何かがおかしい。そう感じたのは私だけでは無いはずだ。
なのに、皆それを言葉には出さない。それは、同窓会だからだ。
私は、今でも連絡を取り合っている、カヲルに話しかける。同窓会なのに、知り合いとしか話さないのは、陰キャすぎるが仕方ないだろう。
なぜなら、何かがおかしいから。
「ねぇ、カヲル。ちょっと変じゃない?」
私は小声で尋ねる。
しかし、私が望んだ答えは帰ってこなかった。
彼女は死んでいた
吐きたくなる気持ちを必死におさえ、私はここから逃げ出そうとする。扉が開かない!やばい、このままじゃ。
そう考えていると、肩に手を置かれる。振り返るとカヲルが私の肩に手を乗せていた。
正気が削られる音がした。
それを何度繰り返しただろう?このままでは、埒が明かない。この会場を散策し、逃げなければ。私が私ではなくなってしまう。
1時間が経過すると、カヲルが死んで、私は戻る
まだ、この情報だけしか持っていない。まずは、同級生からの情報を得なければ。
重要な情報らしきものをを持っていたのは、羽良とボブ、そして、トイレに籠っていた西園寺だけだった。
羽良は、私と同じ違和感を感じている。ボブは、この会場に似つかわしくないものを見つけたらしい。西園寺は、喜んだ表情と怯えた表情を混ぜたような顔をしていた。
ボブの情報が1番重要なものだと判断した私は、ボブにもう一度、話しかける。
「Heyボブ、さっきの話の続きだか、どこで見かけたか覚えているかい?」
「YEA!〇〇。机の裏側にひとつと、ステージ上に一つだ。恐らく、美紗達主催者が仕掛けたものだろう。そっとしておこうぜ」
ボブは、ループしていない。重要な情報を得れて、嬉しい気持ちよりもヘラヘラしているこいつを殴りたいという怒りが上回った。
ボブを殴ってしまう、、、しまった。
しかし、殴り返されない。代わりに肩に手を置かれる。カヲルだった。
恐らく、いや絶対に。この会場に存在しているものに対して、危害を加えると、ループをするらしい。
西園寺を蹴り飛ばしたときに、またループしたことからこの情報はあっているだろう。
ボブが言っていた。似つかわしくないものを探す。それは、魔法陣だった。これを消すか?私はそう思ったが、消したあと何が起こるか、分からない。そのとき、私に電流走る。
西園寺にやらせよう。
西園寺に、マークを消せと命令した。西園寺はそのマークを見た時、酷く怯えた表情をしていた。こいつは、もしかして私をこんなふうにした犯人なのではないか?
こいつを、殴って尋問したい気分になるが、ループをするだけで、得策ではない。
西園寺がなかなか、動かないので、私は西園寺の手に油性ペンを握らせ、無理やり動かす。叫び出すので、「歯を折るぞ」
そう説得した。わかってくれたのか、自分で動くようになり、私の命令を聞くようになった。
私は、奴隷を手に入れた。
そしてまた、ループする。
しかし、先程までと違うのが、カヲルに肩を触られていないことだ。
私は、ボブと話す前の時間に戻る。まさか、魔法陣を消すと、制限時間が無くなってしまうのか!まずい、まだ脱出の糸口を掴んだばかりだぞ
神話生物は、誰にしようかなー。
ニャルラトホテプさんが1番楽なんだけど
主人公は、発狂している。