オレと彼らのヒーローアカデミア   作:月神サチ

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叔父貴豆知識
千手兄弟の弟の方とか卑劣な方とか、参謀の方とか言われてる。
本人的に卑劣以外は事実陳列されてるだけなのでどうということはないらしい。
色々試行錯誤してるせいかちょくちょく事故ってる。
結果傷が絶えず、頭吹っ飛んでも翌朝には復活してる兄と比較されて生傷が絶えない男とも言われてたりする。
それでも致命傷を負わないあたり致命的危険を対処する能力は高そうだ。


第14話 雄英高校体育祭 準備期間その2

――Side 頼久

 

「相談?」

 

何故か昼休みオールマイトに屋上に呼び出され、半ギレしてるヒミコたちなだめて向かったら緑谷とオールマイトがいた。

 

そして呼び出し理由が相談とのこと。

 

……いや、放課後とかもう少しタイミングなかったのかなぁ?

 

男3人でお弁当広げるながらの相談……絵面がちょっと……まあ飯は食べるけど。

 

「そう。事情を知る千手少年と教職員、そして私のOFAを継承した緑谷少年以外に話せる内容じゃないからさ……」

 

「具体的には?」

 

「……僕の力の制御について。どうも0か100しかできなくて……」

 

オレは五人前のざる蕎麦をまたたく間に食べ、汁すこし飲んでから口を開く。

 

「どんなイメージで運用してるわけ?」

 

「え? 電子レンジで卵が爆発するような――」

 

「……もうちょっと別のイメージなかったんか?そんなイメージだと暴発してたの、納得しかないんだけど」

 

頭痛くなってきた……。

 

「私こんな感じで使ってるんだけど」

 

「個性に器が耐えられる状態だからでしょうね。普通水道の蛇口とかリミッターの設定解除みたいな感じで出力を段階的に切り替えできるイメージできるようにするとか……」

 

「「……なるほど」」

 

この師弟大丈夫かな……。

 

「その馬鹿力はオールマイトがOFA継承して蓄積の間に培った力みたいだし、そのうち緑谷の中に見えるオールマイトと同じ色以外の7種類の色からして、7つ他に力使えるようなるんとちゃいます?」

 

思わずエセ関西弁になったわ……この唐揚げ、美味すぎて優勝していきたいわね……(くじらボイス)。

 

「は?」「えっ?」

 

「……あれ、なんかおかしいこと言った?」

 

「緑谷少年の中に私と同じ色を除いて7つの色が見える!? それ本当かい!?」

 

「肩つかんで揺するな気持ち悪く」

 

 

 

(しばらくお待ちください)

 

 

 

 

「吐くかとおもった」

 

「ごめん」

 

青筋立てながらそう言ったオレに素直に謝るオールマイト。

 

「んで、緑谷の中にある力だけど……8色あって、1つがオールマイトと同じ色、ソレ以外に7つ……そういえば緑谷に継承された個性は何人かに受け継がれてるやつで、9代目でしたっけ?」

 

何人もの意思を引き継いで巨悪と戦う……まさに主人公らしいな……。

 

「私の記憶やお師匠様……私の先代の口伝や記録が正しければ……」

 

「とりあえず緑谷は個性使うときのイメージを別のに変えて調整したり、部分的瞬間発動だけじゃない、別の形を試行錯誤するべきだろ。OFAが歴代継承者の意思とか持ってるとしても当分覚醒することはないだろうし、万一暴走したら相澤先生やオレが封じ込めすればいい」

 

「たしかに……」

 

行動方針を提案しておけば変な暴走することはないだろう……ないよね?

 

「どうしても7つの個性の気配が気になって、他人に自分の精神世界踏み込まれてもいいという覚悟あるなら、後日予定空けたオレが精神世界に潜るとかもできる。それで他の意思を呼び起こす確約はできないが……何らかの情報を得たりできると思う」

 

「……ありがとう」

 

「お礼は別にいい。今回はオールマイトの後継者という市民の心の拠り所が早くできてほしいだけだ。自分にメリットあるから動いてる」

 

「ものすごく打算的に動くときと完全に無私で動くときの両極端だよね、千手少年は」

 

事実陳列罪はやめてもらえます?

 

「オレなんて本質は女子供の前では良いカッコしたいけどメリット無かったら動きたくない物臭な小悪党ですよ」

 

「それはそれでわかりやすくて助かるけどね」

 

おいどういうことだよオールマイト。

 

 

 

 

 

 

 

なんやかんやあっての放課後!

 

「柱間細胞……便利なんだけどなぁ……」

 

再生力がべらぼうに上がって個性とかチャクラとかそういう特殊な力使うためのリソースも回復してくれる優れものな細胞。

 

もっとも今のオレの細胞はグルメ細胞とかと混ぜて別種の細胞と化しているけど。

 

それはさておき

 

「オレや親父みたいに全身柱間細胞してないやつが柱間細胞の回復能力を一定以上活性化させると肉体の主導権争奪戦し始めて柱間細胞に負けると文字通り『木になる』んだよな。だから医療機関や研究者が『有用なのに惜しい』と研究あきらめた……」

 

「改めて聞くとこえーなオイ」「でも再生力はのどから手が出るほど欲しいやつ」「ハイリスクハイリターンってまさにこのことよね」「回復できる……つまりお前と柱間さんはぜつりぐえっ」

 

上鳴、耳郎、蛙……梅雨ちゃん、峰田の4人で鍛錬……鍛錬してるところに辻ヒールいらんかね〜と立ち寄って上鳴の捻挫治療ついでに駄弁ってたら流れ?で柱間細胞について話していた。

 

なお峰田は途中で梅雨ちゃんにしばかれている。

 

「ちなみにオレは先日の自己改造で柱間細胞とは近いけど別種くらいの細胞になったけどな。おかげで少し反動関連がマシになった」

 

「継戦能力上がったのか……」「化け物ぶりに磨きがかかった……ってこと……!?」「代わりに燃費悪くなったっぽいけどな」「お昼のお弁当の量、10人前くらいはあったものね」

 

「とりあえず上鳴の捻挫は治癒完了っと」

 

「本当に治った。サンキュー」

 

「んじゃ、鍛錬頑張れよ〜」

 

そういえば叔父貴が最近影分身を開発してたけど、アレオレも使えるかな……一発殴られたら消えるっぽいから使い所さんな気もするが……。

 




次回予告(予定と変更の可能性あります)

あと数日に迫る体育祭。

普段絡まぬ者たちとの交流をしたり、リカバリーガールのアンチエイジングに目ざとく気がついたある女性教員に絡まれたりするようで……?

次回 「第15話 雄英高校体育祭 準備期間その3」お楽しみに!


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