オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話   作:みかづき椛

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 クリアナイト(晴奈のチーム)
         美鈴
    妖精 妖精 フラン 妖精 妖精
      妖精 妖精 妖精   
       咲夜   パチェ

        アキス   フナ
    シラウオ  アシカ   早苗 ラック
    サバミ 魔理沙   霊夢    文
          ヤマメ
 コチヤーズ(早苗のチーム)


 百  十話 禁断の技対化身アームド

 コチヤーズ対クリアナイト第九試合の後半アディショナルタイムが1分経過した頃、咲夜がドリブルし始めた。

「ヘブンズタイムはやらせないわ!」

 気迫の表情で咲夜の迫ったアシカは金髪ボブにツノのような突起が二つある髪型に変化した。

「ミミズク・スティール」

 巨大な白いミミズクに変化したアシカは動き回る目で咲夜を翻弄しながら鋭い爪がある足でボールを奪う。

 人の姿に戻ったアシカは薄青紫ショートの髪型に変化しているシラウオと並んで走り始めた。

「……あれやるわよ!」

 シラウオはアシカの言葉に頷くと、アシカは片膝を地面に付けながら右手の掌を高く上げた。

「氷結のグングニル!!」

 高く浮いているボールが刺々しく凍りつき、アシカ自身も同様に凍る。すぐさま氷から出たアシカは跳んだ。

 アシカはボールを閉じ込めている氷を蹴りで破壊し、飛ばされたボールをシラウオが追いかけ始める。

 対する美鈴の背中から出現した龍神コロガオンは黄色いオーラに変わって複数に分かれた。

「アームド!」

 美鈴が赤い龍の鎧を身にまとった頃、シラウオは赤黒いオーラを足にまとわせながら連続バク宙し始める。

 シラウオの蹴りでボールは氷と赤黒いオーラをまとい、周りの地面を凍らせながらゴールを襲い始めた。

「龍神鉄扇!」

 美鈴は赤く燃えるような龍の模様がある巨大な扇を両手に一つずつ持って、ボールに何度もぶつけていく。

 だが龍神鉄扇は砕け、氷結のグングニルはネットに飛び込み、辺りは静寂に包まれる。

 得点を告げる笛の音と試合終了を告げる笛の音が辺りに鳴り響き、さらに歓喜の声が湧き上がった。

「ゴール!! アシカ選手とシラウオ選手の氷結のグングニルが決まり試合終了のホイッスルーー!! スコアは6−5でコチヤーズの勝利です!!」

「おぉぉぉ!!」

 フィールドとベンチにいるコチヤーズメンバーは喜びを爆発させながらアシカとシラウオに向かっていった。

「お姉ちゃん最高! 大好き! 愛してる!!」

「アシカもよく頑張った〜」

 フナは無邪気な笑顔で姉に抱きつく。一方、ヤマメは妹を抱きしめて顔を胸で埋めさせた。

「むきゅー……」

「……ん? 今の『むきゅー』は……」

 魔理沙はフィールドの上にうつ伏せに倒れているパチュリーに駆け寄り、しゃがみ込んだ。

「大丈夫かパチュリー」

「だ……大丈夫じゃないわよ……かなり疲れてるし……」

「毒は永遠亭で治してもらえるから安心して眠っていろ! あとで本借りてくからな!」

「あああああ……」

 魔理沙からの言葉を受けたパチュリーがかすれた声の悲鳴を上げた時、笑顔のサバミは霊夢に近付いた。

「霊夢! よくタイムトランスの飛んでくる方向が分かったな!」

「そんなもん勘よ。勘」

「勘って……」

◆

 クリアナイトとの第九試合に勝利したコチヤーズメンバーたちによる宴が紅魔館内の部屋にて行われた。

 宴が終わり、レミリアと霊夢とコチヤーズメンバーは紅魔館内の部屋に集まって真剣な顔付きで話をしていた。

「咲夜さんも永遠亭で治療しなきゃいけないから……その間、紅魔館はどうするんですか?」

 早苗は周りに疑問をぶつけると、無表情のシラウオは右手を挙げ、妹のフナの目が見開く。

「私、紅魔館に残ります」

「え? お姉ちゃん残るの?」

「咲夜たちが元気になったら戻って来るから」

 シラウオは寂しそうに見つめてくる妹の頭を優しく撫で始めた。フナは口角が上がり、目を細める。

「これはさっきシラウオと話して決めたのよ。姉離れしなさい」

「アシカ……姉離れしないで私も手伝いたいけど……不器用だし……だからサッカー頑張る!」

 意気込んだフナは無表情の姉の顔をじっと見つめ始める。数十秒間沈黙の時が流れ、にらめっこ状態になった。

「フナがサッカーで大活躍したら笑うかもな」

 サバミの言葉でふくれっ面になったフナは再び姉に頭を撫でられ、ニヤけるように口角が上がった。

◆

 数分後、永遠亭内にあるベッドにウドンゲによって優しくフランドールがベッドに寝かされた。

「お師匠様……今度は紅魔館メンバーですね」

 ウドンゲはそう呟いた時、フランドールはカラフルな結晶で出来た羽を揺らしながら上体を起こす。

「ふぁ〜……」

 両腕を挙げて欠伸をし始めるフランドール、その様子をウドンゲと永琳が息を呑んで見つめ始める。

「ここどこ?」

「ここは永遠亭だけど……」

 ウドンゲが震え声でフランドールの質問に答えると、睨み返される。涼しい顔の永琳がウドンゲの前に立つ。

「とりあえず、毒を消えたかどうかの確認を――」

「あいつぶっ壊すから、居場所教えて」

「あいつ……黒幕子……? 黒幕子だったら知らないけど」

 永琳はそう言うと、ふくれっ面のフランドールは歩き始める。しかし、ウドンゲに腕をつかまれ止められた。

「とりあえず、体内の毒がどうなってるかを確認させて! そうしたら迷いの竹林から外に出してあげるから!」

「えー……」




出てきた必殺技
アシカ ミミズク・スティール
アシカとシラウオ 氷結のグングニル
美鈴 龍神鉄扇
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