境界の観測者 ―時計塔の特異点―   作:りー037

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【第三十一片】ノイズの消失、エルメロイ教室の不明点

【日時】2004年 5月某日 13:20

 

【場所】時計塔・第12部門:現代魔術科(ノリッジ) エルメロイ教室

 

 

午後のまどろみが支配するはずの教室は、突如として阿鼻叫喚の坩堝と化していた。

 

 

「――だから言っただろうがこの大馬鹿者!! 魔力流の位相を逆転させたまま『水』の属性をぶち込むなと!!」

 

「ええーっ!? でも先生の黒板の数式を見てたら、ここに虚数次元のポケットを作れそうな気がして! オレの解釈、間違ってました!?」

 

 

教壇でチョークをへし折りながら絶叫するロード・エルメロイⅡ世。

その視線の先、教室の前方では、フラット・エスカルドスが無邪気な笑顔のまま、空間に『取り返しのつかない穴』を開けていた。

 

 

 

ゴォォォォォッ……!!

 

 

 

フラットの指先から生み出されたのは、単なる魔力の暴走ではない。彼の無軌道な天才性が、エルメロイⅡ世の講義内容を極度に曲解した結果、教室内の空間座標そのものが局所的に捻じ曲がり、小規模な『魔力断層』が発生してしまったのだ。

 

 

机の上の羊皮紙が、インク瓶が、悲鳴を上げる生徒たちのローブの裾が、漆黒の断層へと猛烈な勢いで吸い込まれていく。

 

「きゃあああっ!?」

 

「ル、ルヴィアお嬢様! 危のうございます!」

 

「ええい、離しなさい! 私のガンドで空間ごと撃ち抜いて……っ、魔力が吸われている!?」

 

教室中がパニックに陥る中。

一番後ろの窓際の席。竜胆茜は、吸い込まれていく前列の喧騒を、まるで出来の悪いB級映画でも見るような無機質な瞳で眺めていた。

彼の机の上のノートは、1ミリたりとも動いていない。

 

茜の身体の周囲だけが、まるで別の次元に切り取られたかのように、絶対的な『凪』を保っていた。

 

 

(……フラット・エスカルドス。彼の天才性は、世界そのものを書き換えるほどの出力を持つが、出力先の『定義』が致命的に欠落している。……結果として生じるのは、純度の高いノイズだ)

 

茜は小さく息を吐き、ポケットの中でキャンディの包み紙を指で弄るふりをしながら、そこにある『黄金の球体』に魔力を通した。

 

 

(……起動。《天球配置制御(コスモス・アライメント)》)

 

 

カチリ。

 

 

ポケットの中で、黄金天球の第一環と第二環が、コンマ0.2秒だけ回転した。

 

茜の《構造解析》が、フラットの生み出した魔力断層の「引力ベクトル」を解析。それを宇宙空間における『天体軌道の歪み』として再定義する。そして礼装が導き出した『正しい天体配置』を、物理法則として教室の空間へ上書きした。

 

 

――ピタリ。

 

 

突如として、猛烈な吸い込みが止んだ。

 

フラットの指先に渦巻いていた漆黒の断層が、まるで録画映像を逆再生するかのように、シュルシュルと音を立てて収束し、何事もなかったかのように空間へ溶けて消滅した。

 

「あれれー?」

 

フラットが、不思議そうに自分の指先を見つめる。

 

「消えちゃった。オレの計算ミスかな? それとも、空間の精霊さんが恥ずかしがって隠れちゃったとか?」

 

「この……ッ、大馬鹿者がァ!!」

 

エルメロイⅡ世の怒号が響き渡り、スヴィンがフラットの首根っこを掴んで怒り狂う。日常が、再びエルメロイ教室に戻ってきた。

 

茜は、誰にも気づかれることなく黄金天球の演算を停止させ、静かにノートへペンを走らせた。

 

 

(……見事なものだ。空間の断裂という物理的エラーを、たった数個の歯車の噛み合わせで『必然の静止』へと差し戻した。……フラットの暴走は、この礼装のOSにとって良いストレステストになる。……彼のノイズも、使いようだな)

 

 

その喧騒の中で、一人訝しまれる者がひとつ。

 

教壇のロード・エルメロイⅡ世だ。

 

 

フラットへの怒号を上げながら、彼の視線は一瞬だけ、教室の最後列へと向いていた。

 

 

(……また、だ)

 

 

一ヶ月前のルヴィアとの決闘。

 

先週の令呪の強制キャンセル。

 

 

 

 

そして

 

 

今の魔力断層の消滅。

 

 

ここ最近の周囲の違和感

いずれも茜が「何もしていない」という形で処理されている。

 

 

 

あの少年の周囲では、解決されるべき問題が解決され、収束するべきノイズが収束する。それが自然の摂理として成立している。

 

 

(……あいつは、世界を直接書き換えている。しかも、誰にも、世界にすら悟らせずに)

 

 

エルメロイⅡ世は胃を押さえながら、葉巻の残りを深く吸った。

 

 

(……明日の実技演習。あそこで決着をつける)

 

 

 

 

 

【日時】同日 16:30

 

【場所】時計塔・現代魔術科 図書室

 

 

放課後の図書室。

茜は、窓際の席で分厚い錬金術の原典を開き、脳内のアーカイブと照合する作業を行っていた。

 

だが、向かいの席から聞こえてくる「カリカリカリカリ……」という焦燥感に満ちたペンの音と、数分おきに漏れる「……駄目だ」「……またショートした」というため息が、茜の演算リソースを微かに削っていた。

 

 

向かいの席では、カウレス・フォルヴェッジが、自身のノートに複雑な魔力回路の図面を描き込んでは、頭を抱えていた。

 

 

電気魔術

 

 

彼が組み上げようとしているのは、魔力を電気信号に変換し、自身の回路をブーストさせるための術式だ。しかし、どうにも伝導率が上がらず、熱として魔力が散逸してしまっているらしい。

 

 

「……はぁ。やっぱり、魔力と電気の変換フェーズでロスが大きすぎる。蓄電器を組み込めれば……」

 

カウレスが何度目かのため息をついた、その時。

 

「……カウレスくん。その第三項の接続、根本的に非効率だ」

 

平坦な、水面のように感情のない声。

 

カウレスが顔を上げると、茜が本から視線を外し、カウレスのノートを真っ直ぐに見つめていた。茜の瞳の奥で、《構造解析》の青白い光が僅かに瞬く。

 

「え……? 竜胆くん……」

 

「君は、魔力流を一本の線として処理しようとしている。だから、抵抗値の異なる変換フェーズを通るたびに、魔力が減衰して熱に変わるんだ。……現代の論理回路の基本だよ。なぜ、条件分岐を使わない?」

 

「へ……? 条件、分岐……?」

 

茜はペンを手に取ると、立ち上がり、カウレスのノートの余白にスラスラと新しい数式を書き込み始めた。

 

それは、魔術の呪文や神秘的なルーンではない。極めて論理的で、洗練された「プログラム言語」のような構造式だった。

 

「入力された魔力を検知し、ANDゲートのように『魔力の質が一定基準を満たした場合のみ』第二フェーズへ通す。満たない場合はバイパスへ逃がし、再圧縮する。……こうやって並列処理を術式に組み込めば、伝導率は現在の140%に向上する。それに、君のその魔術回路の波形なら、この方が親和性が高い」

 

茜は書き終えると、ペンを置き、再び自分の席に戻って本を開いた。

 

「……試してみるといい。少しは、ため息が減るはずだ」

 

カウレスは、ノートに書き込まれたその数式を、眼鏡越しにまじまじと見つめた。頭の中で、その式に魔力を流し込むシミュレーションを行う。

 

 

……通る。

 

 

今までどこかで必ず詰まっていた魔力が、茜の書いた『論理の道』を通ることで、極めてスムーズに、かつ爆発的な速度で駆け巡るのが想像できた。

 

(……なんだ、これは。……竜胆くんは、魔術の神秘を、完全に『機械のコード』として書き換えてしまった……!)

 

カウレスの背筋に、冷たいものが走る。

 

この人間は、魔術を「神秘」としてではなく、解体・修正可能な「システム」として冷徹に見下ろしている。魔術師としての格や血統など、彼にとっては1ミリの価値もない。ただ「論理的に正しいか、否か」。

 

その人間離れした視座に、カウレスは深い畏怖を覚えた。

 

「……ありがとう、竜胆くん。……君って、本当に……すごいんだね」

 

カウレスが絞り出すようにお礼を言うと、茜はページを捲ったまま、小さく「どういたしまして」とだけ返した。

 

茜にとっては、善意ですらない。

目の前で繰り返される「非効率なエラー」と「ため息」という環境ノイズを、デバッグして消去しただけのことだった。

 

その会話を、図書室の入口付近で立ち止まったまま、一人の男が聞いていた。

 

ロード・エルメロイⅡ世。

 

彼は本来、別の用件でこの図書室に立ち寄るつもりだった。しかし、聞こえてきた茜の声と、カウレスのノートに書き込まれた数式の「気配」に足を止めてしまった。

 

 

(……電気魔術の並列処理化。それも、カウレスの魔術回路の波形を解析した上で、最適な接続式を即興で書き下した……?)

 

エルメロイⅡ世は、悟られないよう書架の影から二人を観察していた。

 

(……あいつは、他者の魔術回路を診断し、改善策を提示できる。しかも、魔力を一切行使せずに。……起源『解析』の発現がここまで深いとすれば……)

 

彼は静かに踵を返し、図書室を出た。

廊下を歩きながら、胃薬の瓶を取り出す。

 

(……明日の実技演習。あれだけでは、もはや足りないかもしれない。出力を上げる)

 

 

 

 

 

【日時】翌日 14:00

 

【場所】時計塔・地下第三実技演習場

 

暗く、冷たい空気が澱む地下の石造りの演習場。

 

高い天井には魔力で灯された蒼白い光源が点在し、中央に穿たれた直径10メートルの魔法陣を冷ややかに照らし出している。魔法陣の周囲には、防護用の透明な霊子ガラスが円筒状に展開されており、その外側ではエルメロイ教室の生徒たちが数十名、実技講習の順番を待って並んでいた。

 

今日の講習テーマは「多角的な魔力干渉に対する防御結界の構築と維持」。

 

「――次、スヴィン・グラシュエート」

 

「はい!」

 

エルメロイⅡ世のくたびれた声に呼ばれ、スヴィンが気怠げに魔法陣の中央へ歩み出る。Ⅱ世が手元のコンソールに魔力を流すと、魔法陣の三方向から、バスケットボール大の火炎弾と不可視の風の刃が射出された。

 

スヴィンは獣のように姿勢を低くし、分厚い『魔力の壁』を瞬時に展開。轟音と共に炎と風が激突し、熱波が防護ガラスを震わせたが、スヴィンは無傷で欠伸をしていた。

 

「……合格だ。ただし展開速度にムラがある。実戦なら左肩を持っていかれる可能性があるぞ。次!」

 

Ⅱ世の容赦ない講評が響き、生徒たちが次々と魔法陣に入っては、自身の得意とする防御を展開していく。

 

ルヴィアゼリッタは優雅に宝石の盾を展開して攻撃を反射し、フラットは何を間違えたのか攻撃自体を「花びら」に変換してしまい、Ⅱ世からチョークを投げつけられていた。カウレスは昨日茜に直された並列処理の術式を実装した防御回路を展開し、想定より遥かに高い耐久値を叩き出して、自分自身が一番驚いていた。

 

防御には、多かれ少なかれ魔力放出と、それを形作るためのプロセスが必要不可欠である。それが魔術の常識だ。

 

 

「――次。竜胆、茜」

 

その名が呼ばれた瞬間。

騒がしかった生徒たちの間に、微かな、しかし明確な静寂が落ちた。

 

茜が防護ガラスの内側へ歩み出る。その背中を、数十の視線が追う。ルヴィアの扇子が止まった。スヴィンが腕を組み、細い目をさらに細める。カウレスは昨日の図書室のことを思い出しながら、思わず息を詰めた。

 

(……竜胆くんが、防ぐのか。……あの人が「正しい答え」を出す時、いつも僕には理解が追いつかない)

 

 

エルメロイ教室において、竜胆茜という存在は極めて特異だ。優秀なのか、落ちこぼれなのかすら定かではない。目立った魔術の行使を見た者は少なく、常に風景に溶け込むように気配が薄い。しかし、彼が関わる事象はなぜか「常に致命的なエラーを免れる」という、気味の悪い安定感を持っていた。

 

防護ガラスの向こう側、コンソールに手をつくエルメロイⅡ世は、目の下に深い隈を刻んだまま、魔法陣の中央へ歩いていく茜を静かに見つめていた。

 

彼の手の中には、通常の実技演習では絶対に使用しない「第二暗号キー」がある。

昨日の図書室での観察。一ヶ月にわたる記録の蓄積。そして、胃が焼き切れそうなほどの確信。

 

(……竜胆茜。お前の周りでは、常に『事象が安定しすぎている』。フラットの魔力断層の消滅も、カウレスの術式の飛躍的な向上もだ……それに大龍脈の停止も、お前が何もしていないはずがない)

 

ロードエルメロイⅡ世の魔術師としての直感が……いままでの経験が……竜胆茜という特異点をに惹き付けられる。

 

(……今日こそ、お前が何を隠しているのかを、暴かせてもらう)

 

茜は、いつものように感情の抜け落ちた顔で魔法陣の中心に立ち、防護ガラスの向こうのⅡ世を見つめ返した。右手をブレザーのポケットに突っ込んだまま、全く緊張の糸を感じさせない。

 

「……始めます」

 

茜の平坦な声が、通信機越しに響く。

Ⅱ世は一瞬だけ目を伏せ、そして第二暗号キーをコンソールへ差し込んだ。

 

「……構えろ。起動!」

 

 

瞬間。

 

 

演習場の空気が、物理的な重さを持って軋んだ。

 

魔法陣の四隅から空気を引き裂くような甲高い悲鳴を上げて射出されたのは、先ほどの生徒たちに向けられたものとは次元が違う、高密度に圧縮された漆黒の魔力弾。それが合計十二発、茜の四方八方から同時に殺到した。

 

さらにそれだけではない。茜の足元の魔法陣そのものが赤黒く発光し、彼の周囲の空間座標を内側へ向かって強制的に圧縮し始めたのだ。

 

「なっ……!?」

 

「おい、嘘だろ!? あれ、防衛テストの出力じゃないぞ!」

 

「先生! あれじゃ死にます!」

 

生徒たちの中から悲鳴に近い声が上がる。スヴィンが「チッ!」と舌打ちをして防護ガラスへ駆け寄ろうとした。ルヴィアが宝石を握りしめ、蒼白な顔で立ち上がる。カウレスは唇を噛んで、拳を固めた。

 

(……あんな出力で、竜胆くんは一体何をすれば……)

 

回避は不可能。迎撃も間に合わない。

 

通常の魔術師であれば、家伝の強力な防御礼装を展開し、魔力回路を全開にして耐えるしかない完全密室型の不可避トラップ。コンマ数秒後には、茜の身体は魔力の爆縮に呑み込まれる。

 

防護ガラス越しに視線を凝らすⅡ世の手に、冷や汗が滲む。

だが。

 

竜胆茜は、一歩も、一ミリも動かなかった。

呪文の詠唱もしない。魔力回路から防壁を展開する素振りすら見せない。彼はただ、ポケットに手を入れたまま、退屈そうに立っているだけ。 

 

 

(――カチリ)

 

 

茜のポケットの中で、生徒たちの悲鳴にかき消されるほどの極小の音が鳴った。

 

完成機構・黄金天球(アウルム・テレイオス)

 

その第一環(天体レイヤー)が物理的にロックされ、連動して《固定結界展開(ステラ・バリア)》が展開されたのだ。

 

直後。

 

防護ガラスの外で息を止めていた数十人の生徒たちと、エルメロイⅡ世の目に、理解を拒絶する光景が映し出された。

 

茜の身体に触れる直前。彼の周囲、わずか数ミリの空間で。

殺到していたはずの高密度魔力弾が。

足元から這い上がってきた空間の圧縮が。

 

 

「まるで、その部分だけ時間が止まったかのように」ピタリと静止したのだ。

 

 

バチバチと火花を散らし、空間を歪ませ、凄まじい熱量を放ちながらも、それ以上前へ進むという『因果』を喪失した状態。茜という存在の輪郭をなぞるように、周囲の空間設定が「絶対不可侵の座標」として強制的に書き換えられ、固定されている。

 

「……え?」

 

ルヴィアの扇子が手から滑り落ちた。

 

「あれは……。魔力が、空中で固まってる……?」

 

 

フラットが目を丸くして呟く。

 

スヴィンは駆け寄りかけた足を止め、防護ガラスに片手をついたまま、動けなくなっていた。その獣の鋭い本能が、今起きた事象を「魔術的な現象」ではなく「別の何か」として分類しようとして、失敗している。

 

カウレスは、昨日茜がノートに書き込んだ数式を思い出していた。

 

あの時も同じだった。茜は「正しい答え」を、あまりにも当然のこととして提示した。そこに努力の痕跡も、魔力行使の気配も、何もなかった。

 

(……あれと、これは、同じことをしているんだ)

 

カウレスは、直感でそう理解した。

 

ただ、スケールが違うだけで。

魔術による相殺ではない。物理的な盾で受け止めたわけでもない。それは『お前の攻撃は、ここには存在できない』という、世界に対する決定的な拒絶だった。

 

静止した魔力弾と空間圧縮の波は、行き場を失ったエネルギーの残骸として、数秒後にその場で音もなくシュウゥゥ……と霧散し、魔力の塵となって消え去った。

 

演習場は、不気味なほどの静寂に包まれた。

誰も声を発することができない。今起きた現象を、魔術の理論として説明できる者が一人もいなかったからだ。

 

結界を張らずに、攻撃を無効化した? いや、違う。攻撃が『当たる』という事象そのものが、茜の周りだけ存在しなかった。

 

「……テスト終了、ですか? 先生」

 

煙一つ立たない魔法陣の中央で。竜胆茜が、まるで「授業中の退屈な小テスト」でも終えたかのような、酷く平坦な声で首を傾げた。

 

「…………」

 

防護ガラスの向こう側。

 

エルメロイⅡ世は、通信機のマイクを握る手を微かに震わせながら、胃の底から這い上がってくる激痛に顔を歪めた

 

 

(……間違いない。こいつは今、魔術回路すら使わずに、私の仕込んだ致死のトラップを『概念ごと無効化』した。……一体、なにをした……)

 

周囲の生徒たちが異様なものを見る目で茜を見つめる中、時計塔の深淵を垣間見たロードだけが、静かに、そして致命的な絶望感に苛まれていた。

 

 

 

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