いつの間にかUA5000超えててびっくりした、ありがとうございます!不定期更新ですが頑張ります。
「少々チクッとしますよ」
「お前がそれいうと気持ち悪いから辞めたほうがいいぞ……」
「クックック……中々に手厳しいですね」
やほ、天川セイラです。俺は今黒服のとこでこの前話していた契約のサインをし、契約の条件の血液検査をしているところなのだ
「はい、終わりましたよ」
「これで本当に終わりなのか?」
「えぇ、これで終わりです。血液検査の結果が分かり次第随時報告いたしますので」
少し怪しんでたが本当にこれで終わりなんだな……。
「あぁ、頼む。そういえば何だが黒服、現時点で俺の神秘ってどういうように見えるんだ?」
「ふむ、そうですね……私の見え方ですと、あなたの神秘は底がない」
「底がない?」
「えぇ、簡単に言えば無限に神秘があると言えばいいのでしょうか。いえ、憶測で物事を言うのはよくありませんね、しかし……クックック……」
やっぱこいつ気持ち悪いわ……。なんでだろうか雰囲気か?
「あ、そうだ」
「どうかしましたか?」
「黒服、ちょっと用意して欲しいものがあるんだけどさ」
そういえばあの能力を試してなかったな……
「なにをご所望で?」
「カッターナイフと肉を用意してくれないか?肉はしっかり食える状態で頼む」
それから数分後……
「セイラさん、どうぞ」
数分後セイラにカッターと肉が渡される。
「サンキュー黒服」
「しかし、それで何もするおつもりですか?カッターナイフならまだしも肉とは」
あぁ、そうか、黒服にまだ見せてなかったな。
カチカチカチ……
セイラがカッターの刃を出し、自身の腕に近づける
「黒服、ちょっと見せたいものがある……!!」
近づけたその時、セイラが軽くカッターを腕に少し血が出る程度に調整しながら斬りつける。
「いったい何を」
「まぁ見てな
セイラがもらった肉を食べる。その瞬間、血が止まり、セイラの傷跡が消え去る。
「おぉ……!!肉を食べた瞬間カッターナイフでつけた傷跡がなくなった…!それもまた神秘の影響……いや、そもそものセイラさんの体質……?クックック……」
「……まぁ、そんなわけで俺にもよく分からん回復機能なんだ」
まぁ……多分カービィの影響なのかも知れないけどな……。
「回復機能、クックック……本当に興味深い……!」
セイラがカッターナイフの刃を戻す。
「まぁ、そういうことで今から俺はカッターを飲み込む。まぁ、なんだ。その肉はカッターが食道の中で、もし刃が出てきたときの保険ってやつだ」
「それで肉を……。しかし食べることで回復するのであれば肉以外でも良かったのでは?」
「肉が今の所一番回復量が多いからな。だから肉を頼んだよ」
「なるほど……」
回復能力を色々と試したけど肉が回復量一番多かったんだよな。確かカービィの原作でも、マキシムトマト以外だったら肉が一番多かったはず……。
「ということで今からこのカッターを飲み込む!そんでもし刃がどっかで出て怪我した感じがしたら即効肉を食べて血を止める!」
「脳筋プレイですね。そういえば喉に詰まらないのですか?」
「うるせぇぞそこ。……まぁ、少し大きめの石も飲み込めるし大丈夫だろ、もし詰まったらカッターを胃に押し込んでくれ。じゃあいくぞ」
そう言うとセイラがカッターを口の中に入れる。
「ングッ!?んぐぐぐ……」
「やはり詰まりましたか……」
ゴクンッ
「……飲み込めましたね」
ポンッ
セイラがなんとかカッターを飲み込み、カッターの能力をコピーできたようだ。
「ゼーハー……ゼー……」
「……やはり不思議でなりません、飲み込んだものがすぐさま自身の体に影響される……」
「ちょっとは心配しろぉ!」
「クックック、すみません。水を渡しますね」
「いや、いい。ウォーターコピーしちまう」
「そうですか。飲み込んだものを何でもコピーしてしまう、それもまた不便ですね」
「コピーするかしないかを自分で決めれたらよかったんだけどな……」
自身の能力に対して愚痴をいい、自身を鏡で見たところ、しっかりとカッターの能力をコピーできたようだ。
「ふぅ……。よっしゃ!コピー成功!」
セイラがカッターをコピーした姿は、カービィの原作の姿とあまり変わらず、頭に目の様なものと、左右に羽根のような飾りがついた帽子。そして帽子てっぺんに帽子の流れに沿うようにカッターがしまわれている。
「……あれ?」
その時セイラが致命的な何かに気付く。
「カッター、小さくね……?」
「頭の大きさに合わせたカッターですね」
これでどうやって戦えばいいんだ!!
そう思いセイラが頭からカッターを取る、そうすると。
「うわ!でっかくなった!」
セイラがカッターを手に取った瞬間カッターが巨大化したのである。
「手に取った瞬間質量が変化した……、これもまた神秘の影響?」
「……多分これについて調べ始めたらキリがないからやめとけ……」
「ふむ、そうですか……」
まぁ、これで戦うには大丈夫だな、良かった良かった……?
「うん?あれ、この能力コピーする度に喉詰まらせるの?」
またまたコピーの致命的弱点に気付いたようだ。
「1難去ってまた1難とはこのことですか」
「ぐぎぎぎぎ……」
ヤッベェ……意味ねぇじゃん。そもそも俺の能力自体飲み込まないと発動できないのに……。クソッタレぇ……。
「はぁ……」
「………」
黒服の奴ずっと考えてるな……。マジでどうしようか、こういう能力は何時もは使えない、俺が常時使える能力は今の所リーフ、ウィング、アイス、ストーン、サンド、ウォーター。これぐらいなんだよな……。戦えるには戦えるけど、というかこれで転生してから大丈夫だったから大丈夫か……。そういやエスパーやゴーストとかは何をしても使いないよな……?使いたかった……。
「はぁ〜………」
セイラが意外と使えない能力が多いということで残念がり、深いため息をつく。
「あ、そうだ」
セイラがスマホを見る。
「時間か……。じゃあ黒服、俺これから用事があるから今日はこれでさよならだ」
「何処かに行かれるのですか?」
「バイトだよバイト、この前言っただろ?」
「バイトをされているとは聞いていませんね」
「そうだったか?まぁいいや」
「では、検査については分かり次第報告いたしますので」
「おう。じゃあな、黒服」
「えぇ、それでは」
そう言いセイラが建物から出て柴関のバイト向かい始める。
「はぁ……まさかの使えないのかよ……」
……吸い込まずに能力をコピーできる能力ってなかったっけ…?
「お、着いたな」
セイラが柴関ラーメンの店の前に立つ。
丁度黒服の場所と拠点と近いから助かるんだよな。よし!切り替えろ!
ガラガラ……
「いらっしゃ……お!来たかセイラ君!」
「おはようございます!大将!」
セイラが柴関の大将に挨拶をする
「おはようセイラ君!とりあえず、こっちに来てくれ!教えたいこととか色々あるから」
「わかりました!」
そしてそこからバイトで必要な色々なことを大将から教わった。
「大体これぐらいだな!大丈夫か?」
「はい!多分全部覚えられました!」
「お!いい返事だ!まぁ、もし忘れたとしたら気軽に聞いてくれていいからな!」
「わかりました!」
ガラガラ……
あ、最初のお客さんだ。
「いらっしゃいませ!お好きな席にどうぞ!」
「じゃあ俺は厨房に戻るから、注文を聞いてきてくれ」
「分かりました!」
そしてそこから数時間経ちランチタイムが始まり
「そちらのカウンター席へどうぞ!」
「すみませーん、注文したいんですけど」
「はい!今行きます!」
柴関のバイトは忙しく、ミスも所々あったが。
「お待たせしました!味噌ラーメンと餃子です!」
「すみません。これ注文してないです」
「あれ?」
あ!あっちだ!間違えた!
「すみません!持っていく場所を間違えました!」
動いていくと徐々に慣れてくることができ、なんやかんや柴関最初のバイトを終えることができた。
「ふぅ……終わった……」
「セイラ君お疲れ様、どうだ?少し慣れてきたか?」
「そうですね、お陰様で少し慣れてきました」
「そうか、それは良かった」
「それに大将も優しいですし、楽しいです!」
「嬉しい言ってくれるじゃねえか!じゃあこれからも頑張ってくれよな!」
「はい!頑張ります!」
そんな話をしてからセイラが店を出て帰路につく。
「よし、今日は帰るか……っとその前にあそこだけ一回見に行って見るかな……まだ夕飯まで時間あるし」
羽根羽根……何処にあるかな?お、あったあった。
セイラが羽根を探し出し、その羽根を飲み込み、ウィングをコピーする。
「そういえも転生してから一番使ってる能力ってウィングだよな?世話になってるなぁ……移動手段に便利だし、羽根さえあれば何処でもコピーできるし」
セイラがウィングについて考えながら目的地に向かって飛び始める。
「えーと……確かスマホのマップだとこの辺りなはず……?」
まだマップを見れば何処にいるか分かるな……。確か原作が開始して、先生が来てからのアビドスのマップって確か砂漠化が進行しすぎて使い物にならないとか……。そう考えるとまだ2年前の時点では砂漠化が進行してはいるけどまだマップがわかる程度なのか……。
「助かったな……。あ、多分……あれかな?」
見えてきた見えてきた、多分と言うかあれだな。
少しずつ見えてきたのはアビドスにある横に長い大きめの建物、そう、アビドス高等学校である。
なんか、あまり近づきすぎたらホシノに見つかりそうだし、少し遠くから見ようかな……。
「よっと……」
セイラが少し離れたビルの屋上に着地する。
折角キヴォトスに転生できたんだ、一回は見ときたいだろアビドス高校。それにしても、これがアビドス高校か……見た目は結構普通なんだな。ゲヘナとかトリニティとかが規格外なだけで、ゲーム内で出てきてない他の学校とかはこんな感じの見た目だったりするのか?
「あ、電気付いてる」
高校の一室に電気が付いていることにセイラが気付く。
「多分今あそこでホシノとユメ先輩が業務でもしてるのか?」
ユメ先輩がホシノに「口じゃなく手を動かして下さい」とか、言われながら書類書いてそうだな……。あ、教室の電気が消えてホシノかユメ先輩が出てき……っ!?
セイラが視線を感じ、咄嗟に物陰に隠れる。
ヤッベェ……みられた!?ホシノに……?結構離れてるし姿までは多分見られてないと思うけど……この距離でも察知できるのかよ……!流石キヴォトス最強格か……。
「ん〜!やっと終わったぁ……!」
「お疲れさまです……?」
「どうしたの?ホシノちゃん」
「いえ……何処からか視線を感じたので……」
「気の所為じゃない?」
「そう……でしょうか」
いや、さっきは確かに視線を感じた、今はもう感じないけれど……。
「そんなことよりもお腹空いた〜……あ!そうだ!柴関ラーメン行こうよ!ホシノちゃん!」
もし、アビドスに危害を加えようとしているなら容赦はしない……一旦は様子見で置いておこう。
「ホシノちゃん?どうしたの?」
「!あ!いえ、少し考え事を……」
「そう?何か悩み事があるなら先輩に何時でも相談してね!」
「それよりも、さっき何を話してたんですか?」
「え〜?無視?ひどいなぁ……。さっきはね柴関ラーメンに行こうって話してたんだよ!」
「ラーメンですか、昨日も行きましたよね?」
「いいのいいの!何回食べても美味しいんだし、それにセイラ君に会えるかも知れないしね!」
「は、はぁ……そうですか」
「じゃあ柴関ラーメンにレッツゴー!」
そろそろ大丈夫か……?
セイラが様子を見ながら、そっと物陰から身を出す。
「……ふぅ、危なかったな……今度からはもう少し離れた場所からにするか……?いや、こういうのはもうやめにしようか……」
そういや俺男だったわ……女の子ばかりで麻痺したら駄目なとこ麻痺してた……。……思い返したら男女関係なく普通に犯罪だこれ。
「そろそろ帰るか……。今日の晩ごはんはなんだろな」
セイラがフウカが作る今日の晩御飯に心を躍らせながら今度こそ帰路につく。
黒服の口調とか色々と難くね……?
スーパー能力や伝説のマシンとかいつか出したいですね……。
20話までにはできれば原作開始させたいです。