オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話 作:みかづき椛
早苗37 魔理沙51 妖夢11 文44
リードシクティス4 キクラゲ33 アキス20
ラック1 シラウオ91 フナ27
十話 開幕戦
幻想郷の人里付近の遥か上空、そこには太陽の光を浴びる巨大なサッカースタジアムが浮かんでいた。
観客席には妖精や人間たち、様々な妖怪などがパラパラとワクワクとした様子で座っている。
灰色ストレートロングの頭に長めな兎耳があり、ワイシャツを着用している女性――カナが大きく息を吸う。
「さあみなさん! ついにこの幻想郷の空でコチヤーズ対クリアナイトの開幕戦が行われます! どちらが初勝利を掴むのでしょうか!」
棒マイクを握りしめているカナの実況がスタジアム全体に響いた。フィールドには選手たちが立っている。
黒髪に白と赤のメッシュの頭に小さいツノがある少女――鬼人正邪の左腕に白のキャプテンマークがあった。
正邪は黒のユニフォームに茶色のスパッツ、そしてキーパーグローブを身につけていた。
濃い緑色のユニフォームに青いスパッツ、黄色のキャプテンマークを身に着けている少女――東風谷早苗もいた。
二人のキャプテンがフィールド中心で握手を交わし、黒髪ショートの女性審判がコイントスを行う。
「ルールを説明します! まずは延長戦やPKはなしですが、アディショナルタイムがある試合時間60分です! 必殺技、必殺タクティクス、化身、ソウル、ミキシマックス、ミキシトランス、オーバーライド、覚醒パワーなどはOK! ただし、誰かに成り替わるキズナトランスは禁止です!」
カナによるルール説明がフィールドに響き終わると、両チームがポジションについていった。
クリアナイト(黒幕子のチーム)
正邪
玉兎 玉兎 玉兎 玉兎
玉兎 玉兎 玉兎 玉兎
玉兎 玉兎
リード 魔理沙
シラウオ フナ キクラゲ 咲夜
文 妖夢 早苗 アキス
ラック
コチヤーズ(早苗のチーム)
「今! キックオフッッ!!」
主審が試合開始の笛の音を響かせた。魔理沙が蹴ったボールをリードシクティスは即座にフナへと送る。
フナは少し前進し左サイドのシラウオへパスを試みたが力加減を誤り、ボールはタッチラインから外に出た。
「あぁ……!」
「フナ選手! いきなりミスです! 開幕戦ということでかなり緊張しているのでしょうか?」
「フナさん焦らないで!」
早苗の声かけにフナは小さく頭を下げた。クリアナイトのスローインを受けた玉兎が一気に前線へ走る。
白髪ショートで半霊とともにいる少女――魂魄妖夢がマークにつくも、軽やかなフェイントで振り切られた。
「みょん……!」
玉兎の鋭いシュートがゴール左上を狙う。ラックは跳び、両手でがっちりとボールを掴んだ。
「ラック選手、難なくキャッチ!」
ゴールキックでボールは銀髪ショートで左右にやや短めな三つ編み触角がある少女――十六夜咲夜に渡る。
咲夜は目の前の玉兎に鋭い視線を送った途端、背後から猛ダッシュのアキスに抜かされた。
「ちょーだい!」
咲夜のパスを受けたアキスはすぐさまシュートを放つが、ボールは空中で魔理沙に胸でトラップされた。
「ナイスパス!」
「シュートのつもりだったのに〜!」
アキスの頬が膨らむ。魔理沙はニヤリと笑い、正邪と視線を合わせ、ボールを蹴り上げる。
「行くぞ正邪! 彗星シュート!!」
魔理沙は右足に水色のオーラと金色の星屑をまとわせ、ボールに重い蹴りを入れ、蹴り飛ばした。
「コチヤーズ最初のシュート! 正邪選手は止められるか!?」
感情がない瞳の正邪がゴールポストの真横に移動、正邪がゴールポストに体当たりした。
「ゴールずらし」
ゴールが十メートル以上横にスライドした。ボールはゴールラインを割るのみで、得点とはならなかった。
「なんだそりゃ……禁止技だろ……」
出てきた必殺技
魔理沙 彗星シュート
正邪 ゴールずらし