遊戯王GX 転生しましたがシンクロやエクシーズ等の召喚方法は使えない。何故かガチャ運はメッチャ良い件   作:zero3 ガイル

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第九話 日常その2

 

制裁タッグデュエルは原作通り十代と翔の勝利で終わった。

 

制裁タッグデュエルの相手は原作通り迷宮兄弟だった。しかしクロノス先生が初代デュエルキング武藤遊戯とデュエルした事がある伝説のデュエリストと紹介していたけど、デュエルキングとデュエルしただけで伝説のデュエリスト扱いしていいのかと疑問に思ったが観客の誰もそこを指摘しなかった。

 

なお、迷宮兄弟とのタッグデュエルは俺が知っているタッグフォースルールと少し違ってはいたが、無印の王国編の様な「俺がルールだ!」的な俺様ルールなデュエルじゃないから混乱せずにデュエルを観戦出来た。

 

因みに無印アニメのデュエルモンスターズはOCGプレイヤーからしたら「俺がルール!」的なトンチキなデュエルが多い印象だが、この世界では普通にOCGに準じたデュエルをしている。俺がその理由を知っている訳は、デュエルキング武藤遊戯の伝説の始まりとされているデュエリストキングダムや、第二の伝説であり、初代デュエルキングの称号を得たバトルシティのデュエルを収録したDVDで視聴して確認したからだ。

 

どうしてDVD?前世の感覚からすればDVD視聴じゃなくてサブスクで契約して視聴すれば良いと思われるかも知れないが、この世界はソリッドビジョンやロボットといった一部の技術は前世の世界より遥かに上なのだが、無印やGXが放送されていた時期が2000年代の為に基本的な生活環境は放送時期の時代背景がベースの為にサブスクもSNSも一般化していないから気軽にネットから視聴するという事が出来ないからだ。

 

ーーー。

 

「流石だな三沢、今月の成績も一位だな」

 

「ありがとう空。君も今月の成績は十番台をキープしてるな」

 

「まあね。最低でもその位の順位をキープしないと補助金が貰えないから必死に勉強してるよ」

 

俺と三沢は昼休みに張り出されている今月の成績順位表を見ていた。

 

最近は成績順位を大々的に公開する事はプライバシーの侵害として多くの学校で発表を控える様になり、更に競争を促進する教育は野蛮や虐待と言って成績や順位をつける学校教育は廃止するべきという意見も蔓延している。しかしこのデュエルアカデミアのオーナーは例の社長。

 

そんな声だけがデカい連中の言葉は気にせず、何より本人がドン底から這い上がった自身の経験から努力して結果を残した人間だけが富と栄誉を掴めると認識している為に競争原理を否定して綺麗事しか言わない大人を最も嫌悪している。

 

だからデュエルアカデミアでは自分の現在地を理解させる為に寮のランク付け制度を導入してるし、月一試験に合わせて月に一回のペースで成績順位が発表されるのも現状の地位が確約されてる訳ではなく、成績が下がればランクは降格されてしまう事を認識させる為である。

 

まあ、それでも三沢が一位ではあるが基本的に成績上位を占めてるのはオベリスクブルーの生徒が殆どで、俺の様にラーイエローの生徒も成績上位に入ってはいるが少数である。アニメでは傲慢なエリート主義の嫌な生徒が多いオベリスクブルーだが、実際に傲慢で嫌な奴は多いのは事実だが、それでも授業は真面目に受けてる奴は多く結果を残しており、授業が終われば遊ばず勉強している生徒も多い。

 

「やったぁー!黄金の卵パンだぜ!」

 

「これで連続12個目ッスねアニキ」

 

「全く、とんでもない運なんだな」

 

俺と三沢が張り出されてる成績順位表を見ていた横で十代はデュエルアカデミアで飼われている黄金の鶏が一日一個しか産まない黄金の卵を使ったドローパンの中でも大人気の黄金の卵パンを当てた事に喜んでおり、そんな十代の脅威的な運に翔と隼人は呆れ気味に呟いていた。

 

そんな能天気な十代の様子に三沢は苦笑いしていた。

 

「十代は相変わらずだな。自分の成績順位に全く興味がない様だ」

 

「まあ、十代だからな。アイツはデュエルが出来れば良いと考えてるから成績順位なんて気にしてないし」

 

「全く。あれだけの実力があるのに勿体無い」

 

三沢は十代を高く評価しているが、普段の授業態度が不真面目な事だけ不満を抱いていた。

 

正直言って十代の成績順位は下から数えた方が早い。確かに実技試験や実戦デュエルの授業は好成績であるため本来なら成績順位も中間に位置してもおかしくはないが、それ以外の要素で全てダメにしている。何しろ遅刻や宿題忘れは当たり前、授業はサボり、例え受けていたとしても居眠りしてる為に授業態度は最悪。

 

そのせいで実技試験や実戦デュエルの授業の好成績をダメにして成績順位は最下位に近い。因みに弟分の翔と、留年して引きごもり気味の隼人の成績は十代より上である。

 

「……!」ギリ!

 

そんな成績順位を肩を振るわせながら睨みつけ、その後に怒りの形相でその場を去る見知ったオベリスクブルーの生徒が一人いた。

 

「万丈目のやつ、随分と荒れてるな」

 

「無理もないさ。前の月一試験で十代に敗れてから調子を落として、その影響で成績を落としてるからな」

 

三沢の言う通り万丈目は成績を落としている。前は一年生の成績順位は三沢より下だが筆記・実技共に高い成績だったので一桁台に位置していたが、今ではかなり下がっている。しかし筆記の成績が下がってる訳ではないためオベリスクブルーからラーイエローに降格するほどではないが、それでも実技の成績がこれ以上下がればラーイエロー降格するとも言われていた。

 

気の毒と思うが俺はそこまで万丈目と親しい訳でもないから万丈目のフォローはしてない。何よりこの時期の万丈目はエリート主義が強くてあまり仲良くしたいと思わないからな。

 

そう思いながら俺も昼飯を食べる為に購買部で十代同様にドローパンを二つほど購入した。中身はカスタードパンとハンバーグパンであり、普通に当たりのパンを引き当てて満足した。

 

ーーー。

 

昼休みが終わり、今日の午後一発目の授業は実技デュエル。その名の通りに月一試験で使用された体育館の広大なデュエルフィールドでひたすらデュエルする授業だ。

 

デュエルするだけが授業になるのか?と、疑問に思われるが、ここは優秀なデュエリストを育成するデュエルアカデミア。デュエルアカデミアではこの様にデュエルするだけの授業も普通に組み込まれている。この授業の時だけは普段は授業をサボり、授業に参加しても居眠りばかりしている十代も真面目に授業に参加している。

 

この授業は月一試験と違い、所属する寮の生徒と関係なくランダムにデュエルする。デュエルする場合は基本的に実技を担当する先生が決める為に生徒の俺達が相手を指名する事は出来ない。

 

だから……。

 

「美幸空。お前が次期カイザー候補と噂されてる様だが俺は認めん!」

 

この様に、ラーイエローの俺がオベリスクブルーの生徒とデュエルする事も珍しくない。

 

俺の初戦の相手は万丈目であった。俺は万丈目からアンティーデュエルの一見から十代と同じくらいに目の敵にされてる。まあ、万丈目が言った様に俺がカイザーとのデュエルで引き分けた為にデュエルアカデミアでデュエルの実力がNo. 1に近いという噂があり、次期カイザーの称号を狙っている万丈目からしたらそんな事実は認められないんだろう。

 

「デュエル」「デュエル!」

 

空   LP4000

万丈目 LP4000

 

「俺の先攻ドロー!俺は『地獄戦士』を攻撃表示で召喚!」

 

レベル4 地獄戦士

 

ATK 1200

 

「カードを一枚セットしてターンエンド」

 

万丈目

 

手札 四枚

フィールド 地獄戦士

伏せカード 一枚

 

「俺のターン、ドロー。俺は永続魔法『未来融合ーフューチャー・フュージョン』を発動。このカード効果により融合デッキから指定したモンスターをデッキから墓地に送り、発動後の二回目のスタンバイフェイズ時に、指定した融合モンスターを融合召喚する事が出来る。俺が指定するのは『F・G・D』」

 

『未来融合ーフューチャー・フュージョン』で指定した融合素材モンスターをデッキから選択して俺は『タイラント・ドラゴン』『アームド・ドラゴンLV5』『アームド・ドラゴンLV3』『サファイアドラゴン』『仮面竜』の五体を墓地に送る

 

「2ターン後の貴様のターンに『F・G・D』を召喚するつもりの様だがそんな事はさせん!リバースカードオープン!『砂塵の大竜巻』!」

 

竜巻が発生し、その竜巻が『未来融合ーフューチャー・フュージョン』を飲み込み破壊した。

 

「残念だったな。無駄にモンスターを墓地に送るだけで終わって」

 

「いや、こんな展開は俺には問題ない。今それを見せてやるよ万丈目」

 

「万丈目さんだ!」

 

さん付けに拘る万丈目。

 

これが後に万丈目サンダーになるとは本人も思わなかっただろうな。

 

「俺は魔法カード『死者蘇生』を発動。このカード効果で俺は自分の墓地に存在する『アームド・ドラゴンLV5』を特殊召喚する」

 

「なに!」

 

「現れろ『アームド・ドラゴンLV5』」

 

レベル5 アームド・ドラゴンLV5

 

ATK 2400

 

「更に『サファイアドラゴン』を通常召喚」

 

レベル4 サファイアドラゴン

 

ATK 1900

 

「俺は『アームド・ドラゴンLV5』で『地獄戦士』を攻撃。アームドバスター!」

 

「ぐう!」

 

万丈目 LP4000→2800

 

『アームド・ドラゴンLV5』が振り下ろした拳が『地獄戦士』に炸裂して『地獄戦士』を破壊した。

 

「しかし、コレで『地獄戦士』の効果発動。俺が受けた戦闘ダメージを相手にも与える!」

 

万丈目の言葉が引き金となり、『地獄戦士』の剣の破片が俺に襲いかかる。

 

空 LP4000→2800

 

「たが、コレでお前の場はガラ空きだ。俺は『サファイアドラゴン』でダイレクトアタック。サファイアブレス!」

 

「うわぁぁあ!」

 

万丈目 LP2800→900

 

『サファイアドラゴン』の口から放たれた火炎が万丈目を襲う。

 

「俺はこれでターンエンド。そしてこの瞬間、俺は『アームド・ドラゴンLV5』の効果発動。このカードが戦闘でモンスターを破壊したターンのエンドフェイズ時、このカードを墓地に送る事で手札・デッキから『アームド・ドラゴンLV7』を特殊召喚する事が出来る。俺は『アームド・ドラゴンLV5』を墓地に送り、デッキから『アームド・ドラゴンLV7』を特殊召喚!」

 

レベル7 アームド・ドラゴンLV7

 

ATK 2800

 

 

手札 三枚

フィールド アームド・ドラゴンLV7 サファイアドラゴン

伏せカード 無し

 

「舐めるなよ美幸。俺のターン、ドロー!俺は魔法カード『打ち出の小槌』を発動。このカードといらないカードをデッキに戻しシャッフルし、新たに戻した数だけシャッフルする。俺は手札を五枚戻す」

 

確かOCGだと『打ちでの小槌』は戻せないがアニメだと戻せる効果になったんだよな。前世ではあんまり使わないカードだから詳しくは知らないが。

 

万丈目はデッキをシャッフルし終えると再びデュエルディスクにデッキをセットする。

 

「デッキからカードを五枚ドロー!俺は魔法カード『天使の施し』を発動。デッキからカードを三枚ドローして手札から二枚捨てる。俺は『Xーヘッド・キャノン』を召喚」

 

レベル4 Xーヘッド・キャノン

 

ATK 1800

 

「更に永続魔法『前線基地』を発動。1ターンに一度、自分のメインフェイズにレベル4以下のユニオンモンスターを特殊召喚する事が出来る。俺は『Yードラゴン・ヘッド』を特殊召喚!そして魔法カード『死者蘇生』を発動。俺は自分の墓地に眠る『Zーメタル・キャタピラー』を特殊召喚!」

 

レベル4 Yードラゴン・ヘッド

 

ATK 1500

 

レベル4 Zーメタル・キャタピラー

 

ATK 1500

 

「俺は『Xーヘッド・キャノン』『Yードラゴン・ヘッド』『Zーメタル・キャタピラー』を合体!現れろ『XYZードラゴン・キャノン』!」

 

『Xーヘッド・キャノン』『Yードラゴン・ヘッド』『Zーメタル・キャタピラー』が分離して三体が合体して『XYZードラゴン・キャノン』が完成した。

 

レベル8 XYZードラゴン・キャノン

 

ATK 2800

 

うん、いつ見てもソリッド・ビジョンで『XYZードラゴン・キャノン』が合体するシーンは感動するな。

 

そんな男のロマンの様なモンスターの合体光景に感動してるのは俺だけじゃなくて……。

 

「ロボだぁー!」

 

「究極だぁー!」

 

「カッコいい!」

 

「男のロマンだー!」

 

と、感動している男子生徒も大勢おり、そんな男のロマンが分かる男子生徒達の声援に気を良くしたのか万丈目も得意げな笑みを浮かべていた。

 

しかし……。

 

「「「「「……」」」」」シーン

 

どう言う訳か俺達男子生徒達が『XYZードラゴン・キャノン』の合体光景に感動しても女子生徒達はいつも無表情で眺めてるだけだった。

 

小学時代からそうたが、リアルで『XYZードラゴン・キャノン』の合体光景に感動するのは男性だけで、女性達はいつも無関心だ。

 

何故だ?

 

「感動してるとこ悪いが、俺は『XYZードラゴン・キャノン』の効果発動。手札を一枚墓地に送り、相手フィールドのカードを一枚破壊する。俺は『アームド・ドラゴンLV7』を破壊!」

 

万丈目が手札を一枚墓地に送った事により『アームド・ドラゴンLV7』が爆散した。

 

「そして俺は『XYZードラゴン・キャノン』で『サファイアドラゴン』を攻撃!XYZハイパーキャノン!」

 

「ぐ!」

 

空 LP2800→1900

 

『XYZードラゴン・キャノン』のキャノン砲による一斉攻撃で『サファイアドラゴン』は破壊された。

 

「コレでターンエンドだ」

 

万丈目

 

手札 0枚

フィールド XYZードラゴン・キャノン

魔法・罠カード 前線基地

伏せカード 無し

 

「俺のターン、ドロー」

 

リスクはあるが、今の手札だと起死回生のカードはないからな。ココは賭けに出るか。

 

「俺はカードを一枚セットしてモンスターをセット。ターンエンド」

 

 

手札 二枚

フィールド セットモンスター

伏せカード 一枚

 

「俺のターン、ドロー!ふふふ、どうやら手詰まりの様だな。しかし、そんな見え透いた手が俺に通用するか!俺は手札を一枚捨てて『XYZードラゴン・キャノン』の効果で貴様の伏せカードを破壊だ!」

 

『XYZードラゴン・キャノン』の効果で俺の『魔法の筒』が破壊される。

 

「やはり攻撃反応型の罠カードだった様だな。これで心置きなく攻撃が出来る。俺は『XYZードラゴン・キャノン』でセットモンスターを攻撃!XYZハイパーキャノン!」

 

『XYZードラゴン・キャノン』のキャノンの一斉攻撃でセットモンスターは破壊された。破壊されたモンスターは『メタモルポット』だ。

 

「この瞬間『メタモルポット』の効果発動。互いのプレイヤーは手札を捨てて、手札が五枚になる様にドローする」

 

「馬鹿な奴だ。わざわざ俺に手札補充の手助けをするとはな。俺はカードを二枚セットしてターンエンド」

 

万丈目

 

手札 三枚

フィールド XYZードラゴン・キャノン

魔法・罠カード 前線基地

伏せカード 二枚

 

「俺のターン、ドロー」

 

来たな。

 

「俺は魔法カード『大嵐』を発動。このカード効果により全フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する」

 

「ぐ、俺の『炸裂装甲』と『奈落の落とし穴』が……!」

 

攻撃反応型と落とし穴系の罠カードだったか。『大嵐』が手札に来て正解だったな。

 

「俺は手札から『バイス・ドラゴン』を特殊召喚」

 

レベル5 バイス・ドラゴン

 

ATK 2000

 

「レベル5のモンスターを生贄なしで召喚だと!?」

 

「バイス・ドラゴンは相手フィールド上にのみモンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できる。ただしこの効果で特殊召喚した場合は攻守は半分になる」

 

バイス・ドラゴン

 

ATK 2000→1000

DEF 2400→1200

 

「攻撃力が半分に、そんな雑魚を召喚してなんになる!」

 

「焦るなよ。俺は『バイス・ドラゴン』を生贄に捧げて『ストロング・ウィング・ドラゴン』を召喚!」

 

レベル6 ストロング・ウィング・ドラゴン

 

ATK 2400

 

「『ストロング・ウィング・ドラゴン』の効果発動。このカードは生贄にしたモンスターの元々の攻撃力の半分だけ攻撃力がアップする。『バイス・ドラゴン』の元々の攻撃力は2000。『ストロング・ウィング・ドラゴン』の攻撃力は1000ポイントアップする」

 

ストロング・ウィング・ドラゴン

 

ATK 2400→3400

 

「攻撃力3400だと!」

 

「まだだ、俺は魔法カード『フォース』を発動。このカードはフィールド上のモンスター二体を対象に発動する事が出来る。対象モンスターの攻撃力を半分にして、半分にしたモンスターの攻撃力をもう片方のモンスターの攻撃力に加算する事が出来る。俺は『XYZードラゴン・キャノン』を選択して、『XYZードラゴン・キャノン』の攻撃力の半分を『ストロング・ウィング・ドラゴン』に加算する」

 

XYZードラゴン・キャノン

 

ATK 2800→1400

 

ストロング・ウィング・ドラゴン

 

ATK 3200→4600

 

「ば、馬鹿な!『XYZードラゴン・キャノン』の攻撃力が……!」

 

「行くぞ万丈目!俺は『ストロング・ウィング・ドラゴン』で『XYZードラゴン・キャノン』を攻撃。ストロングハリケーン!」

 

「うわぁぁあ!」

 

万丈目 LP900→0

 

『ストロング・ウィング・ドラゴン』の凄まじい竜巻によるブレスで『XYZードラゴン・キャノン』が破壊された事によりデュエルの勝敗に決着がつき、ソリッドビジョンが消える。

 

「万丈目のやつ、また負けたな」

 

「いくら次代のカイザー相手とはいえ、最近はよく負けてるよな」

 

「これはもう終わりか万丈目の奴も」

 

「へへ、いい気味だ」

 

俺とのデュエルに負け、万丈目に陰口を叩く奴の声が聞こえる。陰口を叩いた生徒はブルーの生徒であり、そんな陰口を聞いた万丈目は体を震わせて悔しそうにしていた。

 

「この屈辱は絶対に忘れん。だが忘れるなよ、カイザーの後を継ぐのはこの万丈目さんだ!」

 

俺に悔しい表情を隠す事なく万丈目はその場から去る。

 

確かに万丈目はエリート主義で嫌なヤツだが、それでも陰口は叩かないで直接デュエルを申し込んでくるので万丈目に陰口を叩いたブルーの生徒よりは全然マシだという事がよくわかった。

 

デュエルに勝ったのに、何故か素直に喜べなかった。

 

その後は俺は授業が終わるまで実技デュエルを行い、デュエルした相手は万丈目ほどの実力者と当たる事もなかった為に余裕で全てに勝利した。

 

 

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