オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話   作:みかづき椛

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  クリアナイト(晴奈のチーム)
         美鈴
    妖精 妖精 フラン 妖精 妖精
      妖精 妖精 妖精   
       咲夜   パチェ

        アキス 魔理沙
    シラウオ  アシカ   早苗   フナ
    サバミ エリィ   霊夢    文
          ヤマメ
   コチヤーズ(早苗のチーム)


 百  七話 天才型の巫女

 紅魔館内で行われているコチヤーズ対クリアナイト第九試合、スコアは2−3でアシカにボールが渡る。

 試合の最中、長い金髪のエリィがスキマのような次元の狭間を使って前線付近に出現した。

「エリィ!」

 アシカからのパスを受けたエリィは足元の地面から細長い土をせり上がらせ、上空に黒雲が現れる。

 エリィはジャンプして出現していた雷雲の中に飛び込み、全身を横回転させながら落下していった。

「天地雷鳴!」

 右足の蹴りでボールに水色の雷をまとわせて雷鳴轟かせ、ボールは直角に曲がってゴールを襲い始める。

 対する美鈴の周りは墨でできた風景に変わった。美鈴はせり上がった墨の大地で上に弾いたボールへ跳ぶ。

「大国謳歌!」

 美鈴の右手のひらがボールを抑え、さらに灰色の大きな手が覆いかぶさり、シュートの威力を殺した。

(エリィでも駄目だなんて……後は魔理沙だけど……)

 渋い表情のアシカは魔理沙に視線を移すと、フランドールと妖精の二人の計三人にマークされていた。

「はぁ……」

 アシカはため息を吐き、数分後、咲夜の連続ヘブンズタイムからのタイムトランスでスコアは2−4となった。

 さらに数分後、ボールを受けたフランドールに気迫が込められた顔をしている魔理沙が足を伸ばす。

「もらうぜ!!」

 フランドールは体長2mほどのツキノワグマへと変貌し、うつ伏せに倒れて魔理沙を下敷きにした。

「ここでフランドール選手がソウル発動! ツキノワグマ・プレスが魔理沙を襲うー!」

「重い……」

 フランドールは元の姿に戻り、露わになったうつ伏せに倒れた魔理沙を気にも止めず、ボールを前に蹴り出す。

 そしてボールが渡った咲夜が連続ヘブンズタイムからのタイムトランスでスコアは2−5となった。

「ゴール!! またもや咲夜選手のタイムトランスが炸裂!! 恐ろしい……本当に恐ろしいです!! 正直、私の体が震えています!!」

 そう叫んだ異世界のカナは怯えの顔になっていた。そんな時、ベンチに座る晴奈は両手の掌を前に向けた。

「必殺タクティクス……クイックタイム」

 晴奈と咲夜は同時にそう言うと、ご立腹といった顔に変わったアシカがサバミに鋭い視線を送る。

「クイックタイムって何よ!」

「試合終了までのカウントが早くなるってことだ……早いとこ逆転しないと……」

 数分後、コチヤーズはドリブルのない連続パスの必殺タクティクス――ルート・オブ・スカイが発動。

 ボールが渡った魔理沙だったが、フランドールと妖精二人が出現させた不気味な洋館の中に閉じ込められる。

「フラクタルハウス!」

 不気味な洋館内に雷がズドンと落ち、魔理沙は吹っ飛ばされ、ボールはフランドールの元に転がった。

「くそ……!」

 その後、ボールはフランドールから咲夜に渡り、咲夜は連続ヘブンズタイムからタイムトランスを撃った。

「ムゲン・ザ・ハンド〜!」

 ヤマメは背後から出現させた黄色い腕をあらゆる方向に振り回していると、ボールが弾かれた。

「コチヤーズ! ようやく針の穴に糸を通すようにゴールを奪ってきたタイムトランスを防ぐことに成功しました!!」 

(今、防いだのはたまたまだろうが……ナイス)

 サバミは内心そう呟き、小さく左手でガッツポーズをすると、弾かれたボールを咲夜がトラップした。

「不運にもボールは咲夜選手にーー!! コチヤーズ再びピーーンチ!!」

「咲夜さん! タイムトランスは撃たせませんよ!」

 文は咲夜に向かって猛烈にダッシュし、勢いそのまま蹴り飛ばしたボールは霊夢に送られる。

「こっちよ!!」

 アシカは右手を挙げて霊夢を呼びかけたその瞬間、霊夢の背後に咲夜が瞬間的に現れた。

「霊夢後ろ!!」

 前線にいる魔理沙がそう叫んだ時、咲夜は霊夢の足元にあるボールを奪おうと右足を伸ばす。

(来たわね咲夜)

 咲夜の右足がボールに触れようとしたその瞬間、霊夢はヒールリフトでボールを蹴り上げた。

 そして霊夢はターンしながらボールを蹴り飛ばし、アシカに送ると、ベンチに座る晴奈は口をぽかんと開けた。

「な……なんと……この試合……最初に咲夜選手から時止めディフェンスでボールを奪われなかったのは……博麗神社の巫女だーー!!」

 コチヤーズメンバー全員の表情が時が止まったかのように固まり、ハッとしたアシカはドリブルし始めた。

「霊夢なまらやべぇな……」

 サバミは苦笑いを浮かべると、コチヤーズはルート・オブ・スカイで前線を走る魔理沙へボールを送る。

「フラクタルハウス!」

 再び魔理沙はフランドールと妖精二人が出現させた不気味な洋館の中に閉じ込められた。

「もうこの必殺技は喰らわないぜ……くわばらくわばら……」

 ブツブツと呟いている魔理沙は不気味な洋館に雷が落ちた瞬間にボールを蹴り上げた。

「流星ブレード!」

 ボールは雷と洋館を突き破り、周辺に水色の小さな銀河が現れ、ジャンプした魔理沙は右足でシュートを撃つ。

「霊夢から始まった攻撃……決める!!」

 ボールは黄色と青のグラデーションでゴールを襲い始め、対する美鈴は周りを墨でできた風景に変えた。

「大国謳歌!」

 せり上がった墨の大地で上に弾いたボールへ美鈴は跳び、右手のひらでボールを抑える。

 美鈴に灰色の大きな手が覆いかぶさりボール抑えつけるも、威力で吹き飛び、ゴールを許した。




出てきた必殺技と必殺タクティクス
エリィ 天地雷鳴
美鈴 大国謳歌
咲夜 ヘブンズタイム
咲夜 タイムトランス
フランドール ツキノワグマ・プレス
クリアナイト クイックタイム
コチヤーズ ルート・オブ・スカイ
フランドールと妖精と妖精 フラクタルハウス
異世界のヤマメ ムゲン・ザ・ハンド
魔理沙 流星ブレードA
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