地の良い上着を少女に着せて2.3言葉を投げてみましたが無反応。あんまりペラペラ喋られても雰囲気が崩れますし、無言を貫いたうえで表情や仕草から読み取る。この少女も"ヒント"なんでしょう。
試しにここから出してとか、黒幕はとか聞いてみましたが、首を横に振られましたし。
「う~ん。"良いもの"を見つけてませんねぇ。あ、取り敢えず拳銃はくださいね〜!後ろからバンッ、とかごめんですから!」
素直に渡された拳銃を受け取りながら、暗闇に目星をつけようとしてみましたが、暗すぎますね。
書物庫からろうそくを持ってくれば速いというか正規ルートなんでしょうが、ものぐさな性格が邪魔しちゃいました。
目星【成功】
「……ッ!」
78【失敗】
減少値【2】
「うえぇ……これは要報告ですよナイアさん!リアルすぎるグロは耐性無い人駄目なんですから!?」
「私に言われても」
頭のない男死体。思わず後ずさって文句を言いつけますが、まぁ所詮リアルすぎるゲームですからね、それに今の反応で分かりましたが運営側では無さそうです、彼も多分多少詳しく事情を説明された試験者なんでしょう。
「ふー……っと、紙切れには……要するに下僕ちゃんは忠実だから可愛がってあげてってことですかね〜……」
下僕ちゃんと呼んではいますが、どうにも引っかかってしまいます。自分のアバター名が忠犬なのもありますし、妙に親近感を覚えてしまう。それに、正直私はまだこのゲームにピンときていない。
何故なら、"物語"がない。ならば、
「自分で描きましょう!」
「「?」」
「こう考えてしまいましょう。この部屋は彼女を閉じ込める檻。そこに"偶然"喚ばれた私、忠犬オタ公は彼女を解放する役割を持っていた!下僕同然に扱われてしまった哀れな少女を救済し、未来に幸せを願う物語……そう、貴方はサチ、幸せと書いてサチです!」
「……へぇ……そういう考え方もあるんだねぇ……かなり面白いね、君」
「ふふん!実況者冥利に尽きるってもんですよ!さぁ、サチちゃん!次の部屋に行きましょう!時間はないぞ〜!」
私は元気に2人を引き連れ、次の部屋へ向けて歩き出しました。
超かぐや姫のキャラにシナリオ回させてぇ!ってなって書いた話でふ。
キャラシはそこまで真面目に作ってません。
技能ポイントの割り振りもざっくりですし、職業もライバー、実況者なんていうオリジナルです。
多分、ちょくちょくこういう感じで書きます。神に恋した芦の花というタイトルの詐欺にはなりますが、また別で作るのが面倒なだけなのでお気になさらず。
次は湯雲ぬくみとか黒羽カカとか書きたいですね。
PS
泥紳士様、毒入りスープのシナリオを使用させていただきました、ありがとうございます。版権とか著作詳しくはないのであれですが、何か問題を指摘されない限り削除等は致しません。
ご了承ください。