遊戯王GX 転生しましたがシンクロやエクシーズ等の召喚方法は使えない。何故かガチャ運はメッチャ良い件   作:zero3 ガイル

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第三話 覗き

 

入学初日にオベリスクブルーの生徒とアンティールールで行ったデュエルがバレたら入学早々に退学という割とシャレにならないレベルの事をしていた俺は、その後は何の問題もなくデュエルアカデミアの日常を送っていた。

 

デュエルアカデミアはデュエルエリートを育成する学園の名に偽り無しという事もあってデュエルモンスターズ関連の授業が普通に組み込まれているので、前世の感覚からしたら人気のカードゲームを専門的に学ぶ学校が存在する事に驚きが隠せないが、俺としては第二の高校生活に加えて、前世から好きだったカードゲームを専門的に学べる為にデュエルアカデミアの生活に満足している。

 

まあ、それでもデュエルアカデミアはデュエルモンスターズの事ばかり学ぶ訳ではないけどね。入学試験の時にも話したけど、有名な『友情・努力・勝利』で有名な週刊誌に連載されていた有名なヒーロー学校の漫画の様に国語・数学・英語・歴史といった一般課程も含まれているので、普通の学校と比べて学ぶ内容は多い。

 

実際にデュエルモンスターズ関係ならまだしも、一般課程の成績を維持する為に俺は必死だ。よく、二次創作やなろ○系の主人公達は前世の記憶を頼りに二度目の学校生活なんて楽勝と描かれてるが俺からしたらマジで大変だよ。

 

小学生の授業内容はそこまで苦じゃなかったけど、中学の途中からはマジで内容を忘れていたから覚え直すのに本当に一苦労したよ。特にデュエルアカデミアは倍率が上記の有名なヒーロー学校ほど高くはないけど、それでもデュエルモンスターズが中心な世界だから倍率が高かった為に筆記試験に向けての勉強は本当に気が抜けなかったし、俺は特に家の家庭事情で特待枠で入学しないとデュエルアカデミア入学は色々と厳しかったから余計に特待枠の入学がOKになった時は本当にホッとした。

 

前世の学生時代以上に勉強は大変だが、OCGを積極的にやっていたプレイヤーが周りに少なかった前世と違ってこの学園はデュエリストを育成する学園の為にいくらでも授業でも自由時間でもデュエルする機会があるから前世の学生時代より楽しいと実感している。

 

そして今日も授業が終わって門限ギリギリまでレッド、イエロー、ブルーの生徒と関係なくデュエルしたおかげで満足し、夕食を食べてお風呂に入ったら消灯時間までギリギリまで勉強して今日も充実した一日が終了したと思ってベットで横になって寝ようと思った時に俺の部屋のドアが突然開かれた。

 

「空、悪いけど手を貸してくれ!翔が攫われた!」

 

今日だったのか、例の覗き事件は……。

 

それはそうと俺は十代に一言……。

 

「とりあえずノックしてから入れ」

 

ノックは一般的なマナーだし、ベットの下に隠してある紳士の秘蔵品を見ていた時に急に来たら同性相手でもスゲー気まずいんだからな十代。

 

ーーー。

 

 

どうして十代はラーイエローの俺に助っ人を頼んだが理由を聞いた。

 

十代も最初は同じオシリスレッドの生徒に助っ人を頼んだのだが、女子寮に行くと聞いて誰もが拒否した。理由としてはただでさえ自分達はレッドゾーンのオシリスレッドなのに、許可なく女子寮に行く行為は最も罪が重い為に、そんな校則違反がバレたら落ちこぼれの自分達は直ぐに退学処分となってしまう可能性が高い為に誰もが助っ人を拒否した。

 

そこで仕方なくオベリスクブルーに親しい知り合いもいないし、ラーイエローでデュエルの実力がある知り合いである俺か三沢の二人のどちらかに助っ人を頼む事にしたらしい。

 

まあ俺も、アンティーデュエルの件から翔とも仲良くなったし、此処で見捨てるのも目覚めが悪いから助っ人を引き受けた訳だ。原作通りなら十代と明日香のデュエルで終わりだが、アンティーデュエルの件もあるから全てが原作通りに進むとは限らないし、俺は念の為にデュエルディスクとデッキを持参している。

 

とりあえず俺と十代は携帯端末からのメッセージ通りに女子寮に向かうが正面から女子寮に向かったら絶対にバレて捕まるし、下手らしたらその時点で一発で退学確定だ。だから女子寮と繋がっている湖から女子寮に向かう事にした。幸というべきかご都合主義とツッコミ入れるべきか、女子寮に向かうボートは数隻があったので、そのボートを使って俺と十代は交互にボートを漕いで女子寮に向かった。

 

ようやく船着場に到着すると、そこには明日香と名も知らない女子生徒二人と雪菜がいた。

 

「アニキ〜空く〜ん」

 

「翔、これはどういう事なんだよ?」

 

「だな、本当にどういう状況?」

 

捕まっている翔に説明を求めたら、翔を捕まえている女子生徒の一人が説明してくれた。どうやら翔は女子寮の風呂を覗いて捕まったらしい。翔は覗いてないと言っているがこの状況だと信用ゼロに等しいよな、実際に原作知識なかったら俺も翔の言葉は言い訳にしか聞こえないしな。

 

「翔、お前とは短い付き合いだったけど友人として長期休みに入ったら弁当と菓子を差し入れてやるからな」

 

「だから違うって、不吉なこと言わないでよ空君!」

 

「諦めろ。この手の問題は男は弱いんだ。諦めて自分の罪を受け入れろ」

 

「諦めないでよ!そこは友人として僕の無罪を証明してよ!」

 

「ちょっといいかしら?」

 

このままだと俺と翔の漫才が終わりそうにないので明日香が提案してきた。

 

「ねえ貴方、私とデュエルしない。もし私に勝ったら風呂場覗きの件は多めに見てあげるわ」

 

「だから覗いてないって言ってるのに!」

 

翔は覗いてないと反論するが、この手の問題で女子が提案してくれただけでもかなり譲歩してるんだぞ。普通なら問答無用で痴漢関係で男は余程の理由がない限りは有罪だからな。

 

「何だかよく分かんないけど、そのデュエル、受けて立つぜ!」

 

十代は明日香のデュエルの件を受け入れた。というか明日香は覗きの件は気にしてないな。覗きの件をダシにして十代を誘き寄せて十代とデュエルする為に女子寮に呼び出したよな絶対。

 

実際に明日香は既に翔の事なんて見向きもしないで十代にしか興味がない様だし。

 

こうしてお互いにボートに乗って湖の真ん中まで移動して丁度いい距離まであけたて、十代と明日香はデュエルディスクを展開する。

 

「「デュエル!」」

 

 

ーーー。

 

デュエルの結果は原作通りに十代の勝利となった。十代は『サイバー・ブレイダー』の効果に苦戦していたが最後は明日香が『サイバー・ブレイダー』の融合召喚の為に展開したフィールド魔法『フュージョン・ゲート』を利用されて融合召喚された『E・HERO サンダー・ジャイアント』のモンスター効果で破壊されて、ガラ空きとなった明日香にダイレクトアタックして勝利した。

 

しかし、本当に十代も明日香も癖があるカードを使いこなせるよな。俺だったら絶対に事故って自滅する未来しか見えないしな。

 

「とにかく十代と俺に感謝しろよ翔」

 

「空君は何もやってないじゃないか」

 

確かに、このまま帰る事になったら何の為に十代の助っ人に来たんだ俺?。

 

「よし翔、空、帰ろうぜ」

 

俺の存在意義について悩みそうになったが、このまま帰れるなら帰った方がいいな。ただでさえ男子禁制の女子寮に来て、しかも門限が過ぎてる時間でデュエルしてる訳だからな。

 

「ちょっといいかしら」

 

ずっと黙っていた雪菜が俺達を呼び止めた。

 

「空、ココで私とデュエルしてくれない」

 

「あら、積極的にデュエルを挑むなんて貴女にしては珍しいわね」

 

「貴女と十代君とのデュエルを見て私も火がついたのよ。傲慢なエリートを相手するより空か十代君の様なデュエリストとデュエルする方が何倍も楽しいわ」

 

雪菜はそう宣言してデュエルディスクを装着して俺に今すぐデュエルしろと宣言した。

 

どうしてこの場てデュエルするのか疑問に思うし、また後日デュエルしようといえばいいのかも知れないが、なんか断れる雰囲気でもないし、断ったら断ったらでまた翔の覗き問題を蒸し返されそうだしな。

 

「悪い十代、翔。帰りは少し遅くなりそうだ」

 

「俺は構わないぜ。それより頑張れよ空」

 

「頑張って空君」

 

でも雪菜のデッキは殲滅力に長けてる短期決戦型のデミスドーザーだからな。いや、もしかしたら別のデッキの可能性も……まあ、色々と考えても仕方ない、やれるだけやってみますか。

 

「「デュエル」」

 

空  LP 4000

雪菜 LP 4000

 

「俺のターン、ドロー。俺は魔法カード『デビルス・サンクチュアリ』を発動。このカード効果により『メタルデビル・トークン』を特殊召喚する」

 

レベル1 メタルデビル・トークン

 

ATK 0

 

「俺は『メタルデビル・トークン』を生贄に捧げて『エメラルド・ドラゴン』を召喚」

 

レベル6 エメラルド・ドラゴン

 

ATK 2400

 

「カードを一枚伏せてターンエンド」

 

 

手札 三枚

フィールド エメラルド・ドラゴン

伏せカード 一枚

 

「私のターン、ドロー。私は『マンジュ・ゴット』を召喚」

 

レベル4 マンジュ・ゴット

 

ATK 1400

 

「このカード効果によりデッキから儀式モンスター、または儀式魔法カードを一枚手札に加える事が出来るわ。私は儀式魔法カード『高等儀式術』を手札に加えるわ』

 

スゲー嫌な予感。

 

「私は儀式魔法カード『高等儀式術』を発動。このカード効果により私は儀式召喚に必要な通常モンスターをデッキから墓地に送る。私はデッキから『甲虫装甲騎士』と『ネオバグ』を墓地に送り『終焉の王デミス』を儀式召喚」

 

レベル8 終焉の王デミス

 

ATK 2400

 

やっぱり、でもフィールドをガラ空きにしたくないし。

 

「私は『終焉の王デミス』のモンスター効果を発動。このカードはライフを2000ポイント支払う事でこのカード以外の全てのカードを破壊する事が出来るわ」

 

「全てのカード!」

 

「ライフコストはキツイが、そんな強力な効果があるモンスターがいるのかよ!」

 

翔と十代はデミスの効果に驚愕する。それと同時にデミスが自慢の斧に力を込めて横に振り回すと爆風が発生して雪菜の『マンジュ・ゴット』に俺の『エメラルド・ドラゴン』とミラフォが吹き飛ばされて、無事なのはその圧倒的な力を発揮したデミスだけだった。

 

LP 4000→2000

 

「更に私は墓地の『甲虫装甲騎士』と『ネオバグ』をゲームから除外して『デビルドーザー』を手札から特殊召喚するわ」

 

レベル8 デビルドーザー

 

ATK 2800

 

「決まったわ、雪菜さんのお得意の殲滅コンボ!」

 

「このコンボにかかればどんなデュエリストも一溜まりもありませんわ!」

 

「ええ、相変わらず凄まじいわね雪菜」

 

女子生徒二人と明日香も感心する。実際に俺もデミスドーザは前世の学生時代はトラウマを植え付けられたからな。デミスでフィールドを蹂躙して、その後に『高等儀式術』で墓地に送った通常昆虫族モンスターをコストに『デビルドーザー』を特殊召喚して最後に『巨大化』を『デビルドーザー』に装備してフィニッシュをよくされたからな。

 

「『デビルドーザー』と『終焉の王デミス』でダイレクトアタック」

 

『デビルドーザー』と『終焉の王デミス』が一斉に襲いきってきた。普通ならコレで俺は終わりだけど、俺は本当に運がいいな。

 

「俺はこの瞬間、手札から『バトルフェーダー』を特殊召喚!」

 

レベル1 バトルフェーダー

 

DEF 0

 

「このカードは、直接攻撃された時に手札から特殊召喚する事が出来る。そしてこの効果で特殊召喚された時、バトルフェイズを強制終了させる」

 

『バトルフェーダー』は鐘を鳴らす。『バトルフェーダー』が鳴らす鐘の音の衝撃波で『デビルドーザー』と『終焉の王デミス』の進撃は止まる。

 

いやー『バトルフェーダー』が手札になかったらワンキルされてたな俺。まさか昨日買ったパックにGXの次の5D′sの時代のカードがあるとは思わなかったから試しに投入したおかげで助かった。

 

だけどコレではっきりしたな。試験官の『インターセプト』然り、俺の『バトルフェーダー』然り、アニメ時空だと存在しないカードが存在するという事は、この世界はアニメGXベースなのは間違いないが、傲慢かも知れないが転生者の俺と雪菜が介入した事で歴史が変わってきてるのか?

 

「まさか雪菜の必勝パターンを防ぐなんて」

 

「あ、ありえないわ」

 

「モンスターも伏せカードも全て破壊されてますのよ」

 

まさかガラ空きの状態で無傷で生還するとは思わなかった様で明日香と女子生徒二人は驚きが隠せない様だが、雪菜は落ち着いた様子でデュエルを続ける。

 

「私はカードを一枚セットしてターン終了よ」

 

雪菜

 

手札 二枚

フィールド 終焉の王デミス デビルドーザー

伏せカード 一枚

 

「俺のターン、ドロー。俺は魔法カード『強欲な壺』を発動。このカード効果で俺はデッキからカードを二枚ドローして更に魔法カード『二重召喚』を発動して俺はこのターン通常召喚を二回行える。俺は『サファイアドラゴン』を召喚する」

 

レベル4 サファイアドラゴン

 

ATK 1900

 

「俺は『バトルフェーダー』と『サファイアドラゴン』の二体を生贄に捧げて『タイラント・ドラゴン』を召喚」

 

レベル8 タイラント・ドラゴン

 

ATK 2900

 

「俺は『タイラント・ドラゴン』で『デビルドーザー』を攻撃。タイラントブレス!」

 

『タイラント・ドラゴン』の口から放たれた火炎放射が『デビルドーザー』を焼き尽くして破壊した。

 

「……!」

 

雪菜 LP 2000→1900

 

「『タイラント・ドラゴン』のモンスター効果発動。相手モンスターが場に存在する時このカードは二回の攻撃が出来る。俺は続けて『タイラント・ドラゴン』で『終焉の王デミス』を攻撃!」

 

『タイラント・ドラゴン』は続け様に火炎放射を吐いてデミスを焼き尽くして破壊した。

 

「やるわね……!」

 

雪菜 LP 1900→1400

 

「俺は一枚伏せてターンを終了する」

 

 

手札 0枚

フィールド タイラント・ドラゴン

伏せカード 一枚

 

「私のターン、ドロー。私は魔法カード『トレード・イン』を発動。この効果で私はレベル8のモンスターを一体墓地に捨ててデッキからカードを二枚ドロー。更に私は永続罠『リビングデットの呼び声』を発動。このカード効果で私は『トレード・イン』で墓地に送った『鋼鉄装甲虫』を墓地から特殊召喚するわ」

 

レベル8 鋼鉄装甲虫

 

ATK 2800

 

「更に私は魔法カード『ライトニング・ボルテックス』を発動。このカードは手札のカードを一枚捨てる事で発動。相手フィールド上にいる表側表示モンスターを全て破壊するわ」

 

「げ!」

 

上空から雷雲が出現して凄まじい雷が『タイラント・ドラゴン』に直撃して破壊された。

 

「私は『鋼鉄装甲虫』でダイレクトアタック」

 

「俺はカウンター罠『攻撃の無力化』を発動。このカード効果で攻撃を無効化し、バトルフェイズを強制的に終了させる」

 

『鋼鉄装甲虫』が俺に突撃して来たが『攻撃の無力化』のお陰で突進を防いだが、その衝撃は凄まじくてボートがすごく揺れた。下は湖で今は秋だから落ちたら洒落にならない為にボートから落ちない様に辛うじてバランスを保った。

 

「私はコレでターン終了よ」

 

雪菜

 

手札 一枚

フィールド 鋼鉄装甲虫(リビングデットの呼び声)

伏せカード 無し

 

「俺のターン、ドロー」

 

うう……コイツに賭けるしかないな。

 

「俺はモンスターをセットしてターンエンド」

 

 

手札 0枚

フィールド セットモンスター

伏せカード 無し

 

「私のターン、ドロー。私は『ネオバグ』を召喚」

 

レベル4 ネオバグ

 

ATK 1800

 

「『ネオバグ』でセットモンスターを攻撃」

 

セットモンスターがリバースされて現れたのは『メタモルポット』

 

レベル2 メタモルポット

 

DEF 600

 

「このモンスターがリバースした場合。互いのプレイヤーは手札を全て捨ててデッキから五枚カードをドローする」

 

「関係ないわ。私は『鋼鉄装甲虫』でダイレクトアタック」

 

「ぐぅぅう!」

 

空 LP 4000→1200

 

『鋼鉄装甲虫』に突撃されて俺はバランスを崩しそうになって十代と翔に支えられて何とか湖に落ちそうになったが何とか落ちなくてすんだ。十代達に「すまん」と謝り十代は「気にすんな」と笑顔で答えた。

 

「私はカードを二枚セットしてターンエンド」

 

雪菜

 

手札 三枚

フィールド 鋼鉄装甲虫(リビングデットの呼び声)ネオバグ

伏せカード 二枚

 

「俺のターン、ドロー。俺は魔法カード『天使の施し』を発動。俺はデッキからカードを三枚ドローして二枚捨てる」

 

俺が捨てたカードは『アームド・ドラゴンLV5』と『アックス・ドラゴンニュート』

 

コレで俺のエースカードを召喚できる魔法カードの条件は満たせた。ここは一気に勝負を仕掛ける。

 

「俺は魔法カード『大嵐』を発動。このカード効果で全フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する」

 

「『リビングデットの呼び声』が破壊されて『鋼鉄装甲虫』が……!」

 

『大嵐』の効果で『リビングデットの呼び声』は破壊される。『リビングデットの呼び声』の効果で墓地から復活している『鋼鉄装甲虫』は『リビングデットの呼び声』が破壊された同時に破壊される。

 

そして同じ様に伏せカードも破壊されて破壊されたカードは『ドレインシールド』と『魔法の筒』であった。

 

「更に俺は魔法カード『龍の鏡』を発動。このカードはドラゴン族融合モンスターの素材となるドラゴン族モンスターを墓地から除外してドラゴン族融合モンスターを融合デッキから融合召喚できる。俺は墓地から『タイラント・ドラゴン』『エメラルド・ドラゴン』『サファイアドラゴン』『アームド・ドラゴンLV5』『アックス・ドラゴニュート』をゲームから除外して俺は融合デッキから『F・G・D』を融合召喚!」

 

レベル12 F・G・D

 

ATK 5000

 

「見事よ空」

 

「ありがとうよ。俺は『F・G ・ D』で『ネオバグ』を攻撃。ファイブゴットブレス!」

 

雪菜 LP 1400→0

 

『F・G・ D』の五つの首から放たれるあらゆる属性のブレス攻撃が『ネオバグ』を飲み込んで破壊した。

 

「そ、そんな雪菜さんも負けるんて……」

 

「ありえないわですわ……」

 

女子生徒二人は明日香に続いて雪菜も敗北した事が信じられない様子だった。

 

俺と雪菜のデュエルの決着がついた為にソリッドビジョンは消えた。

 

「やったな空」

 

「ああ、何とか勝てたよ」

 

十代に褒められて俺は苦笑いしながら少し上に上げてる手に合わせてハイタッチする。

 

さて、何とかデュエルに勝利こそしたが、明日香と雪菜はともかく残りの女子二人は不満げな表情なのでどうしたものかと考えていた時に明日香が二人を手で制した。

 

「まさか雪菜も負けるとは思わなかったわね。流石はラーイエローNo. 1の実力者なだけあるわね」

 

「……へ?」

 

俺がNo. 1。どう言う事?

 

「知らないの、ラーイエローNo. 1の美幸空に、オシリスレッドNo. 1の遊城十代。実力がある新入生として有名人よ貴方達」

 

俺がNo. 1。確かに俺は入学してから確かに高い勝率を維持はしている自覚はあるが、それでもラーイエローNo. 1は三沢だと思うんだけどな。

 

入学試験では実技は確かに俺が圧倒してたが、筆記・実技を統合したらやっぱり三沢がNo. 1だと思うし、俺はカードパワーの差で勝利している様なものだから俺がNo. 1と言われても違和感の方が強いんだよな。

 

「最強のオシリスレッドかぁ〜なんか嬉しいな」

 

十代は自分がデュエルキングなる事を微塵も疑問に思っていないからか、普通に嬉しそうにしていた。

 

「だから気になって貴方達とデュエルしたかったの。ラーイエロー昇進が確実と言われたオシリスレッドNo. 1の遊城十代と。美幸君まで来る事は想定外だったけど嬉しい誤算だったわ。十代の後に美幸君ともデュエルしたかったけど、美幸君の相手は雪菜に奪われてしまったわね」

 

「十代君とデュエルした後に空とデュエルするなんていくら何でも欲張り過ぎるわよ明日香。あんな楽しそうなデュエルした後に私にデュエルする機会を譲れて言うのかしら」

 

「それもそうね。とにかく貴方達のデュエル、楽しかったわ」

 

明日香と雪菜は微笑みながら俺達に嬉しそうに語る。

 

「ガッチャ!ああ、俺達も楽しいデュエルだったぜ」

 

「俺もだ天上院さん」

 

「明日香でいいわよ、私も空って言うから」

 

「なら改めて、よろしくな明日香」

 

「ええよろしく空」

 

こうして最初は翔の覗きのトラブルがあって一悶着あったが、明日香と雪菜とのデュエルで問題は解決され、女子二人……ジュンコとももえの二人とも無事に和解して俺達は互いにボートを漕いで岸までついて、先生達に見つからない様にコッソリと自分の寮に帰っていく。

 

後日、湖でのデュエル後に俺達は明日香達四人組と親しくなってよく一緒にいる様になると俺、十代、翔の三人達は男子生徒から嫉妬の視線を浴びる様になり、特に万丈目からの殺気じみた視線を浴びるのであった。

 

 

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