オリキャラと東方キャラで超次元サッカーする話   作:みかづき椛

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 クリアナイト(晴奈のチーム)
        諏訪子
  阿梨夜  椛  神奈子  典
    たかね   妖夢   はたて
      にとり  龍
          千亦

      アキス 魔理沙
    フナ   アシカ   早苗   フラン
  サバミ リード エリィ  文
        ヤマメ
 コチヤーズ(早苗のチーム)


 百 十四話 虹をかける千亦

 コチヤーズ対クリアナイト第十試合の序盤、フランドールは自慢げに近くに来ていたサバミに視線を合わせる。

「サバミの腰を抜かそうと思って覚えたのよ」

「やるじゃん!」

「二人とも! キーパー技を出させただけで喜ぶんじゃないわよ!」

 アシカが怒号を飛ばすと、諏訪子はゴールキックし、飛ばされたボールはにとりに渡った。

「よこしなさい!」

「リキッドフロウ」

 苛立った様子のアシカに迫られたにとりは全身を水でまとうと、ジグザグに跳ね始める。

「しまった……!」

 にとりはボールを蹴り、受けた千亦は口から大きな虹色のシャボン玉を出し、ボールをその中に入れた。

「レインボーバブルショット」

 千亦は右足でボールを蹴り、シャポン玉を増幅させるも、リードシクティスに胸で軽々とトラップされる。

「やはりリードシクティス選手! いつもながらすさまじい防御力です!」

 ボールはリードシクティスからアシカに渡り、次に魔理沙に渡ろうとした時、典にパスカットされた。

(やっぱり……今日のクリアナイトは守りのチームね……)

 内心そう言ったしかめっ面のアシカは二人ずつマークされているアキスと魔理沙に視線を移した。

(MFなら絶対に点を取られないってつもりね……)

「……地走り火炎」

 フランドールは炎を込めた右足のかかとで典からボールを瞬時に奪い、魔理沙に向けて嘲笑った。

「フラン! ナイス!」

「フランドール選手! ボールを奪ってどうするのでしょうか! 自ら撃つのかFWにパスするのかー!」

「どちらでもないけど」

 そう呟いたフランドールは上空に向けてボールを蹴り飛ばし、ボールは逆サイドの端まで飛んで行く。

「さっきのお返しよ」

「これはパスミス!? いや! パスだーー!!」

 フナは高く跳んでオーバーヘッドキックで炎をボールにまとわせて真下に蹴り飛ばした。

「アトミックフレア!」

 炎をまとったボールはゆっくりとゴールに向かい始めると諏訪子は大地に手を当て、丸い土の板をめくる。

「ちゃぶ台返し」

 ボールは土の丸い板に弾かれる。すると、魔理沙は高く跳び、オーバーヘッドでボールを真下に叩きつけた。

「メテオシャワー!」

 オレンジ色のエネルギーが流星群のように真下へと降り注ぎ始めた時、典が走り始める。

 典は背中が緑色で腹の部分が白色のキツネの姿をしたソウル――フォックスに変化し、流星群をかわしていく。

「よけられてる!?」

 魔理沙は驚愕の表情に変わって地面に着地した瞬間、フォックスに吹っ飛ばされ、ボールを奪われた。

「うぐっ……」

 ボールを奪った典からのパスを受けた神奈子の周りの地面に、赤くて四角い砲台がいくつか出現。

 蓋が開いて装填されたボールがあらわになる。神奈子はボールに深紅のオーラをまとわせて蹴り飛ばした。

「デスレイン!」

 他の砲台に装填されたボールも同様に発射される。深紅の光線となったボールはコートに降り注ぎ始める。

 リードシクティスを始めとするコチヤーズ選手たちがたじろいでいると、一つの光線がヤマメを襲い始める。

「ミキシトランス……白蓮〜!」

 異世界のヤマメはボサボサロング茶髪から紫と黄色のグラデーションロングへと変化した。

「ゴッドハンド〜!」

 技名を緩く叫んだヤマメは大きな黄色い手のひらを前に突き出し、ボールを受け止めて威力を殺した。

「映画ではゴッドハンド破られたのに……ナイスヤマメ!」

 笑顔のサバミはヤマメに声をかけ、グーサインを送った時、リードシクティスが不安げな顔に変わる。

「皆さん……! 大丈夫ですか!?」

「大丈夫です!」

 リードシクティスの呼びかけにチームメイトは強く頷くと、ボールはヤマメからアシカ、フナに渡った。

「アキスさん!」

 フナは黒髪アキスに向けてボールを蹴った瞬間、ジャンプした椛に胸でトラップされた。

「コチヤーズは中々FWに繋がりません!」

「椛はボールを蹴った瞬間にどこに飛ぶか判断できて厄介ですねぇ〜……」

 文はそう呟くと、椛から攻撃が始まった。その後、ボールを受けた千亦の前にリードシクティスが立つ。

「アトランティス……ウォール!」

 リードシクティスは自身を中心とした湖を作り、水面から神殿を出現させて両手を前に突き出した。

 古代の文字で出来た壁を出現させて千亦を吹き飛ばし、リードシクティスは早苗にパスを送る。

「やっぱり私が決めるしかない!!」

 意気込んだ早苗はボールを軽く蹴り、赤と青の光の粒子を抽出してボールに吸い込ませた。

「ガンマストライク!」

 ボールからエネルギー弾を一直線に放たれると、諏訪子はジャンプして体を丸めながら縦回転し始めた。

「フェンス・オブ・ガイア!」

 諏訪子の前の地面から土の壁を出現、その土の壁はボールを弾き、にとりがトラップする。

「うぅ……ガンマストライクも駄目なんですかぁ……」

 早苗が落ち込み気味にそう言うと、にとりは足元のボールに薄青のエネルギーをまとわせ始める。

「シュートを撃つつもりですか……?」

「ライアーショット!」

 リードシクティスはボールを注視していると、にとりはボールを高く蹴り上げ、とっぱした。

「あ!」

「おっと〜! 異世界の神がだまし撃ちにあいました〜!」

 リードシクティスは頬を赤く染める。パスを受けた千亦は指笛を鳴らし、ボールに七色のペンギンが集合する。

「皇帝ペンギン……7!!」

 虹色に光るボールを千亦は右足で蹴り飛ばすと、ボールは七色のペンギンと共にゴールを襲い始めた。

「ムゲン・ザ・ハンド!」

 ヤマメは真上で手のひらを合わせ、背後から無数の黄色い手が出現。連続でボールに手を伸ばした。

 だが、キャッチしようと伸ばした手に、ペンギン七羽が手のひらに一つに1羽ずつ突き始める。

「最初の7手が封じられた!」

 サバミは叫び、ボールはヤマメの両手を弾いてネットに飛び込む。その瞬間、観客席全体からため息が溢れた。




出てきた必殺技
にとり リキッドフロウ
千亦 レインボーバブルショット
フランドール 地走り火炎
フナ アトミックフレア
諏訪子 ちゃぶ台返し
魔理沙 メテオシャワー
典 フォックス・ミラージュ
神奈子 デスレイン
異世界のヤマメ ゴッドハンド
リードシクティス アトランティスウォール
早苗 ガンマストライク
諏訪子 フェンス・オブ・ガイア
にとり ライアーショット
千亦 皇帝ペンギン7
異世界のヤマメ ムゲン・ザ・ハンド
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