オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話 作:みかづき椛
咲夜
妖精 妖精 フラン 妖精 妖精
妖精 妖精 妖精
美鈴 パチェ
アキス 魔理沙
シラウオ アシカ 早苗 フナ
サバミ エリィ 霊夢 文
ヤマメ
コチヤーズ(早苗のチーム)
紅魔館で行われているコチヤーズ対クリアナイトの第九試合、スコアは2−0のまま前半を終えた。
ハーフタイム、コチヤーズメンバーはベンチに集まり、唯一の明るい表情の早苗が話を切り出す。
「みなさん! 勝ってますよ! しかも2点!」
「早苗……忘れたのか……前回、咲夜一人に11点取られて負けたんだぜ」
固い表情の魔理沙の言葉を受けた早苗は唇を噛み締める。その場には固い表情の者だけとなった。
「逆に言えば2点しか取れなかったのよ。分かる早苗?」
「わ……分かってますよ……」
◆
後半開始直前、美鈴と咲夜がポジションチェンジを行い、センターサークルにアキスと魔理沙が立ち並ぶ。
クリアナイト(晴奈のチーム)
美鈴
妖精 妖精 フラン 妖精 妖精
妖精 妖精 妖精
咲夜 パチェ
アキス 魔理沙
シラウオ アシカ 早苗 フナ
サバミ エリィ 霊夢 文
ヤマメ
コチヤーズ(早苗のチーム)
「後半から前回、たった一人で11点取った咲夜選手がFW、入れ替わりで美鈴選手がキーパーになります! こっからの試合はどうなるのでしょうか!?」
審判は後半開始の笛の音を響かせた瞬間、アキスは後ろに立つアシカへとパスを送った。
「必殺タクティクス……偃月の陣!」
白髪ショートに戻っているシラウオを中心に七人がV字に並び、半月形の土を周りに覆って突進し始めた。
(必殺技を使っている間は咲夜は時止めディフェンスが出来ない……! この試合……勝つには必殺タクティクスをやりまくるしかないのよ!)
表情が怒り気味のアシカは内心そう言い周りの土が晴れ、シラウオはボールを軽く前に転がす。
「土だるま」
ボールは地面を転がり、地面の土を巻き上げながら巨大な土団子へと変貌し、美鈴が立つゴールへ襲う。
「龍神鉄扇!」
美鈴は赤く燃えるような龍の模様がある巨大な扇を片手に一つずつ持って土団子に何度もぶつけ、破壊した。
「美鈴選手! なんなく止めました!」
美鈴のゴールキック後、咲夜が胸でトラップ。コチヤーズのメンバーたちは血の気が引いたような顔になった。
「しまった……!!」
「ヘブンズタイム」
早苗が迫ると、咲夜は高く上げた左手で指パッチンをして時を止め、悠然と歩を進め始める。
早苗を抜き去ったところで時が動き出し、小さな竜巻に巻き込まれた早苗は吹き飛ばされた。
「取りあえずなんとしてもボールを奪うのよ!!」
アシカは大声で指示するも、コチヤーズは咲夜の連続ヘブンズタイムでゴール前まで許してしまった。
咲夜は胸元の前で腕をクロスして足元に数字のないアナログ時計が出現し、左足で蹴り飛ばす。
「タイムトランス」
白いエネルギーをまとったボールがゆっくりとゴールを襲い始める。対してヤマメは右手を高く挙げる。
「ムゲン・ザ・ハンド〜!」
ヤマメは背後から無数の黄色い腕を出現させて振り回すも、ボールは何の抵抗も受けずにネットを揺らした。
「ゴール!! 咲夜選手一人で1点返しました!」
「……まだ1点返されただけなので! 練習を思い出しましょう!」
早苗はキャプテンらしく周りに呼びかけるも、周りの表情は暗く、虚しい声かけに終わった。
◆
数分後、ドリブルで走るアシカの背後に咲夜が瞬間的に出現し、アシカがまばたきする間にボールを奪う。
「え……!!」
その後、咲夜は連続ヘブンズタイムからのタイムトランスで2点目を奪い、スコアは2−2と同点となった。
「ちょっと! こいしの時と比べ物にならないじゃない!」
アシカの叫びに、コチヤーズの選手たちは集まる。早苗は首をかしげてアシカに質問を投げつける。
「手際が良いってこと?」
「完全で瀟洒な従者って感じだったわ……」
◆
スコアが2−2となってから数分後、シラウオはボールを受けると、背後からサバミが迫った。
「行くぞシラウオ!」
静かに頷いたシラウオはボールに青紫色のエネルギーをまとわせるように高く蹴り上げた。
サバミはジャンプして背中に天使の翼を生やし、ボールに金色のエネルギーをまとわせる。
そしてシラウオは地面に手を当て、赤紫色の魔法陣とペンギン六羽を出現させ、高くジャンプした。
「ペンギン・ザ・」
シラウオに続いてペンギンはボールの前に飛び、サバミは頭を下にしたシラウオとボールに蹴りを入れる。
「ゴッド!」
「&デビル!」
一直線にゴールを襲い始め、天使のようなペンギン三羽と悪魔のようなペンギン三羽がゴールを襲い始めた。
「龍神鉄扇!」
美鈴は赤く燃えるような龍の模様がある巨大な扇を二つ持ち、ボールへの連続攻撃で威力を完全に殺した。
「くそ……! せっかく練習したのにアニメ通りになってしまったぜ……」
サバミは悔しそうに言葉を漏らすと、美鈴らボールを蹴り飛ばし、咲夜が胸でトラップする。
しかし、薄青紫色ショートのシラウオが一瞬で咲夜からボールを奪い、フナが喜びの声を上げた。
ボールを奪われた咲夜は時を止め、シラウオの周りに移動。一瞬の隙を突くようにボールを奪い返す。
「そんな……! ミキシトランスしたお姉ちゃんが……!!」
その後、スコアは2−3となり、逆転を許したコチヤーズメンバーのほとんどは落胆するようにうなだれた。
出てきた必殺技と必殺タクティクス
コチヤーズ 偃月の陣
シラウオ 土だるま
美鈴 龍神鉄扇
咲夜 ヘブンズタイム
咲夜 タイムトランス
異世界のヤマメ ムゲン・ザ・ハンド
シラウオとサバミ ペンギン・ザ・ゴッド&デビル