あの魔法陣は、トラップだった。15分間進んだことから、あと魔法陣は3つある。
それをわかったのは良いが、振り出しに戻ってしまう。あぁ、クソが。このまま、私は朽ち果てるのか。
ハハッ、フハハハハハハハハハハハハァー
あぁああぁああぁあぁあぁああぁぁああぁあぁあ
周りからの目を気にせず、笑い泣き叫ぶ。主催者である美紗達は、こちらを面白そうに見ていた。
カヲルとボブが、私のことを戻してくれたため、正気に戻ったが、もう私は限界が近い。
あの主催者達に話しかけなければ、私は会話をしている彼女達に話しかける。
「先程は、すまなかった。最近悲しいことがあってね、精神が不安定なんだ。追い出してくれるなら、追い出してくれ。」
彼女は、こちらを興味深そうに覗き込んだ。そして、
「せっかくの同窓会だ。色々、同級生と話してみなよ。もしかしたら、解決の糸口が掴めるかもね」
彼女に得体もしれない雰囲気を感じ取った。正気が削られてしまったが、先程の失態を再び見せる訳にはいかない。ここで、泣き叫んでも何もないからだ
私は、あることを思いついた。もしかしたら、
西園寺、彼も狂っているのではないか?
だが、あいつは喋れる状態ではなかった。恐らく、筆談も無理。手話も無理。話すのも無理。
精神分析(物理)をする。
彼は、さらに錯乱してしまった。が、
「ななな、なにをぉ」
西園寺は、喋れるようになった。ラッキー
私は、聞く。お前もループしていたのではないか
西園寺は、驚いた顔で、何度も首を縦に振る。
「も、もし、もしかして君がつ、っぎ」
時間になって、ループする。
私は、戻ったと同時に西園寺の元に駆け寄る。先程と同じように、精神分析をしてみたが、喋れるようにはならない。何故だ。私は何度も何度も、精神分析をした。
ここで、私は思った。なぜ、西園寺を傷つけてもループしない?
私は、自分自身を傷つける。ループはしなかった。
何度も何度も思考を巡らせた。そして、この結論に至る。
魔法陣を消せば、時間制限だけではなく、ルールも消される?
ボブを殴っても、戻らなかったことから、この仮定は正しいとみて、間違いは無さそうだ。
だったら、魔法陣を消せば、ループするというルールも消せるのでは?
私は、この会場にもうひとつあるのがわかっているステージ上にある魔法陣を消した。さぁ、なんのルールが消えて無くなる
西園寺は、魔法陣を消した私をみて
「っ、待って、その魔法陣だけはその魔法陣だけは消」
また、1時間を繰り返す
たまに、主人公はクリティカルを出しています