ある程度構想を考えてるけど書く気力がねぇ。ていうか構想考えるほうが楽しい。
「ゲヘナだから手加減しなくていいよね?」
こんにちは、天川セイラです。今、俺はなんやかんやあって聖園ミカと一触触発の状態です、誰か助けて。
「あ、あはは……」
どうするどうする!ウィングで逃げるか、もしくは戦うか!?というか今羽根持ってたっけ!?
「考え事をしてる暇はあるのかな?」
「ちょっ!?」
ズダダダダ
セイラが横に飛びのく。
「もう!避けないでよ!」
「避けないわけがないでしょうが!!」
セイラがすぐさま反論する。
クソ!羽根を探してる暇がねぇ!探してる暇があったらすぐ攻撃される!ただでさえ俺は耐久力が無いっていうのに、ミカの攻撃なんて俺が喰らったら即死級!戦うにはリスクが大きすぎる!羽根はないけど、ここは逃げるしか……。
「逃げようとしてるの?させるわけがないよね?」
セイラが逃げようとしたその時、ミカが回り込みセイラに銃を向ける。
「ゲヘナの人は不利になったらすぐ逃げるへっぴり腰なのかな!?」
「!?」
ミカが速すぎる!逃げることはできなさそうか!?こうなったら!効かなくてもいい!目眩ましにでもなってくれたら……!
セイラがミカに銃を向け、少しエネルギーを溜めて撃つ。
ちょい溜め星発射!
ダァン!
発射した星型の弾丸がミカに直撃する。
よし!当たっ今の隙「いたた!ちょっと!なにするの!」
「……ッ」
目眩ましにもなってねぇ……!ミカは最強格とまではいかないが、だとしても、やっぱり強すぎる……!
「あ~あ、服が汚れちゃったんだけど?どうしてくれるのかなッ!」
ミカがセイラの顔面に向けて拳を振り上げる。
「クソッ……!」
セイラがすぐさま拳を避けるため体を捻る。
ブォンッ!
セイラがミカの拳を間一髪で避けたが、ミカの振るった拳が空気を震わせ、セイラの髪を巻き上げた。
「うぉっ!?」
セイラが冷や汗を垂らしながら、一歩二歩と後ろに後退する。
ヤッベェ……!さっきの避けられて無かったらどうなっていたことか……!かするだけでも大怪我だろ……!まともに当たったらなんて……考えたくもねぇ!
「もう!だから避けないでよ!」
「避けねぇと死んじまうだろ!あんたの拳!」
畜生!どうする!逃げれそうにもなさそうだ……!何処か、何か逆転できそうな能力はないのか!?
ざわ……ざわ……
「?」
セイラの周りがいつの間にか騒がしくなっており、セイラが周りを見渡す。
「あの人があのゲヘナのひと?」「うわ……あのケーキ屋壊れちゃってるじゃん……」「ミカ様が戦ってる」「ミカ様!ゲヘナなんか倒してください!」
なんだ……!?いつの間にか人が集まってきてる?騒ぎを聞きつけて野次馬が集まってきたのか……?
セイラが一瞬そう考えているその隙に。
ダララララ!!
「あはっ!よそ見なんかするなんて、余裕いっぱいだね!?」
「クソっ……!グッ!?」
ミカがこちらに近づきながら弾丸を放ち、セイラも弾丸を避けようとするが連続で放たれた弾丸が、ある程度避けるものの、いくつかセイラにかすってしまう。
「イッッデェッ!?」
なんっだこれ!?いつもとは痛みの感覚がまるで違う!
セイラが痛みに悶えていると、ミカがいつの間にか眼前まで迫ってきており、胴に向かって真っ直ぐパンチを出してくる。
「ッ……ヤベッ!!」
ガキィィィィン!!
「がアッーー」
セイラがミカの拳を受けた瞬間、セイラの体がまるで砲弾かのように吹っ飛ぶ。
ガシャァァァン!!!!
セイラが吹っ飛び何処かの建物の窓ガラスを勢いよく割り、その建物の奥まで勢いよく突っ込む。
「ゼェ……ゼェ……ハァ……ゴフッ」
クソ……イッテェ……何本か骨折れてないか?。どうする、あんなの勝てっこないぞ……。あぁ……クソ、これじゃあレンジャーの銃も使い物にならないな……。
セイラの持っていた銃は、先程のミカの攻撃によってひん曲がって壊れてしまっている。
「咄嗟に銃を盾にしてなかったら危なかったな……」
そう、あの時セイラはミカの攻撃が来る瞬間、咄嗟にレンジャーの銃を盾にし、銃でミカの攻撃の衝撃を抑えていたのである。
「イダッ!」
セイラが身じろぎをした瞬間痛みが襲いかかる。
しかも、なんだこの痛み……殴られた以上にかすった痛みがデケェ……!最近撃たれすぎておかしくなったのか、慣れてきたと思ってたが勘違いだったのか?考えろ、この痛みはなんだ……。!まさか!神秘の影響だったりするのか!?ブルアカと言えば神秘がある……銃弾にミカの神秘が乗っているせいなのか?この痛みは……。
「グッ……ふぅ……そういや……神秘ってコピーできるのか?」
そういえば、この建物はなんなんだろうか…?
セイラが周りを確認するため立ち上がる。
コツンッ
「いてっ」
なんだこれ、虫取り網?ここは、もしかしておもちゃ屋か……?
セイラが吹っ飛んだ先はおもちゃ屋で、そこには虫取り網や虫かごがあり、恐らく外遊びのコーナーの箇所にセイラがふっ飛ばされたのだろう。
「はぁ、どうしようか……。この辺に使えそうな能力はないかな……?」
セイラが使えそうな能力を探すためにかすった腕をかばいながら少し歩く、その時。
ズルっ
「いいっ!?」
ズテーン!!
セイラが何かを踏んで滑り、盛大に転んでしまう。
「いっでぇ!、なんだよ……」
セイラが足元を見て、転んだ原因が目に入る。
「これは……水?いや、それにしては違うような?」
セイラが液体に触る。
「なんかヌルヌルしてるな……?うん?あっ!まさかこれ!」
外遊びのコーナーだよなここ、じゃあ多分これは……!
セイラが液体がこぼれたであろう物を見るそこには『皆でシャボン玉で遊ぼう!』と言うキャッチコピーがあった。
「まさかこれ、シャボン液か!?」
これ、使えるかも……!
ガシャーン!!
「あ!やっちゃった……またナギちゃんに怒られるぅ……」
ナギちゃんうるさいんだよなぁ……『ティーパーティーなんですからもう少し節度をわきまえて』とか。まぁ、仕方がないよね?ゲヘナが相手だし?それに、説明すれば許してくれるよ!多分……。
ガラッ……
その時ミカの近くで物音がする。
「うん?あれ、まだ生きてたんだ」
「はぁ……勝手に殺すんじゃねぇよ……」
「もう!あなたのせいで私、ナギちゃんに怒られるかもなんだよ!?」
「それはお前が吹っ飛ばして建物ぶっ壊したからだろ!?俺のせいにすんなよ!!」
その時、ミカがセイラの異変に気付く。
「もう……。あれ?あなた、そこでシャンプーでも浴びてきた?ちゃんと泡が流せきれてなくない?」
「ご心配どうも。でも、これはシャンプーの泡じゃないからな」
「……ふぅん、へぇ……もしかして、姿を変えて戦うってそういうこと?まさか、手に持ってるそんな武器で私とやるつもり?」
「……まぁ、そういう所……なのか……?」
この武器(?)を本命にして戦うつもりではないけど、一かバチか、やってやろうじゃねぇか。
セイラの姿はと言うと、シャンプーハットを被り、その上には透明なシャボン玉が大小複数にたくさん浮かんでいる姿。そして手に持ってるのは、水色と黄色のストライプ柄のシャボンスティックを持っている。
そう、セイラがコピーしたのは相手の能力をシャボン玉に閉じ込めてコピーすることができる能力。
コピー能力 バブル
「よし、第二ラウンドの始まりだ」
次どうしよう……